【8月発売開始予定】日の丸ウイスキー ブレンデッド ニューボーン 2022

発売情報
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八郷蒸溜所

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022の洋酒部門で金賞を受賞した、木内酒造の「日の丸ウイスキー ブレンデッド ニューボーン 2022」が、2022年8月に発売を開始する予定。

発売価格は5,500円(税込)。応募者多数の場合は抽選での販売になります。

1.日の丸ウイスキーブレンデッド ニューボーン2022

酒造り200年を迎える木内酒造の新しい試み「日の丸ウイスキー」。コラム式スチルの額田蒸溜所、ポットスチルの八郷蒸溜所でそれぞれで蒸留したモルト原酒、茨城県産の小麦を一部用いたグレーン原酒を筑波山の東麓の自然の中で熟成させました。「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022」 金賞受賞・ジャパニーズニューメイクスピリッツ カテゴリーウィナー受賞

木内酒造公式HPより引用

製品名

日の丸ウイスキーブレンデッド ニューボーン2022

酒 別ニューボーン
原材料モルト、グレーン(国内製造)
樽 種
販売数数量限定
度 数48%
内容量700ml
価 格5,500円(税込)
製造者木内酒造株式会社

2.購入方法

販売開始は2022年8月。事前に予約を行い、応募者多数の場合は抽選販売になるそうです。

現在、web予約申し込みのフォームなどは公開されていません(2022年6月23日現在)

3.木内酒造、八郷蒸溜所について

木内酒造は、1823年に茨城県那珂で操業開始しました。

清酒をはじめ、焼酎、ワイン、リキュール、クラフトビール「常陸野ネストビール」の製造を行っています。常陸野ネストビールを造るなかで、復活させた日本の幻のビール麦「金子ゴールデン」を活かして、2016年から常陸野ならではのウイスキーを造りを開始しました。熟成を経て直営店での提供を皮切りに、2019年4月、缶入りハイボールの商品化。ジャパニーズウイスキー造りをさらに探求するために、筑波山の麓に「八郷蒸溜所」を建設。2020年に操業開始。

八郷蒸溜所がある茨城県石岡市八郷地区は、筑波山の東の麓。年間雨量が少なく、昼夜の温度差も大きいことから、良質な作物が獲れる地域です。この気候と、筑波山の豊富で良質な湧き水から、木内酒造のウイスキーは生まれます。

八郷蒸溜所は、石岡市の旧公民館をリノベーションして作られています。「この地に馴染んだ蒸溜施設でなければ、風土に即したウイスキー造りはできない」という考えから、修繕に使用した木材はすべて石岡産のものを使用しており、施設内には見学コースやテイスティングコーナーも併設。2022年4月より、ガイド付きの見学ツアーも開始されました。(要予約)

見学ツアー予約はこちらから。

4.東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)

東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本人の繊細な味覚をもって、世界のウイスキーおよびスピリッツを審査する、日本で唯一の品評会です。2019年に開催された第1回では、日本国内はもとより世界のウイスキーとスピリッツ約500本を、全国各地のウイスキーやスピリッツに精通した審査員、約200名が審査しました。2020年には日本が誇る蒸留酒を世界の人々に知ってもらいたいという思いから、焼酎部門を新設し、洋酒・焼酎合わせて約700本を審査しました。日本のウイスキーやスピリッツ愛好家・専門家の深い知識と情熱をもって、世界のウイスキーおよびスピリッツを品評し、高品質なウイスキーとスピリッツを国内外に広く知っていただくことを目的としています。

TWSC公式より引用

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
新海 博之

1981年7月17日 北海道北広島市出身
大学卒業後、NTTデータカスタマサービス㈱へ新卒入社。
2010年「麻布十番BAR新海」を開業 → 2016年、名物「薬膳カレー」を開発 → 2018年「虎ノ門BAR新海」、2019年には「芝大門BAR新海」を開業 → 2020年 ウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」をスタート。
バーテンダーの私達だから出来る事として、ジャパニーズウイスキーの魅力を日々発信する。

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