三郎丸蒸留所から新商品「シングルモルト三郎丸Ⅱ 70周年記念 スパニッシュオーク」の抽選販売が三郎丸蒸留所公式Twitterにて案内されました。
「私と、ALC.」オンラインショップ会員限定の抽選販売となります。
「ZEMON(ゼモン)」蒸留のシングルモルトウイスキーでスパニッシュオークバットの新樽にて3年以上熟成されたシングルカスク。ヘビリーピーテッドタイプで50PPM。
2/20(月)12:00から「シングルモルト三郎丸Ⅱ 70周年 スパニッシュオーク」の抽選申し込みが若鶴酒造オンラインショップ「私とALC」にて開始されております。
1.抽選申し込みについて
「私とALC」会員限定にて抽選申込みが開始されました。応募フォームはこちら
「私とALC」会員登録必須です。申し込み時にALC会員の顧客IDの記入が必要となります。会員申し込みページはこちら
今回も三郎丸蒸留所の抽選申し込み恒例の難易度の超高いクイズが6問あります。
正解数に応じて当選比率が変わるようです。全問正解や難易度の高い問題を正解したほうが当選率は高いようです。
※「料飲店当選枠」があります。
通常の抽選枠とは別に「料飲店枠」の抽選があるようです。
料飲店として応募する際は、応募フォームに店名の記入が必要。
申込期間:2月20日(月)12:00〜 2月26日(日)23:59
当選について:3月3日10:00から当選者にのみ、応募フォームに記入したメールアドレスへ当選通知、及び購入案内。※3月4日(土)より順次出荷。
2.シングルモルト三郎丸Ⅱ 70周年記念 スパニッシュオーク
1952年7月、若鶴酒造 三郎丸蒸留所はウイスキー製造免許を取得しました。それは、戦後の米不足の逼迫した状況のなかで曾祖父稲垣小太郎の新たな蒸留酒の挑戦から始まりました。創業当時からピートを用いたスモーキーなウイスキーにこだわり、今回、70周年を迎えることができました。これもひとえに永年の皆様方の御支援の賜物と深く感謝いたします。このウイスキーは70周年を記念し、スパニッシュオークの新樽をシングルカスクとして特別にボトリングしたものです。深みのあるルビーのような赤みがかった琥珀色に豊潤で香り高く、スモーキーな余韻が長く続きます。
三郎丸蒸留所 稲垣貴彦
製品名 | シングルモルト三郎丸Ⅱ 70周年記念 スパニッシュオーク | |
酒 別 | シングルモルトジャパニーズウイスキー | |
原材料 | モルト(へビリーピーテッド50PPM) | |
樽 種 | ニュースパニッシュオークバット | |
詰本数 | 594本 | |
度 数 | 59% | |
価 格 | 24,200円(税込) | |
製造所 | 三郎丸蒸留所 | |
製造者 | 若鶴酒造株式会社 |
3.三郎丸蒸留所について
1952年創業の北陸で唯一のウイスキー蒸留所。
戦後の米不足のなか1952年にウイスキー製造免許を取得。以来、冬は日本酒を仕込みそれ以外の期間ウイスキーを蒸留。年間200仕込み。今後は300仕込みを計画中。
操業当初からスモーキーなウイスキーにこだわりアイラピーテッド麦芽と最近では富山県産ピーテッド麦芽で仕込んでいます。 自然の風味を生かすため、冷却濾過や着色は一切していないのが特徴です。
2018年、三宅製作所の最新のマッシュタンを導入。
2019年、地元企業の老子(おいご)製作所と協業して鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を開発。
2020年、木桶の発酵槽を1基導入。
他の蒸留所との大きな違いは世界初の鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を採用。
大きな特徴は3つ。
①鋳物工法により型による成形が可能になり短納期での製造が可能。また、低コストで十分な肉厚をもたせることができ、本体の高寿命化を期待できます。
②鋳造による自由な造形により様々な酒質を実現。また、パーツごとのユニット化により消耗した部品のみの交換や機能の拡張に対応します。
③銅が約90%、錫が約8%含まれる銅錫合金によりつくられています。錫は銅の約3倍の価格で取引される高級な金属です。
錫は古来より酒の味をまろやかにするといわれており、酒器や焼酎の冷却器に用いられてきました。ZEMONは銅と錫の2つの効果により高品質な蒸留酒の製造に貢献します。
引用:若鶴酒造公式HP
4.過去リリースされた三郎丸蒸留所のシングルモルトウイスキー
4-1.シングルモルト三郎丸2019 3年 T&T TOYAMA COLLECTION
https://jpwhisky.net/saburomaru2019-toyama-collection-24356/
4-2.シングルモルト三郎丸Ⅱ THE HIGH PRIESTESS
https://jpwhisky.net/saburomaru-second-23313/
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号
【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー
【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス
【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。
【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。
【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。