【発売情報】羽生ジェネシス

発売情報

新たな羽生蒸溜所より、「羽生GENESIS」シングルモルトのファーストリリースの予約販売開始。

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1.羽生GENESIS

1-1.商品情報

2021年の羽生蒸溜所再稼働から4年が経ち、新生・羽生蒸溜所が初めて世に送り出すファーストリリースのシングルモルトウイスキーです。

ノンピートとピーテッドをブレンドし、ファーストフィルのバーボン樽の中、羽生の地の環境下でしっかりと熟成させました。

新生・羽生蒸溜所が再び動き出した2021年にちなみ、シリアルナンバーを記した限定2021本とし、日本国内1010本と海外1011本の限定販売です。

「いつか再びウイスキー造りを」との想いを胸に再開から4年。 受け継がれた知恵や技術、新たな挑戦、試行錯誤の末にファーストリリースは、完成しました。新生・羽生蒸溜所の新たな物語は始まったばかりです。新たな伝統となる日まで…

引用:東亜酒造公式HP

1-2.商品スペック

アルコール度数 51%
酒別 シングルモルトジャパニーズウイスキー
樽種 バーボン樽
内容量 700ml
販売本数 2,021本(国内は1,010本)
希望小売価格 22,000円(税込)
発売日 2025年3月下旬

1-3.予約販売

通販サイト「とうあの蔵」にて予約販売。

商品ページ: https://www.toanokura.com/shopdetail/000000000083

2. 東亜酒造 羽生蒸溜所

ウイスキー市場の低迷により2000年でウイスキー製造を休止していた東亜酒造。一度は操業停止したものの、主力の清酒がここ数年国内外で高い評価を得て経営基盤も徐々に安定してきたこともあり、ウイスキー事業再建を決意。
当時のポットスチルの手書きの図面が残っていたこともあり、以前と同じ製作会社に製造を依頼。様々な条件が揃ったことで、2021年2月に約20年ぶりに羽生蒸溜所を再開

2025年に再開後初のシングルモルト「羽生GENESIS」を発売。ビジターセンターも完成した。

所在地 〒348-0054
埼玉県羽生市西4-1-11
アクセス 最寄り駅からのアクセス
東武伊勢崎線「羽生駅」
秩父鉄道「羽生駅」より徒歩で5分

最寄りICからのアクセス
東北自動車道羽「羽生IC」より車で15分

操業開始 1946年~2004年10月(稼働は2000年まで)
2021年2月~再開
公式HP 株式会社東亜酒造
見学 工場見学一時休止中。
※2021年5月28日時点
商品 ゴールデンホース武州
ゴールデンホース武蔵
ウイスキー歌舞伎

4.最後に

東亜酒造といえばイチローズモルトの肥土氏が創業家の会社でしたが、事業再編の際にウイスキーを廃棄しなければならず、その話を受け入れられず肥土氏は独立。安積蒸溜所、福島県の笹の川酒造が保管場所を提供してくれたことは有名な話です。
過去にはイチローズモルトとの関係をほのめかすような文言も多くありましたが、もうすでに、特につながりはないように感じます。

シングルモルト発売にあたっての記事を読みますと、【「いつか再びウイスキー造りを」との想いを胸に】と語られていますが、どなたの目線なのでしょうか?

当時の設計やスタッフがいる中での復活は喜ばしいことには間違いないですが。

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.48 2024年2月号

【巻頭特集】
日本のクラフト蒸留所最前線2025
安積蒸溜所/天鏡蒸溜所/月光川蒸留所/日光街道 小山蒸溜所/碧南蒸留所/清洲桜醸造 本社蒸留所/SAKURAO DISTILLERY[特集]
【新アイリッシュ・ルネッサンス[第3弾]】
ロー&コー/チャーチ・オブ・オーク/クーリー/キルベガン
土屋守の全国ぶらり旅 ガロア的酒場歩き──第24回沖縄編
【編集長インタビュー】
ジャパニーズクラフトの開拓者たち 第4回 安積蒸溜所 山口哲蔵氏
マコーネルズのジョン・ケリー氏に聞く 復活を果たした“ベルファストウイスキー”
JAL国際線機内販売でジャパニーズウイスキーの注目ボトルが続々登場
ビリー・ウォーカー氏が語るグレンアラヒー、新たな価値の創造。
アイル・オブ・ハリス蒸留所からシングルモルト第2弾が登場

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
土地それぞれの風土から様々な味わいが作り出される日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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