【発売情報】「シングルモルト桜尾」「シングルモルト戸河内」のJAL EXCLUSIVE ボトルが国際線 機内販売に登場

発売情報
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桜尾蒸留所

JALが厳選した唯一無二のジャパニーズウイスキーを世界に紹介する企画の第11弾目。

JALは日本各地に点在するクラフト蒸留所でつくられる「ジャパニーズクラフトウイスキー」を販売し、その体験をきっかけに日本の各地に足を運んでいただくことで、移動を通じた関係・つながりの創造を目指しています。 

この取り組みの第11弾として、株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー(所在地:広島県廿日市市、代表取締役社長:白井 浩一郎)の「シングルモルト桜尾 JAL EXCLUSIVE 2025」と「シングルモルト戸河内 JAL EXCLUSIVE 2025」を2025年11月1日から国際線機内販売にて数量限定で販売します。

また、11月11日(火)14時より、シングルモルト桜尾・戸河内が育まれた広島の豊かな自然と歴史を感じられるサクラオディスティラリーの蒸留所特別見学と、世界遺産・宮島の美しい風景を巡る周遊クルーズをセットにした特別ツアーを発売します。
実際に蒸留所を訪れ、その土地の風土や人々の想いに触れ、JAL EXCLUSIVEのウイスキーに一層の親しみと深い理解を持っていただくことを目的としています。

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1.シングルモルト桜尾 JAL EXCLUSIVE 2025

ドイツ製のハイブリッドスチルで蒸留されたノンピートの原酒を、希少なシェリー樽に詰め桜尾貯蔵庫で4年間ゆっくり熟成。
シェリー樽由来のレーズンや桃の甘い香り、なめらかな口当たりで濃厚なハチミツのような甘みが広がります。
フルーティーなバナナのような香りの後に、甘みと樽香の長い余韻が続きます。

 販売価格:24,000円 (一回のご搭乗につき、お一人さま1本までの販売)

2.シングルモルト戸河内 JAL EXCLUSIVE 2025

「シングルモルト桜尾」と同じ桜尾蒸留所で蒸留された原酒をバーボン樽に詰め、森林と清流に囲まれたトンネルの貯蔵庫で6年間熟成。
フルーティーなバナナや甘いバニラの香りが広がり、スムースな口当たりでいちごのような酸味にピートのニュアンスが加わりスパイシーな余韻が続きます。

・ 販売価格:22,000円 (一回のご搭乗につき、お一人さま1本までの販売)

3.販売方法

・対象便: 2025年11月1日(土)~11月30日(日) 発便 (受付開始 10月25日(土))

・予約方法: JAL国際線機内販売「事前オーダーサービス」からご予約を承ります。ご利用方法はこちら。

・対象者: 国際線 JALファーストクラス・ビジネスクラスをご利用のお客さま

・販売に関するご注意:

– 転売、再販売、その他営利を目的としたご購入は固くお断りします。

– 売り切れなどにより販売できない場合があります。また予告なく販売終了する場合があります。

4.サクラオディスティラリー蒸留所見学と宮島周遊クルーズへの旅

11月11日(火)14時より、サクラオディスティラリーの蒸留所特別見学や宮島周遊クルーズをセットにした特別なツアーを発売します。 

宮島の豊かな自然と歴史が息づく風土の中で育まれたサクラオディスティラリーのウイスキーは、まさにこの地ならではの味わいです。
世界遺産の宮島を望む蒸留所は、厳しい自然環境と調和しながら、地元の特産品や自然資源を大切に守り育てています。

このツアーでは、ブレンダー室室長の山本泰平氏から、ウイスキー造りのこだわりや「シングルモルト桜尾 JAL EXCLUSIVE 2025」「シングルモルト戸河内 JAL EXCLUSIVE 2025」の開発秘話を直接聞くことができ、通常の見学では味わえない特別なウイスキーの試飲も楽しめます。

さらに、宮島の神社を船上から巡る周遊クルーズでは、自然と歴史が織りなす神秘的な風景を堪能し、青梅苔浦神社への上陸参拝も体験できます。
宮島の美しい風土とサクラオディスティラリーの情熱が織りなす特別な旅は、ウイスキーの魅力を深く味わいたい方はもちろん、初めての方にもぜひ訪れていただきたい、心に残る体験となるでしょう。
ぜひこの機会に、宮島の自然と文化、そしてウイスキーの世界を感じてみてください。

