日本のウイスキー蒸留所一覧(2026年4月更新・全120ヶ所)

ウィスキー蒸留所
ウィスキー蒸留所
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2026年4月
山口県に瀬戸内アイランドウイスキー
宮崎県に都城クラフト蒸留所

2026年1月
大阪府に泉州蒸溜所を追加
県別に修正、順不同

日本で初めて開業したウイスキー蒸留所は、1924年に操業開始した「山崎蒸溜所」というのは皆様ご存知かと思います。また、昨今ジャパニーズウイスキーが入手困難な状況が続く中、気付けば数えきれない程のウイスキー蒸溜所が全国に増えており、一体どこでどのようなウイスキーを製造しているのか、気になる方、調べている方は多いかと思います。

2026年1月時点では、北海道から沖縄まで、現在建設中及び、計画中、計画中断などもあり、完全網羅とはいきれませんが全120ヵ所を紹介。

2010年頃、世界的な品評会でジャパニーズウイスキーが高い評価を受けて以降、日本のウイスキーは世界中で飲まれるようになりました。また、2016年頃からウイスキー製造に新規参入する事業者が増え、日本全国にたくさんのウイスキー蒸留所が作られていきました。
本記事では、日本全国のウイスキー蒸溜所の詳細について詳しく紹介いたします。

1. 北海道地方

1-1. ニッカウヰスキー 余市蒸溜所

日本のウイスキーの父と呼ばれるニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」が自身のウイスキーづくりの理想郷を求め、1936年に操業開始した蒸留所。

竹鶴政孝は、スコットランドに似た冷涼で湿潤な気候、豊かな水源と凛と澄んだ空気がそろった場所こそが、理想のウイスキーづくりには欠かせないと考え、さまざまな候補地の中から小樽の西、積丹半島の付根に位置する余市を選びました。

まさに、ニッカウヰスキーの原点と言えるウイスキー蒸留所。

所在地 〒046-0003
北海道余市余市町黒川町7丁目6
アクセス JR北海道 余市駅から徒歩2~3分
小樽市から車で約30分
札幌市から車で約1時間30分
新千歳空港から車で約2時間30分
操業開始 1936年
公式HP ニッカウヰスキー 余市蒸溜所
見学 一般見学可/蒸留所ガイドツアーは完全予約制
※北海道内の地域に緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が発令・適用されている場合は解除となるまで見学・営業(レストラン・売店)を休止。
製品 シングルモルト余市
併設ショップ

余市蒸溜所の代表的なウイスキー

【商品カタログ】ニッカウヰスキー -Nikka Whisky-
余市、宮城峡、竹鶴など、現行品から終売となった稀少な商品や限定品まで、ニッカウヰスキーネットを購入できるサイトを一覧で紹介。

蒸留所詳細情報

更に蒸留所について詳しく知りたい方はこちらから↓

余市蒸溜所(ニッカウヰスキー)|蒸留所詳細情報
日本で2番目に開設されたウイスキー蒸溜所「ニッカウヰスキー 余市蒸溜所」竹鶴正孝は、鳥井信治郎と共に「山崎蒸溜所」を開設後、スコットランドで学んだウイスキーづくりを一切の妥協なく再現するため、スコットランドに似た気候と自然環境を求め、たどり着いたのが北の大地「余市」だった。今もなお続く、石炭直火加熱による蒸留は、現在スコットランドでも珍しい。

1-2. 堅展実業 厚岸蒸溜所

堅展実業株式会社が、本業とは別に新たな事業として立ち上げた「厚岸蒸溜所
「スコットランドの伝統的な製法で、アイラモルトのようなウイスキーを造りたい」という強い想いのもと、設備はスコットランドのフォーサイス社製のものを導入。

アイラ島のウイスキー造りと同様、泥炭(ピート)層を通った水を仕込み水に用い、冷涼で湿潤、そして海風が当たる場所「厚岸」で日々、熟成が進んでいます。

二十四節季シリーズは春夏秋冬をさらに6分割した季節の名前(春分や夏至等)を冠したウイスキーをリリース。3か月に1度のペースでシングルモルト、ブレンデッド交互にリリースしており、高い人気を誇っている。

後述するが、富良野にも蒸溜所を建設予定で、その広さおよそ2ヘクタールにおよぶ。
オール北海道ウイスキーの実現に着実に向かっている。

 

所在地 〒088-1124
北海道厚岸厚岸町宮園4丁目109-2
アクセス JR厚岸駅よりタクシーで約15分
釧路空港からJR釧路駅まで阿寒バスで約50分
JR釧路駅からJR厚岸駅までJR根室本線で約50分
操業開始 2016年10月より蒸留開始
公式HP 堅展実業株式会社 厚岸蒸溜所
見学 厚岸味覚ターミナルコンキリエ」が主催しています。お申込み・詳細はこちら
製品 厚岸ニューボーン1~4、厚岸ウイスキー サロルンカムイシングルモルトウイスキー寒露ブレンデッドウイスキー雨水シングルモルトジャパニーズウイスキー芒種ブレンデッドウイスキー処暑シングルモルト立冬ブレンデッドウイスキー大寒

厚岸蒸溜所の代表的なウイスキー

【商品カタログ】厚岸蒸溜所 -Akkeshi Distiller...
厚岸蒸留所より発売中の二十四節季シリーズや過去に発売されたニューボーンシリーズ、その他限定品などを一覧で紹介。

蒸留所詳細情報

更に蒸留所について詳しく知りたい方はこちらから↓

厚岸蒸溜所(堅展実業)|北海道地方|蒸留所詳細情報
北海道の東部、厚岸町で2016年に操業。アイラモルトのようなジャパニーズウイスキーを目指し、伝統的なスコッチウイスキーの製法を採用。アイラ島の気候に似た厚岸の地で熟成。厚岸二十四節気シリーズは愛好家からの評価も高い。厚岸蒸溜所の製造スペックやマスターブレンダーを紹介。

1-3.堅展実業 富良野蒸溜所

国内でも有数のクラフトウイスキー製造を行う厚岸蒸溜所。堅展実業が第二蒸溜所として選んだのは富良野の地。

かねてより富良野産の大麦を使用した製造を行っており、富良野にて試験熟成も行ってきた。
一度は町内の排水の基準と合わず断念となりましたが、新たに中富良野地区にて候補地を選定。
既に【富良野蒸溜所】として商標登録も行われています。

2025年中に富良野にて熟成を行った厚岸ウイスキーが発売されることもすでに決定しているようです。

所在地 北海道中富良野町
アクセス
操業開始 最短で2027年から
公式HP
見学
製品

1-4. 八海醸造 ニセコ蒸溜所

日本酒「八海山」などを製造する八海醸造(新潟県南魚沼市)が2019年に現地子会社(株式会社ニセコ蒸留所)を設立。
2020年4月北海道ニセコ町にウイスキー蒸留所の建設を開始、12月に完成。総投資額は約5億円。
2021年3月24日に蒸留開始。ポッドスチルはスコットランド・フォーサイス社製を使用し、ウイスキーの発売は2024年以降の見込み。
年間の生産目標は約90kl。

敷地面積は約9900㎡で、いずれも平屋建ての蒸留所(店舗含む)と貯蔵施設を建設。延べ床面積はそれぞれ877㎡と291㎡で、周囲の景観に溶け込むような木造風のデザインとした。
2021年7月を目途に物販コーナーをオープン。オリジナルジンや日本酒、グッズの販売を開始する予定。
2021年10月1日グランドオープン。第一弾製品のクラフトジン「ohoro GIN」の発売と蒸留所見学を開始。ohoro(オホロ)とはアイヌ語で「続く」という意味。蒸留所見学は2週間前から希望日前日正午までの完全事前予約制で1日4回、1回の見学人数は最大10名の予定。

画像出展:ニセコ蒸溜所公式HP

画像出展:ニセコ蒸溜所公式HP

所在地 〒048-1511
北海道虻田郡ニセコ町ニセコ478-15
アクセス JRニセコ駅より車で20分
操業開始 2021年3月より蒸留開始
公式HP ニセコ蒸溜所
見学 ニセコ蒸溜所webサイトより予約(2週間前から希望日前日正午まで予約可能)
製品
周辺グルメ
宿泊・ツアー

ニセコ周辺グルメ情報

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ニセコ蒸溜所周辺宿泊・ツアー情報

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1-5. カムイウイスキー株式会社 利尻蒸留所

米国人起業家であるケイシー・ウォール氏は数年前から旅行などで何度も利尻を訪れており、ウイスキー産地として有名なアイラ島と利尻島を重ね、豊かな自然と冷涼な気候が似ていることもあり2019年に日本最北端、利尻でのウイスキー造りを決意。

「島の自然を表現できるものを造りたい」と意気込む。礼文島や日本海を一望できる島西側の神居海岸沿いに蒸溜所を建設。蒸溜所や事務所を含めた施設は広さ約180平方メートル。壁が黒く塗られた木造平屋建てで米国で職人が手作りしたという蒸留機2基を使用。原料には道産と英国産の大麦を使い、年間約6千~1万リットル製造。事業費は非公表。

現在までにニューメイクのみしか販売されておらず、熟成状況は不明。2025年にウイスキーがリリース予定とのこと。

所在地 〒097-0401
北海道利尻郡利尻町沓形字神居128-2
アクセス

新千歳空港から利尻空港まで飛行機で約50分(※季節運航)
札幌から稚内まで車で約6時間、稚内から利尻島までフェリーで約1時間50分

操業開始 2022年9月より蒸留開始予定
公式HP カムイウイスキー
見学
製品

神居原酒(ニューメイク)

1-6.MAOI株式会社 馬追蒸溜所

2022年にマオイ自由の丘ワイナリーより社名、ブランドを変更。
スコットランド、フォーサイス社としては珍しいハイブリット式の蒸溜器を導入し、ブランデー、フルーツブランデー、ウイスキーの生産を開始、と同時に道産のトウモロコシを使ったコーンウイスキーの仕込みを開始。
熟成庫はワイナリーの前オーナーが核戦争が起こってしまうのではと憂慮し地下に核シェルターを設置。
結果、その核シェルターが貯蔵庫という本来の目的とは違う形として平和的に使用されている。
ラック式で約300樽程貯蔵でき、小さな体育館程の広さだそう。

ワイナリーのコテージの様な造りで、蒸溜規模は非常に小さく、ウイスキーも1基のポットスチルで蒸溜し、内液を冷ましてから再溜を行う。すでに3年熟成以上の原酒はあるが、現地販売などがメイン。

所在地 〒069-1316 北海道夕張郡長沼町加賀団体
アクセス

古山駅から車で10分ほど、徒歩で1時間

操業開始 2022年蒸留開始
公式HP 馬追蒸溜所
見学

馬追蒸溜所公式HPより予約可能「土日祝日の13時~15時で1日2回実施」

製品 メタモルフォシス(ニューメイク)

1-7. BEHIND THE CASK ディ・トリッパー蒸留所

インディペンデントボトラーズブランドの「BEHIND THE CASK」がグレーンウイスキーの蒸溜所設立をSNSにて発表。
2023年6月12日に合同会見を開き、情報公開した。
根室管内中標津町の道産大麦を主原料に年間6000リットルの小ロット生産で短期熟成で2024年末の製品化を目指す。
蒸溜所はワイナリー「農楽蔵(のらくら)」の跡地を10月から改装に着手。
蒸溜所名「ディ」は黒船来航のペリー提督が函館を「HAKODADI(ハコダディ)」と表記した事に由来。
一仕込み40リットルで年140回の仕込み。定番製品は1年熟成の”Single Grain Spirit Drink”

発酵槽はワイン業界で使われるオリジナル設計の卵型コンクリートタンク。オランダ製連続式ハイブリッドスチル。スパニッシュファーストフィルのシェリー樽を使用。

クラウドファウンディングでは目標金額6,000,000円に対し、10倍以上の応援購入がありました。

既に短期熟成の製品をリリースしている。

所在地 〒040ー0054 北海道函館市元町32ー5
アクセス

市電末広町から徒歩5分

操業開始 2023年蒸留開始
公式HP BEHIND THE CASK
見学
製品 Di TRIPPER HARVEST-22.1

1-8.㈱ベンチャーグレイン 苫小牧蒸留所

国産クラフトウイスキーの代表格「イチローズモルト」を製造するベンチャーウイスキー社が苫小牧市蒸溜所を建設中。トウモロコシなどを材料に、「グレーンウイスキー」を製造予定。

開業予定は2025年春だったが少し遅れている様子。完成後に製造を開始する。苫小牧東部地域にて、約6.6ヘクタールの用地を確保し、年産約240万リットルを見込む。

設備としては非常に巨大な工場のようで、かなりオートメーション化が進んでおり、常時3名ほどの体制で稼働予定。

設計、設備は全てフォーサイス社製、同社の連続式蒸留器を使用する。

 

所在地 〒059-1362 北海道苫小牧市柏原
アクセス

新千歳空港から車で30分

操業開始 現在建設中 2025年春開始予定
公式HP
見学
製品

1-9.米国IJW傘下シダーフィールド 千歳蒸溜所

IJWとはアメリカの新千歳空港にほど近い場所に約16万5000平方ともいわれる用地を取得しており、早ければ2024年末稼働の予定とのこと。規模感でいえば同じ北海道の余市蒸溜所以上、富士御殿場蒸溜所と同等のサイズ感。

詳しい情報は一切公表されておらず。
IJWとはケンタッキーバーボンのボトラーズのようなことをしている会社の様ですが、現地記事を見てもその実態は不明、と言われています。米国にとてつもなく大きな倉庫があり、その内部には数万のバーボンやライウイスキーの樽があるとも。

日本においてはジャパニーズウイスキーの自主基準を順守しながら、モルトウイスキー製造用のポットスチルとグレーンウイスキー製造用のコラムスチルの両方を備えるようです。

所在地 千歳市泉沢1007-122、239、241、277
アクセス
操業開始 2025年内予定
公式HP
見学
製品

1-10.長谷川産業 十勝蒸留所

酒類の輸入卸の「スコッチモルト販売」「信濃屋」などや地元企業の長谷川産業、が出資する新会社が「十勝蒸溜所」を開設。2025年春にも製造開始予定。オール十勝ウイスキーを掲げている。

2階建てで延べ床面積約1400平方メートルの蒸留棟と、合計で同1000平方メートル超になる熟成庫3棟を設ける。

年間で30万リットル前後。ポットスチルはのフォーサイス社製を導入。総事業費は約7億円とのことですが、その金額で蒸留所が一から建てられるのでしょうか?

2025年秋の十勝蒸溜所稼働に向けて会員制サイト「十勝ウイスキー倶楽部」を開設、会員制ファンド型サブスクリプション販売を開始し、会員を募っており、オーナーズカスクは売り切れ、会員権はまだ募集中の様です。

既に外観は完成している様子です。

所在地 〒089-0554 北海道中川郡幕別町札内みずほ町160−72 十勝蒸溜所
アクセス  
操業開始 2025年秋予定
公式HP
見学
製品

1-11.札幌酒精工業 札幌工場

札幌酒精工業は焼酎甲類メーカーとして昭和8年札幌市に創業。令和5年10月27日に創業90周年。
北海道の自然に育まれた手稲山の伏流水を使用し「サッポロソフト」をはじめとした焼酎が有名。

『喜び多きふる里、北海道』をコンセプトに、北海道の大地で育った素材にこだわり北海道南部:厚沢部町の自社工場にて、原料の加工から一貫して製造した本格焼酎「喜多里」の生産をはじめ、道産原料のワイン・ウイスキー・リキュール・ジンなどの製造を行っている。

ウイスキーは【サッポロウイスキー】と【蝦夷】の2種類。
製造に関しては現在グレーンウイスキーのみ。ウイスキーに関しても海外産モルトとグレーンを使用しつつ、自社ブレンドで製品を展開している。

所在地

本社:〒063-0830北海道札幌市西区発寒10条1丁目1

厚沢部工場:〒043-1238 北海道檜山郡厚沢部町字鶉383番地

アクセス
操業開始
公式HP SAPPORO WHISKY|サッポロウイスキー – 札幌酒精工業 株式会社 (sapporo-shusei.jp)
見学
製品 サッポロウイスキー蝦夷

1-12.丹丘蒸留所

香港のジンメーカーが日本の北海道東川町にてウイスキー蒸留所を2025年4月に完成
同年、7月蒸留開始

北海道上川郡東川町との「公設民営」形式で、敷地面積1834平方メートル、床面積507.96平方メートル、建設予算約5億円を東川町と丹丘蒸留所がそれぞれ負担。

同地域は北海道の大雪山系の雪解け水を水道水に使用している地域。
設備にはコンピューター制御による精密な蒸留を可能にするオランダ製新世代蒸留器「iStill」や、使用済みマッシュから効率良く水分を取り除き、栄養価の高い残りかすの再利用を容易にするアメリカ製マッシュフィルターなどの先端技術を取り入れる。
日本で受け継がれてきた伝統的な木おけによる発酵工程を組み合わせるなど、最先端と伝統の融合を目指す。
スペイン産シェリー樽やミズナラ樽を使用予定。
年間ウイスキー生産量は最大60,000リットルまで製造可能。
また香港にも丹丘蒸留所のテイスティングルームがあります。
旧紡績工場をリノベーションした「The Mills」内にある150㎡のテイスティングルームでは、特別な試飲セッションやスピリッツに関する講座なども開催しています。

所在地 〒071-1402 北海道上川郡東川町西2号北23番地
アクセス 旭川空港(AKJ)から車で約10分、JR旭川駅から約35分、美瑛・青い池から約20分、富良野・ファーム富田から約50分
新千歳空港からは特急「ライラック」・「カムイ」利用で約3時間。
旭山動物園までは北へ約30分。
操業開始 2025年7月
公式HP 公式ウェブサイト:https://tankyudistillery.jp
オンラインショップ:https://shop.tankyudistillery.jp
見学 可※要予約
所要時間:約60分
料金:Discover Tour ¥2,000/名(税込)
対応言語:日本語・英語・中国語
予約方法:前日23:59までにオンラインにてご予約
予約ページ:https://tankyudistillery.jp/ja/tour
製品 シングルモルトウイスキー(2028年リリース予定)
雪の窓ドライジン(45% ABV)

1-13.Taiki Cosmic Glen Distillery

実業家・堀江貴文を取締役に、マスターオブウイスキーの静谷氏を迎え、蒸溜所建設が発表されました。
すでに第一次カスクオーナーの募集もしています。建設地のメディアお披露目会やクラウドファウンディングの実施など、SNSや情報ツールでの拡散に優れています。

ローカルメイドウイスキーを掲げ、大樹町産のデントコーンに大樹町のピートを焚き付け、大樹町のミズナラなどで熟成することが目標。

ファーストロットはバーボン樽熟成。蒸溜所も建設前なので、設備面など続報あれば取り上げたいと思います。

所在地 北海道広尾郡大樹町三条通 18 番地3
アクセス
操業開始
公式HP Instagram
見学
製品

1‐14.株式会社 Whisky Student 当別蒸溜所

北海道石狩郡当別町にある築88年という歴史的価値をもつ木造校舎を、後世に残す目的も含め旧弁華別小学校をイノベーションし蒸留所とする予定。
1 バッチあたり麦芽150kg、年間最大生産量24,000L の小規模(一般的なクラフト蒸留所の約 1/7 の規模)ながら、単式二回蒸留による本格的なモルトウイスキーを製造。
スコットランドの伝統製法を踏襲し、原酒の造り分けを行うジャパニーズウイスキーのスタイル。
また、泥炭が豊富で麦栽培が盛んでウイスキーの製造に適した面を多く持っており、地場産の大麦やミズナラ、泥炭などの地域資源を活用していくことで、当別ならではのウイスキー造りを目指していくそうです。
代表の田中隆志氏は、厚岸蒸溜所で8年間ウイスキー造りに従事した確かな経験を持っています。
2025 年 6~7 月の着工を目指している。

クラウドファウンディングでは2,400万円もの応援があり、立ち上げへの大きな追い風となっている。

所在地 本社 札幌市北区新琴似十条五丁目 3 番 11 号
アクセス
操業開始 2026 年 8 月の製造開始を予定
公式HP https://www.whisky-student.com/
見学
製品

1‐15.余市リタファーム サワマチ蒸溜所

余市町で評価の高いナチュールワインを製造してる同社。

モルトはドイツ産、バーボン樽による熟成がメイン。
ふるさと納税で、リタファーム&ワイナリーのウイスキーと交換可能なNFTを提供するという変わった販売を行った。

同社が新しくサワマチ蒸留所として名前を付けた蒸留所が2024年から製造を開始している。
2025年から余市大麦部会を立ち上げ、同町のミズナラ樽などを使用した、オール余市産のウイスキー製造を目指す。

所在地 北海道余市郡余市町沢町
アクセス JR余市駅下車後、タクシーで約8分
操業開始 2024年製造開始
公式HP http://www.rita-farm.jp/index.html
サワマチ蒸溜所
サワマチウイスキーは、北海道余市町にあるウイスキーの蒸溜所です。 ウイスキーの造り手であり農家でもある私たちは余市町の耕作放棄地(農地)で本格的な大麦の栽培を開始します。秋に収穫する余市産大麦は最新の製麦機を使い麦芽もウイスキーの造り手自ら...
見学 見学は行っていません
製品

1-16.西武ホールディングス・軽井沢蒸留酒製造 富良詩蒸留所

FURALISS 富良詩蒸留所は小諸蒸留所を所有する軽井沢蒸留酒製造株式会社が西部グループが所有する富良野市内の土地にて建設を発表。

同2社と富良野市にて協定をを締結し、2028年に開業を予定する。

所在地 北海道富良野市字富良野尻岸馬内2204-1
アクセス
操業開始 最短で2028年から
公式HP
見学
製品

WHISTECH㈱ 上富良野蒸留所(仮)

