【レビュー】イチローズモルト秩父第二蒸溜所 ヒント・オブ・シェリー2026

ウィスキーレビュー
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秩父蒸溜所(イチローズモルト)
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秩父第二蒸溜所の公式製品2本目。
第二蒸溜所の直火蒸溜原酒×シェリー樽熟成の組み合わせ。

イチローズモルト秩父第二蒸溜所は、2019年に第一蒸溜所から少し離れた場所で操業を開始。
第一蒸溜所とは多くの点で異なっており、なかでも製造規模は約5倍と、クラフトウイスキー蒸留所の中でもかなり生産能力を誇る蒸溜所となりました。

1.ボトルとラベルの写真

イチローズモルト秩父第二蒸溜所 ヒント・オブ・シェリー2026
Ichiro’s Malt CHICHIBU Distillery II Hint of Sherry 2026
     

2.イチローズモルト秩父第二蒸溜所 ヒント・オブ・シェリー2026

2019年に新たな歴史を刻み始めた秩父第2蒸溜所。直火蒸溜のふくよかなフレーバーは、力強く伝統を革新へとつなげ、一雫の原酒がつくり出す味わいを全体に優しく響かせます。心地よいスモーキーさとシェリー樽原酒由来の温かくまろやかな甘み。全体を包む深く華やかなフルーティーさ・
時間という成長の過程を、共に歩む楽しみを与えてくれる秩父第二蒸溜所のシングルモルト。ぜひこれからも、その歴史も含めて一緒にお楽しみください。

引用:ラベル裏より引用

2-1.テイスティングノート

香り 桃のタルトタタン、ダークメープル、シガリロ、オールスパイス
味わい カラメルプリン、スモークしたドライアプリコット、紅茶のシフォンケーキ
余韻 枯れた樹木と葉の様なビターさとどっしりとした甘みが長く続く

2-2.商品スペック

アルコール度数 53%
酒別 シングルモルトジャパニーズウイスキー
樽種 シェリー樽原酒
内容量 700ml
販売本数 不明
希望小売価格 12,100円(税込)
発売日 2026年6月23日

3.受賞歴

現時点では受賞歴はありません。

4.定価とネット上の価格

4-1.メーカー希望小売価格

イチローズモルト 秩父ディスティラリー2 “ヒント・オブ・シェリー 2026” 700ml

商品名 イチローズモルト秩父第二蒸溜所 ヒント・オブ・シェリー2026
容量 700ml
希望小売価格 12,100円(税込)

4-2.メルカリでの転売価格 

メルカリでの転売価格は23,000円~28,000円前後となっています。(※2026/6/23時点)

メルカリでの転売価格は45,000円~50,000円前後となっています。(※2024/7/23時点)

4-3.ヤフーオークション落札価格 

ヤフーオークションでの価格は、27,000円前後で出品が確認できました。(※2026/6/23時点)

ヤフーオークションでの落札価格、確認できていません。オークションは現在は最安35,000円~最高43,500円(※2024/7/23時点)

4-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon 

Amazonなどの通販サイトでは、販売確認できませんでした。(※2025/6/23時点)

4-5.BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯45ml:3,630円、 30ml:2,420円、15ml:1,210円などの少量でも提供しております。

「BAR新海」のご案内
Japanese Whisky Dictionaryが運営する「BAR新海」は、東京都港区に3店舗。当サイトで紹介しているジャパニーズウィスキーをはじめ、国産のジンやビールなども取扱い。オリジナルカクテル、フレッシュフルーツカクテルなども人気。食事も豊富で1件目からも利用可能。

5.株式会社ベンチャーウイスキーとは?

会社名 株式会社ベンチャーウイスキー
設立 2004年
本社所在地 〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘49
所有蒸留所 秩父蒸溜所、秩父第二蒸溜所、苫小牧蒸溜所

6.秩父蒸第二蒸溜所とは?

蒸溜所名 秩父第二蒸溜所
所在地 〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘79
操業開始 2019年

名品が多いと言われている『スコッチの1950年代~1960年の味わい』を求め”ウイスキー造りの原点回帰”をテーマにより多くの方に届けられるように、生産数を5倍に。
造りのこだわりはそのままに、生産量、仕込み量、ポットスチルの大きさ、その全てにおいて第一蒸溜所よりもスケールアップされています。製造量だけでみても5倍を誇ります。

”ウイスキー造りの原点回帰”をテーマに、複雑で力強い香味が引き出されるガス直火蒸留を採用。
生み出されるニューポットは、プロダクションチーフ第2蒸留所スチルマン 門間麻菜美氏によると、第1よりもぬめっとした重さを感じるそう。
スチルを直火にすることで重さを失わずフルーティーさを保っています。
第1蒸溜所よりも、更にヘビーさを前面に押し出した酒質が作られています。
発酵槽は第1蒸溜所は世界初のミズナラ樽発酵槽に対し、第2蒸溜所はタランソー社製のフレンチオークの巨大な発酵槽を採用。

秩父蒸溜所の情報はこちら↓もご覧ください。

秩父蒸溜所(イチローズモルト)
「秩父蒸溜所(イチローズモルト)」の記事一覧です。

7.まとめ

「イチローズモルト秩父第二蒸溜所 ヒント・オブ・シェリー2026」は、秩父第二蒸溜所の公式リリース第2弾として、その酒質の方向性をより明確に示した1本と言えるのではないでしょうか。

ガス直火蒸溜による重厚なモルトの厚みと、シェリー樽由来のドライフルーツやカラメルを思わせる甘みが見事に調和しています。そして穏やかなスモーキーさが全体を引き締めており、若さを感じさせない完成度です。

秩父第二蒸溜所は第一蒸溜所の約5倍という生産能力を持ちながらも、「原点回帰」を掲げて直火蒸溜を採用するなど、効率だけではない酒質へのこだわりを追求しています。
このボトルからもその重厚で力強い酒質がしっかりと感じられました。

今後熟成年数を重ねた原酒が増えていくことで、さらに複雑で奥行きのあるシングルモルトへと進化していくことが期待されます。
秩父第一と第二蒸溜所の違いを感じる意味でも、ぜひ一度味わっておきたい注目の1本です。

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.56 2026年6月号

[巻頭特集]
ウイスキーの原点、シングルモルト蒸留所の現在地を知る――
スコッチ蒸留所名鑑 第6弾 エンペラドール・ディスティラーズ/モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン
スピリッツメーカー2社の6蒸留所を一挙紹介!
 ダルモア/アイル・オブ・ジュラ/タムナヴーリン/フェッターケアン
 マグレンモーレンジィ/アードベッグ

[第2特集]
日本のクラフト蒸留所最前線
マルス駒ヶ岳蒸溜所/軽井沢ウイスキー蒸留所/御代田蒸留所

◆ジャパニーズクラフトの開拓者たち 第8回 木内酒造 木内敏之

◆ウイスキー文化研究所設立25周年記念 ウイスキー激動の25年史

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
大石 竜平

北海道出身 bar新海大門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
土地それぞれの風土から様々な味わいが作り出される日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸溜(留)所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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