サントリーウイスキーの第二蒸溜所として、1973年に山梨県北杜市、豊かな自然に囲まれた環境で「白州蒸溜所」が竣工しました。それから50余年、自然との調和を大切にウイスキーづくりが続けられています。
昨今のジャパニーズウイスキー人気によって、シングルモルト白州も未だ入手困難な状況が続いております。4月の価格改定より少しは市場への供給も増えるかと思いましたが、状況はほぼ変わらず、愛好家の方々も白州を手に入れる機会に巡り会う事も少なく、寂しい思いをしているのではないでしょうか?
今回は、2024年限定の白州「シングルモルト白州 Story of the Distillery 2024 EDITION」を手に入れる抽選販売のチャンスがやってきましたので紹介いたします。なんと、3000本×2回=6000本の抽選販売です。
スモーキータイプの白州モルトをバーボンバレルで熟成させた原酒のみを厳選し、丁寧にブレンド。白州蒸溜所のものづくりや紡いできたものがたりを感じながら、ゆっくりと味わっていただきたい一本です。
1.シングルモルトウイスキー白州 Story of the Distillery 2024 EDITIONについて
製品名 | シングルモルトウイスキー白州 Story of the Distillery 2024 EDITION |
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酒 別 | シングルモルトジャパニーズウイスキー |
原材料 | モルト |
樽 種 | バーボン樽など |
販売数 | 数量限定 |
度 数 | 43% |
価 格 | 希望小売価格:16,500円(税込) |
製造所 | 白州蒸溜所 |
製造者 | サントリー株式会社 |
軽やかで甘やかなスモーキー。
山梨県北杜市、豊かな自然に囲まれた白州蒸溜所は、1973年の竣工以来50余年、自然との調和を大切にしたウイスキーづくりを続けてきました。
「白州 Story of the Distillery 2024 EDITION」は、そんな白州蒸溜所のものづくりや紡いできたものがたりを感じながら、ゆっくりと味わっていただきたい一本です。
スモーキータイプの白州モルトをバーボンバレルで熟成させた原酒のみを厳選し、丁寧にブレンドしました。
公式テイスティングノート
色
明るい琥珀色 香り パイナップル、バニラクリーム、焙じ茶 味 軽快、やわらかで和三盆の様な甘やかさ、かすかな苦味 フィニッシュ 熾火(おきび)の煙、ほろ苦さ 【引用:「白州 Story of the Distillery 2024 EDITION」数量限定・抽選販売のご案内 シングルモルトウイスキー白州 サントリー】
2.抽選申し込み方法について
「白州 Story of the Distillery 2024 EDITION」数量限定・抽選販売のご案内ページから、申し込みページへ進めます。
●応募期間
■1回目:2024年8月8日(木)~8月27日(火)
■2回目:2024年8月28日(水)~9月17日(火)
各回1回まで申し込み可能。複数回応募は無効となります。
●当選人数
各回3,000名(合計6000名)
※各回それぞれで当選される可能性あり。
●当選通知メール
■1回目:2024年9月25日(水)~2024年10月28日(月)
■2回目:2024年10月17日(木)~2024年11月19日(火)
抽選ではなく確実に入手したい!という方は、こちらのサイトから購入可能です。
3.白州蒸溜所について
サントリー白州蒸溜所
所在地 | 〒408-0316 山梨県北杜市白州町鳥原2913-1 |
操業開始 | 1973年 |
日本で初めてウイスキーづくりを始めてからちょうど50年を迎えた1973年、豊かな自然に恵まれた南アルプス甲斐駒ヶ岳のふもとに約82万平方メートルの豊かな森に、白州蒸溜所は完成しました。
仕込み水は森の湿潤な大気に包まれて、白州モルトは花崗岩に磨かれた清らかでやわらかな南アルプスの天然水を使用。
「森林公園工場」という考え方を掲げ、敷地内には野鳥の聖域「バードサンクチュアリ」を設けるなど、豊かな自然を守り育みながら歩まれてきました。日本ならではの四季の変化の中で長い間熟成され、香り立ちがよくすっきりした「白州」の味わいの源となっています。
2014年に新たに導入された2基のポットスチルを含め、サイズや形状が異なるバラエティ豊かなポットスチルで原酒の作り分けをしています。貯蔵庫は天井の高いラック式。温度や湿度などは一切人の手で管理されず、自然に任せた状態で管理されています。
白州蒸溜所の詳細はこちらの記事もご覧ください。
4.シングルモルト白州のラインナップ
白州(ノンビンテージ)
森の若葉のような、みずみずしい香り。軽快な味わい。
白州蒸溜所が持つ多彩な原酒の中から、ブレンダーたちが理想のモルトを選び抜き、生まれたシングルモルトウイスキー。ほのかにスモーキーフレーバーを備えたモルトと、複雑さと奥行きを与える原酒の重なり。
白州12年
甘く柔らかなスモーキーさに、新緑の香りと果実香が漂う。
酒齢12年以上のモルト原酒を吟味してつくられた、シングルモルトウイスキー。爽やかな新緑の香りの中に現れるふっくらとした果実味と、キレのよいフィニッシュ。
白州18年
熟した果実のような、深い香りとほのかなスモーキーさ。
酒齢18年以上の長期熟成モルトが、深い香りとほのかなスモーキーさを醸し出します。複雑なコクと甘み、馥郁とした樽香が見事に調和。スモーキーで心地よい余韻。
白州25年
芳醇壮麗な香味。深い余韻。
酒齢25年を超える貴重な白州モルト原酒の中から、クリーミーでウッディーな原酒、ピートを効かせたスモーキー原酒、果実味濃厚なシェリー樽原酒を厳選・吟味し、じっくりと後熟。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.46 2024年10月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第1弾]」
【第2特集】
「ガロア的 東京のバー、パブ巡り」
【連載】
「ジャパニーズクラフトの開拓者たち」
前号からスタートしたこの連載。第2回では厚岸蒸溜所の樋田恵一氏を編集長がインタビューします。
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。