HPもなくなり、計画廃止になっているようです。

キャンプ、スパと蒸留所見学を併設した施設を造り、蒸留所コンサルティングも行うと計画にあります。
まだ自身の蒸留所が建設されていないので、コンサルティングなどは先でしょうが、エンタメ施設の一環として蒸留所を組み込む様子。蒸留後はミズナラでの熟成、NFTを使用したオーナーズカスク販売などを今後行っていくようです。

他にはミズナラの樽販売、スティック販売など、ウイスキー事業に関わることはすでに動き出しているようです。

2025/5/27追記
会社のHPがメンテナンス中になってしまいました。計画は継続中か不明。

所在地 北海道空知郡上富良野町
アクセス
操業開始
公式HP 上富良野蒸留所と周辺のエンタメ施設プロジェクト – WHISTECH株式会社
見学
製品

㈱エイジ 北海道ウヰスキー株式会社 千歳蒸溜所

建設費高騰により、2024年7月9日に建設断念のニュースが入りました。

親会社は紅桜蒸溜所や千歳蒸溜所を運営する株式会社「AZE」
北海道の玄関口、新千歳空港隣接地に、ウイスキー蒸溜所と日本酒醸造所併設した酒造を作るようです。
用地は6034.76㎡、千歳アウトレットモール・レラの駐車場跡地にて。

画像引用:AZE holding

所在地 北海道千歳市柏台南1丁目
アクセス JR南千歳駅すぐ
操業開始 2026年操業開始予定
公式HP https://chitosedistillery.com/
見学
製品

2. 東北地方

宮城県

2-1. ニッカウヰスキー 宮城峡蒸溜所

日本のウイスキーの父と呼ばれるニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」が北海道の余市で第一の蒸溜所を操業させてから、約30年。「異なる蒸溜所で生まれた複数の原酒をブレンドすることで、ウイスキーはより味わい深く豊かになる」という信念を抱く竹鶴政孝は、新しい蒸溜所建設の地を求めて動き始めました。

山形との県境に近いこの地は、広瀬川新川というふたつの清流に恵まれた緑豊かな峡谷です。竹鶴は初めてこの地を訪れた時、新川の清流で持っていたブラックニッカを割って飲み、味わいを確認。その場で蒸溜所建設を決定したと言われています。

所在地 〒989-3433
宮城県仙台市青葉区ニッカ1番地
アクセス

<電車>
JR仙台駅からJR仙山線作並駅まで(1時間に1本):約40分
<無料シャトルバス>
土・日・祝日は、JR作並駅から宮城峡蒸溜所行きのシャトルバスが運行(往復)※片道所要時間約7分
<バス>
仙台駅前より作並温泉行き(市営バス)「ニッカ橋」下車 ※所要時間:約60分

操業開始 1969年
公式HP ニッカウヰスキー 宮城峡蒸溜所
見学 一般見学可/蒸留所ガイドツアーは完全予約制
※一時休止していた蒸溜所見学を、2020年7月17日(金)から一部制限を付けて再開
商品 シングルモルト宮城峡

宮城峡蒸溜所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

更に蒸留所について詳しく知りたい方はこちらから↓

宮城峡蒸溜所(ニッカウヰスキー)|蒸留所詳細情報
宮城峡蒸溜所の製造スペックや歴代マスターブレンダーまでの基本情報を網羅

山形県

2-2. 金龍 遊佐蒸溜所

最高品質の、世界が憧れるジャパニーズ・ウイスキーを、ここ山形から。

遊佐蒸溜所を運営する株式会社金龍は、1950年に山形県内の日本酒メーカー9社による合弁会社として創業し、醸造用アルコールと呼ばれるニュートラルスピリッツの生産や、連続蒸溜機でつくる甲類焼酎の生産を行っています。

金龍は山形唯一の焼酎専門メーカーですが、焼酎や日本酒の消費量の下降や、山形県の人口の問題を考えた時に、将来にむけた新たな事業として取り組んだのがウイスキー事業でした。

2022年2月「YUZA First edition 2022」がリリースされました。限定8,500本。

「納得のいくまで熟成をする」「ジャパニーズウイスキーの定義に準じた製品のみを送りだすことに集中する」という強い信念をもって生まれた「YUZA First edition 2022」。ついに夜明けの時が訪れました。

[Review] YUZA First Edition 2022
Yuza First Edition, the long-awaited first release, has finally been released by Yusa Distillery. A review is provided.

その後、年1~2回のペースで新商品をリリースしています。

所在地 〒999-8302
山形県飽海郡遊佐町吉出字 カクジ田20番地
アクセス

JR新潟駅からJR遊佐駅まで電車で約2時間25分
JR遊佐駅から徒歩約25分(車で5分)

操業開始 2018年
公式HP 株式会社金龍 遊佐蒸溜所
見学 一般見学は当面予定しておりません。
商品 YUZA First Edition 2022, YUZA Second Edition 2022, YUZA 2023,

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遊佐蒸溜所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

更に蒸留所について詳しく知りたい方はこちらから↓

遊佐蒸溜所(株式会社 金龍)|蒸留所詳細情報
地元の清酒メーカー9社の共同出資によって蔵元に日本酒用の原料アルコールを提供する会社として1950年に「山形県醗酵工業株式会社」を発足。その後、1966年(昭和41年)に「株式会社金龍」と社名を変更し、2020年には創業70年の歴史を誇る酒造メーカー。

2-3. 楯の川酒造 月光川(がっこうがわ)蒸留所

日本酒「楯野川」で有名な楯の川酒造株式会社がウイスキー事業の子会社(月光川蒸留所株式会社)を設立し月光川蒸留所を運営していくようです。

月光川水系の豊富な水と日本酒醸造で培った繊細な技術を活かした「庄内産ウイスキー」で、クラシカル・オーセンティックな質の高いシングルモルトを生産していく予定。

設備に関しては、発酵槽に温度調整可能なステンレスサーマルタンク使用。ポットスチルは三宅製作所製。かなり絞りがきいている初留器が特徴的。

2023年9月蒸留開始予定でシングルモルトは2027年頃を目標に製造を行っている。
2024年、2025年にニューポットをリリースし、2026年にニューボーンをリリース。
1日の仕込み量は麦芽400kgで年間250回仕込みで6万リッターの生産を目指すという。

蒸留所建設予定地は山形県飽海郡遊佐町です。遊佐町にはすでに株式会社金龍の「遊佐蒸溜所」がありますが、遊佐町をウイスキーの町にすべく、一緒に盛り上げていく意向のようです。

所在地 山形県飽海郡遊佐町
アクセス

遊佐駅駅から徒歩30分程

操業開始 2023年9月
公式HP 月光川蒸留所HP
見学
商品 2024年ブレンデッドウイスキー、2027年シングルモルト発売予定

2-4. 出羽蒸留所㈱ 出羽蒸留所 

山形県の国定公園に属する雄大な山並みに包まれ、豊富な自然のなかで手つかずの森林に囲まれた蒸留所。雄大な自然が水を循環し、周囲に恵みをもたらしている。

蒸留所はまだ完成していないのか情報は多く出ておらず、建物は以前別の用途で利用されていたものを再利用する様子。

2025年10月現在、HPなども更新されておらず不明。
2026年現在、ふるさと納税品としてウイスキー「小国・末吉(海外原酒)」を確認。
その他音響機器を用いた熟成方法で「コンチェルトハウス」というウイスキーを熟成中の模様。

所在地 山形県西置賜郡小国町大字小国小坂町40番地1
アクセス

操業開始
公式HP 出羽蒸留所公式HP
見学
商品

福島県

2-5. 笹の川酒造 安積蒸溜所

安積蒸溜所」を運営する笹の川酒造は、1765年に福島県郡山市で創業し約250年に渡って続く老舗の酒造メーカーで、戦後間もない1946年にウイスキー製造免許を取得し1980年頃までウイスキー製造を行っていたが、国内市場の低迷により原酒蒸留を停止していました。

2010年代からのウイスキーブームの再燃を受け、2015年に本格的なモルトウイスキー蒸留所の設立を決め、1年以内に納品可能な三宅製作所のスチルを購入。翌年2016年には酒蔵に設備を導入した安積蒸溜所で原酒蒸留を再開することとなりました。
東北最古のクラフトウイスキーである安積蒸溜所では再稼働後初のシングルモルト「安積The First」を2019年12月に発売。
2022年には木桶の発酵槽を導入し、2025年には木桶初仕込み製品をリリースしている。

  〒963-0108
福島県郡山市笹川1丁目178
アクセス

<電車>
JR郡山駅から車で約10分
JR安積永盛駅から徒歩約10分

操業開始 2016年
公式HP 笹の川酒造
安積蒸溜所 公式Twitter
見学 完全予約制
商品 シングルモルト安積シリーズ

安積蒸溜所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

更に蒸留所について詳しく知りたい方はこちらから↓

安積蒸溜所(笹の川酒造)|蒸留所詳細情報
「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と謳われた三大ウイスキーの雄が、ウイスキー冬の時代に一度は製造を休止するも、イチローズモルトの原酒を失う危機を救った縁から肥土伊知郎氏の協力の元、2015年に復活。

2-6.天鏡㈱ 天鏡蒸溜所 

名峰「磐梯山」。活火山でありながらも四季折々の季節変化に富む厳しくも壮大な自然のゆりかごになっています。その麓に天鏡蒸溜所は竣工。

磐梯山麓の荘厳な自然の中から湧き出る磐梯西山麓湧水群の近くにあり、日本名水100選に選ばれる龍ヶ沢湧水を仕込み水として使用し製造を行う。

蒸留所は延べ2800平方メートル、木製とステンレス製の2種類の発酵槽や、4通りの方法で加熱と冷却を行う蒸留器を用意。

スコットランドの原酒(ニューメイク)を会津にて熟成したブレンデッドウイスキーが数量限定で発売された。

KAZE Founder's Reserve LEGACY
  福島県耶麻郡磐梯町大字更科字中曽根平6841-11
アクセス

操業開始 2024年2月現在 
公式HP 天鏡蒸溜所
見学
商品  

2-7.㈱建設技術研究所 ㈱CTIアセンド 玉野アセンド蒸留所

玉野の圃場での収穫の様子 蒸留器

「土から育てるウイスキー」がコンセプト。
福島の震災で被災した相馬地区の復興の願いもあり、相馬市の廃校旧玉野小学校を蒸留所として選定した。
建設業という他業種から参入した、いわゆる社内ベンチャー。
2023年に農地の土壌改良を施し、自社で栽培したデントコーンとライ麦木内酒造の石岡製麦所が精麦した大麦麦芽ミカモゴールデンを使用したバーボンタイプのグレーンウイスキーを造っています。
蒸留は給食室を改装した部屋で行われています。
アセンドとは「Agriculture ‘Sustainability’ Circular Economy and Development」の略で、農業、持続可能性、循環型経済、発展の意味という意味があります。

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025においてNew Distillery of the Yearを受賞。

株式会社建設技術研究所は、東日本大震災の被災地の復興に貢献するため、2020年からウイスキー製造技術の修得や除染された農地でのトウモロコシの試験栽培を行ってきました。
 本事業は、除染を行った福島県相馬市内の農地で下水道汚泥を肥料として子実トウモロコシ栽培を行い、これを原料としたウイスキー製造・販売を行う事業です。ウイスキーの製造は、相馬市内の廃校となった校舎を活用することを計画しています。
 下水道汚泥の肥料利用やウイスキー搾りかすの畜産飼料・肥料への利用等を行うことで、資源循環型のサステナブルな事業の構築を目指します。また、未利用地や廃校施設を活用した事業実施を通じて、地域の復興・活性化に貢献することを目指します。

引用:㈱建設技術研究所HP

所在地

〒976-0154 
福島県相馬市玉野字町74番地

アクセス

操業開始 2024年
公式HP 玉野アセンド蒸留所
見学 不可
商品

秋田県

2-8. ドリームリンク 秋田蒸溜所

その後続報はなく、もしかすると建設予定は廃止になっている可能性があります。

外食チェーンのドリームリンクは秋田県産ウイスキーの蒸留所を秋田市郊外に建設すると発表。2022年4月に着工し、同年中に完成させる予定で2025年に商品出荷する計画の様子ですが、2024年現在、状況は不明。
建設予定地は秋田駅や秋田空港から車で30分ほどの旧岩見小学校跡地周辺の私有地などを含めた3万8500平方メートル。このうちどれだけ利用するかは未定で、用地や建物の広さも今のところ決まっていない。
蒸留所建設費は4~5億円ほどを想定。一部クラウドファンディングで調達予定。年間2万1000リットルのウイスキー生産を目指す。後は事業費をさらに数億円投資し、レストランを含む観光施設や宿泊施設なども併設していく方針のよう。
秋田市の「BARル・ヴェール」のオーナーバーテンダー「佐藤謙一氏」監修。

ウイスキー蒸留所、ドリームリンクが秋田市郊外に|日本経済新聞

岩手県

2-9. ㈱南部美人 NANBUBIJIN DISTILLERY

清酒南部美人で有名な酒造が製造を開始。岩手県初のクラフトウイスキー蒸留所となる。
2021年にスピリッツ製造免許を取得。2023年にウイスキー製造免許を取得。
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022にて南部美人 クラフトジンが金賞を受賞。ウイスキー製造に関しては2023年にすでにスタートしており、2024年に大きく発表をする予定。

日本酒「南部美人」を醸す蔵と同じ敷地内に岩手初のウィスキー蒸留施設、樽貯蔵施設を設備。
最初の1号蒸留器は、日本の横山エンジニアリングのポットスチルの銅製初号機を採用。

日本酒の世界観をウイスキーに表現し、同清酒おなじく「綺麗で美しい」味わいをテーマに掲げる。
藏貯蔵、原料なども日本産にこだわった製造を行っている。

所在地

【本社蔵】〒028-6101 
 岩手県二戸市福岡字上町13

【馬仙峡蔵】〒028-6102 
岩手県二戸市下斗米字上野平67-30

アクセス

 

操業開始 2023年
公式HP https://www.nanbubijin.co.jp/tsumikasane/whisky/
見学
商品

3. 関東地方

埼玉県

3-1. ベンチャーウイスキー 秩父蒸溜所

2008年に操業をスタートした秩父蒸溜所は、僅か数年で「イチローズモルト」として世界が注目するウイスキーメーカーとなりました。
創業者「肥土伊知郎」氏の父が経営していた「東亜酒造」は羽生蒸留所を所有してウイスキー製造を行っていました。肥土氏が2001年に引き継いだ時には経営不振となっており、2003年に「日の出通商」へ営業譲渡されます。その時にウイスキー事業からの撤退も決定され、貯蔵されていたウイスキーは廃棄される危機を迎えてしまいます。引き取り手探しに奔走し、笹の川酒造からの協力を得る事に成功し、貯蔵庫を間借りして羽生蒸留所に貯蔵されていたウイスキーを移動する事ができました。その後、笹の川酒造と共に羽生蒸留所の原酒を使ったウイスキーの販売を行う。
肥土氏は、2004年に㈱ベンチャーウイスキーを設立し、2007年に肥土氏自らの故郷でもあり、酒造りに適した環境でもある事より秩父にウイスキー蒸留所を完成させます。

ウイスキーフェスティバル2019出展の様子。これまでにリリースされた商品から一部の商品を試飲する事が出来ました。常時ブースは行列でイチローズモルトの人気の高さを表していました。

所在地 〒368-0067
埼玉県秩父市みどりが丘49
アクセス

<電車>
秩父鉄道 皆野駅からタクシーで約15分
西武線 西武秩父駅からタクシーで約20分
<車>
関越自動車道花園インターより秩父方面
皆野寄居有料道路を直進。
料金所を通過して2個目の出口で下り
交差点大塚を直進し、次の交差点を右折
みどりが丘工業団地方面案内看板を確認して進む。

操業開始 2007年
公式HP Chichibu Distillery Facebookページ
見学 プロ向けのみ。一般見学は行っておりません。
商品 イチローズモルトミズナラウッドリザーブ
イチローズモルトダブルディスティラリーズ
イチローズモルト&グレーン…etc

秩父蒸溜所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

更に蒸留所について詳しく知りたい方はこちらから↓

秩父蒸溜所(ベンチャーウイスキー)|蒸留所詳細情報
クラフトウイスキーのパイオニアとも称され、今や国内外問わずその人気は高く、不動の地位を得ている蒸留所。原酒を廃棄される危機に晒される等、何度も窮地に立たされながら、肥土伊知郎氏の比類なき情熱が実を結び今日の世界的な評価に繋がっている。

3-2. ベンチャーウイスキー 秩父第2蒸溜所

2018年、秩父蒸溜所から400m程離れた場所に秩父第二蒸溜所を操業しました。
第2蒸留所では、発酵槽をミズナラ材からフレンチオーク材へ変更。更に、ポットスチルを蒸気による間接式加熱から、ガスによる直火式加熱に変更しています。
アルコール換算生産量は、第1蒸留所が1日160リットルに対して、第2蒸留所は1日800リットルと約5倍の生産量となります。
現在は入手困難なイチローズモルトですが、第2蒸留所の操業開始により今後生産量が大幅に増え、商品の流通量も増えて来ることが予想されます。

蒸留所詳細情報

更に蒸留所について詳しく知りたい方はこちらから↓

秩父第2蒸溜所(ベンチャーウイスキー)|蒸留所詳細情報
イチローズモルトの世界的人気を受け、生産数を第1蒸溜所の5倍に伸ばした第2蒸溜所。”ウイスキー造りの原点”をテーマとした蒸留所の基本スペックや、熟成環境、歴史、最寄りのオススメ宿泊施設や、見学の方法などを網羅。

3-3. 東亜酒造 羽生蒸溜所

ウイスキー市場の低迷により2000年でウイスキー製造を休止していた東亜酒造。経営不振で一度は操業停止したものの、主力の清酒がここ数年国内外で高い評価を得て経営基盤も徐々に安定してきたこともあり、ウイスキー事業再建を決意。
当時のポットスチルの手書きの図面が残っていたこともあり、以前と同じ製作会社に製造を依頼。様々な条件が揃ったことで、2021年2月に約20年ぶりに羽生蒸溜所を再開し、自社蒸溜を実施。

すでにシングルモルトをリリースしており、羽生ジェネシスの名前で販売を開始している。

所在地 〒348-0054
埼玉県羽生市西4-1-11
アクセス 最寄り駅からのアクセス
東武伊勢崎線「羽生駅」
秩父鉄道「羽生駅」より徒歩で5分

最寄りICからのアクセス
東北自動車道羽「羽生IC」より車で15分

操業開始 1946年~2004年10月(稼働は2000年まで)
2021年2月~再開
公式HP 株式会社東亜酒造
見学 あり
商品 ゴールデンホース武州
ゴールデンホース武蔵
ウイスキー歌舞伎
羽生 ジェネシス

羽生蒸留所の代表的なウイスキー

3-4. 光酒造 鴻巣蒸溜所

2020年操業開始。鴻巣蒸溜所は東京駅から乗り換え無しで1時間の場所にある、都心部から最もアクセスしやい蒸留所になります。
建物はスコットランドを思わせる造りで日本にある今までの蒸留所とはまた違った雰囲気です。
マッシュタン(糖化槽)とポットスチル(蒸留機)はスコットランドのフォーサイス社製を使用。ポットスチルは2基で初留がランタンヘッド型で5,500ℓ、再留がバルジ型で3,600ℓ。まっすぐで低いネックと下向きのラインアームが特徴。ウォッシュバック(発酵槽)は全部で6基、すべてステンレス製を使用していて4~5日発酵させる。
現在は英国産の麦芽を使用。ノンピート麦芽、ピーテッド麦芽両方の仕込みを行っている。麦芽の粉砕比率(ハスク:グリッツ:フラワー)は2:7:1の割り合いで粉砕している。近い将来には鴻巣産の大麦を使用したい考えのよう。
熟成庫は1棟でダンネージ式、バーボンバレル熟成がメイン。
2025年以降の販売を目標に、時間をかけて生産に取り組んでいる様子。
ライスウイスキーや、ライ麦、小麦原料のグレーンや、マヌカ材でスモークしたモルト、焼酎用の甕を使った熟成など実験的な要素も行っている。

90%以上は輸出用であると明言しており、国内で飲める機会は少なくなりそうだ。

所在地 〒369-0133
埼玉県鴻巣市小谷625番地
アクセス JR「北鴻巣駅」より徒歩20分
操業開始 2020年
公式HP 光酒造株式会社 公式Facebook
ホームページは現在制作中のようです。
見学 現在は行っておりません。
2025年頃から開始予定。
試飲、販売、カフェなどを設置予定。
商品

茨城県

3-5. 木内酒造 額田醸造所/八郷蒸溜所

1823年、茨城県那珂の地で創業した木内酒造は、清酒・菊盛をはじめ、焼酎やワイン、リキュール、クラフトビール「常陸野ネストビール」などを製造しています。

常陸野ネストビールを造るなかで、復活させた日本の幻のビール麦「金子ゴールデン」を活かして、2016年から常陸野ならではのウイスキーを造りを開始しました。熟成を経て直営店での提供を皮切りに、2019年4月、缶入りハイボールの商品化。

そして、ジャパニーズウイスキー造りをさらに追求するために、筑波山の麓に「八郷蒸溜所」を建設し2020年に操業開始しました。

所在地 〒315-0151
茨城県石岡市須釜1300-8
アクセス

<電車>
JR常磐線「石岡駅」よりタクシーで約35分
<車>
常磐道「土浦北IC」からフルーツライン経由約20分
常磐道「千代田石岡IC」からフルーツライン経由約20分
常磐道「石岡小美玉スマートIC」からフルーツライン経由約20分

操業開始 2020年 八郷蒸留所
(額田醸造所は2016年から蒸留開始)
公式HP 木内酒造 八郷蒸留所
見学
商品

八郷蒸留所の代表的なクラフトビール

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八郷蒸留所の代表的なウイスキー

3-6. 明利酒類 高藏蒸留所|TAKAZO Distillery

総合酒類メーカーの明利酒類株式会社が2022年9月26日にウイスキー製造免許を取得。
1952年からウイスキー造りを開始してましたが、約60年前に工場の火災により免許を返納。それ以降ウイスキー造りを断念していた経緯があるようです。

