世界のウイスキーが京都に集結。関西最大級のウイスキーの試飲会が今年も開催決定。イベントの詳細やチケットの情報などを紹介。
1.チケット購入方法
すでにオリジナルストラップ付グラスの特典付き前売りチケットが販売開始しています。
時間は1部(10:00~13:30)、2部(14:30~18:00)、の各部4,500円。
1・2部通しチケット8,000円
の3パターンがあります。
入場チケットは下記の3つのリンクから購入できます。
また、各部100名限定でVIP券の購入が可能です。
VIP券を購入された方はVIPエリアで着席が可能なほか、特別な商品の試飲が可能なようです。
VIP券は1部・2部各 30,000円
2.開催概要
会場 |
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1 |
アクセス |
京都市営地下鉄東西線 「東山駅」より徒歩約8分 アクセス|京都市勧業館「みやこめっせ」京都最大級のイベント会場・... 京都市勧業館「みやこめっせ」は、東山・岡崎エリアに位置する京都最大級のイベント会場・展示場です。大型の駐車場完備。「京都駅」から約27分。地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約8分。市バスでもお越しいただけます。 |
開催日時 | 2024年8月4日(日) 11時~17時まで |
価格 | 前売り券 5,000円(税込) |
主催 | 北海道 WHISKY & SPIRITS FEST 2024 実行委員会・北海道放送株式会社 |
2-1.出展ブース
出展ブースや会場内図面などは現在公開されていません。
更新情報は公式サイトやInstagramから確認いただけます。
リカマン ウイスキーメッセin KYOTO | 株式会社リカーマウンテン (likaman.co.jp)
リカマン ウイスキーメッセ(@lm_whiskymesse) • Instagram写真と動画
2-2.スペシャルセミナー
ウイスキーメッセにて、 有料セミナーが開講されるようです。各回 税込 3,000円で、チケットの購入とは別で予約が必要となります。
①10:30~11:30 キリンビール株式会社 竹重 元気氏 スペシャルセミナー
富士御殿場蒸溜所50年の歴史と進化、ジャパニーズウイスキー 富士スペシャルセミナー開講時間 10:30~11:30会場 B1「工芸実技室」富士山の麓の地で、その自然の恵みを最大限に活かしたウイスキーづくりを行う、キリン富士御殿場蒸溜所。 昨年で操業開始から50周年を迎えたそのウイスキーづくりの歴史と進化、そしてフラッグシップブランドである「富士」について、次世代を担うブレンダー・竹重元気が解説いたします。 今回は蒸留所の50周年を記念して今夏発売した「シングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士 50th Anniversary Edition」と、セミナーでしか味わえない貴重な構成原酒を試飲いただけますので、ぜひこの機会にご参加ください。
キリンビール株式会社
ブレンダー竹重 元気(たけしげ もとき)
2006年「キリンビール株式会社」入社。2009年まで主に焼酎の技術開発に従事。 2010年から商品開発研究所に移り、RTD(缶チューハイ)の新商品開発を中心に活躍。 田中城太が米国ケンタッキーの蒸留所で勤務していた際に蒸留所を訪ねた経験などから、 ウイスキーの世界に魅了され、2018年に富士御殿場蒸溜所のブレンダーに就任。 「富士」「陸」のブレンドを担当し、よりおいしいウイスキーの飲み方なども発信している。
②12:30~13:30 ニッカウヰスキー株式会社 井関 潤治氏 スペシャルセミナー
創業90周年を迎えたニッカウヰスキー社の原酒のつくり分けの歴史について
開講時間 12:30~13:30会場 B1「工芸実技室」ニッカウヰスキーは2024年7月2日に創業90周年を迎えました。1934年の創業以来、チャレンジを積み重ねる中で生まれてきた、蒸留所・酵母・樽・などの違いによるニッカウヰスキーの原酒のつくり分けの歴史を利き酒と簡単なウイスキーのブレンド体験を通じてニッカウヰスキー㈱ブレンダー室長の井関潤治が解説します。
ニッカウヰスキー株式会社
ブレンダー室長井関 潤治(いせき じゅんじ)
1996年アサヒビール株式会社入社。研究所に配属されビール製造技術、ビール開発に携わる。その後2001年よりニッカウヰスキーブレンダー室に出向しウイスキーブレンダーとして9年間従事した後、ニッカ北海道工場品質管理部長、製造部長、ニッカ本社原料部にて、生産戦略、麦芽、樽の調達を担当し、2023年よりブレンダー室長。
③15:00~16:00 若鶴酒造株式会社 稲垣 貴彦氏 スペシャルセミナー
ピートを極める
開講時間 15:00~16:00会場 B1「工芸実技室」北陸最古のウイスキー蒸留所「三郎丸蒸留所」。1952年にウイスキー製造免許を取得して以来、スモーキーなウイスキーにこだわり、ピーテッド麦芽のみを仕込んでいます。2019年には世界初鋳物製ポットスチル「ZEMON」を開発。“The Ultimate Peat(ピートを極める)”を掲げ、伝統を大切にしながらも、進化し続ける蒸留所です。本セミナーでは、三郎丸蒸留所が掲げるTheUltimatePeatにおける挑戦と、その取り組みについてお話いたします。
若鶴酒造株式会社
代表取締役CEO稲垣 貴彦(いながき たかひこ)
1987年⽣。富⼭県砺波市出⾝。 若鶴酒造株式会社 代表取締役社長兼CEO。三郎丸蒸留所マネージャー兼マスターブレンダー。東京のIT企業で勤めたのち実家に戻り、曾祖⽗稲垣⼩太郎が1952年に始めたウイスキー造りを継ぐ。2017年クラウドファンディングにより三郎丸蒸留所を改修し、見学できる蒸留所として⽴て直す。2019年には伝統⼯芸⾼岡銅器の技術を活⽤した世界初の鋳造製ポットスチル「ZEMON」を発明。富⼭ならではのウイスキー造りを追い求める。
④17:00~18:00 サントリー株式会社 佐々木 太一氏
サントリーウイスキー 次の100年に向けて
~Story of the Distillery~開講時間 17:00~18:00会場 B1「工芸実技室」2023年にウイスキーづくり100周年を迎え、新しい100年に向かいはじめたサントリー。山崎蒸溜所、白州蒸溜所ともに、大改修を行いました。その改修の内容をお伝えするとともに、今年発売の限定品『Story of the Distillery』を、構成原酒とともにご試飲いただきます。
サントリーウイスキー株式会社
ウイスキー部
シニアスペシャリスト佐々木 太一(ささき たいち)
94年、バレーボールチーム「サンバーズ」の選手としてサントリーに入社しVリーグ5連覇に貢献。全日本の選手としても多くの国際試合に出場。現役引退後、07年にサントリーの社内認定資格「ウイスキーアンバサダー」の第1期生となり、11年にはウイスキー文化研究所認定「マスター・オブ・ウイスキー」試験で初の合格者(現在全国に17人)となる。現在はウイスキーアンバサダーとして日々全国各地を飛び回り、ウイスキーの魅力を伝えている。
2-4.オリジナルボトル
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。