4. 中部地方のウィスキー蒸留所

4. 中部地方

4-1. 新潟麦酒 忍蒸留所

新潟のクラフトビール醸造所「新潟麦酒」は、地元の清水を使い、スピリッツ愛好家達へ質の高いウィスキーを提供することを目指し、2016年、新潟市で初のウィスキー蒸溜免許を取得しました。

蒸溜所が建設中の間に、世界の蒸留所からシェリー樽やバーボン樽で熟成された原酒を輸入し、新潟工場(新潟市)で混ぜ合わせてウィスキー「越ノ忍」を作っています。国産のミズナラ樽で追加熟成した豊かな香りが特徴のミズナラフィニッシュ。生産量の9割が輸出用で、うち4割を米国が占めているとか。
蒸留所建設を含め、今後の動向に注目。

画像出典:忍蒸留所 Shinobu Distillery

所在地〒953-0012
新潟県新潟市西蒲区越前浜5120
アクセス

最寄り駅からのアクセス/JR越後線「巻駅」より車で10分
最寄りICからのアクセス/北陸自動車道「巻潟東IC」より車で20分

操業開始建設中
公式HP新潟麦酒 忍蒸留所
見学 
商品越ノ忍ピュアモルト、越ノ忍ブレンデッドウィスキー、越ノ忍ピュアモルト10年、越ノ忍ピュアモルト15年

忍蒸留所の代表的なウィスキー

4-2. サントリースピリッツ 白州蒸溜所

サントリーは、山崎蒸溜所とは異なるタイプのモルトウィスキー原酒を求め、良質でウイスキーの仕込みに最適な水を探し続けました。そして全国各地を調査した中から、日本有数の名水地である“白州”の地に出会います。日本で初めてウイスキーづくりを始めてからちょうど50年を迎えた1973年、ついにサントリー第2のモルトウィスキー蒸溜所「白州蒸留所」が操業しました。

白州蒸溜所の特長は、世界にも類を見ない多彩な原酒のつくり分けにあります。
発酵工程では、保温性に優れた木桶発酵槽にこだわり、蒸溜所内に棲みつく乳酸菌などの微生物の働きによって、白州ならではの独特な風味を生みだしています。
蒸溜工程では、大きさや形状の異なる蒸溜釜を使い分け、貯蔵(熟成)工程でも様々な樽を使い分けるなど、仕込から発酵、蒸溜、そして貯蔵(熟成)に至るまで全ての工程で多彩な原酒のつくり分けが行われています。

画像出典:シングルモルトウィスキー 白州

画像出典:サントリー白州蒸留所

所在地〒408-0316
山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
アクセス

中央本線韮崎駅より下教来石下行きバスに乗り、「松原上」バス停下車(1日数本)。
中央本線小淵沢駅よりタクシー15分。
中央本線小淵沢駅よりシャトルバス20分(期間限定)。

操業開始1973年
公式HPサントリー白州蒸留所
見学工場見学一時休止中。(2020年12月27日時点)
商品シングルモルトウィスキー白州、シングルモルトウィスキー白州18年、シングルモルトウィスキー白州25年

白州蒸留所の代表的なウィスキー

4-3. 本坊酒造 マルス信州蒸溜所

国産ウイスキーの生みの親として知られる「竹鶴政孝」。 当時、24歳だった竹鶴氏に日本の本格ウイスキーの夜明けを託し、上司として彼をスコットランドに送り出したのが摂津酒造(マルスウイスキーの生みの親)の「岩井喜一郎」でした。

竹鶴氏は日本に帰国後、ウイスキー研修の結果を「ウイスキー報告書」にまとめ、岩井喜一郎氏に提出しました。通称「竹鶴レポート」や「竹鶴ノート」と呼ばれるものです。

本坊酒造は、鹿児島での焼酎造りがメインの酒造ですが、1949年にウィスキー製造免許を取得してから、「いつか日本の風土を活かした本物のウイスキーを造りたい」と夢を抱き続けていました。

1960年、岩井喜一郎氏は「竹鶴ノート」を元に設計し、ワインとウイスキー製造のための工場「マルス山梨ワイナリー」を設立します。そして、本格的にウイスキー造りに取り組むために、さらなる理想の地を探し求め、1985年長野県に「マルス信州蒸留所」を操業しました。中央アルプス駒ヶ岳山麓の美しく緑深い森に囲まれた蒸溜所は、澄んだ空気の静寂の中に佇んでいます。

