【発売情報】YUZA Classical Blend

発売情報
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遊佐蒸溜所

㈱金龍の遊佐蒸溜所から新製品発売。ブレンデッドジャパニーズウイスキー「YUZA Classical Blend」。詳細情報などを紹介。

山形県の遊佐蒸溜所、国内でも小規模な蒸溜所の一つですが、なんとジャパニーズブレンデッドウイスキーの発売が発表されました。

遊佐蒸溜所はモルトウイスキーはもちろん製造しておりますが、グレーンウイスキーは製造していたのでしょうか?そのあたりも注目してご紹介いたします。

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1.YUZA Classical Blend

1-1.テイスティングノート

2024年10月中旬、遊佐蒸溜所初のブレンデッドジャパニーズウイスキー「YUZA Classical Blend」を、数量限定で発売いたします。

モルト、グレーンともに原酒はすべて国産。モルト比率は6割超、キーモルトにはミズナラ樽原酒を使用した、クラシカルで贅沢なブレンドに仕立てました。

遊佐蒸溜所の多彩なモルト原酒とグレーンが織りなすブレンドの妙を、どうぞお楽しみください。

香り・味わいの特徴
森を思わせる爽やかな香りに、バニラやハチミツの甘さが重なる、複雑かつ華やかなアロマ。なめらかでフルーティな味わいが長い余韻へと続く、芳醇でまろやかな仕上がりの1本です。

引用:新商品情報 | 遊佐蒸溜所 (yuza-disty.jp)

 

1-2.商品スペック

アルコール度数 48%
酒別 ブレンデッドジャパニーズウィスキー
樽種 キーモルト:ミズナラ原酒
内容量 700ml
希望小売価格 11,000円(税込)
発売日 2024年10月中旬

2.遊佐蒸溜所について

遊佐蒸溜所

株式会社金龍が2018年に山形県遊佐町に開設した、東北地方3か所目のウイスキー蒸溜所です。

新鮮で澄んだ空気と、「水の郷百選」に選ばれた、名峰鳥海山の伏流水に恵まれた遊佐町は、最高品質のウイスキー造りに適した土地。

使用するポットスチルはフォーサイス社製、発酵槽は5つ、カナダ産のベイマツを使用しています。製法や熟成方法もスコットランドの方式を採用、若いウイスキーは樽出しせず、納得のいくまで十分に熟成を重ねたウイスキーだけを、シングルモルトのみに絞って製造。大量生産ができない小さな蒸溜所だからこそ、細部までとことん手を尽くし、こだわりを詰め込んだ最高品質のウイスキーをつくります。

遊佐蒸溜所ウイスキーの
コンセプト「TLAS」

遊佐蒸溜所で造るウイスキーは、
Tiny(ちっぽけな)
Lovely(かわいい)
Authentic(本物の)
Supreme(最高の)
上記の頭文字を取った「TLAS(トラス)」をコンセプトとしています。

遊佐蒸溜所は、敷地面積約4,550㎡、蒸溜所面積は約620㎡と、ウイスキー蒸溜所としてはとても小規模な蒸溜所です。外観は小さく可愛らしくも見えますが、造るウイスキーは本格的かつ最高品質のものを目指します。伝統的な製法を用いつつも、日本らしい「ものづくり」に対するこだわりを持って造る、世界に一つのジャパニーズウイスキーです。

遊佐公式HPより引用

画像出展:遊佐蒸溜所公式HP

所在地 〒999-8302 山形県飽海郡遊佐町吉出字 カクジ田20番地
操業開始 2018年

遊佐蒸溜所の詳細情報は、こちらの記事もご覧ください。

遊佐蒸溜所 | ジャパニーズウイスキーディクショナリー
Japanese Whisky Dictionary

3.最後に

やはり遊佐といえば、シングルモルトのみに絞って製造をしているはずであること、「自社製造」などの文言を使用していないことから、グレーンウイスキーは他蒸留所からの提供かと推察されます。
国内で製造から3年以上たったグレーンウイスキーを製造、所有している蒸溜所は限られるため、ある程度絞られますが、正解はわからなそうです。

とにかく、遊佐のモルト原酒を6割以上使用したブレンデッドウイスキー、是非味わってみたいと思います。

■「遊佐蒸溜所」に関するその他の記事も是非ご覧ください。

【レビュー】YUZA First Edition 2022
遊佐蒸留所から、待望のファーストリリース、「YUZA First edition」がついにリリース。レビューを記載しています。
【レビュー】YUZA Second edition 2022
YUZA Second edition 2022は、遊佐蒸溜所より2022年10月上旬発売、16,500円(税込)。果樹王国山形の「豊穣の香り」をテーマに芳醇な香りと複雑かつ重層的な味わいを表現。前作とは一味違う仕上がり。
【レビュー】YUZA Third Edition 2023
YUZA Third Editionは、遊佐蒸溜所より2023年11月発売、16,500円(税込み)。希少な『ミズナラ』の樽で熟成させた原酒を使用。さらにバーボンとシェリー樽の原酒もバッティングし、遊佐蒸溜所ならではのフルーティーさと共に複雑で上品な風味。
この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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