一口樽オーナー募集
北陸唯一の蒸留所の富山県、若鶴酒造の三郎丸蒸留所が今回で最後となる「一口樽オーナー募集2021」の受付が開始されます。
募集期間は7月1日12:30~7月12日23:59。先着200名。
2018年から始まった一口樽オーナー制度は今回で最後となるようです。毎年即日完売しているようで、今回も先着順ということもあって、人気になることは間違いなさそう。
一口樽オーナーとは、三郎丸蒸留所のウイスキー2樽につき、200名様でオーナーになるという制度です。
5年の熟成が終わったあとに「①スーパーへビリーピーテッド80PPM」と「②アイラピーテッド+トヤマモルト47PPM」のボトルが各1本ずつ送られてくるということです。その他特典もあるようで、とても魅力的でまたとない機会です。

画像出展:三郎丸蒸留所|若鶴酒造株式会社
1.一口樽オーナー制度とは
三郎丸蒸留所のウイスキー2樽につき、200名様でオーナーになっていただく制度です。
樽はひとつとして同じものは存在しません。そんな樽で熟成したウイスキーもまた、ひとつひとつ違った物語を持つ唯一無二のウイスキーとなります。
今夏蒸留したニューポットを樽詰めし、5年後の熟成期間を経て、オーナー様にはボトリングされた特別なウイスキーをお届けします。オーナー様限定の見学会等のイベントも予定しております。
■お申込み期間:2021年7月1日 12:30 ~ 2021年7月12日 23:59
2.概要
内容 | 2021年蒸留 BUFFARO TRACEバレル樽2樽分 ①スーパーへビリーピーテッド80PPM ②アイラピーテッド+トヤマモルト47PPM |
販売口数 | 200口(先着200名) |
価格 | 1口 35,200円(税込) |
樽貯蔵期間 | 5年間(2021年8月~2026年7月以降) |
2026年7月以降に①と② 700ml各1本を樽だしの度数のまま(カスクスト レングス)で発送。
「①スーパーへビリーピーテッド80PPM」は三郎丸蒸留所史上最強のピーテッドタイプ。フェノール値は80PPMとラフロイグの約2倍!!
「②アイラピーテッド+トヤマモルト47PPM」はアイラ島のピートで焚かれた麦芽に富山県で収穫された大麦を合わせて仕込むアイラピート+富山モルト。黒部市にある宇奈月ビールでモルティングを実施。
どちらのボトルも飲みごたえがありそうで、5年後が楽しみですね。
3.その他特典
①2021年一口樽オーナー様限定の見学会
2021年8月8日(日)に開催。※ライブ配信も開催予定とのこと。
②一口樽オーナー認定証
③ニューポット2種
購入者全ての方が対象。
ニューポットの蒸留の関係から10月頃のお届け予定。
4.申込方法
一口樽オーナー募集 への申込は、下記の期間に三郎丸蒸留所ホームページにて受付が行われます。興味のある方、購入を検討されている方は下記期間にホームページをチェックしてみてください。
■三郎丸蒸留所一口樽オーナーお申込み期間■
2021年7月1日 12:30 ~ 2021年7月12日 23:59
↓三郎丸蒸留所の関連記事もご覧ください。↓


最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.48 2024年2月号
【巻頭特集】
日本のクラフト蒸留所最前線2025
安積蒸溜所/天鏡蒸溜所/月光川蒸留所/日光街道 小山蒸溜所/碧南蒸留所/清洲桜醸造 本社蒸留所/SAKURAO DISTILLERY[特集]
【新アイリッシュ・ルネッサンス[第3弾]】
ロー&コー/チャーチ・オブ・オーク/クーリー/キルベガン
土屋守の全国ぶらり旅 ガロア的酒場歩き──第24回沖縄編
【編集長インタビュー】
ジャパニーズクラフトの開拓者たち 第4回 安積蒸溜所 山口哲蔵氏
マコーネルズのジョン・ケリー氏に聞く 復活を果たした“ベルファストウイスキー”
JAL国際線機内販売でジャパニーズウイスキーの注目ボトルが続々登場
ビリー・ウォーカー氏が語るグレンアラヒー、新たな価値の創造。
アイル・オブ・ハリス蒸留所からシングルモルト第2弾が登場
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。