蒸留所のビジターセンター内に有料試飲ができるテイスティングバーが併設されています。マルスウィスキー最新の商品から、過去の限定品などたくさんのラインナップを愉しむことが出来ます。

2019年のウィスキーフェスティバルでの出展の様子です。岩井トラディション、モルテージ越百、駒ヶ岳リミテッド2019、2020年春発売の新商品も展示していました。

所在地〒399-4301
長野県上伊那郡宮田村4752-31
アクセス
■電車をご利用の場合
JR飯田線で「駒ヶ根駅」または「宮田駅」を下車後、タクシーで約10分
■お車をご利用の場合
「中央高速自動車道」の「駒ヶ根IC」より約5分
操業開始1985年
公式HP本坊酒造 マルス信州蒸留所
見学見学可。メールフォーム・FAXにて要申込み。
商品シングルモルトウィスキー駒ヶ岳

マルス信州蒸留所の代表的なウィスキー

4-4. 軽井沢蒸留酒製造 小諸蒸溜所

軽井沢蒸留酒製造㈱が、長野県小諸市に「小諸蒸留所」を建設する事を小諸市の会見で発表しました。小諸市松井区に小諸蒸留所を建設し、2022年に完成予定。2027年にシングルモルトの販売を開始する予定としています。

軽井沢蒸留酒製造㈱が長野県小諸市に「小諸蒸留所」建設を発表。2020年完成予定。

4-5. キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所

1972年8月に、麒麟麦酒(日本)、JEシーグラム(米)、シーバス・ブラザーズ(英)の3社合弁(3国共同)により、キリン・シーグラム株式会社が設立され、翌年1973年8月に富士御殿場蒸留所が操業しました。

画像出典:ウイスキペディア|BSフジ 第5回 2020/4/9放送

富士御殿場蒸留所は、ウィスキーの原材料にトウモロコシや小麦などを使用した「グレーンウィスキー」の製造にこだわってきました。グレーンウィスキーの製造には一般的に連続式蒸留器が使われます。富士御殿場蒸留所では、”マルチカラム”、”ケトル”、”ダブラー”の3種類の連続式蒸留器を駆使して様々な特徴のグレーンウィスキーを作り分けています。

代表的なウィスキーとしては、「富士山麓 樽熟原酒50°」がありましたが、2018年からの想定を上回る需要により製造に必要な原酒の供給が困難な状況となり、2019年3月末で終売となってしまいました。後継商品は発売されませんでしたが、2017年から発売された「富士山麓 Signature Blend」が2018年からは国内市場でも一般流通するようになり、現在では現行品として販売されています。

画像出典:ウイスキペディア|BSフジ 第5回 2020/4/9放送

2016年「富士御殿場蒸溜所 シングルグレーンウイスキー AGED 25 YEARS SMALL BATCH」がワールド・ウイスキー・アワード2016において「ワールドベストグレーン賞」を受賞。
2017年3月31日、キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所のマスターブレンダーである田中城太氏がアイコンズ・オブ・ウイスキーのマスターディスティラー、およびマスターブレンダー部門で世界最優秀賞を受賞。
2020年3月27日、「キリン シングルグレーンウイスキー 富士30年」がワールド・ウイスキー・アワード2020において「ワールドベストグレーン賞」を受賞。

画像出典:ウイスキペディア|BSフジ 第5回 2020/4/9放送
所在地〒412-0003
静岡県御殿場市柴怒田970番地
アクセス■JR御殿場駅から無料シャトルバス運行
JR御殿場駅、改札を出て乙女口にお進みください。駅のロータリーがシャトルバス乗り場です。
■ 東名高速御殿場I.Cを山中湖方面に降り、国道138号線を直進約6km進んだ右側
操業開始1973年
公式HPキリンディスティラリー 富士御殿場蒸留所
見学見学可。
※見学は当面の間、静岡県在住のお客様のみ。
※工場見学・ショップは12月21日(月)~2021年1月7日(木)の間、休業。
商品富士山麓シグニチャーブレンド、シングルグレーンウィスキー富士

