【レビュー】丹波 シングルモルト 武蔵屋Owner’s Cask 2023

ウィスキーレビュー
黄桜丹波蒸溜所
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黄桜㈱の手掛けるウイスキー「丹波」。
酒販店の武蔵屋様のオーナーズカスクが新入荷

1.ボトルの写真と購入できるサイト

丹波 シングルモルト 武蔵屋Owner’s Cask 2023
TAMBA Single Malt Musashiya Owner’s Cask 2023

2.黄桜 丹波シングルモルトの特徴

丹波蒸留所のある丹波篠山市は、標高200~300mの盆地であり、 周辺を山々が取り囲んでいます。そして、年間平均気温は13℃と低く、一日の寒暖差も大きいため、年間を通して霧が多く発生するという珍しい気候性特製を持っています。 ひんやりとした静謐な空気と山々に囲まれ、谷間には良質な軟水を湛える川が流れています。
これらは、ウイスキーの本場スコットランドの歴史ある蒸留所が密接するハイランド地域によく似た環境です。

引用:武蔵屋通販 | 丹波 シングルモルト 武蔵屋Owner’s Cask 2023

2-1.テイスティングノート

香り 洋ナシのコンポート、オーチャードシロップ、パイナップルクッキー
味わい 灰かぶりのマンゴー、塩釜で焼いたパイナップル、土っぽいニュアンス
余韻 ジューシーな燻したニュアンスが酸味と共に長く続く

2-2.商品スペック

アルコール度数 60%
酒別 シングルカスクジャパニーズウイスキー
樽種 バーボン樽
内容量 700ml
販売本数
希望小売価格 13,200円(税込)
発売日 2026年6月

3.受賞歴

現時点では受賞歴はありません。

4.定価とネット上の価格

4-1.メーカー希望小売価格

丹波 シングルモルト 武蔵屋Owner's Cask 2023

商品名 黄桜 丹波シングルモルト
容量 700ml
希望小売価格 13,200円(税込)

武蔵屋様公式サイトからもまだ購入可能です。

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4-2.BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、45ml:3,630円、30ml:2,420円、15ml:1,210円にて提供しております。

「BAR新海」のご案内
Japanese Whisky Dictionaryが運営する「BAR新海」は、東京都港区に3店舗。当サイトで紹介しているジャパニーズウィスキーをはじめ、国産のジンやビールなども取扱い。オリジナルカクテル、フレッシュフルーツカクテルなども人気。食事も豊富で1件目からも利用可能。

5.黄桜㈱とは?

会社名 黄桜株式会社
設立 1925年10月
本社所在地 〒612-8046 京都府京都市伏見区塩屋町223番地
所有蒸留所 黄桜 丹波蒸留所

6.丹波蒸溜所とは?

蒸留所名 黄桜 丹波蒸留所
所在地 兵庫県丹波篠山市今田町本荘堂ヶ谷1-19
操業開始 2018年

以前から地ビールを製造しており、その原料の調達ルートを用いて、理想の香り・味わいの原酒を実現するため原料の選定に取り組んでいます。 麦芽は英国産、ピーテッドとノンピート両方の麦芽を使用。

1998年から京都で最初の地ビールメーカーとしてスタートしたビール製造の技術を活かしてウイスキー用に最適な麦汁の仕込を実施。杜氏による発酵管理手法や、清酒酵母をはじめとした様々な酵母の活用など、清酒造りで培った独自の発酵技術を存分に活かし、もろみの発酵管理を行っている。発酵槽はイタリアのガルべロット社製木製発酵漕2基と開放型ホーロータンク4基。醪日数は4日〜7日。

以前はステンレス製の蒸留器を使用。2021年にスコットランドのフォーサイス社製の銅製ポットスチルを導入。 初留 : 2,500L ストレート型 再留 : 2,000L バルジ型

標高約300mにある蒸溜所を取り囲むのは自然豊かな山々と、“丹波の森”と呼ばれる深い緑の中。年間の寒暖差は30度、朝方には霧に包まれ、山々に磨かれた湿潤な空気の中で熟成が行われている。

熟成用の樽には、バーボン樽の他、新樽やリチャーカスク、各種シェリー樽にミズナラ樽など多様な樽を使用。

「ワールド・ウイスキー・アワード2024」で「丹波蒸溜所 ニューボーン ノンピートシェリーカスク19ヶ月熟成」がCategory Winner」を受賞するなど注目を浴びている。

2004年 単式焼酎製造免許、丹波工場敷地内で蒸留開始。ステンレスのポットスチル1基で本格焼酎の製造を開始。
2006年 黄桜株式会社に社名変更。
2018年 ウイスキー製造免許取得。製造を開始。
2021年 黄桜クラフトジン「花物語」を発売。フォーサイス社の蒸留器2基を設置し、本格的にウイスキー生産を開始。
2024年 黄桜シングルモルトウイスキー「丹波」、黄桜ブレンデッドモルトウイスキー「Sakura Chronos サクラクロノス」発売。

黄桜 丹波蒸溜所の情報はこちら↓もご覧ください。

丹波蒸溜所
「丹波蒸溜所」の記事一覧です。

7.まとめ

バーボン樽熟成ならではの風味に、ほのかなスモーキーさと土っぽいニュアンスを感じます。ですが、樹脂ーなフルーツ感は丹波蒸溜所らしさが存分に表れています。

丹波蒸溜所は現在、フォーサイス社製ポットスチルの導入や、多彩な樽使い、清酒造りならではの発酵技術を活かした原酒造りによって、すでに「丹波」というウイスキーの味わいの基礎ができていると言えます。

シングルカスクでもボトル価格13,200円(税込)と、ジャパニーズシングルカスクとしてはかなり手に取りやすい価格帯です。

限定の味わいをぜひお楽しみください。

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.56 2026年6月号

[巻頭特集]
ウイスキーの原点、シングルモルト蒸留所の現在地を知る――
スコッチ蒸留所名鑑 第6弾 エンペラドール・ディスティラーズ/モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン
スピリッツメーカー2社の6蒸留所を一挙紹介!
 ダルモア/アイル・オブ・ジュラ/タムナヴーリン/フェッターケアン
 マグレンモーレンジィ/アードベッグ

[第2特集]
日本のクラフト蒸留所最前線
マルス駒ヶ岳蒸溜所/軽井沢ウイスキー蒸留所/御代田蒸留所

◆ジャパニーズクラフトの開拓者たち 第8回 木内酒造 木内敏之

◆ウイスキー文化研究所設立25周年記念 ウイスキー激動の25年史

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
大石 竜平

北海道出身 bar新海大門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
土地それぞれの風土から様々な味わいが作り出される日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸溜(留)所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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