深いアロマが織りなす特別なハイボール。“SAKURAO DISTILLERY” で製造したウイスキー原酒のみをブレンドした「ウイスキーハイボール 戸河内」が3月下旬より順次発売。
「シングルモルトウイスキー桜尾」や、「桜尾ジンオリジナル」などの商品でかなり知名度も高まり、桜尾蒸溜所はご存知の方も多いと思います。
この度、株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー(広島県廿日市市桜尾一丁目12番1号、代表取締役社長 白井 浩一郎)は、 “SAKURAO DISTILLERY” で製造したウイスキー原酒のみをブレンドしたハイボール缶「ウイスキーハイボール 戸河内」を3月下旬より順次発売する事を発表しました。
1. 株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリーとは?
1981年に広島県廿日市市で創業。
過去にウイスキー製造を行っていた時代(1958年頃)もありましたが、売上の大部分を「みりん」、「焼酎」、「合成酒」などの酒類として「中国醸造株式会社」として事業を行ってきました。
2017年にSAKURAO DISTILLERY(桜尾蒸溜所)が竣工。現在は、ウイスキー、スピリッツ、リキュールを含む洋酒が売上の約7割を占めるようになっています。
2021年、現在の社名「株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー」に変更し現在に至ります。
2. 桜尾蒸溜所について
現在、桜尾蒸溜所では、モルトウイスキーの製造以外にも、グレーンウイスキーの製造や、ジンの製造も行っています。
桜尾蒸溜所の詳細については、こちらの見学レポートもあわせてご覧ください。
2-1. ブレンデッドウイスキー戸河内
2006年、過去に製造・貯蔵されたままのウイスキーが見つかり、海外輸入原酒とブレンドしたブレンデッドウイスキーとして「戸河内ウイスキー」を発売しました。
過去に製造したウイスキー原酒はいずれ底をつく為、自社でウイスキー製造を行う事を決め2017年桜尾蒸溜所を操業。現在は、自社製モルトと自社製グレーンによるブレンドで「戸河内ウイスキー」を製造しています。
2-2. クラフトジン 桜尾オリジナル
桜尾蒸溜所では、ウイスキー製造と並行して「ジン」の製造も行っています。ウイスキーは熟成に最低3年を要する為、熟成中にも売上を上げられる商品として、当時海外で流行始めていたクラフトジンに着目しました。
広島県ならではのボタニカルを使用したクラフトジン「桜尾オリジナル」を販売し、現在では日本全国で人気となっています。
2-3. シングルモルトウイスキー桜尾・戸河内
シングルモルトウイスキーが発売されたのは2021年7月1日。
桜尾蒸溜所で製造されたモルト原酒を蒸溜所併設貯蔵庫で3年以上熟成させた原酒を使用した「シングルモルトウイスキー桜尾」。桜尾蒸溜所で製造されたモルト原酒を戸河内トンネル内で3年以上熟成させた原酒を使用した「シングルモルトウイスキー戸河内」の2ブランドを発売しました。
3. シリーズ初のハイボール
今回発売となる商品は、「ブレンデッドウイスキー戸河内」シリーズの一つとしてハイボール缶の発売になります。
2023年9月にリニューアルリリースした「ブレンデッドウイスキー戸河内」シリーズ。SAKURAO DISTILLERYのウイスキーをより多くの人に届けたいという想いから、シリーズ初のハイボールとして「ウイスキーハイボール 戸河内」が誕生しました。SAKURAO DISTILLERYで製造したモルトウイスキーとグレーンウイスキー、炭酸のみからつくられているため、ウイスキーがもつアロマや余韻の特徴を明瞭に感じられます。
≪深いアロマが織りなす特別なハイボール≫
SAKURAO DISTILLERYのウイスキー原酒はゆっくりと立ち上がるフルーティーな香りと甘い味わいが特徴です。熟成の時を経て、広島の海と山の自然の恵みが映しだされたウイスキー原酒をブレンドし、トロピカルフルーツのようなトップノートに若葉やグリーンのようなアロマ、樽由来のバニラやチョコレートを思わせる余韻を引き出しました。爽やかな炭酸と共に広がるフレッシュな香りと、口の中に広がる繊細で柔らかな甘い味わいをお楽しみいただけます。
戸河内トンネルの長さはおよそ800メートルほどで、一年中冷涼な風が通り抜け年間を通して温度、湿度が一定に保たれたうす暗い貯蔵庫でゆっくりと熟成の時を重ねていきます。
「シングルモルトウイスキー戸河内」は、バニラやリンゴ、マーマレード、ミントのような爽やかな香り、軽快でスムースな口あたりが特徴のウイスキーです。
今回のハイボール缶でも使用される戸河内モルト原酒が、どのように特徴を示してくれているのか非常に楽しみです。
4. 商品情報
参考小売価格 | 297円(税込) |
容量・容器 | 350ml・缶 |
品目 | ウイスキー(発泡性)① |
アルコール度数 | 8% |
原材料名 | モルト、グレーン/炭酸 |
5. まとめ
コンビニやスーパー等で販売されている缶チューハイや缶カクテルや缶ハイボールは、年々種類が増え、酒類メーカー各社がしのぎを削っています。
最近では、サントリーが山崎や白州のハイボール缶を発売して大きな話題となりました。
シングルモルト三郎丸を手掛ける若鶴酒造では、これまで市場に無かったピートが強く効いた「スモーキーハイボール」を発売して人気を博しています。
他にも、最近では様々なメーカーのハイボール缶を見かけるようになりました。安いものから高いものまでラインナップも様々です。
本格的なウイスキー蒸溜所が作る”リッチ”なハイボール缶で家飲みもワンランクリッチに愉しんでみてはいかがでしょうか?