富士御殿場蒸留所の代表的なウィスキー

4-6. ガイアフロー 静岡蒸溜所

ガイアフローディスティリング㈱は、2015年3月にメルシャン軽井沢蒸留所からウィスキー製造設備を購入・取得しました。モルト粉砕に利用する粉砕機や蒸留器などの再利用可能な設備は修繕・改良を経て静岡蒸留所へ移設され、ウィスキー製造の準備がすすめられました。

2015年、静岡県静岡市のオクシズ(奥静岡エリア)の、玉川と呼ばれる地区に静岡蒸留所の建設を開始し、2016年9月にウィスキー製造免許を取得。2016年10月よりウィスキー製造を開始しました。
軽井沢蒸留じょから移設した蒸留器(K)とスコットランド製の蒸留器(W)2基の3基の蒸留器で製造を行っています。

蒸留所の建物や発酵槽などに、オクシズで育ったヒノキをふんだんに用い、自然と一体になった蒸溜所。静岡の風土に根ざした、自然と調和するウイスキー造りを目指しています。

蒸留所内には有料試飲コーナーが併設されていて、静岡プロローグシリーはもちろん、ニューポットや熟成途中の原酒も楽しむことが出来ます。
また、ガイアフロー静岡蒸留所が輸入販売を行うインドのウィスキー「アムルット」やスコッチのボトラーズ「ブラックアダー」などもウィスキーも多数試飲する事が出来ます。

所在地〒421-2223
静岡県静岡市葵区落合555番地
アクセスJR静岡駅より、路線バス「しずてつジャストライン」で60分
バス停「静岡駅前」9番線乗り場より乗車
安倍線(118 上落合行き )バス停「奥の原上」下車 徒歩1分
または、安倍線(119 横沢行き)バス停「上助」下車 徒歩15分
操業開始2016年
公式HPガイアフロー静岡蒸留所
見学見学可。
ホームページの見学ページより要予約
商品シングルモルトウィスキー静岡「プロローグK」

静岡蒸留所の代表的なウィスキー

4-7. 若鶴酒造 三郎丸蒸留所

三郎丸蒸留所を運営する若鶴酒造㈱は、1862年に富山県砺波郡三郎丸村で清酒製造を始めた、北陸では非常に歴史のある酒造です。

第二次世界大戦の終結後、行きづまった局面を打開すべく、独自に蒸留酒製造の研究を行い、1952年にウィスキー製造免許を取得しました。1953年から「サンシャインウィスキー」を富山県内で販売をはじめました。

画像出典:三郎丸蒸留所|若鶴酒造株式会社

2016年、最初のウィスキー造りから60年以上の年月を経て蒸留所も老朽化が進行していました。「北陸唯一の蒸留所を、そしてこれまで続いてきたウイスキー造りを途絶えさせるわけにはいかない。 」ということで、「三郎丸蒸留所改修プロジェクト」を立ち上げ、資金確保のためにクラウドファンディングに挑戦しました。
60年以上守り続けてきたウイスキー造りへの情熱、そして富山のウイスキーを世界のウイスキーに育てるという挑戦を呼びかけに、2500万円の目標額をはるかに超える3825万5000円の支援をうけ、2017年、三郎丸蒸留所は建物や製造設備を改修しウィスキー蒸留所として再スタートを切りました。

画像出典:三郎丸蒸留所|若鶴酒造株式会社

2019年には、梵鐘造りの名匠である老子(おいご)製作所との共同開発で世界初の鋳造製蒸留器「ZEMON」を開発しました。

所在地〒939-1308
富山県砺波市三郎丸208
アクセス北陸新幹線 新高岡駅よりJR城端線にて油田(あぶらでん)駅下車、徒歩1分
操業開始1953年(2016年改修)
公式HP若鶴酒造 三郎丸蒸留所
見学見学可。
ホームページの見学ページより要予約
商品サンシャインウィスキー、シングルモルト三郎丸、ムーングロウ

三郎丸蒸留所の代表的なウィスキー

4-8. サントリー知多蒸溜所

伊勢湾に臨む知多半島・知多蒸溜所。サントリーグループが全農グループと共同で設立したグレーンウイスキー蒸溜所です。サントリーが国内に所有する3つの蒸溜所の内のひとつ。

