福島県にて【土から育てるウイスキー】をキーワードに製造を行う玉野アセンド蒸留所。ニューボンとニューメイクを発売開始。蒸留所情報も紹介。
玉野アセンド蒸溜所は東日本大震災で被災した、福島県相馬地区に2023年に操業開始。地域のの農業復興と経済活性化を願い、同地で原料のデントコーンとライ麦を一から栽培し、グレーンウイスキーの製造を行っている蒸留所です。
畑から蒸留までを一貫して行い、 純国産原料による “バーボンスタイル” にこだわっています。
1.シングルグレーンウイスキー「拓駈(ひらく)」

出展:玉野アセンド蒸留所インスタグラム
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玉野アセンド蒸留所では、来たる3月5日より、1年熟成のニューボーンウイスキー、樽詰め前のニューメイクウイスキーを各2種類、全4種類を、合計1,000本限定で試験的に販売することとしました。
今回は福島県内を中心に販売する予定ですが、弊社ウェブサイトからでも購入いただけるよう、只今準備を進めております。
銘柄は当初予定から若干変更し、「拓駈」としました。「ひらく」と読みます。
農地の開拓から始めた、駈け出しのウイスキー、という意味を込めています。度数は、ニューメイクは樽詰め時と同じ63度、ニューボーンは少しだけ加水した58度です。
販売価格は300mlで1本あたり税込5,500円です。4種類それぞれの特徴や風味、どこで買えるか/飲めるか、販売イベント等の追加情報も、これから発信していきたいと思います。
発売まであと少し、楽しみにお待ちいただければ幸いです。
2.商品情報
| アルコール度数 | ニューメイク63%、ニューボーン58% |
| 酒別 | シングルグレーンウィスキー |
| 樽種 | 不明 |
| 内容量 | 300ml |
| 希望小売価格 | 5,500円(税込) |
| 発売日 | 2026年3月5日 |
3.蒸留所について
玉野アセンド蒸留所
「土から育てるウイスキー」がコンセプト。地元の廃校旧玉野小学校にて蒸留を行う。
建設業という他業種から参入し、自社で主原料のトウモロコシ、ライ麦を栽培し、原料に使用しているという非常にユニークかつサティスナブルな蒸溜所。
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2025においてNew Distillery of the Yearを受賞。
バーボンスタイルともいえるグレーンウイスキーを製造しており、2026年3月に記念すべきファーストリリース、ニューボンとニューメイクの発売が行われている。
ウイスキーの名前は「拓駈(ひらく)」
農地の開拓から始めた、駈け出しのウイスキー、という意味が込められています。
CONCEPT | 玉野アセンド蒸留所 | 相馬市玉野, 土から育てるウイスキー蒸留所
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株式会社建設技術研究所は、東日本大震災の被災地の復興に貢献するため、2020年からウイスキー製造技術の修得や除染された農地でのトウモロコシの試験栽培を行ってきました。
本事業は、除染を行った福島県相馬市内の農地で下水道汚泥を肥料として子実トウモロコシ栽培を行い、これを原料としたウイスキー製造・販売を行う事業です。ウイスキーの製造は、相馬市内の廃校となった校舎を活用することを計画しています。
下水道汚泥の肥料利用やウイスキー搾りかすの畜産飼料・肥料への利用等を行うことで、資源循環型のサステナブルな事業の構築を目指します。また、未利用地や廃校施設を活用した事業実施を通じて、地域の復興・活性化に貢献することを目指します。引用:㈱建設技術研究所HP
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.55 2026年4月号
[巻頭特集]
大手スピリッツメーカー2社の8蒸留所を一挙紹介!
グレンフィディック/バルヴェニー/キニンヴィ/アイルサベイ/ガーヴァン
マッカラン/グレンロセス/ハイランドパーク
[第2特集]
カバラン/マオウェイキ/バニーヴィル
◆土屋守の世界ぶらり旅 ガロア的酒場歩き── 第26回 台湾編
◆日本のボトラーズ2026
T&T TOYAMA/CASK & FOREST
[ブランド解説]
◆ガイアフロー静岡蒸溜所 ユナイテッドS 100%静岡大麦 5年
◆ブルックラディの新章を告げる ザ・クラシック・ラディ10年
◆石垣ディスティラリー
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。










