【数量限定】丹丘蒸留所のウイスキー、本格始動。シングルモルト ニューポット発売、ならびに「プライベートカスクプログラム2026」の募集開始
北海道・東川町から始まるシングルモルトウイスキーの製造が本格化
道内で唯一の上水道のない町、東川町にある公設民営型蒸留所である「丹丘蒸留所」から始まりを告げるニューポットを発売開始。
1.シングルモルト ニューポット 2026
北海道・東川町。大雪山の雪解け水で仕込んだシングルモルトの原酒。
まだ樽で熟成する前の、できたての蒸留液です。
グラスに注げば、大麦の香ばしさと、果樹園を思わせる華やかなアロマが、すっと立ち上ります。【製法】
英国産モルト「ローリエット」を100%使用。
ハンマーミルで細かく粉砕したモルトから、マッシュフィルターを用いて成分を余すことなく抽出し、濃度の高い麦汁を得ています。
発酵は、ステンレスタンクで48時間、その後木桶で120時間——合計168時間の二段階発酵。
果実を思わせる豊かな風味を引き出します。
蒸留にはオランダ製の蒸留器 iStill を使用。
アルコール度数は、樽詰め時と同程度の63%に調整し、ボトリングしました。
ウイスキーになる前の、まさに私たちの「出発点」です。
2.スペック
| 商品名 | シングルモルト ニューポット 2026 |
| 価格 | ¥2,970(別途、配送料) |
| Alc度数 | 63% |
| 原材料 | 英国産ローリエット麦芽 100% |
| 使用樽 | ー |
| 容量 | 120ml |
【テイスティングノート】
「香り」
芳醇な麦芽香が力強く立ち上がり、こんがり焼いたパンやチーズクラッカーを思わせる香ばしさが幾重にも重なります。
やわらかなミネラル感に、穏やかな花蜜の甘やかさが寄り添います。
「味わい」
瑞々しく生き生きとした口当たりで、爽やかな果実の甘みをほのかな酸が引き締めます。
味わいの芯には麦芽の存在感がしっかりとあり、ミルクアイスクリームを思わせるクリーミーな風味が全体を丸く包み込みます。
質感はオイリーで厚みがあり、かすかな海藻のニュアンスが奥行きを添えています。
「余韻」
じんわりとした温かみを伴いながら長く続き、ホットワイン、干し梅、クローブを思わせる風味が広がります。さらに、繊細なミネラル感が余韻の終わりまで静かに残り、味わいに骨格と複雑さを与えています。
3.購入

4.丹丘蒸留所
香港のジンメーカーが日本の北海道東川町にてウイスキー蒸留所を2025年4月に完成
同年、7月蒸留開始
北海道上川郡東川町との「公設民営」形式で、敷地面積1834平方メートル、床面積507.96平方メートル、建設予算約5億円を東川町と丹丘蒸留所がそれぞれ負担。
同地域は北海道の大雪山系の雪解け水を水道水に使用している地域。
設備にはコンピューター制御による精密な蒸留を可能にするオランダ製新世代蒸留器「iStill」や、使用済みマッシュから効率良く水分を取り除き、栄養価の高い残りかすの再利用を容易にするアメリカ製マッシュフィルターなどの先端技術を取り入れる。
日本で受け継がれてきた伝統的な木おけによる発酵工程を組み合わせるなど、最先端と伝統の融合を目指す。
スペイン産シェリー樽やミズナラ樽を使用予定。
年間ウイスキー生産量は最大60,000リットルまで製造可能。
また香港にも丹丘蒸留所のテイスティングルームがあります。
旧紡績工場をリノベーションした「The Mills」内にある150㎡のテイスティングルームでは、特別な試飲セッションやスピリッツに関する講座なども開催しています。
| 所在地 | 本社:301 The Mills, 45 Pak Tin Par Street,suen Wan ,Hong Kong 蒸溜所:北海道上川郡東川町東町1丁目7番18号A棟 |
| アクセス | 旭川空港(AKJ)から車で約10分、JR旭川駅から約35分、美瑛・青い池から約20分、富良野・ファーム富田から約50分 新千歳空港からは特急「ライラック」・「カムイ」利用で約3時間。 旭山動物園までは北へ約30分。 |
| 操業開始 | 2025年7月 |
| 公式HP | Tankyu Distillery 丹丘蒸留所: Award-Winning Perfume Trees Gin & Single Malt Japanese Whisky | 北海道東川・香港人 |
| 見学 | 可※要予約 |
| 製品 | 雪の窓ドライジン |
4.主任蒸留士 ダーウェイ・シェイ
丹丘蒸留所のウイスキー製造を指揮するのは、台湾出身のダーウェイ・シェイ(以下、デイビッド)です。
スコットランド・ハイランド地方のエドラダワー蒸留所にて蒸留技師として研鑽を積み、伝統的なスコッチウイスキーの製造技術を習得。
その後、スペイサイド蒸留所ではマスターブレンダーを務めました。
これまでに培った経験と知見を携え、いま北海道の地で新たなウイスキー造りに挑んでいます。
またデイビッドは製造業務と並行し、台湾でも特に多くのリスナーを持つウイスキーポッドキャストの一つ『whisky4pro(業務用威士忌指南)』のホストを務めるほか、執筆活動にも精力的に取り組んでいます。
5.まとめ
海外資本といえど造りに関して言えば、一切抜かりのないものである事が伺えます。
日本の伝統を取り入れながらウイスキー造りに挑むその姿勢に、今後の期待が高まります。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.55 2026年4月号
[巻頭特集]
大手スピリッツメーカー2社の8蒸留所を一挙紹介!
グレンフィディック/バルヴェニー/キニンヴィ/アイルサベイ/ガーヴァン
マッカラン/グレンロセス/ハイランドパーク
[第2特集]
カバラン/マオウェイキ/バニーヴィル
◆土屋守の世界ぶらり旅 ガロア的酒場歩き── 第26回 台湾編
◆日本のボトラーズ2026
T&T TOYAMA/CASK & FOREST
[ブランド解説]
◆ガイアフロー静岡蒸溜所 ユナイテッドS 100%静岡大麦 5年
◆ブルックラディの新章を告げる ザ・クラシック・ラディ10年
◆石垣ディスティラリー
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。