画像出典:サントリー知多蒸溜所株式会社

1973年操業開始以降40余年、トウモロコシを主原料としたグレーンウィスキーをつくり続けてきました。知多の原酒は、世界的に評価の高いブレンデッドウイスキーの「」や「角瓶」にブレンドされ、サントリー山崎蒸溜所・白州蒸溜所で生まれたモルト原酒の個性を引き立て、より滑らかな口当たりをもたらしています。
2015年には、知多蒸溜所のグレーン原酒で構成されるシングルグレーンウイスキー「知多」を発売。

画像出典:サントリー知多蒸溜所株式会社
所在地〒478-0046
愛知県知多市北浜町16番地
アクセス 
操業開始1973年
公式HPサントリー知多蒸留所
見学一般公開は行っていません。
商品シングルグレーンウィスキー知多

知多蒸留所の代表的なウィスキー

4-9. 長濱浪漫ビール 長濱蒸溜所

滋賀県びわ湖北部にある日本最小の長濱蒸留所。
1996年、近畿では3番目となるクラフトビールの製造を開始し、20年に渡りクラフトビールをつくり続けてきました長濱浪漫ビールは、2016年に敷地内に長濱蒸留所を操業し、ウィスキーの蒸留を開始しました。

画像出典:長濱浪漫ビール 長濱蒸溜所

スコットランドのクラフト蒸溜所よりインスピレーションを得た、アランビック型のポットスチルと極細のラインアームから流れ出る、リッチでフルーティー、穀物由来の豊かな甘みを持つ原酒が特徴です。

画像出典:長濱浪漫ビール 長濱蒸溜所

2020年、海外のモルトウィスキーをベースに、長濱蒸溜所のモルトをブレンドした「アマハガン」がレギュラーシリーズ4本中3本がWWA(ワールドウイスキーアワード)で受賞するという快挙を達成。

画像出典:長濱浪漫ビール 長濱蒸溜所
所在地〒526-0056
滋賀県長浜市朝日町14-1
アクセスJR長浜駅より徒歩約4分
長浜I.Cから約4km
操業開始2016年
公式HP長濱浪漫ビール 長濱蒸留所
見学見学可。HPより要予約。
商品アマハガン、シングルモルト長濱、長濱ニューメイク

長濱蒸留所の代表的なウィスキー

4-10. 新潟小規模蒸溜所 新潟亀田蒸溜所

新潟亀田蒸溜所は、大手印鑑販売の株式会社大谷が設立した合同会社。2018年に野村証券新潟支店などが主催した「新潟イノベーションプログラム」で、株式会社大谷を含めた3社がチームとなり発表したクラフトウィスキー製造の事業案を実現。2019年3月に事業を立ち上げ、株式会社大谷の本社工場の敷地内に蒸留所が建設された。
原料である大麦を発芽~蒸留するところまで行う本格的なジャパニーズウィスキーを製造する会社は新潟県では新潟亀田蒸溜所が初となる
蒸留機はスコットランドのフォーサイス社製、麦汁を醗酵させる際に使用する発酵槽はステンレス製・木桶の2種類を併用していく。2021年3月に蒸留開始、2024年の本格販売を見込む。生産能力は年間3万リットル。
当面はスコットランドからの輸入麦芽を使用する予定だが、農業法人の白銀カルチャー(同市秋葉区)と契約し原料の大麦4トンを確保。年内にも県産麦芽100%での蒸留を開始する見込み。その他、今後の動きとして県産米を使用したライスウィスキーの生産も視野に入れていたり、国内外からの需要に対応するため、夏以降に設備の増強なども計画している。2021年秋以降には樽詰め前のウィスキー「ニューポット」を販売する予定。
新潟小規模蒸溜所の資本金は3千万円。これまでの総事業費は総額2億4千万円。

所在地〒950-0141
新潟市江南区亀田工業団地1-3-5
アクセスJR亀田駅から徒歩30分
操業開始2019年3月
公式HP新潟亀田蒸溜所 合同会社新潟小規模蒸溜所
見学
商品

4-11. 戸塚酒造 軽井沢蒸溜所

1653年創業の戸塚酒造(佐久市)の16代目社長、戸塚繁氏がウィスキーの製造会社「軽井沢 ウイスキー株式会社」を新たに立ち上げ北佐久郡軽井沢町発地に「軽井沢蒸留所」を建設。2021年春に着工。

