【抽選応募4/28まで】シングルモルト長濱 ミズナラカスク バッチ635 レモン・ハート陶器ボトル

発売情報
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長濱蒸溜所

長濱浪漫ビールが手掛ける長濱蒸溜所より「シングルモルト長濱 ミズナラカスク バッチ635レモン・ハート陶器ボトル」が抽選販売開始。

長濱浪漫ビール公式HPにて会員限定で抽選販売がすでに開始しております。

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1.シングルモルト長濱 ミズナラカスク バッチ635レモン・ハート陶器ボトル

2024年5月14日(火)、あえて加水をせず樽出しそのままの味わいをお愉しみいただけるカスクストレングスのウイスキーシリーズ、シングルモルト長濱 ミズナラカスク バッチ635 レモン・ハート陶器ボトルを数量限定でボトリング。全国の酒販店さま及び、長浜浪漫ビールWebサイトで新発売いたします。

長濱蒸溜所は1996年に創業した長濱浪漫ビールの20周年記念事業として、同施設内で2016年に稼働いたしました。スコットランドのクラフト蒸溜所よりインスピレーションを得た、アランビック型のポットスチルと極細のラインアームから流れ出る、非常にリッチでフルーティ。穀物由来の豊かな甘みを持つ原酒が特徴です。

このたび、数ある熟成樽の中から長濱蒸溜所のチーフブレンダーがテイスティングを重ね、国内外でも非常に人気の高いミズナラ樽を選定。長濱蒸溜所由来のモルティーなテイストとミズナラ樽のウッディーなアクセントが相まってリッチなテイスト。BAR レモン・ハートマスター陶器ボトルの特別なデザインと共にお愉しみ頂けます。

長濱蒸溜所のコンセプトとなる「一醸一樽」、それは1回の蒸溜により流れ出る原酒が約200L、すなわち一樽分となることに由来します。一樽一樽に熱意を込めて、創意工夫したその個性的溢れる味わいを、心ゆくまでお愉しみください。

引用:長濱浪漫ビール「シングルモルト長濱 ミズナラカスク バッチ635 レモン・ハート陶器ボトル」を数量限定でボトリング。2024年5月14日(火)より新発売。 – 長濱浪漫ビール (romanbeer.com)

2.長濱蒸溜所ついて

長濱蒸溜所

所在地 〒526-0056 滋賀県長浜市朝日町14-1
操業開始 2016年(平成28年)11月1日

滋賀県びわ湖北部にある日本最小クラスの長濱蒸溜所は、クラフトビールの醸造所とレストランを併設しています。大手ウイスキーメーカーを含めてもレストランを併設している蒸留所は少なく、クラフトウイスキー蒸留所となればごく稀な存在です。

設置された個性的なポットスチルの形状はウイスキーづくりのまさに原点を感じさせます。
長濱蒸溜所は元々は江戸時代から米蔵だったところを改修し、1996年からビールづくりが始まりました。その後、2016年にウイスキーづくりのための設備を導入。建物の中は吹き抜けになっていて、1階に糖化槽と蒸留器を設置、2階に粉砕機と発酵槽が設置してあります。
ポットスチルは初留2基、再留1基で、加熱方式は間接蒸気のひょうたんのような形をしたアランビックタイプのポットスチルで、ブランデーの蒸留に使われることが多いポットスチルを使用しています。このアランピックタイプのポットスチルは日本のクラフト蒸留所の中では現在長濱蒸溜所だけが使用しています。特徴としては、酒質がクリアで柔らかく雑味の少ないものが出来るメリットがあります。

創業から今に至るまでの間で試行錯誤が繰り返されました。大きな変更点は麦芽の粉砕比率を変更したり、発酵時間を当初60時間だったところを今では72時間に変更。また、蒸留器を2基から3基に増設。創業時は初留釜が1000リットル、再留釜が500リットルでしたが、再留釜も入れ替えて、3基全て1000リットルに統一。あとはスコットランドの蒸留所に倣って、再留器の洗浄をほとんどしていない。など、創業後およそ4年間で様々な変化をしてきました。

「一醸一樽」の精神のもとにウイスキーを作り続けています。

引用:ウイスキー|長濱浪漫ビール

画像引用:長濱蒸溜所Facebook

3.商品スペック

製品名 シングルモルト長濱 ミズナラカスク
バッチ635 レモン・ハート陶器ボトル
酒別 モルトウイスキー
ボトリング数 250本
アルコール度数 51.4%
希望小売価格 35,000円(税込)

2016年12月蒸溜開始から8年目。長濱蒸溜所シングルカスクシリーズ、「シングルモルト長濱 ミズナラカスク バッチ635 レモン・ハート陶器ボトル」の発売となります。このウイスキーは17年12月にノンピートモルトを蒸溜。1st Fillではバーボンバレルへ樽詰。その後アイラクォーターカスクへリフィル。19年の9月にミズナラ樽へ再度リフィルを行ったトリプルカスク熟成となります。バニラや蜂蜜を想わせる風味に穏やかに広がるウッディーなニュアンス。レモン・ハートマスターの陶器ボトルと共にお愉しみ頂けます。

【テイスティングコメント】
香り: トップノートからはパインやオレンジ、ピンクグレープフルーツ様の瑞々しくフルーティなアロマ。シナモンやクローブを想わせるスパイシーな香味が広がります。
味わい:口当たりは滑らか。蜜の詰まったジューシーな赤林檎や瑞々しい果実。アフターではオークからもたらされる焼きキャラメル様の香ばしいトーストのテイストが優しく香り立ちます。

4.長濱蒸溜所の過去作

【レビュー】シングルモルト長濱 THE FIRST BATCH
シングルモルト長濱 THE FIRST BATCHは、2022年10月11日発売、11,000円(税込)。2017年から2019年にかけて蒸溜したバーボン樽、シェリー樽、アイラクォーター樽、そしてミズナラ樽熟成原酒を使用。
【レビュー】シングルモルト長濱 THE SECOND BATCH
シングルモルト長濱 THE SECOND BATCHは、長濱蒸留所より2023年5月16日発売。11,000円(税込)。2019年蒸溜のオロロソシェリー樽 、KOVALウイスキー樽 、アイラクォーター樽、バーボンクォーター樽といった4種の熟成原酒を「AMAHAGAN」で培った技術と経験を用いて、慎重にヴァッティング。
【レビュー】シングルモルト長濱 THE THIRD BATCH
長濱ロマンビールが手掛ける長濱蒸溜所より、「シングルモルト長濱」2022年にFIRST BATCH、23年5月にSECOND BATCHと発売されており、約7か月振りのシングルモルト長濱 THE THIRD BATCHが届きました。今回のキーモルトはどちらもピートタイプのバーボンバレル熟成原酒とアイラクォーター樽熟成原酒。11,000円(税込)

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.46 2024年10月号

【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第1弾]」
【第2特集】
「ガロア的 東京のバー、パブ巡り」
【連載】
「ジャパニーズクラフトの開拓者たち」
前号からスタートしたこの連載。第2回では厚岸蒸溜所の樋田恵一氏を編集長がインタビューします。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

 

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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