【発売情報】シングルグレーン1year 1st(吉田電材蒸留所)

発売情報
吉田電材蒸留所

国産クラフトグレーン蒸留所である吉田電材より待望の1stリリース!12月15日より発売開始。限定4,000本のシングルグレーンウイスキーを紹介。

吉田電材蒸留所は国内のクラフトウイスキー蒸留所としては、日本初の「グレーンウイスキー専業蒸留所」。モルト以外の穀物を原料とし、主にブレンデッドウイスキー用に製造されるグレーンウイスキーですが、日本ならではの味わいを作るべく、米や蕎麦や地域の特産物の穀類を使用して製造されます。

今回の1stリリースは、デントコーンを主原料にしたウイスキーです。

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1.シングルグレーン1year 1st

北海道産デントコーン70%、ライ麦麦芽15%、大麦麦芽15%を配合し、アメリカンホワイトオークの新樽で1年間熟成させました。
3つの穀物と複数の樽から創造される味のグラデーションをお愉しみください。

引用:メーカー公式コメント

2.商品スペック

製品名 シングルグレーン1year 1st
酒別 シングルグレーンジャパニーズウイスキー
樽酒 アメリカンホワイトオーク新樽
瓶詰本数 4,000本
容量 250ml
アルコール度数 55%
希望小売価格 3,960円(税込)

テイスティングメモ

AROMA
チョコレートコーティングしたリンゴの蜜飴。梨。ルレクチェ。
TASTE
出汁の様な旨味が広がり、控えめなスパイシーさが特徴。コンポートの甘味、そしてわずかに感じ溶剤のニュアンス。
FINISH
レーズン、べっ甲飴、シナモンが調和し、なめらかで澄み切った心地よい余韻

引用:アジア最大級の蒸留酒コンペティション「TWSC2024」にて「ベスト・ジャパニーズ・クラフト・ディスティラリー」を受賞した吉田電材蒸留所が初のプレ定番商品を発売! | 吉田電材工業株式会社のプレスリリース

3.メーカー

3-1.吉田電材工業株式会社

設立 1940年(昭和15年)
本社所在地

〒110-0016 東京都台東区台東三丁目43番6号

所有蒸留所

吉田電材蒸留所

3-2.株式会社ヨシデン

設立 2017年(平成29年)
本社所在地

〒959-2804 新潟県胎内市塩沢166-1

所有蒸留所 吉田電材蒸留所

3-3.吉田電材蒸留所

所在地 〒959-3435 新潟県村上市宿田344−1
創業開始 2022年4月
公式HP 吉田電材蒸留所公式HP

電気機器の製造販売・合成樹脂の製造及び加工販売・医療用機器の製造販売を行っている吉田電材工業株式会社と、その子会社の株式会社ヨシデンが設立。以前購入した半導体工場の建物を利用し、床面積は延べ約1090㎡。

新潟県村上市は、夏が短く、冬は非常に寒く、通年で湿度の高い地域。旧朝日村域は特別豪雪地帯に、その他は豪雪地帯に指定されています。また日本海に面しており、山菜の宝庫として知られる日本国をはじめ、葡萄集落、雷集落などの山間部に囲まれ、湧水にも恵まれます。

吉田電材蒸留所は、日本の製造メーカーを下支えしてきた技術力で、正直で上質なこだわりのウイスキーづくりを目指します。

ポットスチルはドイツ製のハイブリッドスチルを使用するほか、原料加工の工程で3種の穀物を自在に混ぜ合わせることができる独自設備も有します。

使用する穀物はデントコーンが現在は主原料ですが、日本ならではの米や蕎麦、国内の特産物の穀類の原料を使用したグレーンも製造している。

生産する製品はグレーンウイスキー
穀物の味わいを引き出した主張の強いグレーンウイスキーを「ラウドグレーン®」、様々な試みを少量生産で発信する商品を「スモールバッチグレーン®」の2種類で展開していく。

国内クラフト蒸留所への原酒提供も行っており、「ジャパニーズブレンデッドウイスキー」に欠かせないの原酒となる。

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号

【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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