『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション』の受賞ボトル役700種類以上を試飲できるイベント。開催概要やチケット購入方法などを紹介。
日本唯一、アジア最大級蒸留酒品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(略称:TWSC)2024」の受賞ボトル700種類以上の試飲ができるイベントを9月14日(土)に開催決定。
東京ウイスキー&スピリッツコンペティションは初開催が2019年、今年で6回目の開催となりました。各国から出品されたものを評価し、洋酒部門、焼酎部門の2部からそれぞれ最高金・金・銀・銅賞、特別賞が決定されます。
もし出品リストの中から、試してみたいものを飲むのもよし、評価の良いものを飲んでみるもよしのイベントです。
1.イベント概要
開催日時 | 2024年9月14日(土) <第1部>11:00~14:00 <第2部>15:00~18:00 ※二部完全入替制・各部500名限定 |
会場 | EBiS 303 イベントホール 東京都渋谷区恵比寿1-20-8 エビススバルビル |
アクセス | JR山手線・地下鉄日比谷線「恵比寿駅」徒歩3分 |
2.チケット購入方法
すでにウイスキー文化研究所公式HPにてチケット予約開始
入場券 :5,500円(税込)
※ボトル抽選券と有料試飲は入場券料金には含まれず、別途購入が必要。
3.2024年受賞結果一覧
4.TWSCとは?
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、日本文化が培った繊細な味覚をもって、世界中のウイスキーおよびスピリッツの審査を行う日本で唯一の品評会です。
ウイスキー評論家の土屋守が実行委員長を務める TWSC 実行委員会が主催し、品評会を通じて、国内はもとより世界中の高品質なウイスキー・スピリッツを広く発信していくことや、これからのウイスキー・スピリッツ文化の発展を担う国内の飲み手の育成などが、その目的です。
2019 年に初開催し、2020 年からは、日本が誇る蒸留酒「焼酎」の魅力を世界の人々に知ってもらいたいという思いから、焼酎部門を新設しました。6 回目の開催となった TWSC2024 では、洋酒部門と焼酎部門を合わせて 832 アイテムの出品があり、アジア最大級の出品数を誇る品評会となっています。引用:TWSC公式HP
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。