ウイスキー愛好家の方ならご存じの番組、BSフジ「ウイスキペディア」。
ウイスキーの知識と情報が集う人気コンテンツで、ジャパニーズウイスキーを中心としたウイスキー全体の情報を番組やホームページで紹介しています。
来年度から、番組の放送枠も増えるようで、更に多くの方々にウイスキペディアを通じてジャパニーズウイスキーの素晴らしさが伝わっていく事と思います。
今後更に期待が高まる「ウイスキペディア」、3月6日(日)14:00~14:55の放送で『ウイスキペディアSP ジャパニーズウイスキー2022』として、ウイスキペディアの特別編が予定されております。
今回は、焼酎王国である鹿児島の2つのウイスキー蒸溜所にフォーカス。
当サイトでは、どちらの蒸留所もこれまでリリースされたウイスキーを紹介して参りました。過去に発売されたウイスキーの情報と併せて、是非お楽しみください。
1.3月6日放送の特別編★番組紹介
★ウイスキペディア特別編。今回は、焼酎王国・鹿児島の2つのウイスキー蒸溜所を紹介。
■3月6日(日) 14:00~14:55
来年は、日本の国産ウイスキーの幕開けから100年。スコッチウイスキーを模範として作られてきたジャパニーズウイスキーも、その歴史の中、さまざまな挑戦がなされ、いまや海外でも高い評価を得ている。最近は蒸溜所の特性をいかしたシングルモルトへの関心も高く、多くの人に多彩なウイスキーが楽しまれている。
この番組は、長い歴史を経て時代の流れとともに独自の文化を育んできたウイスキーを楽しく学び、とっておきのウイスキーを発見する番組「ウイスキペディア」の特別編。
焼酎王国である鹿児島の2つのウイスキー蒸溜所を紹介する。
薩摩半島南西の緑溢れる山あいの中に佇む本土最南端のウイスキー蒸溜所が、本坊酒造の「マルス津貫蒸溜所」。
薩摩半島南西部に位置する津貫は、万之瀬川支流の加世田川に沿って長くのびている盆地にあり、盆地状のため、夏は暑く、冬の寒さは南薩摩にあってはことのほか厳しい地域。
本坊酒造発祥のこの地で、焼酎造りを始めてから百年あまり。この地でつくられるウイスキーとは、どんなものなのか。
そして鹿児島県の西岸、美しい景観の中にある蒸溜所が「嘉之助蒸溜所」。2017年に製造を開始したこの蒸溜所の母体は小正醸造。焼酎からウイスキー作りへ。マスターブレンダー・小正芳嗣氏はどのような想いでウイスキー作りを行っているのか。
2つの蒸溜所を取り巻く環境や、ウイスキー製造過程を取材。製造者たちへのインタビューも交えてそれぞれのウイスキーの魅力に迫る。
さらに、世界のウイスキーライター・5人の中に選ばれたウイスキー文化研究所・土屋守氏、イチローズモルトの生みの親である肥土伊知郎氏らウイスキーの有識者へのインタビューも敢行。ジャパニーズウイスキーの魅力を4Kの美しい映像で深掘りしていく。
<出演者>
ナレーター:青木崇高
<スタッフ>
プロデューサー:田平秀雄 岡田恒明
総合演出:CABY佐藤
ディレクター:陸田優斗 鈴木大介
撮影:須藤耕太
2.予告編の紹介
3月6日の放送まで待ちきれない方、放送内容が気になる方の為に、予告編が既にリリースされています。まずはこちらの動画を見て、週末の本編に備えて予習をおきましょう。
3.ウイスキペディアとは
画像出展:ウイスキペディア|BSフジ
BSフジで2019年12月5日から毎月第1木曜日24:00~24:25に放送されていて、ウイスキー好きの方向けウイスキーを味わう為のポイントや蒸留所紹介など、様々な情報をドラマ仕立てにしたウイスキーファンのための番組です。
番組内容はマニアックになりすぎず、ちょっとバラエティー寄り??な場面もあったりしますが、ウイスキー初心者の方でも十分楽しめる内容ばかりで、国内の蒸留所巡りやBAR巡りなど訪れた場所の特徴や拘りなどを紹介。
思わずその蒸留所やBARに行ってみたくなってしまいます。
また、ウイスキー文化研究所の土屋守氏(世界のウイスキーライター5人の中に選ばれた)やクラフトウイスキーの先駆け・イチローズモルトの生みの親である肥土伊知郎氏なども出演しており、ウイスキー好きの方であれば見ごたえ満載の内容となっています。
BSフジオンデマンドにて第一話から見逃し配信中です。気になる方は是非。
過去の見逃し配信はこちら
番組の他にも公式ホームページやTwitter、Instagram、noteによる情報発信もしています。
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4.津貫蒸溜所と「シングルモルト津貫2022 EDITION」
https://jpwhisky.net/japanesedistillery/8_kyushu_okinawa/#8-2″]
https://jpwhisky.net/tsunuki-2022-edition-13100/
5.嘉之助蒸溜所と「シングルモルト嘉之助2021 SECOND EDITION」
https://jpwhisky.net/japanesedistillery/8_kyushu_okinawa/#8-2″]
https://jpwhisky.net/kanosuke2021-second-11249/
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。