シングルモルトについては、0か月、6か月、1年、1年半、2年、3年とジャパニーズウイスキーとして育っていく過程をお客様と一緒に楽しめるように、蒸留所での体験や試飲会などを企画。

蒸留機には内部に銅を組み込み、硫化物の除去やクリアな仕上がりに、またマッシュタンは海外で組み立て製造テストを行ったものを設置。
1バッチ麦芽400kgで仕込み、原酒200Lを得る規模感。熟成樽は現在のところアメリカンホワイトオークのバーボン樽と、シェリー樽を予定。今後は更に樽のバリエーションを増やしていき、様々な種類の原酒を製造していく。

製造開始は9月末からで、大麦麦芽によるモルトウイスキーの製造と、酒蔵の強みを活かした米原料のグレーンウイスキーの製造を開始。

まずはシングルモルトのNewPotの発売とスコットランドのモルト原酒とブレンドしたブレンディッドウイスキーの製造・販売を予定。

所在地 〒310-0836
茨城県水戸市元吉田町338番地
アクセス 車:北関東自動車道「水戸南IC」より約15分
操業開始 2022年9月
公式HP 明利酒類株式会社 公式HP
見学
商品

プレミアムクラフトジン「和GIN」

明利酒類の代表的な商品

栃木県

3-7. 西堀酒造 日光街道 小山蒸溜所

歴史は古く明治5年(1872年)創業の酒蔵。
日本酒製造メーカーとして最大の魅力を発揮するそのルーツに即し「國酒・日本酒の醸造技術を取り入れること」をポリシーとしています。
蒸留酒製造の発酵工程においては、純国産である「清酒酵母」を使用し、またそれに伴い日本酒造りの発想を取り入れた特殊仕込みを行います。
清酒酵母を使用した事により硫黄やオフフレーバーも変化する事からポットスチルも特殊なものとなっています。
国産ステンレス製蒸留器の内部に銅板を貼って改造したオリジナルの蒸留器です。
ステンレスなので「常圧蒸留」と「減圧蒸留」どちらも使用でき、かつ加熱方式も直接蒸気・間接蒸気どちらも併用する事が出来るので原酒の造り分けの選択肢が多い事が特徴です。

蒸留酒に使用する穀類には、酒米を磨いた際に出る米粉を原料として使用します。

①自社蒸溜所にて麦芽100%で発酵、蒸留させるシングル・モルト・ウイスキー 
②自社蒸溜所にて麦芽と米粉で発酵、蒸留させるシングル・グレーン・ウイスキー 
③清酒酵母で発酵、蒸留する国産スピリッツ(クラフトウォッカ、クラフトジン) 
この3タイプの造り分けを現在行っている。

新製品としてはすでに栃木県初のジャパニーズウイスキー「哲/TETSU」をリリース

所在地 栃木県小山市大字粟宮1452
アクセス JR東京駅からJR小山駅まで新幹線で約50分
操業開始 2022年
公式HP

日光街道 小山蒸溜所公式HP

見学 公式HPにて予約可能
※7日前までの予約で14時-15時まで約1時間のコース
商品

夢日光ウォッカ

西堀酒造の代表的な商品


3-8. 安井商店 Stork valley Distillery

茨城県の酒類卸業「安井商店」がグループ企業の酒類卸「ノザキ」内にウイスキーの蒸留所を開設。
2023年夏から蒸溜に乗り出します。
蒸留所名になっている「STORK VALLEY(ストークバーリー)」storkはコウノトリを意味し、小山市の自然の象徴として、渡良瀬遊水地内の人工巣塔で繁殖が成功したコウノトリにちなむ。
輸入原酒は使わず、自社の原酒のみにこだわるほか、酵母や麦芽の配合などは自社で手がけるクラフトビールの醸造ノウハウを生かす。
使用樽は、日光産の杉、ヒノキ、ミズナラ
年間1万2000本程度の販売をめざし、ボトルは栃木県益子町の名産・益子焼を使うことを視野に入れている。
その他ウイスキーをはじめ、スピリッツ、リキュールの製造免許を1月に取得し、クラフトジンの醸造にも取り組む。
茂木町の柚子や那須烏山市の「国見みかん」、日光市のサンショウやワサビ、小山市の桑の実、那須町のブルーベリーなど県産品を使い、2023年秋、リリース予定。

所在地 〒323-0034
栃木県小山市神鳥谷4-1-53
アクセス 小山駅から間々田駅西口行きに乗り
小山第三小学校北で下車
操業開始 2023年
公式HP

栃木県小山市の蒸溜所 ストークバレー蒸溜所 (stork-valley-distillery.com)

見学 未定
商品 未定

3-9.小林酒造 日光蒸溜所

 

千葉県

3-10. 須藤本家 

明治18年から続く伝統ある蔵元。
「平成の名水百選」で唯一千葉県から選ばれた久留里の名水で仕込んだ「天乃原(あまのはら)」が有名。
2018年、千葉県内で初めてウイスキーの製造免許を取得。
リリースは「房総ウイスキー」一本のみ。
公式コメントでは「自社製モルトと独自ルートで確保した英国産のスコッチのブレンドで、スモーキーさは控えめ、日本人好みの華やかな甘い香りのフレーバーに仕上がっています。」とのこと。
成分表記の順番がグレーン、モルトとなっているので、グレーンの比重が高く、英国産モルト原酒がメインであると思われる。
4L、8L、50Lのアメリカンオーク樽に詰めて販売するという一風変わったクラウドファンディングが行われた。
ちなみに50Lの樽のみアルコール度数65%のカスクストレングスでの販売でした。
蒸溜機らしきものはサイトの画像にありましたが、実際の設備はあまりよくわかりません。

所在地 千葉県君津市青柳16-10
アクセス JR久留里線 久留里駅下車 徒歩15分
操業開始 2018年
公式HP

須藤本家公式HP

見学
商品

房総ウイスキー

須藤本家の代表的な商品

3-11. mitosaya薬草園蒸留所 

152 TALL FIELD

画像出典:公式インスタグラム

ブックショップ「ユトレヒト」の元オーナー江口宏志氏が、かつてジンに革命をもたらした『Monkey 47』のマスターディスティラー、スティーレミューレ蒸留所のクリストフ・ケラー氏に2013年に師事した後、2016年にmitosayaを設立。
町営の元薬草園を事務棟や研修棟などをリノベーションし、ゲストハウスやイベントスペース等に改築、再利用している。
敷地内の広さは約5000坪。
8人のクリエーター集団で運営され、「COEDOブリュワリー」の代表朝霧重治氏や、「Blue Bottle Coffee」をプロデュースした石渡康嗣氏などが名を連ねている。
週末には近隣住民の育てた果物の無人販売所や新商品の販売などを行っている。
2019年のファーストリリース以来、100種類以上の蒸留酒を手掛けてきた。
土地を一から農耕し種を巻き麦芽を収穫乾燥させ石臼で粉砕、ピートを同じヨードの仲間である海藻で代用を試みる等、ひと手間ひと手間を人力で3年半かけて2023年5月19日初のニューメイク『TALL FIELD』を発表。
作られた原酒は4Lしか取れず500ml 6本、100ml 10本の計16本は即完売した。

所在地 〒298-0216
千葉県夷隅郡大多喜町大多喜486
アクセス いすみ鉄道 大多喜駅から徒歩20分
操業開始 2016年
公式HP

mitosaya薬草園蒸留所

見学 「openday」は毎年春と秋の開催
無人販売「HONOR STAND」は週末に開催
詳しい日時はSNS等で告知
商品

リリース毎にテーマやコンセプトがある為
レギュラー商品無し

神奈川県

3-12. 熊澤酒造 湘南蒸留所

明治5年(1872年)から日本酒を作り続けている。
現在、湘南唯一の酒蔵。
「よっぱらいは日本を豊かにする」を社風とし日本酒はもちろん、クラフトビールや数々のイベントもこなし、インテリアショップやギャラリーなどその経営手腕は大変マルチである。
2018年にコラムヘッド型の減圧蒸留と常圧蒸溜のどちらも使用でき直接、間接蒸留も使い分けられる横山エンジニアリング社のハイブリッドステンレス蒸留器を導入してジンの製造を開始。
冷却管の部分に銅板を組み込むこともできる使用になっておりジンを蒸留する時とウイスキーを蒸留する時とで仕様を変えている。
「クラフトジン白天狗-レモングラス-」をリリースしています。
2020年にウイスキー製造免許を取得し、21年から製造を開始しています。
樽は自社の貴醸酒が入っていたオーク樽を使用。
今後、樽は貴醸酒→ウイスキー→ビール→ウイスキーと循環させて使用していく予定。
Spotify」内のコンテンツラジオ「Podcast」にて蒸留家の江口宏志が運営する「蒸留」をテーマにした、ラジオ番組「Distillery Class」のゲストとして出演した熊澤酒造の社氏、五十嵐哲郎氏がリリースの時期はまだ不明だが、今後出す予定のウイスキーの名前は『赤天狗』となるとコメントしている。
2023年12月1日に先行で100本限定でサンプルリリースされる180ml版の『whisky赤天狗』は即完売。
このwhisky赤天狗は2020年に看板商品である最高級モルトを使用した湘南ビールを蒸留したもの。
バーボン樽熟成だが、ここにも一工夫加えられ、自社商品の湘南ビール『インペリアルスタウト』を一年間投入させて作られた、自社の強みが十分に生かされたオリジナルのバーボン樽熟成です。
180ml版は加水せずにカスクストレングス54%となる。
本リリースが待ち遠しい。
余談だが、敷地内に防空壕がある。

所在地 〒253-0082 神奈川県茅ヶ崎市香川7-10-7
アクセス JR香川駅 下車 徒歩10分
操業開始 2018年
公式HP

熊澤酒造公式サイト

見学 レストラン利用者に向けての見学あり
公式サイト
商品

熊澤酒造の代表的な商品

群馬県

3-13.株式会社LINK 北軽井沢蒸留所

画像出典:公式インスタグラム

銀座「Bar LAG」の現役オーナーバーテンダーである坂本龍彦氏が2022年2月株式会社LINKを設立。
バー営業と並行してウイスキー製造していく。
同年7月北軽井沢蒸留所着工。
2023年3月竣工、同年5月ウイスキー製造免許取得し、7月から試験製造を開始している。
この蒸溜所の特徴は「天空のウイスキー」の異名で知られるアムルット蒸溜所(標高920m)を越えた約1,100mにある所。
高い標高で蒸溜すると沸点が低くなるのを生かし、独自の味わいを目指す。(減圧蒸留がこれにあたる)
ポットスチルは福岡県糸島市にある黄河社製の設計、製造、調整まで携わったオーダーメイド。
胴体はステンレスと銅の複合、ヘッドの部分は銅製で職人の技が光る日本の伝統「へら絞り」と言われる伸ばし加工で作られている。
一機で初留と再溜どちらも兼ねる。
仕込み水は浅間山麓の地下水を使用。
モルトは英国クリスプ社のディスティラーモルト300kgから麦汁1,500L、初留3回分を再留。
1週間に1仕込みで年間約20,000Lの見込み。
収納方法はパレットを使ったパラタイズ式。
この収納は通常樽を縦に置くが液漏れのリスクも高い為、一工夫加えられた横置きのパラタイズ式で貯蔵。
現在、最も高い標高にある蒸溜所であり国内最小でオリジナルの蒸溜機と話題に事欠かない蒸溜所、試験製造段階なので未定な部分も多いがそれゆえに銀座「Bar LAG」(現在水、木、金の営業)で坂本龍彦氏から聞けるお話は大変興味深い事だろう。
ちなみ店頭にてオーナーズカスクの先行募集も始まっているとの事。

「WHISKY ONEYEAR」を2024年に販売開始

所在地 〒377-1412
群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1991-127
アクセス JR軽井沢駅から車で約40分
操業開始 2023年
公式HP

北軽井沢蒸留所

見学 未定(準備が整い次第見学可になる予定)
商品 現在はNEWPOTなどを作成 公式サイトから販売あり

3-14. ㈱牧野酒造 倉渕蒸留所

榛名の地酒、「大盃」を製造する、創業1690年の老舗酒造が自社蒸溜設備にてウイスキーを製造。以前から米焼酎の製造を行っており、映像などを見る限りでは蒸溜設備は焼酎製造用のものを使用している様子。

すでにシングルモルトとしてニューメイク「倉渕」を2023年12月に発売しており、これから熟成を行い、「地方の酒蔵がつくる『地ウイスキー』として広めていきたい」と語る。

ジャパニーズウイスキーの定義にはとらわれず、シングルモルトウイスキーと自社製造酒粕スピリッツをブレンドしたウイスキーの販売なども行う。

所在地 〒370-3401 群馬県高崎市倉渕町権田2625-1
アクセス

・関越自動車道 高崎ICより約60分
・関越自動車道 前橋ICより約60分(Googleマップでルートを表示)
・上信越自動車道 松井田妙義ICより約40分

公共交通機関でお越しの方
・長野新幹線 安中榛名駅よりタクシーで約30分

操業開始 2023年12月
公式HP

牧野酒造株式会社

見学
商品 ニューメイク倉渕

4. 中部地方

山梨県

4-1. サントリースピリッツ 白州蒸溜所

サントリーは、山崎蒸溜所とは異なるタイプのモルトウイスキー原酒を求め、良質でウイスキーの仕込みに最適な水を探し続けました。そして全国各地を調査した中から、日本有数の名水地である“白州”の地に出会います。日本で初めてウイスキーづくりを始めてからちょうど50年を迎えた1973年、ついにサントリー第2のモルトウイスキー蒸溜所「白州蒸溜所」が操業しました。

白州蒸溜所の特長は、世界にも類を見ない多彩な原酒のつくり分けにあります。
発酵工程では、保温性に優れた木桶発酵槽にこだわり、蒸溜所内に棲みつく乳酸菌などの微生物の働きによって、白州ならではの独特な風味を生みだしています。
蒸溜工程では、大きさや形状の異なる蒸溜釜を使い分け、貯蔵(熟成)工程でも様々な樽を使い分けるなど、仕込から発酵、蒸溜、そして貯蔵(熟成)に至るまで全ての工程で多彩な原酒のつくり分けが行われています。

画像出典:サントリー白州蒸溜所

所在地 〒408-0316
山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
アクセス

中央本線韮崎駅より下教来石下行きバスに乗り、「松原上」バス停下車(1日数本)。
中央本線小淵沢駅よりタクシー15分。
中央本線小淵沢駅よりシャトルバス20分(期間限定)。

操業開始 1973年
公式HP サントリー白州蒸溜所
見学 工場見学一時休止中。(2020年12月27日時点)
商品 シングルモルトウイスキー白州、シングルモルトウイスキー白州18年、シングルモルトウイスキー白州25年

白州蒸溜所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

白州蒸溜所(サントリーホールディングス)|蒸留所詳細情報
白州蒸溜所の基本スペックや歴代マスターブレンダーまでの基本情報を網羅

4-2.SASAKAWA WHISKY株式会社 富嶽蒸溜所

SASAKAWA WHISKYロゴ 画像引用:富嶽蒸溜所公式HP

富嶽蒸溜所は、霊峰富士山の麓に建設されるウイスキー蒸留所です。

木製のウォッシュバックを使用し直火加熱方式のポットスチルを三宅製作所で特注。酵母や乳酸菌の潜在能力を引き出すことに注力します。

貯蔵庫はダンネージ式。また、熟成は納得のいく味になるまで丁寧に熟成します。

10,000㎡の広大な敷地を誇る富士箱根伊豆国立公園内に富嶽蒸溜所はあり、恵まれた富士山の伏流水を使用。森林に囲まれた敷地内は澄んだ空気で満たされており、標高は1000m。夏は冷涼な気候で、ウイスキー造りに適しています。

富嶽蒸溜所完成予想図。引用:富嶽蒸溜所公式HP

所在地 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田4918-1
蒸溜所へのアクセス

中央自動車道【河口湖IC】より車で約8分
【富士山駅】よりタクシーで約10分

創業開始
公式HP

富嶽蒸溜所公式HP

見学

実施予定

商品

4-3.井出醸造店 富士北麓蒸溜所

画像出展:makuake

1700年頃に操業開始した醤油醸造が前身の井出酒造は、江戸末期に醤油醸造に合わせて

清酒の製造を始めました。2020年にウイスキーの製造免許を取得。清酒造りで培った知識と技術を駆使し、試行を重ねている。

富士北麗蒸留所では、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの製造を行っており、清酒酵母と富士山の清冽な伏流水を用いた、香りに重きを置いたウイスキー造りを目指している。

今後、蒸留所見学の開始を予定しており、その増設のための資金をオリジナルグラスや、ニューポットをリターン品としてクラウドファンディングを実施。目標金額の約3倍の金額を募ることに成功している。2022年現在では、カスクオーナーの募集も行っている。詳細はこちらから。

モルトウイスキーはドイツ産のノンピート麦芽を使用、ホワイトオークバーボン樽で熟成。グレーンウイスキーは全量をお米で生産しており、いわゆるライスウイスキーを製造している。
樽詰めは2020年に行っており、実際の販売は2023年を見込んでいる。

現在は富士北麓ハイボールブレンデッドウイスキー大樹海という商品を販売している。

所在地

〒401-0301

山梨県南都留郡河口湖町船津8番地

アクセス

中央自動車道河口湖インターより車で10分

河口湖駅より徒歩10分

操業開始

2020年蒸留開始

公式HP 井出醸造店
見学 見学ツアー実施予定
商品 富士北麓ハイボールブレンデッドウイスキー大樹海

4-4. Far Yeast Brewing㈱ 源流蒸溜所

東京都に隣接した山梨県の小菅村にある醸造所。ビール「FAR YEAST」が有名。
廃棄寸前のビールのアップサイクルの一つとして、蒸溜器を導入し、クラフトジンの原料にすることで無駄のない蒸留酒造りを行っている。
その知見を活かし、ウイスキーの製造を行っている。

所在地 〒409-0211
山梨県北都留郡小菅村4341-1
蒸溜所へのアクセス JR東日本青梅線奥多摩駅・同中央線大月駅より車で約30
創業開始(蒸留開始) 2022年
公式HP https://faryeast.com/
見学

醸造所はレストラン併設

商品

Azeotropeなど

4-5.サン.フーズ 韮崎御勅使蒸留所

1976年設立食品調味料の製造から始まった会社です。
ウイスキー製造免許取得を取得したのは2014年。
「富士ヶ嶺」「韮崎」「御勅使」の三本を主力商品としている。
1,000円~4,000円程の比較的安価で流通数も多く手に取りやすい。
海外産原酒をメインに取り扱っており、ジャパニーズウイスキー表記のウイスキーは韮崎ウイスキーのブレンデッドジャパニーズのみ。
添付の画像はイメージですと書き加えられているのも、非常に興味深い所です。(2023年5月現在、サイトリニューアル中の為、文言は無くなっている)
ポットスチルの情報なども皆無な為、今後の動向にも期待を込めて注視していきたい所です。

所在地 山梨県韮崎市龍岡町下條南割640
蒸溜所へのアクセス
創業開始 2014年
公式HP

韮崎御勅使蒸溜所公式ブランドサイト

見学

商品

韮崎御勅使蒸留所の代表的なウイスキー

4-6.徳岡ホールディングス 南アルプスワインアンドビバレッジ 笛吹工場

創業150年近くになる街の酒屋が原点。
約50年前にワイン事業をスタートし更には輸入業、ドイツでのワイナリー事業や、中国での酒類企業のコンサルタント等、その事業は幅広い。
話題になったトップバリューのウイスキーの発売元である。
現在も「SNAZZ」という銘柄でイオン系列のスーパーで600円程度で手に入れられる。
公式サイトに記載されてあるラインナップは「蜂角鷹(はちくま)」「角鷹(くまたか)」「角鷹5年樽熟成」「角鷹ピュアモルト」その他、2L入りのバックインボックスやペットボトル4L等のバリエーションがある。

所在地 山梨県笛吹市一宮町上矢作191番地1
蒸溜所へのアクセス
創業開始
公式HP 南アルプスワインアンドビバレッジ
見学

商品

南アルプスワインアンドビバレッジ 笛吹工場の代表的なウイスキー

長野県

4-7. 本坊酒造 マルス駒ヶ岳蒸溜所

国産ウイスキーの生みの親として知られる「竹鶴政孝」。 当時、24歳だった竹鶴氏に日本の本格ウイスキーの夜明けを託し、上司として彼をスコットランドに送り出したのが摂津酒造(マルスウイスキーの生みの親)の「岩井喜一郎」でした。

竹鶴氏は日本に帰国後、ウイスキー研修の結果を「ウイスキー報告書」にまとめ、岩井喜一郎氏に提出しました。通称「竹鶴レポート」や「竹鶴ノート」と呼ばれるものです。

本坊酒造は、鹿児島での焼酎造りがメインの酒造ですが、1949年にウイスキー製造免許を取得してから、「いつか日本の風土を活かした本物のウイスキーを造りたい」と夢を抱き続けていました。

1960年、岩井喜一郎氏は「竹鶴ノート」を元に設計し、ワインとウイスキー製造のための工場「マルス山梨ワイナリー」を設立します。そして、本格的にウイスキー造りに取り組むために、さらなる理想の地を探し求め、1985年長野県に「マルス信州蒸溜所」を操業しました。中央アルプス駒ヶ岳山麓の美しく緑深い森に囲まれた蒸溜所は、澄んだ空気の静寂の中に佇んでいます。

蒸留所のビジターセンター内に有料試飲ができるテイスティングバーが併設されています。マルスウイスキー最新の商品から、過去の限定品などたくさんのラインナップを愉しむことが出来ます。

