【2024/2/19~21開催】ワールドウイスキーフォーラムチケット発売開始

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2024年2月19日~21日の3日間、日本の長野県小諸市にて第5回となるワールドウイスキーフォーラムのチケット販売が開始。購入方法やフォーラムの内容とは?

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1.ワールドウイスキーフォーラムとは?

World Whisky Forum(以下、WWF)とは、18ヶ月に1度開催されるウイスキー界のビッグイベント
小規模の生産者から大手企業まで、ウイスキー生産に携わる方なら誰でも参加可能。
ウイスキーやビジネスに関する知識や技術、ウイスキー業界全体の取り組みを情報交換しあうイベントです。
会場では、レアウイスキーのテイスティングなども。

毎回トークテーマが設定されており、ディスティラーやブレンダー、アンバサダー様々なプロフェッショナルの作り手がディスカッションを行います。

前回はデンマークにてフォーラムが行われ、テーマは「サスティナブル」

『サティスナブルなウイスキー生産とは?』『温暖化による大麦の影響は?』等々、一般消費者からみればマニアック、業界でみると未来へ向けた取り組みの共有を行っています。

2月開催の第5回のフォーラムは日本の長野県にある小諸蒸留所で開催されます。

2.小諸蒸留所とは?

軽井沢蒸留酒製造が手掛ける蒸留所第1号。

元バンカーの島岡氏とKAVALAN(カバラン)元蒸留所マスターブレンダーイアン・チャン氏がタッグを組み、清らかな水を育む浅間山麓、気候、水質、自然環境に地域文化と様々な要素がからみあって、ウイスキー蒸留所に最適な地として長野県の小諸に蒸留所を建設。製造はシングルモルトのみ。

画像出展:小諸蒸留所公式HP

蒸留所はビジターセンターと一体型。小諸駅から送迎バスが走り、1時間おきに蒸留所ツアーを行っており、初級から上級までの体験型のウイスキーアカデミー、barエリアでのカクテルや軽食の提供など、基本的に事前予約制ではありますが、すでにビジターを受け入れる環境が整っています。

社名軽井沢蒸酒製造株式会社
蒸溜所住所小諸蒸留所:〒384-0801 長野県小諸市甲 字軽石 4630-1
アクセス

しなの鉄道小諸駅よりタクシーで約10分

北陸新幹線 佐久平駅より タクシーで約25分

上記2駅より予約制で送迎バスあり

営業時間10:00~19:00 (最終入場18:00 Bar L.O.18:30)

3.第5回ワールドウイスキーフォーラム内容

アジア初となる今大会では「アジア太平洋:ウイスキーの新たな原動力」と題し、3日間にわたり、アジア太平洋地域からの名だたるウイスキー生産者が登壇します。
「100周年を迎えた日本のウイスキー産業から見えること」、「地域全体で新たなウイスキー生産者が急増する背後にある蒸留所創設の哲学」、「地域外でブランドを構築するアジア太平洋地域のウイスキー生産者にとっての課題と機会」、そして新旧のウイスキー生産者を駆り立てるアイデンティティとイノベーションに関する重要な問題である「私たちのウイスキーの在り方」の4つの主要なテーマを議論します。

フォーラム登壇者紹介

登壇は6か国。以下順不同

日本
  • 福與 伸二/サントリー株式会社
  • 楫 恵美子/ニッカウヰスキー株式会社
  • 尾崎 裕美ニッカウヰスキー株式会社
  • 田中 城太/キリンビール株式会社
  • 肥土 伊知郎/株式会社ベンチャーウイスキー
  • 吉川 由美/株式会社ベンチャーウイスキー
  • 中村 大航/ガイアフロー株式会社
  • 島岡高志/小諸蒸留所
  • Ian Chang/小諸蒸留所

インド

  • Ashok Chokalingam/Amrut
  • Paul P John/John Distillery Pvt Ltd
韓国
  • Bryan Do/Three Societies Distillery
オーストラリア
  • Dave Withers/Archie Rose
  • David Vitale/Starward Distillery
  • Jane Overeem/Overeem Distillery
ニュージーランド
  • Desiree Reid/Cardrona Distillery
  • Matthew Johns/Pōkeno
中国
  • Richard L Lu/Inner Mongolia Mengtai

出展:WWF公式HP

4.チケット購入方法

チケットはワールドウィスキーフォーラム公式サイトから購入ができます。

価格は1,320$、日本円にして約20万円。下記内容を含む価格となっております。

  • 小諸蒸留所で行われるワールド・ウイスキー・フォーラム3日間の入場券
  • 19日、20日のホテルの宿泊
  • ワールド・ウイスキー・フォーラム開催中のお食事(19日:夜、20日:朝・昼・夜、30日:朝・昼)
  • 期間中のホテルから小諸蒸留所までの送迎(朝晩のみ)
    ※新幹線代は含まれません。

スケジュールは以下

19日
  • 開会式
  • 蒸留所見学ツアー
  • スタートアップセッション
  • 夕食
20日
  • セッション1パネルディスカッション
  • 昼食
  • セッション2パネルディスカッション
  • 夕食
21日
  • セッション3パネルディスカッション
  • 昼食
  • セッション4パネルディスカッション
  • 閉会式

引用:WWFチケット購入サイト

5.最後に

初となるアジアでのウイスキーフォーラム開催は、多方面から注目を集める小諸蒸留所での開催となります。

前回は世界各国でライブ配信、バーチャルチケットの販売もあったそうです。今回はまだその情報は確認できておりません。

アジアマーケットも成長している今のウイスキー業界、アジア全体の業界未来に向けた取り組みとさらなる発展。そしてジャパニーズウイスキーの世界への魅力発信、さらなる躍進を期待したいですね。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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ジャパニーズウイスキーディクショナリー
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