【2023年6月15日発売】ブレンデッドモルト Green Dram グリーンドラム (久住蒸溜所)

発売情報
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2021年より蒸溜を開始していた久住蒸溜所がこの一本をベースに、今後、通年商品となる予定。
三年未満の商品なのでウイスキーとは名乗れませんが、海外モルトと自社モルトをブレンド、マリッジ。
海外モルトは買い付けた後、自社熟成庫で樽詰めし追加熟成。
自社モルトも熟成感の強い樽をチョイス。
ニューボーンながらしっかりとした味わいに仕上がっているとの事。
出荷本数は公表されていませんが、今年は2回のみの限定リリースとなる為、購入できる貴重な機会となります。
700ml、税込7,700円。

1.どこで買える?

現在予約を受け付けているのは伊勢五本店と麻屋商店です。

■伊勢五本店オンラインショップ
数量上限に達し次第終了。詳細ページはこちら
申込期間:6月12日(月)12:00まで。
6月15日入荷でき次第、順次発送

■麻屋商店オンラインショップ
同じく数量上限に達し次第終了。詳細ページはこちら
購入期間:記載なし
お届け期間:6月15日(土)発送開始

2.ブレンデッドモルト Green Dram グリーンドラム

久住高原の美しい自然と若さをイメージするカラーの”Green”。
毎年新たな芽吹きがあるこの土地に重ね、初心を忘れないという誓いを託しました。
”Dram”とは一杯のウィスキーの意味を表し、ウィスキーの歴史や伝統に対して敬意を示すため名付けています。

製品名

ブレンデッドモルト Green Dram グリーンドラム

酒 別 ニューボーン
原材料 モルト(海外産モルト&自社モルト)
樽 種
詰本数 数量限定
度 数 46%
価 格 7,700円(税込)
製造所 久住蒸溜所
製造者 津崎商事

3.久住蒸溜所について

大正時代より酒販店事業を行ってきた、シングルモルト通販洋酒専門店「津崎商事」の宇戸田 祥自氏は、福岡ウイスキートークというウイスキーイベントを主催するほどのモルトラバーです。
ウイスキー好きが高じた結果、蒸溜所を作るに至る事に。
交流のあった秩父蒸溜所で研修後、その後さらに製造責任者である武石氏は鹿児島の津貫蒸溜所でも研修を受けます。
設備は秩父蒸溜所を参考に、スコットランドのフォーサイス製ポットスチルストレート型を2基。
発酵槽は全て木桶で備えています。

3-1.蒸溜所のスペック

以下、公式サイトから引用

スコットランドのフォーサイス社製ポットスチル。
初溜釜が2500L、再溜釜が1800L。
ともにストレート型を採用。
加熱方式はパーコレーター式。
再溜釜が小ぶりな分、酒質は重め。
冷却は、シェル&チューブ方式。
冷却水は豊富な地下水を用いるため、年間を通じて狙い通りの冷却が可能。
工場建屋には大きな窓があり、隣接する県道からポットスチルが見える。
夜は10時までライトアップされる。

3-2.使用麦芽 発酵槽

麦芽は輸入麦芽をメインに使用。
一部国産麦芽でもテスト済み。
今後、大分県産麦を買い付け、県産麦芽での仕込みも準備中。
1回の仕込み量は500kg。
発酵槽は、現在、木槽が1基、ホーローが4基。
ホーローは酒蔵時代のものをメンテナンスして再利用。
全ての発酵槽を木槽に変更する予定。
すでに発注済みで完成を待つのみ。
木槽の材質は、ダグラスファー(樹齢数百年の米マツ)。
安定した乳酸発酵を促すため2022年8月に全て木槽に変更した。
より複雑で香味豊かな酒質を目指す。
木槽1基あたりの仕込み量は2500L。
発酵日数は4日間。

3-3.使用バレル

主に中古バーボンバレルを使用。
理由は、原酒の個性を感じてもらいやすいため。
樽のバリエーションは、シェリー、ワイン、ラム、アルマニャック、カルバドスのほか、国産材を用いた樽もラインナップ。
順調に熟成が進んでいる。
九州とは言え、高地のため比較的冷涼な気候で、熟成は比較的ゆっくりと進んでいる。
第1熟成庫は、伝統的な「ダンネージ式」を採用。
現貯蔵庫は、酒蔵時代の貯蔵庫を利用。
年内にいっぱいになる見通し。
現在、第2熟成庫の建設準備中。
こちらは「ラック式」を予定

公式サイトはこちら

4.久住蒸溜所のその他の商品

この記事を書いた人
万代 竜一

福岡県福岡市出身
福岡にある中洲のBARで14年間修行後、俳優業での活動の拡大も兼ねて2018年上京。俳優佐藤二朗氏作の舞台にて東京初舞台を踏む。特技はギターとビール好きが高じてビール銘柄をブラインドで当てられる事。
最初はウイスキーを飲み慣れておらず苦手だったものの、深く知るにつれて作っている人達の想いが強い事に感銘を受けて、作り手の方達を知ってもらえる一助になれば、と思いJWDに参加。現在はウイスキーが大好き。

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