2019年のウイスキーフェスティバルでの出展の様子です。岩井トラディション、モルテージ越百、駒ヶ岳リミテッド2019、2020年春発売の新商品も展示していました。

以前は『マルス信州蒸溜所』の名称でしたが、2024年に現在の名前に変更。

所在地 〒399-4301
長野県上伊那郡宮田村4752-31
アクセス
■電車をご利用の場合
JR飯田線で「駒ヶ根駅」または「宮田駅」を下車後、タクシーで約10分
■お車をご利用の場合
「中央高速自動車道」の「駒ヶ根IC」より約5分
操業開始 1985年
公式HP 本坊酒造 マルス駒ヶ岳蒸溜所
見学 見学可。メールフォーム・FAXにて要申込み。
商品 シングルモルトウイスキー駒ヶ岳

マルス駒ヶ岳蒸溜所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

マルス駒ヶ岳蒸溜所(本坊酒造)|蒸留所詳細情報
創業明治5年。焼酎、ワインなど総合酒類メーカーである本坊酒造が、ウイスキー不況の煽りを受け1922年に閉鎖した蒸留所を2011年に復活。ジャパニーズウイスキーの父「竹鶴政孝」をスコットランドに送り出した人物として知られる、岩井喜一郎がかつて顧問として携わっていた経緯を持つ蒸留所。これまで行われなかった日本初の他蒸留所との原酒交換を行った事でも知られる。

4-8. 軽井沢蒸留酒製造 小諸蒸溜所

軽井沢蒸留酒製造が手掛ける蒸留所第1号。

元バンカーの島岡氏とKAVALAN(カバラン)元蒸留所マスターブレンダーイアン・チャン氏がタッグを組み、清らかな水を育む浅間山麓、気候、水質、自然環境に地域文化と様々な要素がからみあって、ウイスキー蒸留所に最適な地として長野県の小諸に蒸留所を建設。製造はシングルモルトのみ。

2024年、ワールドウイスキーフォーラムの舞台としても選ばれ、世界からも注目を浴びる。

販売方式は現在樽に詰めたものを販売し、3年後にお届けという販売方式が主流。

所在地 〒384-0801
長野県小諸市甲 字軽石 4630-1
アクセス

しなの鉄道小諸駅よりタクシーで約10分

北陸新幹線 佐久平駅より タクシーで約25分

上記2駅より予約制で送迎バスあり

操業開始  
公式HP

小諸蒸留所公式HP

見学 見学も充実、公式HPにて初級から上級までのコースを選んで予約可能
商品

すでに限定品予約販売を実施中

4-9.Nozawa Onsen Distillery株式会社 野沢温泉蒸留所

「えらっしゃい!」野沢温泉村へ向かう県道から見える看板

野沢温泉村でカフェ、バーを経営するフィリップ・リチャーズ氏が、2021年に建設を開始。2022年6月の稼働を予定。

国内でも屈指のパウダースノーと広大さを誇る野沢温泉スキー場と、グリーンシーズンはサイクリングなどのレジャー、そして数々の外湯を有する野沢温泉村の新たな観光名所になることを目標としている。

野沢温泉蒸溜所は、蒸留所見学のほかに、ギフトショップや、試飲などが楽しめるクラフトバー、ハーブガーデンの併設を予定。

2022年1月現在、クラフトジンと、モルトウイスキー、グレーンウイスキーの製造を予定しており、クラフトジンはドイツのカール社製の蒸留器を使用。バスケットを用いたヴェイパーインフュージョン法を採用し、野沢温泉スキー場が建設されている無毛山を流れ落ちる湧き水と、野沢温泉村の名産物をボタニカルとして使用。「お土産で持って帰ったボトルを家で飲んだ時、野沢温泉村のことを思い出してくれるようなジンにしたい」というコンセプトのジンの製造を予定。

ウイスキーはタスマニアのナップ・ルワー社製の蒸留器を使用。熟成年数は決めておらず、高品質で、納得のいくま美味さになるまで試行、熟成を繰り返す。グレーンウイスキーの製造も視野に入れており、小麦、蕎麦、米を使用した、新しいタイプのグレーンウイスキーの製造を見込んでいる。2022年1月現在、蒸留所は建設中で、蒸留器の導入は3月の見込み。

予定されている商品のラインナップは、スタンダードなクラフトジン、四季のボタニカルを使用した期間限定ジン、高品質のシングルモルトウイスキー、小麦、蕎麦、米を使用したグレーンウイスキーと、ブレンデッドウイスキー。

所在地 〒389-2502
長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9394
アクセス 戸狩野沢温泉駅からタクシーで20分 豊田飯山I.Cより車で25分
操業開始

2022年6月蒸留開始予定

公式HP 野沢温泉蒸留所
見学 見学ツアー実施予定
商品

4-10. 戸塚酒造 軽井沢ウイスキー蒸溜所

画像出典:軽井沢ウイスキー株式会社

1653年創業の戸塚酒造(佐久市)の16代目社長、戸塚繁氏がウイスキーの製造会社「軽井沢 ウイスキー株式会社」を新たに立ち上げ北佐久郡軽井沢町発地に「軽井沢ウイスキー蒸留所」を建設。2021年春に着工。

新会社は戸塚社長が個人出資し、19年11月に設立。敷地面積1.3ヘクタールに蒸留所と貯蔵庫を建設。2024年のウイスキー販売開始を目指し、年間約6万リットルの生産計画。総事業費は7億~8億円を見込む。
原料の大麦は佐久地方などで地元農協と協力して栽培し、仕込み水は浅間山や八ケ岳山麓の水を使用する予定。
「メルシャン軽井沢蒸留所」の最後のモルトマスターである内堀修省氏を顧問とし、同じくウイスキー・ディスティラーであった中里美行氏を工場長として招き、蒸留を開始した。

所在地

〒389-0113
長野県北佐久郡軽井沢町発地 2785-318

アクセス 信濃追分駅から徒歩約35分
操業開始 2022年予定
公式HP 軽井沢ウイスキー株式会社
見学
商品

4-11.戸塚酒造 御代田蒸溜所

先述の軽井沢蒸溜所とおなじ戸塚酒造がオーナー。もともと銀行であった建物を使用している。
御代田町は、かつて「軽井沢」という銘柄のウイスキーを製造していた旧メルシャン軽井沢蒸留所があった場所でもあるが、現軽井沢蒸溜所とは少し違うアプローチでウイスキー製造を行う予定とのこと。

2025年7月には御代田町のふるさと納税の返礼品にもなることが発表されている。

所在地 〒389-0207
長野県北佐久郡御代田町馬瀬口953-4
蒸溜所へのアクセス しなの鉄道御代田駅からタクシーで10分
創業開始(蒸留開始) 2023年
公式HP
見学

商品

4-12.きよかわ株式会社 飯山マウンテンファーム蒸溜所

元は輸入卸を生業とするイタリア出身のデビッド・トライアーノ氏が2016年に株式会社「きよかわ」を設立。
2018年に農業法人の合同会社MOST FARM(モストファーム)を設立、雪国向け六条大麦「ゆきはな六条」を開発。
2019年に飯山蒸溜所を開設して蒸留を開始、2022年に「飯山マウンテンファーム蒸溜所」に名称を変更した。
最初期は容量500リットルの小型のハイブリッドスチル1基のみだったが、国内初導入となるイタリアのフリッリ社製のスチルと中国・DYE社製のハイブリッドスチルを設置。
これに伴いイタリア・ガルベロット社のオーク材発酵槽を4基導入し今後はステンレス製の発酵槽も導入する予定。
マッシュタンはドイツ・チーマン社製を2基を設置。
ボトリング設備は全自動で、これも国内初のイタリア・ポラリス社製。
ロシアで人気を博し、物議を醸した「剣聖」と「野伏」を発売していた。
現在更に隣接地域に戸狩温泉蒸溜所を建設中、この蒸溜所ではグレーンウイスキーを製造予定。

所在地 〒389-2411 長野県飯山市豊田5123-30
蒸溜所へのアクセス 戸狩野沢温泉駅出口から徒歩約19分
創業開始 2016年
公式HP
見学

商品

4-13.きよかわ株式会社 戸狩蒸溜所

きよかわマウンテンファーム蒸溜所の隣接地域に戸狩温泉蒸溜所を建設中。
この蒸溜所ではグレーンウイスキーを製造予定。

所在地 〒389-2411 長野県飯山市豊田5123-30
蒸溜所へのアクセス 戸狩野沢温泉駅出口から徒歩約19分
創業開始 2016年
公式HP
見学

商品

静岡県

4-14. キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所

1972年8月に、麒麟麦酒(日本)、JEシーグラム(米)、シーバス・ブラザーズ(英)の3社合弁(3国共同)により、キリン・シーグラム株式会社が設立され、翌年1973年8月に富士御殿場蒸溜所が操業しました。

画像出典:ウイスキペディア|BSフジ 第5回 2020/4/9放送

富士御殿場蒸溜所は、ウイスキーの原材料にトウモロコシや小麦などを使用した「グレーンウイスキー」の製造にこだわってきました。グレーンウイスキーの製造には一般的に連続式蒸留器が使われます。富士御殿場蒸溜所では、”マルチカラム”、”ケトル”、”ダブラー”の3種類の連続式蒸留器を駆使して様々な特徴のグレーンウイスキーを作り分けています。

代表的なウイスキーとしては、「富士山麓 樽熟原酒50°」がありましたが、2018年からの想定を上回る需要により製造に必要な原酒の供給が困難な状況となり、2019年3月末で終売となってしまいました。後継商品は発売されませんでしたが、2017年から発売された「富士山麓 Signature Blend」が2018年からは国内市場でも一般流通するようになり、現在では現行品として販売されています。

2016年「富士御殿場蒸溜所 シングルグレーンウイスキー AGED 25 YEARS SMALL BATCH」がワールド・ウイスキー・アワード2016において「ワールドベストグレーン賞」を受賞。
2017年3月31日、キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所のマスターブレンダーである田中城太氏がアイコンズ・オブ・ウイスキーのマスターディスティラー、およびマスターブレンダー部門で世界最優秀賞を受賞。
2020年3月27日、「キリン シングルグレーンウイスキー 富士30年」がワールド・ウイスキー・アワード2020において「ワールドベストグレーン賞」を受賞。

所在地 〒412-0003
静岡県御殿場市柴怒田970番地
アクセス ■JR御殿場駅から無料シャトルバス運行
JR御殿場駅、改札を出て乙女口にお進みください。駅のロータリーがシャトルバス乗り場です。
■ 東名高速御殿場I.Cを山中湖方面に降り、国道138号線を直進約6km進んだ右側
操業開始 1973年
公式HP キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所
見学 見学可。
※見学は当面の間、静岡県在住のお客様のみ。
※工場見学・ショップは12月21日(月)~2021年1月7日(木)の間、休業。
商品 富士山麓シグニチャーブレンド、シングルグレーンウイスキー富士

富士御殿場蒸溜所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

富士御殿場蒸溜所(キリンホールディングス)|蒸留所詳細情報
富士御殿場蒸溜所の製造スペックや歴代マスターブレンダーまでの基本情報を網羅

4-15. ガイアフロー 静岡蒸溜所

ガイアフローディスティリング㈱は、2015年3月にメルシャン軽井沢蒸留所からウイスキー製造設備を購入・取得しました。モルト粉砕に利用する粉砕機や蒸留器などの再利用可能な設備は修繕・改良を経て静岡蒸溜所へ移設され、ウイスキー製造の準備がすすめられました。

2015年、静岡県静岡市のオクシズ(奥静岡エリア)の、玉川と呼ばれる地区に静岡蒸溜所の建設を開始し、2016年9月にウイスキー製造免許を取得。2016年10月よりウイスキー製造を開始しました。
軽井沢蒸留じょから移設した蒸留器(K)とスコットランド製の蒸留器(W)2基の3基の蒸留器で製造を行っています。

蒸留所の建物や発酵槽などに、オクシズで育ったヒノキをふんだんに用い、自然と一体になった蒸溜所。静岡の風土に根ざした、自然と調和するウイスキー造りを目指しています。蒸留所内には有料試飲コーナーが併設されていて、静岡プロローグシリーはもちろん、ニューポットや熟成途中の原酒も楽しむことが出来ます。
また、ガイアフロー静岡蒸溜所が輸入販売を行うインドのウイスキー「アムルット」やスコッチのボトラーズ「ブラックアダー」などもウイスキーも多数試飲する事が出来ます。

所在地 〒421-2223
静岡県静岡市葵区落合555番地
アクセス JR静岡駅より、路線バス「しずてつジャストライン」で60分
バス停「静岡駅前」9番線乗り場より乗車
安倍線(118 上落合行き )バス停「奥の原上」下車 徒歩1分
または、安倍線(119 横沢行き)バス停「上助」下車 徒歩15分
操業開始 2016年
公式HP ガイアフロー静岡蒸溜所
見学 見学可。
ホームページの見学ページより要予約
商品 シングルモルトウイスキー静岡「プロローグK」

静岡蒸溜所の代表的なウイスキー

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蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

ガイアフロー静岡蒸溜所(ガイアフローディスティリング)|蒸留所詳...
静岡県のオクシズ(奥静岡エリア)の玉川地区の安倍中河内川のほとりに建ち、伝説の軽井沢蒸留所のポットスチルを受け継いだことで話題になった蒸留所。

4-16. 十山株式会社 井川蒸留所

画像出展:特種東海製紙株式会社2019年3月期 決算資料

特種東海製紙株式会社からの新設分割により2020年4月に「十山株式会社」を静岡市葵区田代に設立。静岡市北部の社有林を活用してウイスキーの製造事業を行う。2020年夏から蒸留を始め、2027年以降の出荷を計画している。7年以上熟成させた「本物」の製造を目指し、出荷初年度は5千~6千本程度の生産を見込んでいる。
蒸留所建設における投資額は約10.9億円。大井川沿いに敷地面積約2千平方メートルに蒸留棟や熟成庫を建設した。蒸溜棟:鉄骨2階建 延べ860㎡、熟成庫:鉄骨平屋建 357㎡

国内で一番標高の高い蒸溜所であり、一般車両は交通が規制されているほどの奥地にあり、アクセスは困難。まさに『秘境』といった様相。

蒸溜所よりもさらに標高の高い場所にクマに壊されないように鉄で補強したの山小屋式熟成庫を建て、マウンテンカスクとしてリリースする予定も

既にノンピートにフローラシリーズとピーテッドタイプのファウナシリーズをリリース。

所在地 〒428-0505
静岡県静岡市葵区田代1299-1
アクセス
操業開始 2020年蒸留開始
公式HP 井川蒸溜所|十山株式会社 (juzan.co.jp)
見学
商品 井川蒸溜所ファウナ、フローラ

井川蒸溜所代表的なウイスキー

4-17.Whiskey&Co.  Distillery Water Dragon

画像出典:PR TIMES

2021年1月東京渋谷区に設立され、クラフトスピリッツの製造・販売および酒類を中心としたブランドのコンサルティングを行うWhiskey&Co.社。
アメリカのバーボンウイスキーの魅力を伝えるべく「Japanese ”Bourbon whisky” Style」という新しいスタイルを打ち出していく。
先駆けてジンの商品化がされており「Teen Spirits」は2022年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)で銀賞を獲得している。
ブロックチェーン技術を利⽤したトークン発行型のクラウドファンディングサービス『FiNANCiE』での活動も積極的に行っており、購入したトークンによって蒸留所に入れるエリアが広がったり、カスクオーナーになれる権利を得られたり、蒸留所に併設された築97年の土蔵を改装したレストランバー「Water Gate」の二階部分にある所謂VIPルームBAR「Jet」を優先利用できる権利などの様々な特典がある。
原酒の熟成期間は現在は3年を目処にしているが、熟成状況によっては2年熟成のものも出す予定。
一仕込み(一日あたり)200-300kgの2バッチ。
穀物はバーボンウイスキーを踏襲しており、メイズ(コーン)、ライ麦、モルトを混合させて使用。
今後はメイズ、小麦、モルトの混合も行っていく予定。
蒸留機は一機でドイツ製アーノルドホルスタイン社のもの。
現在ニューメイクの段階でクオリティが高く、そのままでも飲用に適するほどで、熟成が楽しみとの事。
今のところフレーバーはクリーンでエステリー、メローを目指す。
Distillery Water Dragonの強みは原料比率を変えられる事や原料自体穀物を自由に選べる事、酵母変更による香味の変化等、多種多彩な原酒を生み出し、新たな美味しさにチャレンジしていきたい考え。

現在、ニューボーンともいえるウイスキー、『ムーンシャイン』をトークン保持者へ販売をしており、このムーンシャインを使用したカクテルコンペティションなども開催された。

所在地 〒411-0853 静岡県三島市大社町18−5
蒸溜所へのアクセス JR三島駅から徒歩15分
創業開始 2021年
公式HP Whiskey&Co.
見学

可能 (所持トークン次第)

商品

TeenSpirits、On Spring

Whiskey&Co.の代表的な商品

4-18.株式会社時之栖 富士かぐや蒸溜所

画像出典:公式サイト

時之栖(ときのすみか)と読みます。
温泉、ホテル、レジャー施設、飲食とグループ会社がいくつもある大きな企業。
富嶽麦酒が有名。
関連施設のs_pl@tt FUJISPARK(エスプラットフジスパーク)という、野球場や体育館、サッカー場などあらゆるスポーツに適応した施設でありホテル大浴場からレストランまでも完備されたスポーツ施設の中に醸造、蒸溜が可能な富士かぐや蒸溜所がある。
「whisky the Takasago 2022」という富山の銀盤酒造の25年熟成スピリッツと、熊本の常楽酒造の3年球磨焼酎由来スピリッツと、富士かぐや蒸溜所のモルトウイスキー原酒をブレンドしたウイスキーと表記し、年に一度のペースで発売している。

所在地 静岡県富士市大淵325番地の5
蒸溜所へのアクセス  
創業開始 1994年3月4日
公式HP s_pl@tt FUJISPARK
見学

可→詳細はこちらから

商品

富嶽麦酒

富山県

4-19. 若鶴酒造 三郎丸蒸留所

三郎丸蒸留所を運営する若鶴酒造㈱は、1862年に富山県砺波郡三郎丸村で清酒製造を始めた、北陸では非常に歴史のある酒造です。

第二次世界大戦の終結後、行きづまった局面を打開すべく、独自に蒸留酒製造の研究を行い、1952年にウイスキー製造免許を取得しました。1953年から「サンシャインウイスキー」を富山県内で販売をはじめました。

2016年、最初のウイスキー造りから60年以上の年月を経て蒸留所も老朽化が進行していました。「北陸唯一の蒸留所を、そしてこれまで続いてきたウイスキー造りを途絶えさせるわけにはいかない。 」ということで、「三郎丸蒸留所改修プロジェクト」を立ち上げ、資金確保のためにクラウドファンディングに挑戦しました。
60年以上守り続けてきたウイスキー造りへの情熱、そして富山のウイスキーを世界のウイスキーに育てるという挑戦を呼びかけに、2500万円の目標額をはるかに超える3825万5000円の支援をうけ、2017年、三郎丸蒸留所は建物や製造設備を改修しウイスキー蒸留所として再スタートを切りました。

2023年には、「駒田蒸留所へようこそ」というアニメ映画が公開され、作中に登場する蒸溜所のモデルが三郎丸蒸溜所になっておりました。

2019年には、梵鐘造りの名匠である老子(おいご)製作所との共同開発で世界初の鋳造製蒸留器「ZEMON」を開発しました。

年度 麦芽 マッシュタン 酵母 発酵槽 スチル
2016以前 ハイランドピート 半世紀前糖化漕 エールのみ ホーロー
2017 エール+ウイスキー 旧改造
2018 三宅製作所
2019 ZEMON
2020

ハイランドピート
アイラピート

ホーロー
木桶
2021 成熟エール
+ウイスキー
2022 ホーロー
木桶×2
2023 三宅製作所三番麦汁 プレス酵母+エール+ウイスキー

簡単な蒸溜所の年表。年々新しい設備や製品を導入しており、2025年には精麦棟もできるのでは?と噂になっています。

所在地 〒939-1308
富山県砺波市三郎丸208
アクセス 北陸新幹線 新高岡駅よりJR城端線にて油田(あぶらでん)駅下車、徒歩1分
操業開始 1953年(2016年改修)
公式HP 若鶴酒造 三郎丸蒸留所
見学 見学可。
ホームページの見学ページより要予約
商品 サンシャインウイスキー、シングルモルト三郎丸、ムーングロウ

三郎丸蒸留所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

三郎丸蒸留所(若鶴酒造)|蒸留所詳細情報
1862年創業の清酒蔵・若鶴酒造が開設した北陸初のウイスキー蒸留所。スモーキーなウイスキーのみを作り続ける。

新潟県

4-20.吉田電材工業株式会社 吉田電材蒸留所

1940年設立の電気機器の製造販売・合成樹脂の製造及び加工販売・医療用機器の製造販売を行っている吉田電材工業株式会社と、その子会社の株式会社ヨシデンが設立。昭和から日本の製造メーカーを下支えしてきた技術力で、上質で正直なウイスキー造りを目指します。

国内にて、グレーンウイスキー専業で蒸留を開始。北海道産コーンを使用し、原料もすべて100%国内産を目指す。約800坪の用地にてKothe社ハイブリットスチルを使用。年間生産量は約100kL 。

吉田電材蒸留所では、新潟県内をはじめとしたクラフト蒸留所のモルトウイスキーとブレンドしたブレンデッドウイスキーの製造を予定。ほかのクラフト蒸留所との差別化を図ります。国内蒸溜所へのグレーン販売も視野に入れている模様です。

ポットスチルはドイツ製のハイブリッドスチルを使用するほか、原料加工の工程で3種の穀物を自在に混ぜ合わせることができる独自設備を有します。原料となるのは、コーン、ライ麦、大麦、小麦そのほかにも日本の代表的な穀類、米や蕎麦や地域の特産物の穀類など日本ならではの素材も使用する。

