【2021年5月13日発売】TEAM MARS DOUBLE INDIVIDUALS

発売情報
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本坊酒造

本坊酒造株式会社より2021年5月13日に発売される「TEAM MARS DOUBLE INDIVIDUALS」の情報がリリースされました。
限定数は不明ですが、今のところ本坊酒造公式ホームページから購入可能です。(4月29日現在)
5月13日より出荷されるようです。

マルスブランド契約の女子プロゴルファーの高島早百合プロと小竹莉乃プロ、二人のパワフルなプレースタイルとゴルフの発祥の地と言われているスコットランドにちなんだウイスキー。
「スコットランドで蒸留したモルト原酒」と「マルス信州蒸溜所で蒸留したモルト原酒」をブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーのようです。

1.TEAM MARS DOUBLE INDIVIDUALS

マルスブランド契約の女子プロゴルファー。長身を生かしたダイナミックなスイングで飛距離抜群の高島早百合プロと小柄ながら力強く切れのあるショットと堅実なプレースタイルが持ち味の小竹莉乃プロ
二人のイメージをもとにゴルフ発祥の地といわれるスコットランド蒸留のスコッチモルトと、マルス信州蒸溜所が生み出すジャパニーズモルトを融合させたワールドワイドなブレンデッドモルトウイスキーです。

~~ブレンダーから一言~~
「アスリートらしいしなやかさと力強さ、ドライフルーツや蜂蜜のような甘い香りをイメージしてブレンディングしました。余韻の残るピート香にプロとしてのハートを感じてもらえれば幸いです。」
※この商品は、一部輸入原酒を使用しています。

引用:本坊酒造公式|TEAM MARS DOUBLE INDIVIDUALS

製品名 TEAM MARS DOUBLE INDIVIDUALS
酒 別 ブレンデッドモルトウイスキー
原材料 モルト
樽 種
詰本数
度 数 43%
価 格 希望小売価格:5,500円(税込)
製造所 マルス信州蒸溜所
製造者 本坊酒造株式会社

2.マルス信州蒸溜所について

鹿児島の地で日本の蒸留酒「焼酎」造りに邁進していた本坊酒造が、ウイスキー製造免許を取得したのが1949年。それ以来、「いつか日本の風土を活かした本物のウイスキーを造りたい」と夢を抱き続けていました。
鹿児島でのウイスキー製造から数年経た後、1960年に山梨にワインとウイスキー製造のための工場「マルス山梨ワイナリー」を設立。そして、本格的にウイスキー造りに取り組むために、さらなる理想の地を探し求めました。

澄んだ空気の寒冷地であり、しかも適度な湿度と良質な水に恵まれていることなど、ウイスキー造りのための自然条件は大変厳しいものがあります。
こうした条件を満たす土地を探し求め、1985年ウイスキー造りに最適な環境を求めて長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓標高798mの地にマルス信州蒸溜所を開設しました。
1992年にウイスキー需要低迷により蒸留を休止。その後、世界的にジャパニーズウイスキーが評価されはじめる中、ウイスキー需要が回復傾向にあった2009年に蒸留再開を決意し2011年2月より再スタート
2020年9月、35年ぶりの全面リニューアル。投資額は約12億円。

2019年5月から、老朽化した設備の改修とウイスキー増産を見据えた樽貯蔵庫施設の整備やウイスキー造りの見学を目的にしたウイスキー蒸留棟(樽貯蔵庫を含む)と、オリジナルウイスキーやグッズ販売などを目的にビジター棟を新設、既存の設備及び施設を改修。
新設したウイスキー蒸留棟は1,996㎡(延床面積、約2,500樽収容予定の樽貯蔵庫含む)、ビジター棟は746㎡。
引用:本坊酒造公式HP

3.マルス信州蒸溜所のラインナップ

3-1シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エージング2021

バーボンバレルで3~5年熟成させたモルト原酒を主体にヴァッティング。世界自然遺産の島・屋久島に2016年6月に新設された「屋久島エージングセラー」で熟成させたシングルモルトウイスキー。

3-2岩井トラディションシェリーカスク

上品かつ重厚感のある味わいの「岩井トラディション」を極甘口シェリーのペドロヒメネスを熟成していた樽を使って追加熟成させたブレンデッドウイスキー。

3-3ラッキーキャットチョコ

ポートパイプで追加熟成(フィニッシュ)し、甘さと香ばしさが調和した香り、全体を引き締める程よいタンニンとカカオを想わせる余韻が残るブレンデッドウイスキー。

最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(2).Whisky Galore Vol.25 2021年4月号

ウイスキー文化研究所が発行する「ウイスキーガロア」の2021年4月号。
★ジャパニーズウイスキー大全★と題して、ジャパニーズウイスキーの定義、日本のウイスキー最新として、蒸留所24ヵ所を一挙掲載。サントリーチーフブレンダーの福與伸二氏のインタビューも掲載された、ジャパニーズウイスキーファン必見の一冊。

(3).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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