【蒸溜所限定発売】嘉之助 Component Series

発売情報
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嘉之助蒸溜所

嘉之助蒸溜所SHOP限定製品が発売決定。
シングルモルト嘉之助を構成する3種類の原酒、
『嘉之助 Component Series』をそれぞれ紹介。

嘉之助蒸溜所の母体である小正酒造は、65年以上樽熟成焼酎で培ってきた樽貯蔵と熟成、ブレンドの経験のノウハウを生かし、ウイスキー製造を行っています。
同蒸溜所のある鹿児島県は、ウイスキーの製造免許所場数13か所、国内で1位(※2023/3時点)。日本でも有数のウイスキー激戦区ともいえます。

そんな嘉之助蒸溜所のフラグシップ商品でもある、『シングルモルト嘉之助』には、同蒸溜所のノウハウと個性の光る原酒が使用されており、今回の製品はそれらを紐解くものとなっています。

嘉之助蒸溜所の詳細は、別の記事にてまとめがあります。

嘉之助蒸溜所(小正醸造)|蒸留所詳細情報
1883年創業の焼酎メーカー小正醸造が2017年開設。イギリス大手「ディアジオ」との資本参加は大きな話題を呼び「焼酎造りの伝統と知見を活かした世界に通用するウイスキー」をモットーに、自社の焼酎樽を使用する等、オリジナリティ溢れる商品を展開する。
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1.嘉之助 Component Series

「嘉之助 Component Series」発売のお知らせ。
「嘉之助 Component Series」は、KANOSUKEのフラッグシップ商品「シングルモルト嘉之助」の構成原酒をお楽しみいただける商品です。
嘉之助蒸溜所内SHOPでのみお買い求めいただけます。
「シングルモルト嘉之助」の奥行きのあるテイストにつながる、個性的な味わいのウイスキーをお楽しみください。​

筆者としては、他の蒸留所にはない、焼酎リチャーカスクが非常に興味深いです。

先日発売された『嘉之助Artist Edition #003』は、奄美の黒糖焼酎が貯蔵されていた樽でフィニッシュをしたものでしたが、今回は熟成焼酎『メローコヅル』の樽を使用していると思われます。

是非この2つとも飲み比べてみたい1品です!

1-1.EX-BOURBON CASK

バーボン樽で構成された、桃やバニラビーンズのアロマとキャラメルの甘さ、白コショウなどのスパイシーなテイストが特徴。

テイスティングノート

COLOUR:淡い黄金色
NOSE:花梨、桃、つつじの花蜜、バニラビーンズ、パウンドケーキ
TASTE:ドライアプリコット、キャラメル、白胡椒、ジンジャーブレッド
FINISH:果実のような甘さと香ばしさが広がる

価格 4,180円
容量 200ml
度数 50%

1-2.EX-SHOCHU RE-CHARRED CASK

熟成焼酎、『メローコヅル』で使用された樽を再度焼きいれした樽で熟成された、焼きリンゴやカスタードケーキのアロマとスパイシーなテイスト、心地よい甘みが広がる。

COLOUR:やや赤みのある黄金色
NOSE:焼きリンゴ、カスタードケーキ、桃エキス
TASTE:フルーツ感溢れるシロップの甘み、プラム、キンカン、ジンジャーブレッド、バニラクリーム
FINISH:さわやかな苦みと白桃クリームブッセ、心地よい甘みが広がる

価格 4,400円
容量 200ml
度数 50%

1-3.EX-SHERRY CASK

シェリー樽で熟成された、ドライレーズンや青梅の中にほのかに線香花火のようなアロマ、やさしい酸味のエッセンスとブドウの甘みがやさしい余韻のウイスキーです。

COLOUR:琥珀色
NOSE:ドライレーズン、芋羊羹、青梅、線香花火
TASTE:濃厚なシェリーのフレーバー、豆大福、プルーン、マーマレード
FINISH:酸味の伴ったやさしいブドウの甘みが残る

価格 4,620円
容量 200ml
度数 50%

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号

【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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