愛媛特産の[はだか麦]を使用したウイスキーのお披露目会の際にも吉田電材のマークが入った樽等が映し出されており、他の蒸溜所への供給など、日本のウイスキー業界に影響を与える蒸溜所となりそうです。

住所

〒110-0016
新潟県村上市宿田344−1

アクセス

神林岩船港ICより車で約5分

操業開始

2022年蒸留開始

公式HP 吉田電材蒸留所公式HP
見学
商品

4-21.八海醸造 深沢原蒸溜所

画像出典:魚沼の里公式ページより

様々な飲食店、資料館、カフェなどが集まるレジャー施設「魚沼の里」内にある日本酒の『八海山』で知られる、八海醸造が運営する深沢原蒸溜所。
2005年には原型となる「深沢原蔵」として焼酎を作っており2016年4月にウイスキー製造免許取得し、以降米を原料としたグレーンを作り続けている。
それと同時にニセコ蒸溜所も運営しており、近年増え始めたクラフト蒸溜所の中でも蒸留所を二つ持つという数少ない酒造メーカーです。
ウイスキーに使用される仕込み水は、八海山と同じく「雷電様の清水」
熟成樽はオーク樽で2024年4月に7年熟成のライスグレーンウイスキーを発売予定。ニセコ蒸溜所とのブレンデッドも今後あるのかも気になるところ。

所在地 〒949-7112 新潟県南魚沼市長森343−9
蒸溜所へのアクセス JR上越線五日町駅からタクシーで10分
創業開始 2005年
公式HP 魚沼の里
見学

見学不可

商品

八海山本格米焼酎 オーク樽貯蔵 風媒花 ライディーンビール

深沢原蒸溜所の代表的な商品

4-22. 新潟小規模蒸溜所 新潟亀田蒸溜所

新潟亀田蒸溜所は、大手印鑑販売の株式会社大谷が設立した合同会社。2018年に野村証券新潟支店などが主催した「新潟イノベーションプログラム」で、株式会社大谷を含めた3社がチームとなり発表したクラフトウイスキー製造の事業案を実現。2019年3月に事業を立ち上げ、株式会社大谷の本社工場の敷地内に蒸留所が建設された。
原料である大麦を発芽~蒸留するところまで行う本格的なジャパニーズウイスキーを製造する会社は新潟県では新潟亀田蒸溜所が初となる
蒸留機はスコットランドのフォーサイス社製、麦汁を醗酵させる際に使用する発酵槽はステンレス製・木桶の2種類を併用していく。2021年3月に蒸留開始、2024年の本格販売を見込む。生産能力は年間3万リットル。
当面はスコットランドからの輸入麦芽を使用する予定だが、農業法人の白銀カルチャー(同市秋葉区)と契約し原料の大麦4トンを確保。年内にも県産麦芽100%での蒸留を開始する見込み。その他、今後の動きとして県産米を使用したライスウイスキーの生産も視野に入れていたり、国内外からの需要に対応するため、夏以降に設備の増強なども計画している。これまでの総事業費は総額2億4千万円。

熟成は専用のコンテナ内にて行っており、温熟のような効果があるのでしょうか?味わいはニューポットながらも非常に濃厚。WWA、New Make &Young Spirits New Make部門にて世界最高賞を受賞するなど、すでに注目を浴びています。

所在地 〒950-0141
新潟市江南区亀田工業団地1-3-5
アクセス JR亀田駅から徒歩30分
操業開始 2019年3月
公式HP 新潟亀田蒸溜所 合同会社新潟小規模蒸溜所
見学
商品 新潟亀田蒸溜所 ニューポット ピーテッド 60度 200ml

4-23. 新潟麦酒 忍蒸留所

新潟のクラフトビール醸造所「新潟麦酒」は、地元の清水を使い、スピリッツ愛好家達へ質の高いウイスキーを提供することを目指し、2016年、新潟市で初のウイスキー蒸留免許を取得。

蒸溜所が建設中の間に、世界の蒸留所からシェリー樽やバーボン樽で熟成された原酒を輸入し、新潟工場(新潟市)で混ぜ合わせてウイスキー「越ノ忍」を作っています。国産のミズナラ樽で追加熟成した豊かな香りが特徴のミズナラフィニッシュ。生産量の9割が輸出用で、うち4割を米国が占めているとか。
蒸留所建設は計画にあるのか不明。

画像出典:忍蒸留所 Shinobu Distillery

所在地 〒953-0012
新潟県新潟市西蒲区越前浜5120
アクセス

最寄り駅からのアクセス/JR越後線「巻駅」より車で10分
最寄りICからのアクセス/北陸自動車道「巻潟東IC」より車で20分

操業開始 建設中
公式HP 新潟麦酒 忍蒸留所
見学  
商品 越ノ忍ピュアモルト、越ノ忍ブレンデッドウイスキー、越ノ忍ピュアモルト10年、越ノ忍ピュアモルト15年

忍蒸留所の代表的なウイスキー

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愛知県

4-24. サントリー知多蒸溜所

伊勢湾に臨む知多半島・知多蒸溜所。サントリーグループが全農グループと共同で設立したグレーンウイスキー蒸溜所です。サントリーが国内に所有する3つの蒸溜所の内のひとつ。

1973年操業開始以降40余年、トウモロコシを主原料としたグレーンウイスキーをつくり続けてきました。知多の原酒は、世界的に評価の高いブレンデッドウイスキーの「」や「角瓶」にブレンドされ、サントリー山崎蒸溜所・白州蒸溜所で生まれたモルト原酒の個性を引き立て、より滑らかな口当たりをもたらしています。
2015年には、知多蒸溜所のグレーン原酒で構成されるシングルグレーンウイスキー「知多」を発売。

所在地 〒478-0046
愛知県知多市北浜町16番地
アクセス  
操業開始 1973年
公式HP サントリー知多蒸溜所
見学 一般公開は行っていません。
商品 シングルグレーンウイスキー知多

知多蒸溜所の代表的なウイスキー

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蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

知多蒸溜所(サントリーホールディングス)|蒸留所詳細情報
宮城峡蒸溜所の製造スペックや歴代マスターブレンダーまでの基本情報を網羅

4-25. 清州桜醸造

嘉永6年(1853年)創業。長年の伝統と品質本位の姿勢を継続して「清洲城 信長 鬼ころし」の銘柄で有名な酒蔵。
ウイスキーの蒸留に関しては専用のポットスチルは無く、焼酎で使用している蒸留機を併用している。
現在ウイスキーのラインナップは2019年9月に本数限定(1万本)で発売された「クラフトウイスキー キヨス」のブレンデッドウイスキー1種類のみで、モルト原酒とグレーン原酒ともに自社蒸留している。
2020年にも追加分として商品化されています。(限定数不明)

特徴は発酵時の酵母に日本酒メーカーとしての特徴を活かして、香り立つ清酒酵母を使用。樫樽に詰めて、酒蔵の地下貯蔵庫でじっくりと5年間熟成している

所在地 〒452-0942 
愛知県清須市清洲1692番地
アクセス 名鉄「新清洲駅」から徒歩5分
操業開始 2014年ウイスキー蒸留開始
公式HP 清州桜醸造株式会社
見学
商品 愛知クラフトウイスキー キヨス

清州桜醸造の代表的なウイスキー

4-26.相生ユニビオ株式会社 碧南蒸留所

歴史は古く、1872年(明治5年)にみりんの製造開始。
戦後間もない1949年(昭和24年)に※二級ウイスキー「レインボーウイスキー」(※本格ウイスキー混和率5%以上30%未満)製造開始。
二度の自然災害により、一度ウイスキー事業を断念。
2019年、ウイスキー事業開始から70年を節目に事業再開。
現在の商品ラインナップはカナディアンをベースにスコッチ、アイラをブレンドした「碧州」「碧州PEAT」TWSC2023金賞受賞のシングルカスク「一碧」「レインボーウイスキー(alc37%)」フランス限定販売のブレンデットジャパニーズウイスキー「HINOTORI」があります。
ポットスチルの写真やその他各機器の詳細は謎に包まれているが、自社蒸溜したものを使用しているとの事。

岐阜県

4-27.舩坂酒造店 飛騨高山蒸留所

江戸時代から続く老舗酒造メーカー、舩坂酒造店は、2007年に校区がダム湖で水没、及び過疎化のため児童数の減少に伴い廃校になった高山市立高根小学校の校舎を活用し、ウイスキー蒸留所として新たに命を吹き込みます。

総事業費は3億円。十六銀行と高山信用金庫がそれぞれ発行するSDGs私募債で資金調達。発行手数料の一部を指定先に寄付する仕組みで、高根地域の子どもが通う朝日小、中学校や、旧高根小学校の不動産賃貸借契約を結んだ高山市に寄せます。2022年3月下旬からは、クラウドファンディングサイト「マクアケ」にて、目標金額1千万円の支援を募ります。

飛騨蒸留所建設地の高根小学校跡地の標高は900メートル近く。山々から湧き出る水と、年間を通じて気温の低いこの地はウイスキー造りに適した地と言えます。

富山県の若鶴酒造が開発した銅と錫を梵鐘の製造技術で作り出したポットスチル「ZEMON」を使用し、シングルモルトウイスキーを製造予定。体育館を蒸留所、校舎を貯蔵庫として使用します。また、校舎内にはウイスキー造りを学べる施設も併設予定。

舩坂酒造店の有巣弘城社長は「冬に日本酒、春から秋にかけてウイスキーを造ることになり、蔵人の雇用にもプラスになる」「旧学校施設に新たな命を吹き込み、観光や雇用につながる施設ができるのは、過疎に悩む地域の希望になる」と語ります。

画像出展:https://www.hidatakayama.or.jp/special/detail_297.html

2022年4月下旬に高根小学校の修繕に着工、2023年4月に稼働開始を予定。販売開始は2026年4月以降。

所在地

〒509-3413
岐阜県高山市高根町下之向164-2

アクセス 最寄り駅 JR高山本線 久々野駅から車で約30分
操業開始 2023年蒸留開始
公式HP
見学 ウイスキーセミナー実施予定
商品

4-28. 玉泉堂酒造 養老蒸留所

1806年創業。以来200年以上にわたって日本酒を中心に、焼酎・みりん・リキュールなどを手がけてきた総合酒類メーカーです。
代表銘柄は日本酒の「美濃菊(みのぎく)、醴泉(れいせん)」。

玉泉堂酒造と言えば「ピークウイスキー」。昭和50年代から昭和60年頃に一世を風靡した「地ウイスキー」です。

8年間熟成させたスコットランド産モルト原酒と、「養老の滝」で知られる養老山系の清らかな伏流水を仕込水に、玉泉堂酒造にて製造したウイスキー(モルト)をブレンド。樫樽にて10年熟成した後、グレーンウイスキーをブレンドし更に6年間熟成することで、熟成度を深めています。
ピークウイスキーの容量は1,800ml、ピークウイスキースペシャルの容量は720ml。

そんな玉泉堂酒造から2019年6月に「ピークニューボーン2018」が発売。
40年ぶりに自社蒸留を再開。英国産の大麦麦芽を使用し201810月に蒸留、シェリーカスクとバーボンカスクで半年ほど熟成させた限定発売のニューボーン。アルコール度数55%、容量200ml。
シングルモルトはすでに販売を開始。

所在地 〒503-1314
岐阜県養老郡養老町高田800-3
アクセス 近鉄養老線美濃高田駅から徒歩5分
操業開始 2018年(40年ぶりにウイスキーの蒸留再開)
公式HP 玉泉堂酒造株式会社
見学
商品 ピークニューボーン2018、ピークウイスキー、ピークウイスキースペシャル

養老蒸留所の代表的なウイスキー

石川県

4-29.オリエンタルブルーイング株式会社 金沢蒸溜所

金沢市で2016年創業、クラフトビールを製造している「オリエンタルブルーイング株式会社」が石川県内で初めてウイスキーの製造を開始。

2022年6月に金沢市東町にある自社ビール醸造所に併設する形でウイスキー蒸溜所を建設。原料には大麦のほか、大吟醸用の米を精米した際に出る地元の白ぬかを使用。熟成樽は鏡板に能登ヒバを使用した樽を使用していく。すでにウイスキー製造免許は取得済みのようです。

長期化するコロナ禍で、自社経営している飲食店を補完する事業のもう一つの柱としてウイスキー事業に参入。

企業理念でもある「地域に根差したユニークさを提案」の如く、原料には地元の素材も使い、2025年の発売を目指す。日本産ウイスキーの人気が海外で高まる中、将来的な輸出も見据えていくという。

並行してクラフトジンの製造も予定していて、ビール・ウイスキー同様に地元素材を使用していくようだ。

所在地 〒920-1121 石川県金沢市東町32
蒸溜所へのアクセス 金沢駅からバス【12湯涌線 湯涌温泉行】で約35分、バス停から徒歩15分
創業開始 2022年8月
公式HP

オリエンタルブルーイング公式HP

見学

商品

4-30.武部織物株式会社 

石川県中能登町武部の繊維業「武部織物」が新規事業としてウイスキー製造を開始。

廃中学校(旧涛南中学校)を活用。能登地方として初のウイスキー蒸溜所となります。

これから設備などを揃え、2023年夏には生産をスタートする予定。

武部織物の田中修社長は「よく澄んだ水、大麦や能登ヒバを用いて熟成させオール能登のウイスキーを造り、世界に発信したい」とコメントしている。

石川県七尾市黒崎町の旧涛南(とうなん)中学校は、富山湾に面する市最東部に位置し、敷地面積6,069平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造2階建て。市によると、同中が2009年度に閉校し、近くの老朽化した有磯小の校舎として2018年3月の閉校まで使われていた。

画像引用:https://www.chunichi.co.jp/article_photo/list?article_id=519067&pid=2512161

所在地 〒925-1383 石川県七尾市黒崎町サ20番地
蒸溜所へのアクセス

七尾駅から車で約30分

創業開始 2023年夏頃の予定
公式HP

見学

商品

三重県

4-31.伊勢満 伊勢蒸留所

画像出典:伊勢満公式Twitter

伊勢萬は、昭和59年(1984年)に設立。
主力商品の日本酒「おかげさま」はブリュッセル国際コンクール「SAKE selection」にてゴールドを受賞、2017年から全国新酒鑑評会で3度の金賞受賞を果たす、伊勢志摩唯一の蔵元であり、伊勢志摩初のクラフトウイスキーとなる。

2021年12月より発売を開始したバーボン樽熟成させたグレーンを主体とした「ウイスキー神路KAMIJI」は、世界的酒類品評会であるISC(インターナショナルスピリッツチャレンジ)2022に初出品し、発売初年度にしてワールドウイスキー部門でゴールド賞を受賞し話題に。

所在地 〒516-0025
三重県伊勢市小俣町明野576-13
蒸溜所へのアクセス 近鉄山田線明野駅から徒歩15分
創業開始 1984年
公式HP 伊勢満
見学

商品

ウイスキー神路(KAMIJI) おかげさま大吟醸

伊勢満の代表的なウイスキー

 

5.関西地方

大阪府

5-1. サントリースピリッツ 山崎蒸溜所

サントリーの創業者 鳥井信治郎は、「日本人の繊細な味覚にあった、 日本のウイスキーをつくりたい」という熱い想いを持ち、ウイスキーづくりを決意し山崎蒸溜所は日本で初めてのウイスキー蒸留所として1923年に誕生しました。

山崎蒸溜所の建設にあたって、スコッチ・ウイスキーの本場スコットランドでウイスキー製造を学んだ竹鶴政孝を招聘し、山崎蒸溜所長に任命しました。
京都の南西、天王山の麓、山崎。ウイスキーづくりにおいて重要な“良質な水”と“自然環境”にこだわり、数ある候補地の中からこの山崎の地が選ばれました。

操業当時の山崎蒸留所

操業当時の山崎蒸留所

操業当時の山崎蒸留所

操業当時の山崎蒸留所

操業当時の山崎蒸溜所
画像出典:シングルモルトウイスキー山崎 サントリー

山崎蒸溜所の蒸溜室には、サイズや形の異なる蒸溜釜が向かい合って並んでいます。
こんなにも様々なタイプの蒸溜釜を有する蒸溜所は世界でも稀。大きさや形状の違う蒸溜釜は、それぞれに生み出す原酒の特長が異なり、軽快な味わいのものから重厚な味わいのものまで、多種多様な原酒を生み出しています。

所在地 〒618-0001
大阪府三島郡島本町山崎5丁目2−1
アクセス
  • JR西日本東海道本線(京都線)山崎駅 徒歩7分
  • 阪急電鉄京都本線大山崎駅 徒歩10分
操業開始 1923年
公式HP サントリー 山崎蒸溜所
見学 見学可。HPより要予約。
※現在、見学を一時休止しています。(2020年12月28日)
商品 シングルモルトウイスキー山崎、シングルモルトウイスキー山崎12年、シングルモルトウイスキー山崎18年、シングルモルトウイスキー山崎25年

山崎蒸溜所の代表的なウイスキー

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蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

山崎蒸溜所(サントリーホールディングス)|蒸留所詳細情報
山崎蒸留所の基本スペックや歴代マスターブレンダーまでの基本情報を網羅

5-2.株式会社ミクニ 三国蒸溜所

輸出入事業を行う株式会社ミクニが2018年に創業。
蒸留所は大坂市内玉造にあるクラフトジンとウイスキーを製造しています。
市内なので気軽に行けるようですが見学は要予約。
ハイブリッドスチルが見えますが、かなりの小規模での生産数のようです。
英語のみの公式サイトには蒸留所は富士山の麓に位置すると書かれています。
ウイスキーも公式サイト同様、海外を意識した作りになっており、日本での商品展開はどのような形でリリースされるのか当サイトでも注視していきたい所。

所在地 〒537-0024 大阪市東成区東小橋1-16-24
アクセス JR、大阪メトロ「玉造駅」より徒歩約5分
操業開始 2018年
公式HP http://www.mikuniwhisky.com/(英語のみ)
見学 可※予約必須
商品 The Mikuni Blended Japanese Whisky

5-3.藩蔵屋敷 北新地CO・LABO 

マイクロブリュワリーとして2023年5月に設立されたばかり。
「世界のどこにもない”お酒”を創る」をコンセプトに実験的な工房兼販売ショップとして、これまでの概念に捕らわれない製造、販売、お酒の楽しみ方などジャンルレスに挑戦していく。
自社オリジナルブランド『千手成安(せんてなりあん)』を2022年7月7日に商標権取得。
同名商品の名を冠したウイスキーやリキュールをリリースしていく予定。
ファーストリリースの商品はクラフトウイスキーに決定し、現在公式サイトにてカスクオーナーを募っている。
現在店舗のオープンは未定。

所在地 〒530-003大阪市北区堂島1-4-2ビールディング北新地 1F
アクセス JR東西線北新地駅から徒歩5分
操業開始  
公式HP 藩蔵屋敷 北新地CO・LABO
見学 未定
商品

千手成安

5-4.(株)利休蔵 泉州蒸溜所

建設費に約3億円かけ、2種類の中国製蒸留器を設置。
年間約2万リットルのシングルモルトウイスキーをつくる予定で、5年後には20万リットルに増やすことを目指す。
同社の日本酒の7割は輸出しており、ウイスキーも海外展開する計画。
サントリーでウイスキーやブランデーの生産に携わったブレンダーの冨岡伸一氏を迎え、全工程を監修。
桃の木でつくった樽でウイスキーを熟成させる計画もあるそう。
発酵樽はフランス産オーク材を使用。
社長の加藤堅氏は中国・上海出身で、日本で整体師として働いた後、鍼灸(しんきゅう)用品などを売る会社を堺市で起業。
日本国籍も取得し、2019年に利休蔵の経営を引き継いだ。
『泉州蒸溜所』の文字はなんと書家の荻野丹雪さんが手がけています。
荻野氏はかつて、サントリーのウイスキー「響」の文字も書いています。

所在地 大阪府岸和田市土生町6-10-15
アクセス 東岸和田駅(JR在来線)徒歩7分
操業開始 2025年
公式HP https://rikyugura.jp/
見学 未定
商品

兵庫県

5-4.黄桜㈱ 黄桜丹波蒸溜所

大正14年創業、清酒「黄桜」や「辛口一献」などで知られる黄桜株式会社が、標高約300m、澄んだ空気と森に囲まれ、年間30度を超える寒暖差や霧が発生するほどの湿度が特徴の、兵庫県丹波篠山市に設立したウイスキー蒸溜所。昭和49年に建てられた丹波工場では、2004年からステンレス製の蒸溜器を用いて本格焼酎の製造を行っていましたが、2018年からそのステンレス蒸溜器を使い、ウイスキーの製造を開始。

更に本格的なウイスキー造りを目指して、2021年10月にフォーサイス社製の銅製蒸溜器を2基(初溜:ストレート型)(再溜:バルジ型)導入しています。マッシュタンは三宅製作所製のものが一基、ウォッシュバックはホーロー製が2基。仕込み水は伏見の水を使用。

現在の仕込みはワンパッチ麦芽1.5トン。ノンピート、ピーテッドの両方の麦芽を使用しています。

糖化までは伏見のクラフトビール工場で行い、一度の糖化で得た8000リットルの麦汁を、車で約1時間半ほどの距離にある丹波蒸溜所まで運び、発酵から熟成を行っています。熟成庫は、丹波蒸溜所内で最も高地にある倉庫を熟成庫に改装。ダンネージ式の熟成庫内では、バーボン樽をはじめ、オークの新樽やシェリー樽など、多彩なモルト原酒が育てられています。

