軽井沢蒸留酒製造㈱が長野県小諸市に「小諸蒸留所」建設を発表。2020年完成予定。

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軽井沢蒸留酒製造㈱が、長野県小諸市に「小諸蒸留所」を建設する事を小諸市の会見で発表しました。
小諸市松井区に小諸蒸留所を建設し、2023年に完成予定。2027年にシングルモルトの販売を開始する予定としています。

副社長のイアン・チャン氏は台湾のKAVALAN(カバラン)蒸留所のマスターブレンダーで、会見では「世界最高のウイスキーを小諸で製造したい」「小諸を第2の故郷にしたい」などコメントされたようです。

チーフエデュケーター兼ブランド・アドバイザーは、IWSCの評議員、著名なウイスキー評論家のエディ・ラドロー氏。スコットランドからオンラインで合同記者発表に参加。エディ氏は、ウイスキーアカデミーを開催される計画だそうです。

軽井沢蒸酒製造株式会社

代表取締役CEO:島岡高志氏(元外資系投資銀行執行役員)
副社長:イアン・チャン氏(※1)(KAVALAN(カバラン)蒸留所マスターブレンダー)
取締役CFO:島岡良衣氏(M&Aアドバイザリー会社代表コンサル)

※1)イアン・チャン(Ian Chang 張 郁嵐):カバラン マスターブレンダー、ブランドアンバサダー、研究開発責任者、 海外市場開発ディレクター。2015年英国パラグラフ・パブリッシング社主催「アイコンズ・オブ・ウイスキー」において、マスターディスティラー・オブ・ザ・イヤー受賞。2017年同賞ワールドウイスキー・ブランド・アンバサダー・オブ・ザ・イヤー受賞。

長野県小諸市では、日本酒・ワインなどの醸造酒の製造は行っていますが、蒸留酒の製造は今回が初めてとなります。小諸の自然環境は、ウイスキー造りに不可欠な”水”も含めて適した条件なのではないでしょうか。KOMOROから生まれるジャパニーズウイスキーが、世界に発信される日が楽しみです。

画像出典:小諸市長 小泉俊博 Twitter

この記事を書いた人
新海 博之

1981年7月17日 北海道北広島市出身
大学卒業後、NTTデータカスタマサービス㈱へ新卒入社。
2010年「麻布十番BAR新海」を開業 → 2016年、名物「薬膳カレー」を開発 → 2018年「虎ノ門BAR新海」、2019年には「芝大門BAR新海」を開業 → 2020年 ウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」をスタート。
バーテンダーの私達だから出来る事として、ジャパニーズウイスキーの魅力を日々発信する。

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