土屋守氏が顧問を務める新進気鋭の日本のボトラーズ会社「株式会社カスクアンドフォレスト」から長濱蒸溜所と菱田蒸溜所のシングルカスクが登場。
CASK & FOREST(カスク・アンド・フォレスト)は、シングルカスクシリーズ 「THE NATIVE CASK(ザ・ネイティブ・カスク)」の新作となる「THE NATIVE CASK #3.2 長濱蒸溜所 ヘビリーピーテッド」と「THE NATIVE CASK #4 菱田蒸溜所 焙煎麦グレーンウイスキー」を、2026年9月29日(火)11:00より、公式オンラインストアにて販売を開始いたします。
1.THE NATIVE CASK #3.2 長濱蒸溜所 ヘビリーピーテッド
熟成場所は、全長300メートルを超えるトンネル内。
空気が穏やかに流れながらも、外気に比べて年間を通じた温度変化が少ない、独特の熟成環境です。
この静かな環境で時間を重ねることにより、力強いピート香を備えながらも、口当たりはやわらかく、モルト由来の甘みがしっかりと感じられる原酒へと育ちました。
また、トンネル内では他の熟成庫と比べてエンジェルズシェアが少なく抑えられる傾向があり、原酒の持つ風味を豊かに残していることも特徴の一つです。
一日の終わりに、照明を少し落とした静かな空間で、ゆっくりと味わっていただきたいウイスキーです。
まずはストレートで、ピートの奥から現れるモルトの甘みと、やわらかく続く余韻をお楽しみください。
少量の加水によって香りがさらに開き、トンネルで重ねてきた熟成の時間をより一層感じていただけます。<商品情報>
長濱蒸溜所の形状の非常に珍しい個性的なポットスチルは、ウイスキーづくりのまさに原点を感じさせ、ほかでは味わうことのできない唯一無二の原酒を生み出しています。
外気に比べ年間の温度変化が少ないトンネルを熟成場所とした原酒は、ゆっくりと呼吸しながら樽空けの日まで成長を続ける。
日本一小さな蒸溜所から、100年後にも世界中のウイスキーファンに喜んでいただきたい——
その想いから生まれたヘビリーピーテッドの一樽を、加水せずそのまま瓶に移しました。
蒸留年:2022年
ボトリング年:2026年
樽種:バーボンバレル(ファーストフィル)
麦芽:ピーテッドモルト(ローリエット)
価格:18,700円(税込)
<テイスティングノート>
●アロマ
スモーキーでピーティー。フェノール値のわりに穏やかで、旨味成分がしっかりと感じられる。塩を振っただけの焼き魚。浜焼きにしたアジや鯛の香ばしいアロマ。食欲をそそる。
●フレーバー
スモーキーだが、すぐに甘味が追いかけてきて、うっとりとする。バランスに優れた秀逸なモルトウイスキーで余韻も長く、ソフトなピート香がいつまでも続く。
●総合評価
創業からまもなく10年。円熟味を増してきた長濱のシングルモルトで、王道をゆくスコットランド産のローリエット種のヘビリーピーテッド麦芽。長濱の酒質と、ファーストフィルバーボンバレルの相性の良さがよく出ている。琵琶湖のほとりで浜にデッキチェアを持ち出し、湖西に沈む夕陽を見ながら、ゆっくりと飲んでみたい。
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2.THE NATIVE CASK #4 菱田蒸溜所 焙煎麦グレーンウイスキー
天星酒造は、大隅半島にて1901年に焼酎蔵として創業いたしました。
その後、2022年よりモルトウイスキーとグレーンウイスキーの両方を製造できる「菱田蒸溜所」を立ち上げました。
グレーンウイスキーの製造を開始するにあたり、「いつかはシングルグレーンウイスキーをリリースしたい」という思いがありました。
その中で、通常のグレーンウイスキーにとどまらないユニークな挑戦をしたいと考え、弊社の麦焼酎で使用している「焙煎した大麦」に着目いたしました。「同じ原料をウイスキーでも使用したら面白いのではないか」というアイデアから試験的に製造したところ、再留後にも麦チョコのような香ばしいフレーバーがしっかりと残る、国内外でも類を見ない独特なグレーンウイスキーが誕生いたしました。
この原酒を樽で熟成させることでどのように変化していくのか、また消費者の皆さまにどのように評価していただけるか、当初は期待と不安が入り混じっておりました。
しかし、それから3年が経過した今、こうして皆さまにその品質を認めていただき、商品化できたことは、造り手としてこの上ない喜びです。<商品情報>
菱田の地を流れる水は、平成の名水百選にも選定された「普現堂湧水源」を源流とし、鹿児島県内でもトップクラスの軟水として知られています。
120年以上にわたり蓄積してきた焼酎造りのノウハウと、この地の銘水。
その二つを最大限に活かし、菱田ならではのウイスキーづくりが続けられています。
今回選んだものは、焙煎した大麦(チョコレートバーレイ)を用いたグレーン原酒。
温暖な気候のもとで熟成の進んだ一樽を、香ばしさが最も伸びやかな3年でとらえました。
蒸留年:2023年
ボトリング年:2026年
樽種:バーボンバレル
麦芽:ノンピーテッド
価格:8,800円(税込)
<テイスティングノート>
●アロマ
スイートで香ばしく、モルティー。かすかにオイリーでスパイシー。バニラ、メープルシロップ、蜂蜜。
コンテンツは複雑で、しっかりしている。花の蜜を思わせるアロマがあり、やがてジューシーな梨やビワのよう
●フレーバー
スイートで独特のスパイシーさがある。ローストした麦芽。どことなくライ麦のようなニュアンスも。
非常に個性的。余韻は中程度でキレがある。後口にチョコレートバーレイ独特の焦げ臭があらわれる。
●総合評価
日本産の大麦を主原料にドイツ産の麦芽で糖化し蒸留したユニークなシングルグレーンウイスキー。
単体で割ってもよし、ストレートでもハイボールでも。さらにモルトウイスキーをブレンドしても面白い。
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3.公式サイト

最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.58 2026年10月号
[巻頭特集]
スコッチウイスキー最前線2026 第2弾
バルヴェニー/モートラック/オルトモア/グレントファース/カブラック/ダンフェイル/ボニントン/グレンモーレンジィ
◆ビル・ラムズデン博士が語る グレンモーレンジィ ハリソン・フォード リミテッドエディション
[第2特集]
日本のクラフト蒸留所最前線
SAKURAO DISTILLERY FOREST SITE/SETOUCHI DISTILLERY/丹丘蒸留所/野沢温泉蒸留所
◆野沢温泉蒸留所 ヨネダイサム氏 2つの製法が融合 初リリースの舞台裏
[ブランド解説&インタビュー]
◆サラ・バージェス氏に聞く 200周年を迎えるオールドプルトニーの魅力
◆二十四節気シリーズ完結! 厚岸蒸溜所の第二章 樋田恵一氏/立崎勝幸氏
◆五島つばき蒸溜所 東の果てと西の果て 二つの風景が重なるピーテッドジン
◆スピリッツ・リキュール工房ツアーで体感するサントリーのものづくり
[イベントリポート]
◆東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2026授賞式
◆Whisky Festival 2026 in OSAKA
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。