今後はミズナラや国産材を使った樽の導入や、年間生産量3万リットルを目指します。

画像出典:JWIC

所在地 兵庫県丹波篠山市今田町本荘堂ヶ谷1-19
アクセス 三田西ICから車で約20分
操業開始 2018年
公式HP 黄桜ウイスキー丹波公式HP
見学 不可
商品 黄桜シングルモルトウイスキー丹波、黄桜ブレンデッドモルトウイスキー

Sakura Chronos サクラクロノス

丹波蒸溜所の代表的なウイスキー

5-5. 江井ヶ嶋酒造 江井ヶ島蒸留所

500mlの小さなボトルの地ウイスキー「あかし」を製造する江井ヶ嶋酒造は、1888年に創業した日本酒の酒造メーカーでした。
ウイスキー製造の歴史は意外に古く、1919年にはウイスキー製造免許を取得しました。

本格的なウイスキー製造を行う為のポットスチルなどの設備の導入は1984年に完成。その後、低価格帯のウイスキーを販売してきましたが、最近では、『「あかし」シングルモルト 8年』や『シングルモルト 江井ヶ嶋 シェリーカスク』などの高単価の新商品も続々とリリースしています。

あかしレッド

シングルモルト 江井ヶ嶋 シェリーカスク

ブレンディッド 江井ヶ嶋 シェリーカスクフィニッシュ

画像出典:江井ヶ嶋酒造オンラインショップ

所在地 〒674-0065
兵庫県明石市大久保町西島919
アクセス 最寄り駅:山陽電車 西江井ヶ島駅
操業開始 1919年(ウイスキー製造免許取得)
※蒸留開始していたかは不明
公式HP 江井ヶ嶋酒造株式会社
見学 見学可。電話かメールで要予約。
※現在、見学を一時休止しています。(2020年12月28日)
商品 ホワイトオーク シングルモルトあかし 、ホワイトオーク 地ウイスキーあかし、ホワイトオーク あかしレッド

江井ヶ嶋酒造の代表的なウイスキー

5-6.明石酒類醸造株式会社  海峡蒸溜所

明石酒類醸造株式会社は1860年創業。焼酎の製造から始まり、その後順次酒類製造免許を取得し、清酒・みりん・リキュール・合成清酒・などの醸造酒を製造してきた。

ウイスキーの製造免許を取得したのは2017年。ポットスチル(蒸留機)は2基、どちらもスコットランドのフォーサイス社製。同じくマッシュタン(糖化槽)もフォーサイス社製。
2020年から蒸留を開始する予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で遅れている。
現在の商品ラインナップは、おそらく海外原酒を使用してボトリングされた「波門崎(はとざき)ウイスキー」を海外向けに販売している。今のところ国内流通はしていない。

クラフトジンの「東経135度兵庫ドライジン」を2021年秋より販売開始していく予定。

所在地 〒673-0871 
兵庫県明石市大蔵八幡町1-3
アクセス JR神戸線「朝霧駅」から徒歩10分
操業開始 2017年
公式HP 海峡蒸溜所
見学
商品 波門崎(はとざき)ピュアモルトウイスキー・ブレンデッドウイスキー、どちらも国内未販売

5-7.株式会社グロースターズ  神戸蒸溜所

株式会社グロースターズは平成27年に創業。輸出入手続き代行などの貿易代行を主たる業務とした総合商社。

神戸蒸溜所は2022年10月14日操業開始。山に囲まれた土地で一年を通して寒暖差が大きく、さらに多湿でもある自然環境でウイスキー熟成に向いた土地。

ウイスキー専用のポットスチルとブランデー専用の蒸溜機を併設。

熟成樽はバーボン樽やシェリー樽を使用するほか、日本産のミズナラ、サクラなども使用していく。

画像左のブランデーで使用する蒸溜機は、27年前に一度製造を止めたブランデー専用の蒸溜機でかつて高級ブランデーにも使用されていた本場フランス製の直火式の『アランビック・シャラント』(単式蒸溜機)をフランスから輸入したもの。


画像出展:神戸蒸溜所公式HP

所在地 〒651-1522
兵庫県神戸市北区大沢町上大沢2150 道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢内
アクセス

神戸電鉄「岡場駅」からバス・タクシーで約15分

JR「三田駅」からタクシーで約15分

車:六甲北有料道路大沢IC降りてすぐ

操業開始 2022年10月14日
公式HP 神戸蒸溜所公式ホームページ
見学
商品

琵琶湖威士忌クルーズ限定NEWBORN、KOBE GIN YAMA/KOBE GIN UMI

5-8.株式会社ウィズワン 養父蒸溜所

2023年7月操業開始。養父(やぶ)と読む。
一説によると藪医者の語源にもなったそう。
2022年着工。敷地面積は約8千平方メートルで、蒸留棟と貯蔵庫2棟があり貯蔵庫は約2400樽をダンネージ式で収納。
ポットスチルを始め、そのほとんどをイタリアのフリッリ社で揃えた日本初の蒸溜所になります。

画像出典:公式X(旧Twitter)

一年目は約6.5万リットル、二年目は13万リットルを製造する予定。
2026年頃に700ミリを発売予定、価格は8,000円~10,000円の見込み。
製造監修に二名が関わっており、元ニッカウヰスキー技術開発センター所長の細井健二氏とドイツ・ガイゼンハイムワイン研究所客員研究員を経てサントネージュワイン研究所所長就任後、アサヒビールの理事副本部長、酒類本部理事担当副本部長兼理事ワイン事業部部長、 食品研究開発本部理事副本部長を歴任と数々の肩書を持つ、清水健一氏の二人が監修にあたっている。
ウイスキー製作工程での特徴は金属担持ゼオライトを用いた出光興産が特許を持つ濾過方法を採用している事。
木製の発酵槽の中に酵母菌、乳酸菌の他に第3の微生物を使用し香味に変化を与え、新しいウイスキー作りに挑戦している。

所在地 〒667‐0325 兵庫県養父市大屋町中間844-1
アクセス

北近畿豊岡自動車道「養父」IC~車で25分
JRこうのとりで「八鹿」駅下車し、バスで約一時間半

操業開始 2023年7月
公式HP 養父蒸溜所
見学 可能(現在は不可)
商品

2026年発売予定

5-9.アクサスホールディングス株式会社  六甲山蒸溜所

酒専門店「アワーリカー」やドラッグストア「チャーリー」などの運営や酒食品等の輸出入を行うアクサスホールディングス株式会社(徳島)。美しい夜景や名水等の豊かな自然を擁する神戸のランドマークである六甲山でのウイスキー及びスピリッツ類の製造・熟成、見学・試飲及び販売事業を通じて、国内はもとより世界中のお酒好きや情報に敏感な人々に訴求することで、ウイスキーを軸とした新たなカルチャーの発信地となることを目的としています。

当初は2020年11月稼働予定でしたが、延期され2021年3月下旬へ。そこから更に遅れて2021年7月1日から稼働開始。敷地面積1,160.73㎡。神戸市が観光振興における重要な課題の1つである六甲山の活性化を実現することを目的とした、六甲山上の遊休施設等を利活用した「賑わい創出事業」の一環として事業開始。

当面はウイスキーのみを生産していく方向で、ポットスチルはドイツ製を使用。すでに蒸留された原酒は樽熟成されていて、3年以上熟成させた「ジャパニーズウイスキー」として販売していく意向。国内および海外サプライヤーとの連携による国外市場の開拓によって海外にも展開していく。

現在の商品ラインナップは「六甲山ピュアモルトウイスキー12年」と「六甲山ピュアモルトウイスキー12年ピーテッド」。
スコットランドのモルト原酒を六甲山の天然水で加水調整したピュアモルトウイスキー。神戸市の元町WHISKYにて販売中。

画像出典:六甲山蒸溜所公式Instagram

画像出典:六甲山蒸溜所公式Instagram

画像出典:六甲山蒸溜所公式Instagram

所在地 〒657-0101 
兵庫県神戸市灘区六甲山町南六甲1034-229
アクセス 六甲ケーブル「六甲山上駅」から徒歩15分
操業開始 2021年7月1日
公式HP 六甲山蒸溜所公式Instagram
見学 8月以降、見学・テイスティングルームやショップを開設予定
商品 六甲山ピュアモルトウイスキー12年、六甲山ピュアモルトウイスキー12年ピーテッド

六甲山蒸溜所の代表的なウイスキー

5-10.株式会社西山酒造場 西山酒造場 

代々続く丹波の酒蔵は、俳人・高浜虚子をはじめ多くの文人・画人が集う文化サロンとしても活用されていました。現在、西山酒造場では3つの建造物が国の登録有形文化財として登録されています。
そのサロンのメンバーであった俳人が、俳句雑誌で清酒 小鼓を大々的に宣伝し、酒造場は文人墨客が訪れる地となりました。

この地は昼夜の寒暖差が大きく、夏でも10℃近くの温度差があります。また、秋から冬にかけては『丹波霧』が発生し、乾燥しがちな季節に湿潤さをもたらすことで特徴的な熟成が行われることが期待されます。

使用する水源は、小鼓と同じ酒蔵のすぐそばを流れる竹田川の伏流水からなる超軟水、敷地内の井戸「椿寿天湶(ちんじゅてんせん)」を使用。

蒸留機は先代の西山酒造場五代目裕三氏がイタリアのグラッパに感動し、イタリア製の蒸留器を導入。モンテオエステの名前でブランデー、ジン、ウイスキーの製造を行っている。ウイスキーはバーボン樽がメイン。ブランデー用ではあるが、フレンチオークも所有している。
黒豆焼酎「黒丹波」はTWSCにて金賞を受賞。ウイスキーに関しては、2024年現在、100本限定の7か月熟成ニューボーンが発売されている。

所在地 〒669-4302 兵庫県丹波市市島町中竹田1171
アクセス JR福知山線「丹波竹田」駅下車 丹波竹田駅下車後徒歩10分
操業開始 1849年 ウイスキーは2023年
公式HP kotsuzumi.co.jp
見学 日本酒飲み比べ,ペアリングのみ
商品

清酒 小鼓、モンテオエステ、黒丹波

滋賀県

5-11. 長濱浪漫ビール 長濱蒸溜所

滋賀県びわ湖北部にある日本最小の長濱蒸溜所。
1996年、近畿では3番目となるクラフトビールの製造を開始し、20年に渡りクラフトビールをつくり続けてきました長濱浪漫ビールは、2016年に敷地内に長濱蒸溜所を操業し、ウイスキーの蒸留を開始しました。

スコットランドのクラフト蒸溜所よりインスピレーションを得た、アランビック型のポットスチルと極細のラインアームから流れ出る、リッチでフルーティー、穀物由来の豊かな甘みを持つ原酒が特徴です。

画像出典:長濱浪漫ビール 長濱蒸溜所

2020年、海外のモルトウイスキーをベースに、長濱蒸溜所のモルトをブレンドした「アマハガン」がレギュラーシリーズ4本中3本がWWAワールドウイスキーアワード)で受賞するという快挙を達成。

所在地 〒526-0056
滋賀県長浜市朝日町14-1
アクセス JR長浜駅より徒歩約4分
長浜I.Cから約4km
操業開始 2016年
公式HP 長濱浪漫ビール 長濱蒸溜所
見学 見学可。HPより要予約。
商品 アマハガン、シングルモルト長濱

長濱蒸溜所の代表的なウイスキー

5-12.川島酒造 琵琶湖蒸溜所

慶応元年(1865年)創業。
琵琶湖の湖畔、名だたる銘水処として知られ、平成の名水百選にも選ばれた『針江の生水(はりえのしょうず)』が流れる「針江、霜降かばたのある街」にある老舗の蔵元。
西近江の地酒『松の花』大吟醸『藤樹』などで知られ、その造りは古来から伝わる寒造り、奇をてらわず基本に忠実。これまでの歴史、伝統を重んじている。
これらは2002年「モンド・セレクション」金賞受賞を果たしている。
評判の日本酒は海をまたぎ世界15か国に輸出している。
世界でのシェアをより広げる為、2020年ウイスキー製造免許取得。
手始めにスコットランドの原酒を買い付け、樽貯蔵での風味付けを開始。
2023年現在、蒸溜所としての設備を拡充し試験蒸溜を重ね、2023年7月に本格的に蒸溜を開始した。
11月~2月は日本酒作り、3月~10月はウイスキーを作る。
2023年秋に琵琶湖蒸溜所として初ブランド商品をリリース予定。
秋に発売を予定しているウイスキーはスコットランドで買い付けたものにミズナラ、サクラ、チェスナット(栗)の樽を使い2年追熟したものを発売予定との事。

所在地 〒520-1501 滋賀県高島市新旭町旭83
アクセス

新旭駅より徒歩8分

操業開始
公式HP 川島酒造株式会社
見学 未定(蔵見学は可能)
商品

2023年秋頃予定

京都府

5-13. 京都酒造 京都みやこ蒸溜所

京都酒造株式会社は2019年8月16日設立。ウイスキー製造免許の取得は2020年7月6日。ポットスチルは合計3基。5000ℓが2基、1000ℓが1基。
2021年3月19日に「京都ウイスキー 西陣織赤帯(ブレンデッドウイスキー)」、「京都ウイスキー 西陣織黒帯(バーボンとモルト原酒のブレンド)」、「京都ウイスキー 西陣織紫帯(ブレンデッドモルト)」の3種類のウイスキーを販売開始。
「京都ウイスキーは京都府のみの販売」と公式で案内されておりますが、おそらく店頭販売に関してのことで、通販サイトでは販売されているので京都府以外の方も購入は可能のようです。

京都みやこ蒸留所はオープニングスタッフとして募集していた求人媒体に、採用後の研修場所として鳥取の「倉吉蒸留所」と記載していたことから松井酒造合名会社系列の蒸留所なのか?と、一時物議を醸しましたが現時点では真相は不明のままです。

所在地 〒629-1131
京都府船井郡京丹波町坂原南林11番
アクセス 最寄り駅:JR山陰本線・和知駅から徒歩10分
操業開始 2020年7月6日(非公開の為、ウイスキー製造免許所得日を記載)
公式HP 京都酒造株式会社
見学
商品 「京都ウイスキー西陣織赤帯」、「京都ウイスキー西陣織黒帯」、「京都ウイスキー西陣織紫帯」

京都みやこ蒸留所の代表的なウイスキー

和歌山県

5-14.プラム食品株式会社 紀州熊野蒸溜所

1969年飲料水メーカーとして創業し50周年の節目に蒸溜所を創設。
梅リキュール星子で一躍有名に。100周年を迎える2069年に向けてウイスキー事業を展開していく。
公式サイトに掲載されている写真を見る限りでは米国ABE社の蒸留器とハイブリッドタイプの二基が使用されていると思われる。
主力商品の「ジャパニーズブレンデッドウイスキー熊野」はスコッチとジャパニーズをブレンドし、ミズナラの樽で追熟させたウイスキーで500ML入りで3,850円と比較的安価で気軽に購入できる。

画像出典:紀州熊野蒸溜所

ワンバッチの仕込み量 は大麦麦芽500kg
使用麦芽はノンピートおよびピート20PPM
ウォッシュバックはステンレス で蒸留器は初留2000L再留1000L
ウェアハウスはダンネージ式
ゆくゆくは蒸溜所見学と国産麦芽使用も視野に入れ現在調整中。

所在地 〒649-2103
和歌山県西牟婁郡上富田町生馬1474-1
アクセス JRきのくに線朝来駅から徒歩30分
操業開始 2019年5月
公式HP 紀州熊野蒸溜所
見学
商品

JAPANESE CRAFT GIN 熊野 ドライジン「榊」シリーズ JAPANESE BLENDED MALT WHISKY 熊野 梅リキュール星子

紀州熊野蒸溜所の代表的なウイスキー

奈良県

5-15.神息酒造 奈良蒸溜所

大阪にある「YOSHINO SPIRITS』。海外産ウイスキーを吉野杉にて追加熟成を行い、海外向けに販売している。同社が、古民家を改装し、奈良県内初となる蒸溜所を曽爾(そに)村 山粕地区に設立。
トルコ人社長のシャカール・ジェム氏が曽根高原の湧水がウイスキー造りに適していると考え、将来的には曽村産の大麦や樽を使用したウイスキーを製造予定。

公式サイトは現状、海外向けサイトのみで、製造したものが日本向けに販売されるかは不明。蒸溜所にはビジター向けのテイスティングなどを行う予定の様です。
すでにシングルモルトの名前でウイスキーを発売していますが、現在販売されているものは海外産。ジャパニーズウイスキーとしては2028年頃を発売の目途としている。

平成の名水百選に認定された「曽爾高原湧水群」を使用し、熟成に使用する樽には杉以外に、桜、ヒノキ、松なども使用予定。

画像出展:KAMIKI DORINKS

所在地 奈良県宇陀郡曽爾村山粕(大字)
アクセス 曽爾村観光協会 (sonimura.com)
操業開始 2024年4月
公式HP KAMIKI DORINKS(海外サイト) 曽爾村公式HP
見学
商品 KAMIKI WHISKY

6.中国地方

広島県

6-1. サクラオB&D 桜尾蒸留所

※2021年3月9日付で「中国醸造」から「サクラオブルワリーアンドディスティラリー」に社名変更しました。

広島県の中国醸造は、1918年創業の老舗の酒造メーカー。
実はウイスキー造りの歴史は深く、1938年~1989年までモルトウイスキーの製造・販売を行っていました。当時蒸留された原酒は、戸河内にあるJR西日本の鉄道用試掘トンネルを活用した貯蔵庫に保管されていました。
2008年、戸河内の貯蔵庫に貯蔵されていた原酒と輸入原酒をブレンドして作る「戸河内ウイスキー」を販売開始しました。(9割はヨーロッパへの輸出とのこと。)

画像出典:戸河内ウイスキー 中国醸造

そして2018年、洋酒づくりの新たな可能性へ挑戦するため、設備を新たに導入し、広島発のクラフト蒸留所「桜尾蒸留所(SAKURAO DISTILLERY)」を設立しました。
クラフトジンの「桜尾ジン」が、現在の主力商品ではありますが、ウイスキーにも力を入れており、「シングルモルト桜尾」「シングルモルト戸河内」国産の原酒のみで作り上げる「戸河内プレミアム(ブレンデッドウイスキー)」等様々な展開をしています。

画像出典:SAKURAO DISTILLERY | 広島が世界に贈る、クラフト蒸留所

所在地 〒738-8602
広島県廿日市市桜尾一丁目12番1号
アクセス 【JR】山陽本線廿日市駅から南へ徒歩10分
【私鉄】広島電鉄宮島線広電廿日市駅から南へ徒歩8分
操業開始 1938年~1989年終了
2018年、新たに操業
公式HP SAKURAO DISTILLERY | 広島が世界に贈る、クラフト蒸留所
見学 見学可。HPより要予約。
※現在見学を休止中。(2020年12月29日)
商品  

桜尾蒸留所の代表的なスピリッツ

蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

SAKURAO DISTILLERY(サクラオブルワリーアンドデ...
日本酒、焼酎、みりんなど、日本ではじめて紙パック容器に日本酒を入れて販売するなど、酒類製造総合企業として広島で長く親しまれてきた中国醸造が、設立100周年を記念して新たに立ち上げ。2021年に「株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー」に改名しジンやウイスキー事業だけでなく蒸留所併設型のウイスキーのテーマパークの事業展開も行っていく。

6-2. サクラオB&D SAKURAO DISTILLERY FOREST SITE

場所は、観光交流施設「吉和魅惑の里」敷地内。もともとはオートキャンプ、コンサートホール、温泉施設等を有する複合施設。
同施設は廿日市市が設置者として運営管理してきたが、すでに閉園。広さは約5650平方メートル。

同社は、『日本のものづくりの精神と地方文化の発信・教育を目的として、国内外のウイスキー愛好家はもちろん、新たなウイスキーファンを誘致できるウイスキー蒸留所併設型テーマパーク』とし、建設を進めている。

蒸留所には、ドイツの最新鋭製造設備と、スコットランドの伝統的な蒸留器メーカーのポットスチル(蒸留器)を導入。見学コースを設置し、製造工程やウイスキーの魅力を体感いただける空間をつくる。
「SAKURAO DISTILLERY FOREST SITE(サクラオ ディスティラリー フォレストサイト)」を通じて、日本のものづくりの精神と地方文化の発信・教育に貢献してまいります。

所在地

広島県廿日市市吉和132

アクセス

R山陽本線宮内串戸駅より吉和行バスで約60分、魅惑の里入口バス停より徒歩8分。または山陽道廿日市ICより車で約60分。または中国道吉和ICより車で約15分。

操業開始 2025年竣工予定、2026年秋、ビジター棟完成予定
公式HP https://www.sakuraodistillery.com/news/detail-97.html
見学 見学実施予定
商品

6-3.三宅本店 SETOUCHI DISTILLERY

「千福一杯いかがですか」のCMで知られる日本酒、「千福」を製造・販売する老舗蔵元、三宅本店は、チャレンジ精神に基づき、市場の変化に対応するために、2022年よりウイスキーの製造を開始。
瀬戸内から世界に向けて発信したいとの想いから、SETOUCHI DISTILLERYと名付けられた。

工場内で使用していなかった建屋を改築し、ウイスキー製造に充てる。樽や蒸留器にかけた費用は約1億円。ウイスキー製造用の設備は中国製を使用。マッシュタンはステンレス製、発酵槽もビール用のステンレス製。初留はポットスチル、再留はハイブリットスチルで行う。

ウイスキー名は産地でもある「瀬戸内」とし、シングルモルトウイスキーを製造する。

灰ヶ峰という標高737mの独立峰の伏流水を地下60Mから井戸で汲み上げて使用。ほどよくミネラルを含む上質な水は軟水に分類され、口当たりがやわらかくまろやかで飲みやすい。年間の生産量は230Lの樽100本分としている。

