【発売情報】 長濱蒸溜所×ハイコースト蒸溜所ブレンデッドモルト 「INAZUMA シナジーブレンド」

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長濱蒸溜所

長濱蒸溜所原酒とスウェーデンのハイコースト蒸溜所の原酒を使用したブレンデッドモルト「INAZUMA シナジーブレンド」が発売決定。同時に【9/28(土)】 INAZUMA SYNERGY BLEND 特別セミナーがに京都ANNIE HALL BARにて開催決定。

INAZUMAシリーズはモルトだけを使用し、過去にはワールドブレンデッド以外にも江井ヶ嶋蒸留所三郎丸蒸溜所と原酒交換を行い、コラボしたブレンデッドモルトを発売しています。

そんなシリーズの最新は北欧のハイコースト蒸溜所とのブレンデッドモルトウイスキーが発売されます。長濱と同様にフルーティーな原酒が特徴的ですが、この2つがバッティングされることでどのような味わいになるのでしょうか?

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1.北欧蒸溜所ハイコースト×長濱蒸溜所 「INAZUMA(イナズマ) シナジーブレンド」

1-1.蒸留所コメント&テイスティングノート

 商品名のINAZUMAは県名の「滋」に由来しており、ラベルには琵琶湖の自然と、そこに飛来するスウェーデンの国鳥「クロウタドリ」および琵琶湖の水鳥「コハクチョウ」が描かれています。また、ラベルの中心部に象られた琵琶湖を覗くと、その奥にハイコースト蒸溜所の外観をご覧いただけます。古来より農耕と深い関わりを持ち、五穀豊穣をもたらすと言われる「稲妻(INAZUMA)」の名にふさわしい、各々の個性を活かした味わいを、心ゆくまでお愉しみください。

カラー :煌びやかな琥珀色
アロマ :トップノートではモルティーかつ焼き立てのクッキーを想わせるシリアルなアクセント。
バニラ様の甘さとオレンジ様のフレッシュさが後に続き、華やか且つ程よいタンニンとピートのスモークが駆け抜けます。
テイスト:レザーや白煙を想わせるスモーキーな口当たり。次第にベリーや苺を感じさせるフルーティーなテイスト。アフターではモルティーな余韻が長く続きます。

引用:北欧蒸溜所ハイコースト×長濱蒸溜所 「INAZUMA(イナズマ) シナジーブレンド」2024年10月1日(火)より限定発売いたします。 | 長浜浪漫ビール株式会社のプレスリリース (prtimes.jp)

1-2.商品スペック

製品名 INAZUMA シナジーブレンド
酒 別 ブレンデッドモルトウイスキー
原材料 モルト
樽 種 ハイコースト蒸溜所:バーボン樽原酒
長濱蒸溜所:ピートタイプバーボン樽原酒、シェリークォーター樽原酒
詰本数 700本
度 数 50%
価 格 11,000円(税込)

2.9/28開催  INAZUMA SYNERGY BLEND 特別セミナー

商品発売を記念して、京都にてセミナーが開かれます。

ハイコースト蒸溜所との初のコラボブレンデッドモルト発売記念

この度スウェーデンにあるハイコースト蒸溜所から蒸溜責任者のラース・カールソン氏を迎え9月28日(土)に京都アニーホールバー様で特別セミナーを開催いたします。セミナーの内容は、ハイコースト蒸溜所原酒と長濱原酒をブレンドして誕生した『INAZUMA(イナズマ) シナジーブレンド』のテイスティングは勿論の事、今回は特別にその際に使用した構成原酒のテイスティングも可能となります。この機会にぜひ欧州屈指のウイスキー大国「スウェーデン」にて2010年創業ながら国内で圧倒的な人気を誇りウイスキー誌でもクラフトウイスキー界のスーパールーキーと評される北欧モルト!ハイコーストウイスキーの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。

引用:長濱蒸溜所公式オンラインショップ

会場 ANNIE HALL BAR
住所 〒600-8234
京都府京都市下京区西洞院通塩小路下ル 南不動堂町802番地 京湯元ハトヤ瑞鳳閣1F
時間 第1部 12:00~13:30
第2部 14:30~16:00
定員 各部20名
価格 1,000円(税込) チケットはコチラから

3.蒸留所紹介

3-1.長濱蒸留所

長濱蒸溜所

所在地 〒526-0056 滋賀県長浜市朝日町14-1
操業開始 2016年(平成28年)11月1日

滋賀県びわ湖北部にある日本最小クラスの長濱蒸溜所は、クラフトビールの醸造所とレストランを併設しています。大手ウイスキーメーカーを含めてもレストランを併設している蒸留所は少なく、クラフトウイスキー蒸留所となればごく稀な存在です。

設置された個性的なポットスチルの形状はウイスキーづくりのまさに原点を感じさせます。
長濱蒸溜所は元々は江戸時代から米蔵だったところを改修し、1996年からビールづくりが始まりました。その後、2016年にウイスキーづくりのための設備を導入。建物の中は吹き抜けになっていて、1階に糖化槽と蒸留器を設置、2階に粉砕機と発酵槽を設置。
ポットスチルは初留2基、再留1基で、加熱方式は間接蒸気のひょうたんのような形をしたアランビックタイプのポットスチルで、ブランデーの蒸留に使われることが多いポットスチルを使用しています。このアランピックタイプのポットスチルは日本でも少ないタイプの蒸溜機です。特徴としては、酒質がクリアで柔らかく雑味の少ないものが出来るメリットがあります。

創業から今に至るまでの間で試行錯誤が繰り返されました。大きな変更点は麦芽の粉砕比率を変更したり、発酵時間を当初60時間だったところを今では72時間に変更。その後は原酒の造り分けの為に発酵時間を調整しながらの蒸溜。蒸留器は2基から3基に増設。創業時は初留釜が1000リットル、再留釜が500リットルでしたが、再留釜も入れ替えて、3基全て1000リットルに統一。あとはスコットランドの蒸留所に倣って、再留器の洗浄をほとんどしていない。創業後からこれまで様々な変化をしてきました。

それでもコンセプトの「一醸一樽」の精神は変わらずににウイスキーを作り続けています。

引用:ウイスキー|長濱浪漫ビール

3-2.ハイコースト蒸溜所

画像引用:ハイコースト蒸溜所Instagram

ハイコースト蒸溜所はスウェーデンの首都ストックホルムから北に約500km、世界遺産「ハイコースト(ヘーガ・クステン)」のすぐ近くにあり、蒸溜所の目の前には冷涼で水量豊富なオンゲルマン川が流れています。
北緯63°で(スコットランド最北のハイランドパーク蒸溜所は59°)、冬には-40℃まで気温が下がりますが一年の寒暖差は70℃にも及び、熟成がダイナミックに進む気候も大きな特徴。
2010年の設立時には、かつてラフロイグ、スプリングバンクなどのマネージャーを歴任した「ジョン・マクドゥーガル」氏がコンサルタントとして協力しました。ジャパニーズウイスキーを見本にしたクリアな麦汁、発酵時間は長めの平均82.5時間で華やかな香りを引き出し、カットポイントは狭くエレガントなニューポットに仕上げています。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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