本坊酒造株式会社の公式HPにて「シングルモルト駒ヶ岳 IPAカスクフィニッシュ Bottled in 2021」の発売情報(数量限定)がリリースされました。
発売日は7月中旬。 限定数は3,000本。
本坊酒造公式通販SHOPにてすでに抽選申し込み可能となっています。
抽選申し込み期限は7月14日10:00まで。
昨年もリリースされた駒ヶ岳IPAカスクフィニッシュですが、かなり人気があって現在では定価の2倍以上のプレ値で出品されているウイスキーです。 今作も人気になること間違いなさそうな1本です。
この商品は日本洋酒酒造組合が制定したジャパニーズウイスキーの自主基準が4月1日より施行され、それに準拠した商品となります。
1.シングルモルト駒ヶ岳 IPAカスクフィニッシュ Bottled in 2021
シングルモルト駒ヶ岳 IPAカスクフィニッシュ」は、南信州ビール駒ヶ岳醸造所でホップをふんだんに使用して醸造した中濃色ビール、インディア・ペールエール(IPA)を寝かせた空き樽でフィニッシングしたシングルモルトウイスキーです。 ホップ由来の爽やかなシトラスとハーブの香り、グレープフルーツやオレンジを思わせるクリアな甘み、キレの良いビターな余韻があり、ハイボールとの相性が抜群の1本に仕上がりました。
引用:ジャパニーズウイスキー|シングルモルト駒ヶ岳IPAカスクフィニッシュBottled in 2021
製品名 | シングルモルト駒ヶ岳 IPAカスクフィニッシュ Bottled in 2021 |
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酒 別 | シングルモルトウイスキー |
原材料 | モルト |
樽 種 | バーボン樽(南信州ビール IPA) |
詰本数 | 限定3,000本 |
度 数 | 52% |
価 格 | 希望小売価格:9,460円(税込) |
製造所 | マルス信州蒸溜所 |
製造者 | 本坊酒造株式会社+M |
2.南信州ビールIPA(インディアペールエール)とは
「南信州ビール」は1996年長野県第1号のクラフトビールメーカーとして誕生しました。 中央アルプスと南アルプス、二つの日本の屋根に抱かれた標高800mに位置する醸造所は、ビール造りに恵まれた環境です。 澄んだ空気と唐松林に囲まれた大自然の中で醸造されていて南信州の豊かな恵み、中央アルプスの雪解け水を豊富に含んだ地下120mより汲み上げた良質の地下水を使った、リッチな香りのエール系ビール。
南信州ビールIPA(インディアペールエール)はホップの使用量が通常の4倍。南信州ビールシリーズの中では一番苦味の効いた中濃色ビールです。 ボディーが強いので苦味が突出せずバランスが良く、ビール通に好まれる味で人気も高い商品です。
3.マルス信州蒸溜所について
鹿児島の地で日本の蒸留酒「焼酎」造りに邁進していた本坊酒造が、ウイスキー製造免許を取得したのが1949年。 それ以来、「いつか日本の風土を活かした本物のウイスキーを造りたい」と夢を抱き続けていました。
鹿児島でのウイスキー製造から数年経た後、1960年に山梨にワインとウイスキー製造のための工場「マルス山梨ワイナリー」を設立。 そして、本格的にウイスキー造りに取り組むために、さらなる理想の地を探し求めました。
澄んだ空気の寒冷地であり、しかも適度な湿度と良質な水に恵まれていることなど、ウイスキー造りのための自然条件は大変厳しいものがあります。
こうした条件を満たす土地を探し求め、1985年ウイスキー造りに最適な環境を求めて長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓標高798mの地にマルス信州蒸溜所を開設しました。
1992年にウイスキー需要低迷により蒸留を休止。 その後、世界的にジャパニーズウイスキーが評価されはじめる中、ウイスキー需要が回復傾向にあった2009年に蒸留再開を決意し2011年2月より再スタート。
2020年9月、35年ぶりの全面リニューアル。投資額は約12億円。
2019年5月から、老朽化した設備の改修とウイスキー増産を見据えた樽貯蔵庫施設の整備やウイスキー造りの見学を目的にしたウイスキー蒸留棟(樽貯蔵庫を含む)と、オリジナルウイスキーやグッズ販売などを目的にビジター棟を新設、既存の設備及び施設を改修。
新設したウイスキー蒸留棟は1,996㎡(延床面積、約2,500樽収容予定の樽貯蔵庫含む)、ビジター棟は746㎡。
引用:本坊酒造公式HP
4.駒ヶ岳IPAカスクフィニッシュのラインナップ
4-1シングルモルト駒ヶ岳 IPAカスクフィニッシュ2020
「シングルモルト駒ヶ岳 IPAカスクフィニッシュ」は、南信州ビール駒ヶ岳醸造所でホップをふんだんに使用して醸造した中濃色ビール、インディア・ペールエール(IPA)を寝かせた空き樽でフィニッシングしたシングルモルトウイスキーです。 軽やかで爽やかなシトラスの香り、グレープフルーツやオレンジを思わせるクリアな甘み、IPA由来のキレの良いビターな余韻があり、ハイボールとの相性が抜群の1本に仕上がりました。
※日本洋酒酒造組合「ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」に合致する商品です。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。