【2021年12月31日発売】許田シングルカスク2021 Cask No.4248

発売情報
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ヘリオス酒造

ヘリオス酒造株式会社の公式HPにて「許田シングルカスク2021 Cask No.4248」の発売情報(限定556本)がリリースされました。
英国産のピート麦芽を使用。2018年に許田蒸留所で仕込み・蒸留を行ったモルトウイスキーをホワイトオーク樽で3年間熟成させ、カスクストレングスにてボトリングされたジャパニーズウイスキーです。
発売日は2021年12月31日。

 

ヘリオス酒造から昨年リリースされた沖縄初のシングルモルトウイスキー「許田カスクストレングス2020」に続く「許田シングルカスク2021」は限定556本、樽の個性をお愉しみいただける「シングルカスク」にてリリース。

前作もカスクストレングスでアルコール度数は驚異の60.8%、限定数は1,423本で即完売でした。今作も完売が予想されますので気になっている方はお早めに。

1.許田シングルカスク2021 Cask No.4248

Cask No.4248は、モルト由来の風味が樽の持つ個性により更に磨かれることで表れる深い味わいが特徴。上立ち香にピートモルトのスモーキーな香りが漂い、まったりとした深い熟成香へと続きます。口に含むとモルトの深いコクが広がり、樽の甘い香りの余韻を長くお愉しみいただけます。

 

樽出しのカスクストレングス、ヘリオス酒造のウイスキー造りへのこだわりが反映されたノンチルフィルタード(Non chill-filtered)・ノンカラード(Non coloured)。マスターブレンダー照喜名重智が厳選した一樽を、シングルカスクでリリースいたします。

※日本洋酒酒造組合「ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」に合致する商品です。

引用:「許田シングルカスク2021 Cask No.4248」|ヘリオス酒造オンラインショップ

製品名許田シングルカスク2021 Cask No.4248
酒 別シングルモルト
原材料モルト
樽 種ホワイトオーク
詰本数限定556本
度 数56.8%
価 格希望小売価格:15,950円(税込)
製造所許田蒸留所
製造者ヘリオス酒造

2.購入方法について

現在のところヘリオス酒造オンラインショップにて商品の詳細はアップされております。

購入ページはこちらから。

3.ヘリオス酒造・許田蒸留所について

現在6種類の酒類製造免許を持つヘリオス酒造は、百年先につながる酒造りを追求する中で「地域に根差した酒のエンターテイナー」をモットーに、多種多様な商品を展開しています。
酒造りでまずこだわりたいもの、それは「水」。豊かな自然と清らかな水を求めたどり着いたのが沖縄県名護市許田(きょだ)。許田は、太古の昔から続くやんばるの森に囲まれた「水の都」と呼ばれてきたところです。年間を通じて湿潤なやんばる地方は降雨量も多く、森に降った雨は土のミネラルを蓄えながら地中深く深くへしみ込み、ゆっくり時間をかけて川へ送りだされます。ヘリオス酒造の酒は裏手を流れる川の上流の清らかな天然水を使って仕込まれています。
代表する商品は泡盛の古酒「くら」。1991年の発売から30年経った今でも親しまれ続けるロングセラー商品です。
ウイスキーでも同名の「くら」を販売しています。

■主な沿革
1961年 那覇市に(資)太陽醸造を設立。沖縄産のサトウキビを原料としたラムを製造
1963年 ウイスキーの製造開始
1969年 社名をヘリオス酒造株式会社に変更
1972年 本社・工場を現在の名護市字許田に移転
1991年 洋酒事業で培った樽熟成の技術を活かし、オーク樽熟成の泡盛、古酒「くら」を発売

などなど、歴史ある酒造メーカーです。詳しい沿革はこちら

4.許田のラインナップ

4-1シングルモルトウイスキー「許田カスクストレングス2020」

沖縄初シングルモルトウイスキーでスモーキーフレーバー

2020年12月31日発売。初のシングルモルトウイスキーとしてリリース。
英国産のピート麦芽
を原料とし、2017年に自社で仕込み・蒸留を行ったモルトウイスキーをホワイトオーク樽で3年間熟成させた沖縄初のシングルモルトウイスキーです。
ピートモルト由来のスモーキーな香りと奥行きのある味わいのウイスキーで、樽出しのアルコール度数のままの60.9%、加水をしない「カスクストレングス」。
ヘリオス酒造のウイスキー造りへのこだわりが反映された、Non chill-filtered(ノンチルフィルタード)、Non coloured(ノンカラード)のジャパニーズウイスキーです。

 

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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ジャパニーズウイスキーディクショナリー
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