【レビュー】イチローズモルト秩父ザ・ピーテッド2018

イチローズモルト

ワールドウイスキーアワードで世界一に輝くなど、日本での人気はもちろん、世界的にも人気のあるウィスキーのイチローズモルト。
蒸留所創始者の孫である肥土伊知郎が創業したベンチャーウィスキーの秩父蒸留所。2008年2月に稼働を始め、秩父の風土に根ざしたシングルモルトウィスキーづくりが行われている。

1.メーカー

株式会社ベンチャーウイスキー

設立2004年
本社所在地〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘49
所有蒸留所秩父蒸留所、秩父第二蒸留所

2.蒸留所

ベンチャーウイスキー秩父蒸留所

所在地〒368-0067 埼玉県秩父市みどりが丘49
操業開始2007年

秩父の風土に根ざしたシングルモルトウイスキー造りが行われています。
創業者の肥土伊知郎氏はジャパニーズウイスキーであることに誇りを持ち、小さなミル、マッシュタン、ミズナラ製の発酵槽、スコットランド・フォーサイス社製のポットスチルで手づくりに拘りモルトウイスキーを生産しています。

秩父蒸留所周辺は自然豊かで空気がきれいで質の良い水、夏は高温多湿で朝晩が氷点下にいたる寒さの厳しい環境です。その厳しい気候が織りなす寒暖差がウイスキーの熟成に多大な影響を与え、短い熟成期間にも関わらずフルーティでバランスの取れたウイスキーに仕上がります。

2004年9月創業。
2007年に秩父蒸留所が完成。
2008年2月、ウイスキー作りの免許が交付され秩父蒸留所でウイスキー作りを開始。
2019年10月、第2蒸留所の稼働開始。

1973年設立のサントリー白州蒸留所・キリン富士御殿場蒸留所の次に設立された蒸留所。まさにウィスキー低迷期の終焉とも言えるこの時期に実に日本国内35年ぶりの蒸留所設立となる。
年間のウィスキー生産量はスコットランド・グレンリベット蒸留所のわずか2日分。

2019年秋から稼働している第2蒸留所の生産量は第1蒸留所のなんと5倍。一度に仕込む麦芽は2t。ポットスチルは5倍の量を蒸留できるよう形は同じストレート型だがかなり大きなポットスチルになっている。フォーサイス社製でガス直火蒸留機を使用。

秩父蒸留所の情報はこちら↓もご覧ください。

3.商品名と写真

イチローズモルト秩父ザ・ピーテッド2018
Ichiro’s Malt Chichibu The Peated 2018

4.特徴

グラスの中で幾度も姿を変える複雑なフレーバー

製麦作業でピート(泥炭)を使用して麦芽を乾燥させているために、スモーキーな個性の強い原酒になりました。重みのあるピート香と、その奥に香る完熟前のバナナの様な甘さと酸味。
バランスよく主張しあうスモーキーさとフルーティーさは、加水でさらに余韻を柔らかく響かせます。そのスモーキーさに一旦心惹かれると癖になる非常に魅力的な香りでもあります。原酒そのままの個性を楽しんでいただくためにノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングしています。

4-1.テイスティングノート

香りキャラメル、バニラ、スモーキー、フルーツ、ミントのような爽快感。
味わい果実のような甘み、ハーブのようなスパイシー感、ピート感、ビター 
濃厚でクリーミーなテクスチャー。
余韻スモーキーでほろ苦く、清涼感がある。余韻は深く長い。

4-2.商品スペック

アルコール度数55.5%
酒別シングルモルトウィスキー、シングルカスクウィスキー
樽種
内容量700ml
販売本数11,550本限定
希望小売価格13,200円(税込)
発売日201812

5.受賞歴

現時点では受賞歴はありません。

6.価格

6-1.メーカー希望小売価格

商品名イチローズモルト秩父ザ・ピーテッド2018
容量700ml
希望小売価格13,200円(税込)

6-2.メルカリでの転売価格

メルカリでの転売価格は、20,000円~60,000前後となっています。(※2021/4/16時点)

6-3.ヤフーオークション落札価格

ヤフーオークションでの落札価格は、最安28,500円、最高39,800円、平均34,363円(※2021/4/16時点より過去120日間の統計情報) 

6-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon

通販サイトでも、65,000円前後で販売されています。 (※2021/4/16時点)

6-5.BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1、45ml:4,620円 30ml:3,080円、15ml:1,540円などの少量でも提供しております。

7.まとめ

秩父で熟成された様々な個性豊かなモルトやグレーン原酒をバランス良くバッティング。ロック・水割り・ソーダ割りどれでも美味しく飲めるオールラウンドなウィスキーです。
秩父蒸留所の蒸留開始から10周年を記念したこの1本を、どうぞBAR新海でご賞味下さいませ。

「イチローズモルト」に関するその他の記事も是非ご覧ください。

最後に:ジャパニーズウィスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウィスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウィスキー

世界的にも有名なウィスキー評論家で、ウィスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウィスキー」です。
ウィスキーの基礎知識、日本へのウィスキーの伝来、ジャパニーズウィスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウィスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウィスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(2).ウィスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

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(3).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

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(4).ウィスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

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