【レビュー】シングルモルト津貫 7th Anniversary ローカルバーレイ

ウィスキーレビュー
ウィスキーレビュー
本坊酒造津貫蒸溜所

本坊酒造・マルス津貫蒸溜所の7周年を記念した限定ボトルが津貫蒸溜所祭りで限定販売されました。特徴や価格、購入サイトを紹介。

2020年以降コロナ禍の影響もあり、4年ぶりの現地開催となった「津貫蒸溜所祭」の限定ボトルです。今回は地元の大麦を使用したローカルバーレイ。どのような仕上がりとなっているのでしょうか?

スポンサーリンク

1.メーカー

本坊酒造株式会社

設立1872年
本社所在地〒891-0122; 鹿児島県鹿児島市南栄三丁目27番地
所有蒸留所マルス信州蒸溜所、マルス津貫蒸溜所

2.蒸留所

マルス津貫蒸溜所

所在地〒899-3611 鹿児島県南さつま市加世田津貫6594
操業開始2016年

南さつま市加世田津貫。ここ薩摩半島南西の緑溢れる山あいの中に佇む、本土最南端のウイスキー蒸溜所「マルス津貫蒸溜所」

薩摩半島南西部に位置する津貫は、万之瀬川支流の加世田川に沿って長くのびている盆地にあります。東を蔵多山(475m)、西を長屋山(513m)の山々に囲まれ、地形が盆地状のため、夏は暑く、冬の寒さは、南薩摩にあっては、ことのほか厳しい地域です。
良質な水資源(蔵多山湧水)もあり”天の恵み”といっていいほどの自然環境を有し、山の傾斜地を有効に利用したみかん栽培も盛んで、”津貫みかん”として知られています。
温暖な気候と良質な水資源に恵まれる津貫は、本坊酒造発祥の地。薩摩を代表する特産物「さつま芋」を使って焼酎造りを始めてから百有余年、この土地の水と気候風土を知り抜き、酒造りの伝統を今に伝える津貫の地で、ウイスキー造りに取り組んでいます。
引用:マルス津貫蒸溜所公式HP

3.ボトルの写真

シングルモルト津貫 7th Anniversary ローカルバーレイ

Single malt TSUNUKI 7th Anniversary Local Burley

4.シングルモルト津貫 7th Anniversary ローカルバーレイ

2016年11月に竣工した津貫蒸溜所も7周年を迎え、4年ぶりの開催となった津貫蒸溜所祭りの限定ボトルです。南薩摩のすべての自然を1本に込めた商品となっております。

2016年11月に竣工したマルス津貫蒸留所は今年で7周年を迎えました。本製品は蒸留所のある南さつま市の自然で育った二条大麦(ローカルバーレイ)を使用し、2019年に蒸留、4年6ヵ月熟成したシングルモルトウイスキーです。
二条大麦を育む風土、蔵多山山系の良質な湧き水、ウイスキーが熟成される環境など、南薩摩の自然の恵みに感謝をこめて造られた1本から、マルス津貫蒸留所の新たな可能性を感じていただけければ幸いです。

引用:ボトル説明より

4-1.テイスティングノート

香りスイートポテト、フレッシュなリンゴ、レモン様の柑橘、度数よりもアルコール感は少ない
味わいジューシーな果物の甘み、綺麗な酸味と舌ざわり
余韻甘みと酸味が口いっぱいに広がり、すっと消える

4-2.商品スペック

アルコール度数55%
酒別シングルモルト
樽種バーボン樽等
内容量700ml
希望小売価格13,200円(税込)
ボトリング本数563本

5.受賞歴

現時点では、受賞歴はありません。

6.定価とネット上での価格

6-1.メーカー希望小売価格(定価)

商品名シングルモルト津貫 7th Anniversary ローカルバーレイ
容量700ml
希望小売価格13,200円(税込)

6-2.メルカリでの転売価格

メルカリでの転売価格は、35,000円前後となっています。(※2023/12/20時点)

6-3.ヤフーオークション落札価格

現在ヤフーオークションでの落札は確認できておりません。(※2023/12/20時点)

6-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon

通販サイトでの出品は確認できませんでした。(※2023/12/20時点)

6-5.BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、45ml:3,630,円 30ml:2,420円、15ml:1,210円などの少量でも提供しております。

「BAR新海」のご案内
Japanese Whisky Dictionaryが運営する「BAR新海」は、東京都港区に3店舗。当サイトで紹介しているジャパニーズウィスキーをはじめ、国産のジンやビールなども取扱い。オリジナルカクテル、フレッシュフルーツカクテルなども人気。食事も豊富で1件目からも利用可能。

7.まとめ

蒸溜所も7周年になり、すでに多様な原酒が多くある津貫蒸溜所。どっしりとした酒質ながらも、きれいな甘みがある味わいで、津貫蒸溜所の特徴かと感じます。

ストレート、ロックはもちろん水割りやトゥワイスアップがお好きな方は、香りの変化と甘さの伸びをぜひお試しいただきたいです。

まもなく津貫 2024 Editionも発売情報がありますが、今後も注目です。

「津貫」に関するその他の記事も是非ご覧ください。

【レビュー】シングルモルト津貫2023 エディション
シングルモルト津貫2023は、本坊酒造より2023年1月18日発売。8,800円(税込)。バーボンバレルを主体に様々な樽で熟成したモルト原酒をヴァッティング。ふくよかな厚みとフレッシュなフルーティーで奥深い味わい。
【レビュー】シングルモルト津貫 6th Anniversary
シングルモルト津貫 6th Anniversaryは、津貫蒸溜所の6周年を記念して本坊酒造より2022年11月14日発売。11,000円(税込)。バーボン樽の特徴でもあるバニラ感が全開に出ています。舌触りもまろやかで柑橘のすっきりした甘さとチョコレートクリームのような味わい。
この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

Ryuhei Oishiをフォローする
スポンサーリンク
ジャパニーズウイスキーディクショナリー
タイトルとURLをコピーしました