天星酒造菱田蒸留所からニューボーンが登場。新蒸留所製品の味と中身をレビュー。
鹿児島の焼酎メーカー、天星酒造の菱田蒸溜所が2022年に操業を開始する。鹿児島県内屈指の軟水を使用したウイスキーを製造する。
その新発売の骨をご紹介します。
1. ボトルとラベルの写真
シングル・ブレンデッド・ウイスキー ニューボーン プレリュード1
Single Blended Whisky Newborn Prelude 1

2.菱田蒸留所 新生プレリュードI
天星酒造株式会社(本社:鹿児島県曽於郡)が運営するウイスキー蒸溜所「菱田蒸溜所」は、初のオフィシャルボトル「菱田蒸溜所ニューボーン プレリュードⅠ」を2025年3月11日に発売する。
菱田蒸溜所は、1901年創業の焼酎蔵「天星酒造」に2022年に新設されたウイスキー製造施設。平成の名水百選に選ばれた普賢堂湧水の超軟水を使用した、鹿児島県大隅半島のモルト・グレーンウイスキー蒸溜所です。ウイスキー事業は2022年11月の初蒸留からスタートし、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを製造してきました。今回発売する商品は、3年未満熟成のウイスキーを使用した「ニューボーン」で、鹿児島県大隅半島の温暖な気候が、短い熟成期間でも豊かな個性を育むことを可能にしました。その中から厳選されたモルト原酒とグレーン原酒を、姉妹蒸溜所である長浜蒸溜所(滋賀県)のチーフブレンダーである屋久裕介氏の監修のもと、丁寧にブレンドしています。
色:鮮やかな琥珀色、温かみのある黄金色。
アロマ:トップノートは焼きたてのアップルケーキ、次いでシナモン。グレープフルーツの甘くフレッシュな柑橘系の香り。葉巻、紅茶の葉、落ち葉のようなノスタルジックな香り。
味わい:リッチでダークチョコレートのコク。オークのウッディさがアクセントとして力強さを加える。バニラビーンズを思わせる甘い余韻が心地よく長く続く。
2-1.テイスティングノート
アロマ | アップルティー、ビールホップ、干し草、ココアビスケット |
味わい | 高カカオチョコレート、べっ甲飴、メレンゲ、小さな柑橘系の酸味 |
後味 | 長く続くオーク由来のアロマ |
2-2.製品仕様
アルコール度数 | アルコール度数47 |
蒸留酒 | ジャパニーズブレンデッドウイスキー |
カスクタイプ | モルト/ホワイトオーク、ポートワイングレーン/バーボン |
内容量 | 700ミリリットル |
販売本数 | 3,000本 |
希望小売価格 | 5,500円 |
発売時期 | 2025年3月 |
3.受賞歴
現時点で受賞はない。
4. 定価とオンライン価格
4-1.メーカー希望小売価格
商品名 | 菱田蒸留所 ニューボーン プレリュード I |
容量 | 700ml |
希望小売価格 | 5,500円(税込) |
4-2.メルカリでの転売価格
メルカリでの転売価格は現在確認できていない。(※2025/3/13現在)
4-3.ヤフオク落札価格
ヤフーオークションの落札価格は定価である。(*2025/3/13現在)
4-4.楽天、ヤフーショッピング、アマゾン
Amazon等の通販サイトで定価販売されていることを確認。(※2025/3/13現在)
4-5.BAR新海の提供価格
当サイトが運営する「BAR新海」では、45 mlのガラス瓶など、少量からご提供しております:1,650円、 30ml1,100円、15ml550円。

5. 天星酒造菱田蒸留所について

画像ソース菱田酒造Facebook
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1901年創業。古松酒造の屋号で焼酎製造を開始、2010年末に天星酒造に屋号変更。
近年、ウイスキー造りの中割りをヒントにした「早落とし蒸留法」を確立し、この蒸留法で造られた「天星豊潤赤」がTWSC(東京ウイスキー&スピリッツコンペティション)で2年連続最高金賞を受賞した。
平成の名水百選のひとつ、菱田に流れる普賢堂源泉。県内屈指の軟水をウイスキーづくりに生かしている。
現在は、クリスプ社のイングリッシュモルト、ドイツ・アヴァンガードモルツ社のノンパイプモルト、国産モルトを使った実験を行っている。同社はグレーンウイスキーも製造しており、丸麦を使用している。
発酵期間は約5日間と長い。銅製のハイブリッドスチルを使用することで、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの両方を製造することができる。目標金額300万円に対し、889万9000円を調達した。
所在地 |
899-7301 |
鹿児島空港からのアクセス | 鹿児島空港から車で約1時間30分 |
営業開始時期 | 2022年10月 |
公式HP | 天星酒造株式会社 |
見学 | 未定 |
商品紹介 | 天星酒造の商品 |
菱田酒造について詳しくはこちらをご覧ください。

6. 概要
これはフルボトルの安価な新生児である。色は南部らしくかなり濃く、オークの要素があるが、味わいにはあまり表れていないようだ。
早熟タイプのように思えたが、しばらく熟成させたワインも試してみたい。
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