嘉之助蒸溜所の限定スモールバッチ。嘉之助IPAカスクフィニッシュが4月1日に発売開始。一般流通での販売されない限定品を紹介。
嘉之助蒸溜所内 THE SHOP・嘉之助オンラインショップ限定で発売されます。
4月1日から発売ですが、オンラインショップでは4月10日より発売予定の様です。
1.嘉之助 シングルモルト 2026 IPA CASK FINISH

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シングルモルト嘉之助のキーモルトである「焼酎リチャー樽原酒」を、 2種のダブルIPA樽でフィニッシュしたスモールバッチの限定版。
ホップを存分に感じる力強いダブルIPAの後熟樽が、 KANOSUKEの豊かで奥行きのある酒質に新たな彩りを添えます。
フィニッシュに使用した2種のIPA樽それぞれの対照的な、重厚感と軽やかという個性が、厚みあるメローさにはちみつやライムのニュアンスを与えます。
さらに、焼酎リチャー樽由来のニッキを思わせる「和」のアクセントが、甘やかさとホップ由来のほろ苦さをやわらかく結び、印象的な味わいの輪郭を描きます。
クラフトウイスキーとクラフトビールの個性が溶け合い、これまでにない新たなテイストが生まれました。TASTING NOTE
シトラス踊る。凛としたホップと甘やかなはちみつの調和引用:嘉之助蒸溜所公式サイト
2.商品情報
| アルコール度数 | 48% |
| 酒別 | シングルモルトジャパニーズウィスキー |
| 樽種 |
焼酎リチャー樽熟成の原酒を2種のダブルIPA樽でフィニッシュ |
| 内容量 | 700ml |
| 希望小売価格 | 11,550円(税込) |
| 発売日 | 2026年4月1日 |
3.嘉之助蒸溜所
嘉之助蒸溜所は2017年に操業を開始。
鹿児島県の西岸、吹上浜沿いの約9,000㎡の広々とした敷地に建っており各施設が点在します。コの字形2階建ての本棟には蒸留設備のほか、眺めのいいバーやオリジナルグッズの揃うショップなどを設け、訪れた方々に身近にウイスキーづくりを体感いただける蒸留所になっています。

嘉之助蒸溜所の大きな特徴は3基のポットスチル(蒸留器)を備えていること。それぞれの容量は6000ℓ・3000ℓ・1600ℓ。世界的にみても、クラフト・ディスティラリー(小規模蒸留所)では2基が一般的です。ウイスキーは通常2度の蒸留を行いますが、嘉之助蒸溜所では2回目の蒸留(再留)の際にネックの形状や上部のラインアームの角度の異なるポットスチルを使用することで、原酒の香りや味わいに変化を持たせた原酒の作り分けを実現しています。


現在は第二蒸留所となる日置蒸溜蔵というグレーン工場も。もともと、小正酒造の看板商品である「小鶴」シリーズを生み出してきた焼酎蔵であり、「KOMASA GIN」も同蒸留蔵で作られたもの。2嘉之助蒸溜所に続き、2020年に日置蔵でもウイスキー製造免許を取得し、グレーンウイスキーの製造を開始。すでに日置で蒸留されたウイスキーも販売されました。

嘉之助蒸溜所の過去の製品はコチラ↓


最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.55 2026年4月号
[巻頭特集]
大手スピリッツメーカー2社の8蒸留所を一挙紹介!
グレンフィディック/バルヴェニー/キニンヴィ/アイルサベイ/ガーヴァン
マッカラン/グレンロセス/ハイランドパーク
[第2特集]
カバラン/マオウェイキ/バニーヴィル
◆土屋守の世界ぶらり旅 ガロア的酒場歩き── 第26回 台湾編
◆日本のボトラーズ2026
T&T TOYAMA/CASK & FOREST
[ブランド解説]
◆ガイアフロー静岡蒸溜所 ユナイテッドS 100%静岡大麦 5年
◆ブルックラディの新章を告げる ザ・クラシック・ラディ10年
◆石垣ディスティラリー
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。