バーや業務用には卸さず、三宅本店のHPのみの販売。2021年9月には「クラフトジン 瀬戸内」をリリースし、高い評価を得ている。

現在は2年熟成のニューボーンを公式オンラインSHOP限定で販売を行っている。

所在地 〒737-0045
広島県呉市本通7-9-10
アクセス

呉駅から徒歩約30分 

吾妻1丁目バス停より徒歩1分

操業開始 2022年よりウイスキー製造開始
公式HP 三宅本店
見学 要問合せ
商品  

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鳥取県

6-4. 松井酒造 倉吉蒸溜所

1910年に創業した鳥取県倉吉市の酒造メーカー「松井酒造」は、2015年にウイスキー製造免許を取得しました。2017年にポットスチルを3基導入し、本格的にウイスキーの蒸留を開始します。
自社でのウイスキー蒸留を開始する前の2016年から販売開始したウイスキー「倉吉」は、輸入原酒によって作られていたようです。

2024年現在、廃校になった学校の校舎の用地を獲得、新工場の建設により、2029年までに新たに20基の蒸溜器を設置予定とのこと。本当ならば国内最大規模となる。

所在地 〒682-0934
鳥取県倉吉市上古川656-1
アクセス  
操業開始 2015年
公式HP 松井酒造合名会社 倉吉蒸留所
見学 情報なし
商品 ピュアモルトウイスキー倉吉、ブレンデッドウイスキー鳥取、シングルモルトウイスキー松井、ブレンデッドウイスキー山陰

倉吉蒸留所の代表的なウイスキー

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6-5.千代むすび酒造 境港蒸留所

1865年に創業、主に焼酎や日本酒の製造を行っていた千代むすび酒造がウイスキー製造免許を取得。クラフトジン「因伯人(いんぱくと)」、クラフトウォッカ「炎人(えんじん)」に続く洋酒造りに乗り出しました。

ウイスキーは、2021年6月に蒸留、樽詰めを行い、2024年秋頃に販売の見込み。

ウイスキー名は「蔵歩人(くらふと)」。3年熟成7年熟成のシングルモルトウイスキーを計画しており、それぞれ3年熟成が7,000~8,000円程度、7年熟成が10,000円前後での販売を予定。

スチルは2023年から国産の銅製ポットスチルを導入している。

日本酒酵母とスコットランドのウイスキー製法を用いることで、唯一無二のウイスキー製造を目指す。
ミズナラ樽や桜樽などを使用しブレンドするが、シングルカスクの販売も予定。価格は12,000円程度。

現在はウイスキー蒸留所を持たないが、約2億円の投資でテイスティングコーナーや見学コースを併設した蒸留所を建設予定。

所在地

〒684-0004
鳥取県境港市大正町131

アクセス

JR境港駅 徒歩2分
米子空港から車で15分、中国自動車道米子I.C より車で約40分

操業開始 2021年よりウイスキー製造開始
公式HP 千代むすび酒造
見学 見学実施予定
商品 瀬戸内レモンジン、シングルモルト瀬戸内 等


岡山県

6-6. 宮下酒造 岡山蒸溜所

岡山県の宮下酒造は、1915年創業の老舗酒造メーカー。
これまでは、日本酒、ビール、焼酎、リキュールなどを作ってきましたが、2011年にウイスキー製造免許を取得し、ウイスキーの開発に着手。
2015年にドイツ製のウイスキー単式蒸溜器であるポット・スチルを導入し、岡山蒸溜所として本格稼働しました。

画像出典:酒工房 独歩館

自社蒸留した原酒が3~5年の熟成を経て、2017年「シングルモルトウイスキー岡山」を発売しました。
岡山県産の大麦麦芽と清流旭川の伏流水を原料として原酒を造り、シェリー、ブランデー、バーボン、ホワイトオークの他、ミズナラに代表される国産木樽など10種類以上の木樽で熟成させています。試行錯誤の末に完成した吟醸ウイスキー岡山は、若々しい風味と繊細な、のどごしが特徴です。

シングルモルトウイスキー岡山 トリプルカスク」は、ドイツで開催された Meiningers International Spirits Award ISW 2019 にて、金賞を受賞。ワールド・ウイスキー・アワード(World Whiskies Awards)2020 において、シングルモルト ノーエイジ(熟成年数表記なし)部門で最高となる Category Winner を受賞しました。

所在地 〒703-8258
岡山市中区西川原184
アクセス JR西日本 山陽本線「西川原・就実駅」で下車、徒歩3分。
操業開始 2015年(ウイスキー製造免許取得は2011年)
公式HP 吟醸ウイスキー岡山
宮下酒造株式会社
見学 見学可。独歩館HPより要予約。
商品 シングルモルトウイスキー岡山

岡山蒸溜所の代表的なスピリッツ

山口県

6‐7.瀬戸内アイランドウイスキー 

タレントである清水 国明氏が代表を務め、スタートアップビジネスや地域創生、シリコンバレー参入も視野に
​入れた「周防大島PROJECT」の一つとして2027年を目処に稼働予定の蒸留所。
建設予定地は2023年に閉館した橘ウインドパークというパラグライダーや、宿泊施設としても利用でき、体育館等が併設する大きな施設を再利用する予定。
近隣諸外国からも訪れる事の出来る観光地として、衣食住の揃った「ウイスキーと暮らす」をテーマに展開していく模様。
実現すれば山口県で初めての蒸留所となる。

公式サイト

7.四国地方

徳島県

7-1.日新酒類 阿波乃蒸溜所

江戸時代末期より続く酒造蔵の伝承の技をそのままに「日々、新なり」をモットーに酒類総合メーカーとして昭和23年12月30日設立。
徳島県産山田錦の等級米を使った『AWA GIN』やリキュール「すだち酎」本格焼酎「鳴門金時 里娘」など地元特産物を使った商品を展開している。
清酒「瓢太閤(ひさごたいこう)」は、全国新酒鑑評会で通算19回金賞を受賞し『AWA GIN』もIWSCシルバーを受賞している等、実力実績共に申し分なく、ウイスキー作りへの期待度は高まる。
2023年3月28日に設立された阿波乃蒸溜所はウイスキーの蒸溜所としては四国初となり、2026年4月以降の販売を目指す。

所在地

〒771-1505 徳島県阿波市土成町郡176

アクセス 徳島駅から車で35分
操業開始 2023年3月28日
公式HP

日新酒類

見学 未定
商品 AWA GIN 瓢太閤 すだち酎 鳴門金時 里娘

阿波乃蒸溜所の代表的な商品


愛媛県

7-2.梅美人酒造㈱ 蒸溜所名不明

愛媛県八幡浜市で1916年に創業を開始し、日本酒をメインにリキュール、焼酎、ジンなどを幅広く製造している。

ウイスキーは2023年に製造免許を取得し、製造を開始。ウイスキーに関してはHPやInstagramにてごくわずかに投稿がある。

日本酒の仕込みには地下30メートルに流れる水脈から引き出される井戸水を使用。ウイスキーも同様のものが使用されていると考えられます。蒸留機は画像1枚のみですが、ステンレス製に上部のライン部は銅製に切り替えたタイプであると思われます。

すでにモルトウイスキーとして、『多喜』の名前で初回販売がされており、おそらくニューボーンですが、酒造での予約分と、いよてつ高島屋のみで販売がされた。

所在地

〒796-0051 愛媛県八幡浜市1557-2

アクセス 八幡浜ICから車で5分
操業開始 1916年 ウイスキー製造免許取得は2023年
公式HP

梅美人酒造公式HP

見学 不明
商品

日本酒「梅美人」「鷹雄」、クラフトジン「キャビアライム」「シトラスビー」

モルトウイスキー『多喜』

梅美人酒造の代表的な商品

8.九州・沖縄地方

鹿児島県

8-1. 嘉之助蒸溜所

小正醸造㈱は、2021年8月1日をもって新設分割により、嘉之助蒸溜所におけるウイスキー製造事業を「小正嘉之助蒸溜所株式会社」へ承継させました。

鹿児島県の小正酒造は、1883年に創業した本格焼酎「小鶴」を中心とした酒造メーカー。
これまで培ってきた本格焼酎の製造技術をふんだんに活かした、新たなステージへ挑戦として、2017年にウイスキー製造免許を取得し、「小正醸造 嘉之助蒸溜所」の操業を開始しました。

2018年、ニューポットを数量限定で発売。更に、8ヵ月間貯蔵した「嘉之助ニューボーン2018」を発売。
2019年、16ヵ月間貯蔵した「嘉之助ニューボーン2019」を発売。
2020年、イギリス産ピーテッド麦芽を使用し、24ヵ月間貯蔵した「嘉之助ニューボーン2020ピーテッド」を発売。
2021年にはシングルモルトを販売し、ディアジオとのパートナーシップ契約を締結
同県内に

  〒899-2421
鹿児島県日置市日吉町神之川845-3
アクセス
○鹿児島市内より:
《高速道路》 南九州自動車道~「美山」ICから約10分(所要時間約35分)
《一般道》 国道3号線〜県道24号線〜国道270号線(所要時間約45分)
○鹿児島空港より:
九州自動車道〜南九州自動車道〜「美山」ICから約10分(所要時間約1時間)
○鹿児島中央駅より:
JR鹿児島本線「伊集院」駅〜タクシー約15分(所要時間約40分)
操業開始 2017年
公式HP 嘉之助蒸溜所 KANOSUKE DISTILLERY
見学 見学可。HPより要予約。
商品 シングルモルト嘉之助、嘉之助ダブルディスティラリーズ

嘉之助蒸溜所の代表的なウイスキー

蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

嘉之助蒸溜所(小正醸造)|蒸留所詳細情報
1883年創業の焼酎メーカー小正醸造が2017年開設。イギリス大手「ディアジオ」との資本参加は大きな話題を呼び「焼酎造りの伝統と知見を活かした世界に通用するウイスキー」をモットーに、自社の焼酎樽を使用する等、オリジナリティ溢れる商品を展開する。

8-2.嘉之助 日置蒸溜蔵

もともとは、日置八幡神社のお神酒造りから始まり、本格焼酎を蒸留していました。現在ではリキュール、スピリッツ、ウイスキーの製造販売を行っています。代表銘柄は芋焼酎「小鶴」シリーズ。

蒸留器は焼酎に使われるステンレス製のストレート縦型の蒸留器。日置で作られるウイスキーは「グレーンウイスキー」ですが、通常グレーンウイスキーで使用される連続式蒸留器とは異なります。

日置では単式蒸留器で減圧蒸留を行うことで、蒸留度数を抑えながら蒸留。それにより大麦、麦芽の2種類の原料由来の味わいがしっかり残る力強い酒質になります。長く焼酎製造を営んできた小正酒造ならではの、まさに「ジャパニーズポットスチル」。

所在地

〒899-3101鹿児島県日置市日吉町日置3309

アクセス
操業開始 1883年
公式HP 嘉之助蒸溜所 KANOSUKE DISTILLERY
見学

嘉之助蒸溜所にてビジターセンターも併設。

商品

嘉之助 HIOKI POT STILL

8-3. 本坊酒造 マルス津貫蒸溜所

マルスウイスキーと言えば、1985年に長野県で操業した「マルス信州蒸溜所」が有名ですが、蒸留所を所有する本坊酒造が蒸留酒の製造を開始した地が今回紹介する「津貫」でした。

2016年、本坊酒造は100年以上の焼酎製造の歴史のある津貫工場内の貯蔵庫の一つを改装して「マルス津貫蒸溜所」を操業しました。
マルス信州蒸溜所が冷涼な気候で熟成がゆっくりと進むのに対し、マルス津貫蒸溜所は、温暖な気候で熟成がダイナミックに進むと考えられています。製造する原酒のタイプ、熟成に使用する樽のタイプも様々なものを使っています。
津貫蒸溜所では、隣接する貯蔵庫の他に同社が屋久島に所有する「屋久島エイジングセラー」にも毎年30丁の樽を貯蔵しているそうです。日本でも珍しい気候の屋久島でどのような熟成が進んでいくのか非常に興味深いです。

2020年4月27日に「シングルモルト津貫THE FIRST」が発売され、2021年1月18日に「シングルモルト津貫PEATED」が発売予定となっています。

また、蒸溜所に隣接する本坊家旧邸「寶常(ほうじょう)」は、マルスウイスキーを味わえるBARとオリジナルグッズと酒類を販売するSHOPとして使用されており、伝統的な木造建築の和風平屋建て邸宅で1933年に建築。旧家ならではの屋根を構成する瓦の美しさや贅沢な仕上げの威厳ある佇まいで、季節ごとに日々刻々と表情を変える庭園を楽しむことができます。廻り廊下から石蔵に続くウッドデッキをしつらえ、石灯籠がさりげなく配置される庭園で、四季折々の景観を眺めながら極上のひと時を堪能できます。

所在地 〒899-3611
鹿児島県南さつま市加世田津貫6594
アクセス ■鹿児島空港からバスをご利用の場合
※約1時間半に1本 バスの詳細はコチラ
鹿児島交通 0番線(枕崎・加世田方面)「鹿児島空港」バス停から約90分
「加世田」下車の場合 タクシー(約10km)
「上津貫」下車の場合 徒歩(約2km)※タクシーはおりません■鹿児島中央駅からバスをご利用の場合
鹿児島交通 東16乗場(加世田方面)「加世田バスターミナル」乗継で「津貫」下車 約110分
※ご参考:九州のバス時刻表 PC版はコチラ スマホ版はコチラ■お車をご利用の場合
「鹿児島空港」から約90分(九州自動車道 谷山IC経由)
「鹿児島市内」「JR鹿児島中央駅」「JR指宿駅」から約70分
「知覧特攻平和会館」から約40分
「JR枕崎駅」から約20分
操業開始 2016年
公式HP 本坊酒造 マルス津貫蒸溜所
見学 見学可。HPより要予約。
商品 シングルモルト津貫

マルス津貫蒸溜所の代表的なウイスキー

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蒸留所詳細情報

蒸留所について更に詳しく知りたい方はこちら↓

Mars Tsunuki Distillery(Hombo Br...
Tsunuki Distillery is the birthplace of the Hombo Sake Brewery, which represents Kagoshima Satsuma with 150 years of tradition and history, and is located at the southernmost tip of the mainland. The distillery is located at the southernmost tip of the mainland. The distillery and the Komagatake distillery share the same sake quality, and the former residence of the Hombo family, "Hojo", a renovated Japanese-style house, is full of emotion.

8-4. 西酒造 御岳蒸留所

西酒造の創業は1845年。日置市の山中に170年を超す歴史を誇り「薩摩宝山」や「天使の誘惑」などで知られる本格焼酎製造の老舗。2011年2月に鹿児島ゴルフリゾートを取得。2019年、ゴルフリゾート内にウイスキーの蒸留施設を建設しました。
錦江湾と御岳を望む標高約400メートルの高台にあり、天然軟水が豊富に湧きあがり、暑い季節でも冷涼で貯蔵に適しています。

本坊酒造のマルス津貫蒸溜所、小正醸造の嘉之助蒸溜所に続く鹿児島県3か所目の蒸留所になります。
「御岳」とは桜島の事で、桜島の古来からの正式名のようです。ポットスチルは初留機1基と再留機1基の合計2基。
どちらもラインアームは上向きで、フルーティで深い香味が特徴ですっきりとしたニューポッドに仕上がります。
熟成に使用する樽はすべてシェリー古樽。
水は、毎分1,000リッター以上湧き上がる天然軟水。
御岳蒸留所周辺の豊かな森によって長い年月をかけて濾過され磨かれたウイスキーづくりに最適な水を使用。
酵母は、西酒造が保持する酵母から選抜したもので、モルトは二条大麦。
2019年に合計24種類のボタニカルを抽出して出来上がったクラフトジン「尽~tsukusu~」を発売した事でも話題に。

2023年に記念すべきシングルモルト御岳FIRSTを発売。
シェリーの古樽をメインに使用し、第二弾はバーボンバレルでのリリース。
現在もコンスタントにウイスキーをリリース中。

所在地 〒891-0144
鹿児島県鹿児島市下福元町12300
アクセス 指宿スカイライン、南薩縦貫道谷山ICより約5分、鹿児島市内より車で約20分
鹿児島空港より車で約40分
操業開始 2019年
公式HP 御岳蒸留所 THE ONTAKE DISTILLERY
見学
商品 シングルモルト御岳

8-5.ニッカウヰスキー さつま司蒸溜蔵

焼酎さつま司の製造拠点。ストレートステンレスの焼酎用スチルでグレーンウイスキーを製造している。大麦グレーンとコーン、ライ麦を使用したウイスキーとしては限定品のニッカディスカバリーシリーズ、「ニッカ ザ・グレーン」にて使用された。

所在地

鹿児島県姶良市加治木町諏訪町200

アクセス
操業開始 1936年 ウイスキー蒸留開始は2018年
公式HP
見学

商品

8-6.黄金酒造 横川蒸留所ウイスキー工場

横川蒸留所で使用する仕込み水は、豊富な水源をもつ、鹿児島県霧島市霧島山系の麓から湧き出る「蒼き水」と呼ばれる湧き水で、ミネラル分やマグネシウムを豊富に含み、タンクに溜めると蒼く光る性質を持つ軟水。「蒼き水」は酵母との相性が良く、熟成を促進する効果があると言われています。

今後、欧州の大手ワイナリーと提携予定であり、シェリー樽やワイン樽などの熟成樽を豊富に仕入れることが可能。

また、霧島市内の地域である横川と国分敷根に蔵を持ち、横川は標高が高く木々に囲まれた比較的涼しい地域、国分敷根は鹿児島湾のほど近く、潮風の香る地域です。異なる地域で熟成させた原酒は異なる個性を持つことが出来ます。

横川蒸留所は東京ドーム約1.3個分の土地と巨大な倉庫を2棟持ち、十分なキャパシティを誇ります。

仕込み水、酵母のバリエーション、焼酎蔵の特徴を活かした様々な種類の酵母の使用、樽、気候の違う蔵、長年の焼酎造りで培った発酵と蒸留技術を駆使し、フルーティで飲みやすいウイスキーを目指します。

現在はノンピート麦芽での製造を予定。基本はノンピート麦芽を使用する予定ですが、ピーテッド麦芽も使用する予定です。

2027年9月に初となるシングルモルト横川を発売予定。すでに2027年に発売される商品の交換権利を発売してます。

所在地

〒899-6301
鹿児島県霧島市横川町上ノ3280番地5

アクセス JR肥薩線「大隅横川駅」より車で約5分 徒歩約45分
操業開始 2022年1月
公式HP 横川蒸留所ウイスキー工場
見学 未定(黄金酒造は酒蔵見学を実施中)
商品 シングルモルト ニューボーン 横川

8-7.天星酒造 菱田蒸溜所

1901年創業。老松酒造の屋号で焼酎製造を開始し、2010年末に天星酒造へと屋号を改称。
近年ではウイスキー製造のミドルカットにヒントを得た「早垂蒸溜」製法を確立し、その製法から産まれた「天星宝醇赤」TWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)で2年連続となる最高金賞を受賞。
菱田に流れる平成の名水百選のひとつ「普現堂湧水源」の軟水を活かしたウイスキー作りを行う。
現在、クリスプ社の英国産モルトとドイツAvangard Malz社のノンピートモルトや国産麦芽も試験的に使用している。
発酵時間が長く約5日間。銅製のハイブリッドスチルを使用する事により、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを作ることが可能。2023年4月14日からクラウドファンディングを実施。目標金額3,000,000円に対し、8,899,000円の応援購入が寄せられた。

所在地

〒899-7301
鹿児島県曽於郡大崎町菱田1270

アクセス 鹿児島空港から車で約1時間30分
操業開始 2022年10月
公式HP 天星酒造株式会社
見学 未定
商品

8-8.薩摩酒造 火の神蒸溜所

鹿児島の焼酎と言えばかならず名前が挙がると言っても過言ではない、焼酎「さつま白波」で有名な「薩摩酒造株式会社」が、2022年12月にウイスキー製造免許を取得。
2023年2月よりモルトウイスキーの製造を開始。
早くも2023年11 月には、連続式蒸留機を新設し、モルトウイスキーに加えグレーンウイスキーの製造開始も予定している。
元々薩摩酒造では、ホワイトオーク樽で熟成させた麦焼酎「神の河」を1988年より生産しており、焼酎メーカーとしては日本で唯一、独自の「樽工房」と「樽貯蔵庫」を有し、専属の「樽職人(クーパー)」が樽の管理・再生を行なっています。
ちなみに樽職人は日本全国で60名ほどしかいません。
従って、モルト、グレーン、クーパレッジ(製樽)と全てを自社で賄えるオールジャパニーズウイスキーを作る事が出来る、非常に期待値の高い蒸溜所の一つと言え、薩摩酒造は本坊グループの一社である為、本坊酒造のマルス信州と津貫の二つの蒸溜所と熊本の山鹿蒸溜所の3つの蒸溜所から技術提供を受けている事も、更に期待値を高くさせてくれる。
公式コメントでは「来年2024年内にはショップやバーを備えた施設もオープンし、一般のお客様の見学も受け入れる開かれた蒸溜所とする予定です。「火の神蒸溜所」は、世界水準の品質の実現と共に、ウイスキーの魅力を惜しみなく見学頂ける施設を備えることで、世界で愛される新たなジャパニーズウイスキーを目指してまいります。」
蒸留機は日本産ランタン型蒸留機2機、生産規模17.5万リットルの予定、麦芽仕込量(ワンバッチ):1.1トン
2026年内にシングルモルト「火の神」をリリース予定。