SAKURAO DISTIILERYブレンダー室 室長山本泰平氏

・発売日: 2025年11月11日(火)14:00~

・出発日: 2026年1月31日(土)1泊2日

・最少催行人員: 10名

・Webサイト: https://www.jal.co.jp/jp/ja/domtour/jaldp/sakuraodistillery/

・旅行企画・実施: 株式会社ジャルパック

5.メーカー

株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー

設立 1918年
本社所在地 〒738-8602 広島県廿日市市桜尾一丁目12番1号
所有蒸留所 桜尾蒸留所

6.蒸留所

桜尾蒸留所(SAKURAO DISTILLERY)

所在地 〒738-8602 広島県廿日市市桜尾一丁目12番1号
操業開始 2018年1月

広島県の株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリーは、1918年創業の老舗の酒造メーカー。

実はウイスキー造りの歴史は深く、1938年~1989年までモルトウイスキーの製造・販売を行っていました。当時蒸留された原酒は、戸河内にあるJR西日本の鉄道用試掘トンネルを活用した貯蔵庫に保管されていました。
2008年、戸河内の貯蔵庫に貯蔵されていた原酒と輸入原酒をブレンドして作る「戸河内ウイスキー」を販売開始しました。(9割はヨーロッパへの輸出とのこと。)

操業100周年事業として2017年12月、高品質のシングルモルトウイスキーを生産するために新たに設備を導入し、広島発のクラフト蒸留所「SAKURAO DISTILLERY」を建設。2018年1月から蒸留開始。

現在は『シングルモルト桜尾』『シングルモルト戸河内』『ブレンデッドウイスキー戸河内』の3種類を発売しており、グレーン製造もおこなっている蒸留所ならではの価格帯で楽しめるウイスキーを販売している。

現在では同市内にある「吉和魅惑の里」跡地に「サクラオディスティラリーフォレストサイト」を建設中。製造工程を見学できる蒸留棟とバーを設けるビジター棟で構成される。

2017年12月 SAKURAO DISTILLERY 竣工
2018年10月 SAKURAO DISTILLERY VISITOR CENTER オープン
2019年 SAKURAO DISTILLERY 二期工事(グレーンウイスキー蒸留設備導入・ウイスキー貯蔵庫新設)
2021年3月 株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリーに社名変更

7.桜尾蒸留所の過去製品のレビュー

【レビュー】シングルモルトジャパニーズウイスキー戸河内
シングルモルトジャパニーズウイスキー戸河内は、桜尾B&Dより2022年6月6日発売、6,600円(税込)。バニラやリンゴ、マーマレード、ミントのような甘くフルーティで爽やかな香り、軽快でスムースな口あたりが特徴。
【レビュー】シングルモルトジャパニーズウイスキー桜尾
シングルモルト桜尾は、桜尾B&Dより2022年6月6日に発売。6,600円(税込)。長く続くウッディーな香りとほのかに効いたピーティな香味。濃厚な甘味も感じ取れる複雑かつ奥行きのある味わいが特徴。
【レビュー】シングルモルトジャパニーズウイスキー桜尾 SHERR...
桜尾シェリーカスクは、数多な原酒をテイスティングしてきたスティルマンが最も状態の良いSHERRY CASKを選び、ブレンドしたシングルモルト。2022年6月6日発売。13,530円(税込)

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.52 2025年10月号

【巻頭特集】
日本のクラフト蒸留所最前線2025
計画段階も含めるとついに130ヵ所近くになった国内クラフト蒸留所から、今回は7ヵ所をピックアップ。
ベンチャーウイスキーの苫小牧グレーンウイスキー蒸留所のほか、ガロア初公開となる蒸留所も紹介。
●掲載蒸留所
玉野アセンド蒸留所/高藏蒸留所/伊勢蒸留所/泉州蒸溜所/久住蒸溜所/サワマチ蒸溜所/馬追蒸溜所/苫小牧蒸溜所

サントリーの伝統が息づく「工房」へ

The Tasting 話題の30本
飲んで謎解き!? 土屋守の今、飲むべきボトル

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
万代 竜一

福岡県福岡市出身
福岡にある中洲のBARで14年間修行後、俳優業での活動の拡大も兼ねて2018年上京。俳優佐藤二朗氏作の舞台にて東京初舞台を踏む。特技はギターとビール好きが高じてビール銘柄をブラインドで当てられる事。
最初はウイスキーを飲み慣れておらず苦手だったものの、深く知るにつれて作っている人達の想いが強い事に感銘を受けて、作り手の方達を知ってもらえる一助になれば、と思いJWDに参加。現在はウイスキーが大好き。
今年、念願の本多劇場に進出。

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