【レビュー】イチローズモルト&グレーン BAR新海15周年記念ボトル

ウィスキーレビュー
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秩父蒸溜所(イチローズモルト)

当サイトを運営するBAR新海 麻布十番店の15周年記念ボトル。『イチローズモルト&グレーン BAR新海15周年記念ボトル』が入荷。内容や味わいを紹介。

BAR新海麻布十番店が今年で開業15周年を迎えました。日ごろからご愛顧いただきありがとうございます。今回の15周年を記念して、秩父の㈱ベンチャーウイスキー様よりBAR新海限定プライベートボトルが入荷されましたのでご紹介をさせていただきます。

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1.ボトルとラベルの写真

イチローズモルト&グレーン BAR新海15周年記念ボトル
Ichiro’s Malt & Grain Bar shinkai 15th Anniversary Edition  

    

2.イチローズモルト&グレーン BAR新海15周年記念ボトルの特徴

国内外で圧倒的な人気を誇る“イチローズモルト”で有名な「秩父蒸溜所(株式会社ベンチャーウイスキー)様」のご協力により、BAR新海の15周年を記念したイチローズモルトの限定ボトルを制作致しました。
10年前後熟成された複数の海外原酒を、秩父蒸溜所にてホグスヘッドに樽替えし、2019年から約5年間追加熟成。平均熟成年数は15年前後となっております。
 
今回のラベルデザインは、当店バーテンダーの東が担当しました。BAR新海3店舗が立地する東京港区を象徴する「東京タワー」と「増上寺」がモチーフになっています。
 
バー新海オーナー 新海 博之

2-1.テイスティングノート

香り カフェオレ、バニラエッセンス、ジンジャーブレッド、
キーライムパイ、青竹のような清涼感のある香り
味わい アフォガード、クリーム感を伴う甘さ、カシューナッツ、穀物由来の甘さ
余韻 クローブの様なスパイス感を伴う甘さが長く香る

2-2.商品スペック

アルコール度数 59%
酒別 シングルカスクワールドブレンデッドウイスキー
樽種 ホグスヘッド
内容量 700ml
本数 259本

BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯45ml:4,290円、 30ml:2,860円、15ml:1,430円などの少量でも提供しております。

「BAR新海」のご案内
Japanese Whisky Dictionaryが運営する「BAR新海」は、東京都港区に3店舗。当サイトで紹介しているジャパニーズウィスキーをはじめ、国産のジンやビールなども取扱い。オリジナルカクテル、フレッシュフルーツカクテルなども人気。食事も豊富で1件目からも利用可能。

3.株式会社ベンチャーウイスキーとは?

会社名 株式会社ベンチャーウイスキー
設立 2004年
本社所在地 〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘49
所有蒸留所 秩父蒸溜所、秩父第二蒸溜所

4.秩父蒸溜所とは?

蒸溜所名 秩父蒸溜所
所在地 〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘49
操業開始 2007年

秩父の風土に根ざしたシングルモルトウイスキー造りが行われています。
創業者の肥土伊知郎氏はジャパニーズウイスキーであることに誇りを持ち、小さなミル、マッシュタン、ミズナラ製の発酵槽、スコットランド・フォーサイス社製のポットスチルで手づくりに拘りモルトウイスキーを生産しています。

秩父蒸溜所周辺は自然豊かで空気がきれいで質の良い水、夏は高温多湿で朝晩が氷点下にいたる寒さの厳しい環境です。その厳しい気候が織りなす寒暖差がウイスキーの熟成に多大な影響を与え、短い熟成期間にも関わらずフルーティでバランスの取れたウイスキーに仕上がります。

2004年9月創業。
2007年に秩父蒸溜所が完成。
2008年2月、ウイスキー作りの免許が交付され秩父蒸溜所でウイスキー作りを開始。
2019年10月、第2蒸溜所の稼働開始。

1973年設立のサントリー白州蒸溜所・キリン富士御殿場蒸溜所の次に設立された蒸溜所。まさにウイスキー低迷期の終焉とも言えるこの時期に実に日本国内35年ぶりの蒸溜所設立となる。
年間のウイスキー生産量はスコットランド・グレンリベット蒸溜所のわずか2日分。

2019年秋から稼働している第2蒸溜所の生産量は第1蒸溜所のなんと5倍。一度に仕込む麦芽は2t。ポットスチルは5倍の量を蒸溜できるよう形は同じストレート型だがかなり大きなポットスチルになっている。フォーサイス社製でガス直火蒸溜機を使用。

秩父蒸溜所の情報はこちら↓もご覧ください。

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この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
土地それぞれの風土から様々な味わいが作り出される日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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