所在地

〒898-0043 鹿児島県枕崎市火之神北町388番地

アクセス JR枕崎駅から徒歩20分
操業開始 2023年2月
公式HP 薩摩酒造株式会社
見学 2026年予定
商品 HINOKAMIニューボーン#1

火の神蒸溜所の代表的な商品

8-9.小牧醸造 小牧蒸溜所

小牧家の歴史は古く、1590年に北郷島津家13人の武家衆家来の一人として薩摩の地に移住。
1909年、鹿児島県薩摩郡さつま町に本格焼酎製造業を創業し、今年115年目を迎える。
2023年1月31日付けでウイスキー免許を取得。
それに伴い設備試運転を終え、2023年4月1日より正式に稼働開始。
1バッチ1トン仕込み。
稼働したばかりで商品はもちろんまだ先の話ですが、公式コメントでは「ジャパニーズウイスキー」を作る事を明言しており、その確固たる意志と自信に満ち溢れた言葉に否応なしに、期待が高まります。
以下公式コメント
『私たちの本格焼酎の製造、蒸留技術は世界をも凌駕する技術と確信しております。
この技術を、世界の蒸留酒であるウィスキーに応用することで、弊社が造るジャパニーズウィスキーは更なる高みへと昇り、ひいては本格焼酎の認知度も向上させ、世界に冠たる日本を取り戻せると自負しております。』

所在地

〒895-1816 鹿児島県薩摩郡さつま町時吉12番地

アクセス 鹿児島駅から「宮之城行」に乗り「とどろ温泉前」下車。約103分
操業開始 1909年
公式HP 小牧蒸溜所
見学 未定
商品 紅小牧 一向シルバー 

小牧蒸溜所の代表的な商品

熊本県

8-10. ㈱山鹿蒸溜所 山鹿蒸溜所

2021年11月6日竣工。熊本県内初となるウイスキー蒸留所。

操業は2013年。南九州コカ・コーラボトリング(現コカ・コーラボトラーズジャパン)の酒類事業などの分社化で発足したMCAホールディングス(東京)が親会社。操業当時は焼酎を生産していたが、これを機に生産をウイスキーに転換。本坊酒造(鹿児島市)から技術協力を受ける形で2024年以降の商品化を目指す。年間150kl、4~5万本の販売を想定。

蒸留所はもともとあった焼酎工場の跡地に建設。鉄骨造2階建て(延べ床面積1,257㎡)で、高さ4.6メートルのバルジ型のポットスチルを設置。熟成庫は(1,043㎡)には、ラック式で容量約200ℓの樽を最大3300本保管できる。製造工程を見学できる通路や試飲ができるラウンジも設置。

総工費は約11億円。

国見山系と菊池川水系の良質な深層地下水を使用。冬場は-5度、夏は40度という寒暖差を活かして熟成。
2025年9月、待望のシングルモルトがリリースされた。

所在地 〒861-0565
熊本県山鹿市鹿央町合里980-1
アクセス 車:熊本植木インターから約15分
操業開始 2021年11月
公式HP 株式会社山鹿蒸溜所
見学 2022年3月からの予定
商品

シングルモルト山鹿

山鹿蒸溜所の代表的な商品

8-11.高橋酒造 田野蒸溜所

2014年に閉口した田野小学校をリノベーションし、蒸溜所を開設。

120年にわたり焼酎を作り続けてきた同社。
水にこだわり、高所で水質の良い田野地区に着目し、蒸溜所を建設。地下80メートルからくみ上げた清涼な水を使用する。

蒸溜器はスコットランド製、粉砕機、マッシュタンはドイツ製を使用。

所在地 〒868-0066
熊本県人吉市田野町3316-4
アクセス 人吉インターチェンジから約30分
人吉球磨スマートインターチェンジから約25分
操業開始 2025年10月
公式HP https://www.hakutake.co.jp/tano-distillery/
見学 現在受付していません
商品

8-12.山都酒造株式会社 山都蒸溜所

Amazon.co.jp: 山都酒造 山都 シングルモルトウイスキー 木箱 ...創業文政四年(1821年)の老舗の酒屋。
樽熟成焼酎『天使の分け前』が2000年モンドセレクション金賞受賞。
大阪の大手ウイスキーメーカーの12年ものの裏面ラベルの文言がそっくりだと話題になった『シングルモルト山都』
シングルライスウイスキー『保之助』や芋焼酎の「3M」として知られるあのプレミアム芋焼酎にそっくりな『魔球』などがある。
蒸溜機や施設等の情報は無い。

所在地

熊本県上益城郡山都町浜町60番地1

アクセス 西鉄天神「天神バスセンター」から「山都町(矢部)」まで約2時間30分
操業開始 1821年
公式HP 山都酒造株式会社
見学
商品

山都蒸溜所の代表的な商品

8-13.JFLAホールディングス 常楽酒造

大正元年に創業。
熊本・球磨にある老舗本格焼酎蔵元が作る『RICE WHISKY常楽』はグレーンウイスキーとして販売されている。
原材料もしっかりと明確に表記し、ジャパニーズ表記を外している等、新しいタイプのウイスキーを作ろうとする気概が見える。
ドイツ産モルトと国産米で仕込んで蒸留したウイスキーとお米の本格焼酎を樫樽で時間をかけて熟成貯蔵したとっておきの原酒で造るウォッカをブレンド。
「食事を引き立てるウイスキー」を開発コンセプトとし、お米由来の繊細で洗練された甘みを生かした味わいは和食との相性抜群とのこと。

所在地

〒868-0302  熊本県球磨郡錦町一武2577-13

アクセス 一武駅から徒歩約30分
操業開始 1912年
公式HP 常楽酒造
見学
商品 RICE WHISKY常楽 麦焼酎常楽 秋の露 

常楽酒造の代表的な商品

大分県

8-14. 津崎酒店 久住蒸留所

2021年2月操業開始。大分県竹田市久住町新たにクラフトウイスキー蒸留所「久住蒸留所」が誕生しました。
大分県竹田市久住町で酒販店「津崎酒店」を営む宇戸田祥自(うとだ・しょうじ)氏が、店舗の敷地内にある約400平方メートルの倉庫を改装して蒸留所を建設。本場スコットランド”フォーサイス社”製の蒸留機を導入し、2021年2月より製造を開始します。出荷までは3年の熟成が必要な為、販売開始は2024年、2025年頃になる予定。

 

宇戸田氏は、「イチローズモルト」で世界的に有名となったベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏に相談し、2017年から製造技術を学んだ。
今月5日、竹田税務署から念願のウイスキー製造免許を取得し、いよいよ製造開始となる。

所在地 〒878-0201
大分県竹田市久住町大字久住6426
アクセス JR豊後竹田駅より約5~6km
操業開始 2021年2月
公式HP 久住蒸留所ではなく、津崎酒店のHP
見学
商品

宮崎県

8-15. 黒木本店 尾鈴山蒸溜所

明治18年に創業した黒木本店の別蔵が「尾鈴山蒸留所」です。1998年に宮崎県高鍋町の尾鈴山山中に建てられ、自然の風景と調和した美しい蒸留所。
百年の孤独」「山ねこ」「山猿」で知られる老舗焼酎蔵の黒木本店。先代の黒木敏夫氏がスコットランドのエドラダワー蒸留所に感銘を受けて、敢えて山中に建設された拘りの蒸留所。後を継いだ息子の黒木信作氏によって2019年11月からウイスキー造りを開始

原料となる大麦は黒木本店の運営する「甦る大地の会」が栽培する大麦「はるしずく」と「はるか二条」、もしくは宮崎県産のもののを使用。

発酵槽は日本木槽木管製。地元の杉を使用。
蒸溜機は三宅製作所のウイスキー用とジン等のスピリッツ用が1基づつ。焼酎用に使用している直噴式の伝統的なステンレス製の蒸溜機も使用。
熟成に使用する樽も地元産の杉や桜、栗などオーク以外の樽も使用。

同蒸留所の特徴の一つとして、職人が室の中に麹を広げ、適温で発酵させる麹と、箱の中に入れて広げるスタイルのモルティングをすべて手作業で行っている。

随所に地元産のものであることと、老舗焼酎メーカーならではの手法も取り入れている蒸留所です。

所在地 〒884-0104
宮崎県児湯郡木城町石河内656−17
アクセス 高鍋町中心地から車で約30分
操業開始 1998年
公式HP 尾鈴山蒸留所
見学  
商品 OSUZU MALT等

尾鈴山蒸留所の代表的なスピリッツ

8-16.佐藤焼酎蒸留所 SATO DISTILLERY

佐藤焼酎製造場は、本格焼酎の製造を行っている老舗の蔵元。
​地元農家と連携し、県産の穀物などを使用した焼酎を製造。さつまいも、大麦、米、栗など​。
2021年にはウイスキー製造免許を取得し、現在は新たな挑戦としてウイスキーの製造を開始しました。​

恐らくは完全に海外向け製品、熟成焼酎に近いものを製造している印象

所在地 〒884-0104
宮崎県児湯郡木城町石河内656−17
アクセス 高鍋町中心地から車で約30分
操業開始 1998年
公式HP https://satoshiki.com/ja/
見学
商品 シングルモルト佐藤、シングルグレーン佐藤等

8‐17.都城クラフト蒸留所

建設業や旅館業などに携わる地元の経営者4名が共同出資し、山田町中霧島にある老舗旅館の敷地内を製造拠点としています。
出資メンバーが全て異業種の集まりであり、そのノウハウがふんだんに用いられ、蒸留所建設に関する設計や施工までのほとんどを外部委託することなく内製化する事で、初期コストを大幅に削減する事に成功しています。
また老舗旅館「常盤荘」の敷地内にある元レストランと倉庫を改装して再利用する事で、既存の給排水設備を使って、ウイスキーの仕込みや発酵エリアに転用する事も出来る、非常に合理的な設計になっています。
少量生産、国産麦芽のみを使用したウイスキーを造っていく。
2026年9月操業開始を目処にしている模様。

所在地 〒889-4602
宮崎県都城市山田町中霧島2453番地
アクセス JR吉都線 谷頭駅下車 徒歩約20分/タクシー約5分
操業開始
公式HP 公式インスタグラム
見学
商品

福岡県

8-18. ㈱篠崎 SHINDO LAB(新道蒸溜所)

新道蒸溜所のコンセプトは「THE QUEST FOR THE ORIGINAL」。”世の中に普通にあるものではなく、これからのスタンダードになるものを追求してしたい”とし、原料処理から糖化、もろみの育成、蒸溜と、それぞれの工程に化学的根拠をもち、目指す香りの成分をしっかりと構築し、織り込んでいく原酒造りを行う。

甘酒の「国菊」、麦リキュール「朝倉」、焼酎等も手掛けている福岡県朝倉市の老舗蔵元「篠崎」の新しいプロジェクトとしてウイスキー事業を開始。2021年5月に建屋完成、8月から蒸留を開始。三宅製作所のポットスチルを使用。
「およそ200年の酒造りのノウハウを活かし、今までにない日本のウイスキーを目指す」という。
福岡県初のクラフト蒸留所として3年後から出荷開始予定。年間出荷本数20万本を目指す。
将来的には発酵時に使用する桶や熟成時に使用する樽も自社林の木材を使用して作成していく予定としている。

同地区に朝倉蒸溜所というジンの蒸溜所も所有。こちらでもウイスキー製造があるかも注目です。

引用:㈱篠崎Facebook

所在地

〒838-1303
福岡県朝倉市比良松185番地

アクセス 大分自動車道朝倉IC近く
操業開始 2021年8月(自社蒸留でのウイスキー製造開始)
公式HP ㈱篠崎SHINDO LAB
見学

商品

8-19.㈱喜多屋 八女蒸溜所

福岡の地で清酒、焼酎を作る老舗の酒造会社。
社名の「喜多屋」は、創業の際「酒を通して多くの喜びを伝えたい」という強い志のもと屋号として名づけられたもの。

現在7代目から8代目へ事業継承がなされており、ウイスキーは7代目木下宏太郎氏が専念している。

焼酎の減圧蒸留器を世界で初めて開発し、香り高い焼酎を作り出し、世界的なコンペでも清酒、焼酎ともに高い評価を得ている。

クラウドファウンディングにて目標金額1,000,000円のところを20,642,500円まで支援を伸ばし、ノンピーテッド、ライトピーテッド、ミディアムピーテッドの3種類のニューボーンをリターン品としている。

所在地 〒834-0031福岡県八女市本町374番地
アクセス

九州自動車道八女ICより車で5分(3㎞)
JR鹿児島本線羽犬塚駅より、堀川バス「福島・黒木方面行」矢原町バス停下車、徒歩2分

操業開始 1820年創業
公式HP https://www.kitaya.co.jp/
見学

商品 日本酒 喜多屋、焼酎 喜多屋等

8-20.大石酒造場

米焼酎「大石」で有名な大石酒造。蒸留はもちろん、熟成焼酎も製造していることからウイスキー製造はスムーズに行えるでしょう。

米国では「OHISHI WHISKY」としてすでに販売されています。ですが、米国ではバーボンは非常に厳しいですが、ウイスキーの法律は少し緩めです。このウイスキーはWhisky ADVOCATEなどにも記載されているほどですが、中身は熟成米焼酎なのではないでしょうか?日本では見かけることはないですが、アメリカのお土産店などで販売されているケースがあるようです。

製造免許取得後は「水上」の名前でニューポットの発売がありました。

所在地 福岡県北九州市門司区大里元町2-1
アクセス
操業開始 1872年 ウイスキー蒸留開始は2022年
公式HP 大石酒造場|熊本県球磨川最上流の球磨焼酎の酒蔵
見学 焼酎製造に関しては見学あり
商品 焼酎「大石」、ウイスキー「水上ニューポット」等

8-21.ニッカウヰスキー 門司工場

麦焼酎「かのか」を製造している門司工場。2017年からグレーンウイスキーも製造を行っている。蒸留機は非常に大きく、さつま司の10倍ほどとも。こちらの原酒も上記の「ニッカ ザ・グレーン」に使用されている。

所在地 福岡県北九州市門司区大里元町2-1
アクセス
操業開始 1914年 ウイスキー蒸留開始は2017年
公式HP
見学
商品

長崎県

8-22.梅ヶ枝酒造

1787年創業の造り酒屋である梅ケ枝酒造が、長崎県内初のウイスキー事業を展開。
社長の長野哲也氏とその次男、剛士氏に三男、太伸氏と兄弟で伝統を守りながらウイスキー原酒作りに励む。
2019年にこれも長崎県初となるクラフトジン「よきつき~令月~」を発売。
ドイツ製ハイブリットスチルを使用。
英国産の麦芽を使用し、1仕込み4日間の工程で、160リットルを製造後、バーボン樽に詰める。
2023年現在11月までに計7000リットル、35樽分(ボトル1万本分)を仕込む予定。
杜氏である剛士氏は「まずはスコットランドの製法に習い、基本の味を目指す。その後、色々と工夫していければ」

所在地 〒859-3237 長崎県佐世保市城間町317
アクセス 南風崎駅出口から徒歩約21分
操業開始 1787年
公式HP 梅ヶ枝酒造
けn 可※蔵見学は10名以上(要予約)所要時間約30分
商品 日本酒梅ヶ枝 よきつき~令月~

梅ヶ枝酒造の代表的な商品


8-23.元盛せせらぎ酒造 波佐見蒸留所

陶磁器の波佐見焼が有名な長崎県波佐見町にある、元盛せせらぎ酒造の佐世保蒸留所。
中国福建省廈門の会社が親元である為、日本初の中国資本の蒸留所になります。
2023年から蒸留開始。
海外需要の高まりに応えるため、蒸留所を創立したそう。
マッシュタンと発酵槽、ポットスチルもすべて中国製を導入。
ステンレス製の発酵槽6基。
ポットスチルは初留1基、再留1基と、実験用の銅製小型スチル1基。
日本酒造りを経験したスタッフが蒸留を担当しているそう。
使用麦芽ヨーロッパ産ノンピート。
使用樽はバーボン樽をメインに、シェリー樽、ミズナラ樽、桜樽も使用。
建物内に樽を置いているほか、波佐見町内にある倉庫も熟成庫として使っている。
富士雉ウイスキーなるものを販売しています
ちなみに公式サイトは日本語が少しあやしいです。

所在地 〒859-3700長崎県東彼杵郡波佐見町折敷瀬郷1742-12
アクセス

三河内駅から車で12分(三河内駅から7.8km)

操業開始
公式HP http://www.ganjo.jp/wwh/
見学
商品 富士雉ウイスキー

沖縄県

8-24. ヘリオス酒造 許田蒸留所

沖縄県の酒造メーカー「ヘリオス酒造」は、1980年代自社でウイスキー造りを行っていた過去があり、国内外に出荷していたそうです。ウイスキーブームが下火となってから当時製造していたウイスキーは貯蔵されたままとなっていました。2016年にローソンからウイスキー販売の話があり、限定で「暦15年」、「ヘリオスウイスキー暦(200ml)」を販売しました。これをきっかけに、ヘリオス酒造では自社でのウイスキー製造を再開したそうです。

画像出典:酒蔵見学 | ヘリオス酒造株式会社

そして2020年12月31日、沖縄初のシングルモルトウイスキー「許田カスクストレングス2020」を発売しました。
英国産のピート麦芽を原料とし、2017年に自社で仕込み・蒸留を行ったモルトウイスキーをオーク樽で3年間熟成。ラベルは蒸留所近くの山あいの夜明け前の雰囲気を再現したデザイン。商品名は地名である許田(きょだ)を採用、力強い筆文字で表現しました。シングルモルトウイスキー「許田カスクストレングス2020」はピートモルト由来のスモーキーな香りと奥行きのある味わいのウイスキー。樽出しのアルコール度数のままの60.9%、加水をしない「カスクストレングス」です。

画像出典:ヘリオス酒造公式オンラインストア

泡盛やラムなどの製造でも長い歴史と伝統がある同社が今後どんなウイスキーを作っていくのか、注目していきたいと思います。

所在地 〒905-0024
沖縄県名護市許田405
アクセス

■沖縄自動車道からの場合
許田料金所を過ぎてしばらく走ると左側へ降りる道があります。そこを下ると58号線に突き当たりますので、右折してください。自動車道をくぐったところに押しボタン式信号があります。信号の先に看板がありますので、そこを右折してください。湖辺底(こへんぞこ)集落を通り抜け奥までお進みください。

■58号線からの場合(那覇市から名護市向け)
沖縄自動車道の真下(許田港が見えます)に押しボタン式信号があります。信号の先に看板がありますので、そこを右折し、湖辺底(こへんぞこ)集落を抜け奥までお進みください。

操業開始 2016年(ウイスキー製造再開)
公式HP ヘリオス酒造株式会社
見学 見学可。HPにて要予約で、日に2回開催(①11時~②15時~)。
商品 シングルモルトウイスキー許田

ヘリオス酒造の代表的なウイスキー

8-25. 新里酒造 州崎蒸留所

1846年創業の沖縄最古の泡盛蔵元の新里酒造が日本最南端に蒸溜所を建設。
現在販売されている「新里WHISKY」は海外のブレンデッドウイスキーに、新里酒造の「泡盛」をシェリー樽に13年熟成させたいわゆるスピリッツを数%ブレンドして造り上げたウイスキー。

2021年4月に自社蒸留の「NEW MAKE 新里」をリリース。限定350本は即日完売
ポットスチルは泡盛を蒸留しているものを併用。現在3基のポットスチルを所有している。熟成に使用している樽は3種類(具体的には不明だが、おそらくシェリー樽・バーボン樽あたりか)で、3年熟成を経てウイスキーとして販売していく意向。毎日1仕込みのペースで原酒を生産している。
2023年6月にニューボーンの発売を予定している。

所在地 〒904-2161
沖縄県沖縄市古謝 3丁目22番8号(本社工場)
〒904-2234
沖縄県うるま市州崎 12-17(州崎工場)
アクセス 車:北中インターより沖縄市向けに走り約20分、イオン具志川店近く
操業開始 2021年(自社蒸留でのウイスキー製造開始
公式HP 新里酒造株式会社
見学 無料。見学日の1週間前までに電話予約(当面の間、見学中止)
商品 NEW MAKE 新里、新里WHISKY

新里酒造の代表的なウイスキー

8-26.久米仙酒造 那覇蒸溜所

泡盛で有名な「久米仙」を製造する久米仙酒造。現在は泡盛で培った蒸溜技術を生かし、沖縄の地でライスウイスキーを製造しています。その名も「沖縄 ISLAND BLUE」。亜熱帯気候で熟成されたウイスキーを製造しています。

所在地 〒902-0074 沖縄県那覇市字仲井真155番地
アクセス バスターミナル「国場」から徒歩2分
操業開始 1952年創業
公式HP ライスウイスキー 沖縄 ISLAND BLUE – 久米仙酒造 (okinawabluewhisky.com)

kumesen

見学

商品 沖縄 ISLAND BLUE

8-27.まさひろ酒造

泡盛「まさひろ」や「まさひろジン」で有名なまさひろ酒造は、明治16年に琉球王国の城下町である首里で創業しました。現在ウイスキー製造も開始しており、「昌廣」の名前でシェリー樽熟成のモルトウイスキー、「早期熟成 シングルカスク 昌廣ニューボーンウイスキー」を発売しました。

所在地 沖縄県糸満市西崎町5丁目8番7号
アクセス 那覇空港から車で25分程
操業開始 昭和40年
公式HP
泡盛のまさひろ酒造
泡盛のまさひろ酒造 - 泡盛メーカー「まさひろ酒造(旧社名:株式会社比嘉酒造)」。沖縄糸満市。 。泡盛通販や古酒の製造方法と商品「まさひろ」「島唄」「海人」「もろみ酢」を紹介。沖縄観光の工場見学なら泡盛まさひろギャラリーがおすすめ
見学

泡盛まさひろギャラリー 那覇空港そばの泡盛酒造見学なら (awamori-masahiro.com)

商品 昌廣まさひろジンまさひろ
この記事を書いた人
新海 博之

1981年7月17日 北海道北広島市出身
大学卒業後、NTTデータカスタマサービス㈱へ新卒入社。
2010年「麻布十番BAR新海」を開業 → 2016年、名物「薬膳カレー」を開発 → 2018年「虎ノ門BAR新海」、2019年には「芝大門BAR新海」を開業 → 2020年 ウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」をスタート。
バーテンダーの私達だから出来る事として、ジャパニーズウイスキーの魅力を日々発信する。

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