新会社は戸塚社長が個人出資し、19年11月に設立。敷地面積1.3ヘクタールに蒸留所と貯蔵庫を建設。2024年のウィスキー販売開始を目指し、年間約6万リットルの生産計画。総事業費は7億~8億円を見込む。
原料の大麦は佐久地方などで地元農協と協力して栽培し、仕込み水は浅間山や八ケ岳山麓の水を使用する予定。

4-12. 清州桜醸造

画像出展:愛知クラフトウイスキーキヨス|清州桜醸造株式会社

嘉永6年(1853年)創業。長年の伝統と品質本位の姿勢を継続して「清洲城 信長 鬼ころし」の銘柄で有名な酒蔵。
ウイスキーの蒸留に関しては専用のポットスチルは無く、焼酎で使用している蒸留機を併用している。
現在ウィスキーのラインナップは2019年9月に本数限定(1万本)で発売された「クラフトウイスキー キヨス」のブレンデッドウィスキー1種類のみで、モルト原酒とグレーン原酒ともに自社蒸留している。
2020年にも追加分として商品化されています。(限定数不明)

特徴は発酵時の酵母に日本酒メーカーとしての特徴を活かして、香り立つ清酒酵母を使用。樫樽に詰めて、酒蔵の地下貯蔵庫でじっくりと5年間熟成している。

所在地〒452-0942 
愛知県清須市清洲1692番地
アクセス名鉄「新清洲駅」から徒歩5分
操業開始2014年ウィスキー蒸留開始
公式HP清州桜醸造株式会社
見学
商品愛知クラフトウイスキー キヨス

清州桜醸造の代表的なウィスキー

4-13. 十山株式会社 井川蒸留所

画像出展:特種東海製紙株式会社2019年3月期 決算資料

特種東海製紙株式会社からの新設分割により2020年4月に「十山株式会社」を静岡市葵区田代に設立。静岡市北部の社有林を活用してウィスキーの製造事業を行う。2020年夏から蒸留を始め、2027年以降の出荷を計画している。7年以上熟成させた「本物」の製造を目指し、出荷初年度は5千~6千本程度の生産を見込んでいる。
蒸留所建設における投資額は約10.9億円。大井川沿いに敷地面積約2千平方メートルに蒸留棟や熟成庫を建設した。蒸溜棟:鉄骨2階建 延べ860㎡、熟成庫:鉄骨平屋建 357㎡

所在地〒428-0505
静岡県静岡市葵区田代1299-1
アクセス
操業開始2020年蒸留開始
公式HP
見学
商品

4-14. 玉泉堂酒造 養老蒸留所

1806年創業。以来200年以上にわたって日本酒を中心に、焼酎・みりん・リキュールなどを手がけてきた総合酒類メーカーです。
代表銘柄は日本酒の「美濃菊(みのぎく)、醴泉(れいせん)」。

玉泉堂酒造と言えば「ピークウイスキー」。昭和50年代から昭和60年頃に一世を風靡した「地ウィスキー」です。

8年間熟成させたスコットランド産モルト原酒と、「養老の滝」で知られる養老山系の清らかな伏流水を仕込水に、玉泉堂酒造にて製造したウィスキー(モルト)をブレンド。樫樽にて10年熟成した後、グレーンウィスキーをブレンドし更に6年間熟成することで、熟成度を深めています。
ピークウイスキーの容量は1,800ml、ピークウイスキースペシャルの容量は720ml。

そんな玉泉堂酒造から2019年6月に「ピークニューボーン2018」が発売。
40年ぶりに自社蒸留を再開。英国産の大麦麦芽を使用し201810月に蒸留、シェリーカスクとバーボンカスクで半年ほど熟成させた限定発売のニューボーン。アルコール度数55%、容量200ml。
玉泉堂のHPを見てもこのニューボーンのことや養老蒸留所のことについては一切触れられていない謎の商品ですが、将来的に3年から5年ほど熟成させてウィスキーとして市場に出荷予定との情報は確認できました。

所在地〒503-1314
岐阜県養老郡養老町高田800-3
アクセス近鉄養老線美濃高田駅から徒歩5分
操業開始2018年(40年ぶりにウィスキーの蒸留再開)
公式HP玉泉堂酒造株式会社
見学
商品ピークニューボーン2018、ピークウイスキー、ピークウイスキースペシャル

養老蒸留所の代表的なウィスキー