【2022年3月18日発売】ガイアフロー10周年記念!シングルカスク2種

発売情報
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ガイアフロー静岡蒸溜所

ガイアフロー株式会社より、新商品の発売情報が届きました。

ガイアフロー株式会社の10周年を記念してシングルモルトが2種類発売されます。

 

①[highlight color=”yellow”]「ブラックアダー ロウカスク・シングルモルト静岡2018 3年 Cask No.781」[/highlight]

②[highlight color=”yellow”]「ブラックアダー ロウカスク・シングルモルト静岡2018 3年 Cask No.1357日本大麦100%日本ワイン樽熟成」[/highlight]

 

創業当初からパートナーシップを結んでいる「ブラックアダー」からのリリースとなります。ブラックアダー代表のロビン・トゥチェック氏が2樽を厳選。ガイアフローとして初めてのシングルカスクとしてリリースされます。

 

「Cask No.1357」に関しては静岡蒸溜所として初となる国産大麦100%・日本ワイン樽のスペシャルボトルです。

 

ロウカスクとはカスクストレングス、無冷却濾過(ノンチルフィルタード)、無着色(ノンカラー)であるということ。昨今のジャパニーズウイスキーではよくあることですね。

 

販売元はブラックアダーですが、仕込み~熟成、ボトリングは日本国内となる為、ジャパニーズウイスキーとなります。

1.抽選販売

抽選販売の申し込み方法は3月29日「ウイスキーポート」のメルマガ配信のみです。忘れずに事前登録しておきましょう。

ガイアフロー公式オンラインショップ「ウイスキーポート」のメルマガ登録はこちら

一般向け販売はこのメルマガ配信の抽選販売のみのようです。

 

シングルカスクということと、国内販売数がどちらも60本ということもあってプロローグKやプロローグW、コンタクトSのリリースされた時のような「オーナーズカスク特典の購入権利」も恐らく無いものと思われます。

2.ブラックアダー ロウカスク シングルモルト静岡2018 3年 Cask No.781

 

画像出展:GAIAFLOW BLOG

スコットランド産ノンピート大麦を100%使用。蒸留機「K」で蒸留し、バーボンバレルで3年間熟成。

 

アルコール度数:64.9%
容量:700ml
瓶詰本数:199本
国内販売本数:60本
ノンチルフィルタリング、無着色、カスクストレングス
価格:15,555円(税込/本体価格14,141円)

 

【テイスティングノート】
香り:ヴァニラ、ヘイ、ほんのりアーモンド
味わい:軽やかなヴァニラ・トフィーと、バランスの良いオーク香
余韻:ほんの少し、わずかな胡椒っぽさが舌に残る

(引用元:GAIAFLOW BLOG)

製品名

ブラックアダー ロウカスク シングルモルト静岡2018 3年 Cask No.781

酒 別シングルモルトジャパニーズウイスキー
原材料スコットランド産ノンピート大麦
樽 種バーボンバレル
販売数199本(国内販売本数:60本)
度 数64.9%
内容量700ml
価 格15,555円( 税込)
製造者

ガイアフロー株式会社

3.ブラックアダー ロウカスク シングルモルト静岡2018 3年 Cask No.1357 日本大麦100% 日本ワイン樽熟成

画像出展:GAIAFLOW BLOG

国産ノンピート大麦を100%使用。蒸留機「W」で蒸留し、国内一流ワイナリーからの赤ワイン樽で3年間熟成。

 

アルコール度数:61.1%
容量:700ml
瓶詰本数:177本
国内販売本数:60本
ノンチルフィルタリング、無着色、カスクストレングス。
価格:24,332円(税込/本体価格22,120円)

 

【テイスティング・ノート】
香り:カラメルがけして焼いた林檎、ヴァニラ、バナナ、オールスパイス、オーク
味わい:カラメルがけした果物、スパイス、オークの調和したソフトな味わい
余韻:優しく穏やかなタンニン、甘くてドライなヴァニラ・カラメルが尾を引く

(引用元:GAIAFLOW BLOG)

製品名

ブラックアダー ロウカスク シングルモルト静岡2018 3年 Cask No.1357 日本大麦100% 日本ワイン樽熟成

酒 別シングルモルトジャパニーズウイスキー
原材料国産ノンピート大麦
樽 種赤ワイン樽
販売数177本(国内販売本数:60本)
度 数61.1%
内容量700ml
価 格24,332円( 税込)
製造者

ガイアフロー株式会社

4.過去に発売された静岡蒸溜所のウイスキー

4-1.シングルモルトウイスキー静岡 プロローグK

日本産大麦麦芽を50%超使用し、英国産やカナダ産の麦芽を原料とした原酒をヴァッティング。
日本産の大麦麦芽の繊細でデリケートな味わいに加え、英国産ピルスナー麦芽やカナダ産ピルスナー麦芽がプロローグKならではの豊かな甘みを引き出しています。
さらに、英国産ピーテッド麦芽の軽やかなピート香が全体の味を引き締めます。ボトリング数5,000本。

https://jpwhisky.net/shizuoka-prologuek-1547/

4-2.シングルモルトウイスキー静岡 プロローグW

日本国産大麦麦芽を主体に、スコットランド産ピーテッド麦芽やビール用麦芽を使用。3年熟成の若々しさがありつつ、優しい香りとしっかりしたボディ感と軽いスモーキーさ、長く穏やかな余韻を愉しめます。薪直火ならではの厚みのある味わいが堪能できます。ボトリング本数5,000本。

https://jpwhisky.net/shizuoka-prologue-w-7305/

4-3.シングルモルトウイスキー静岡 コンタクトS

間接蒸気加熱のポットスチル「K」がフルーティーな香りとライトな味わいを持ち、薪直火蒸留によるポットスチル「W」がヘビーな味わいと長いフィニッシュを感じさせます。

日本国産大麦麦芽を主体に、スコットランド産ピーテッド麦芽、ノンピート麦芽やビール用麦芽を使用。樽はファーストフィルのバーボンバレルを主体に、クォーターカスクなども使用。原材料から日本国産を主体としたジャパニーズウイスキーで、静岡蒸溜所の木製発酵槽や蒸留機の総力が結実したシングルモルトです。ボトリング本数5,000本。

https://jpwhisky.net/shizuoka-contact-s-11347/

4-4.ガイアフローウイスキー ブレンデッドM

3年以上熟成した静岡産モルト原酒を英国産のモルト原酒、グレーン原酒と調和させ、緻密なブレンドを重ねました。繊細で伸びやかな静岡産モルトの味わいを生かしつつ、力強い英国産モルト、まろやかなグレーンとのバランスをとることで、唯一無二のガイアフローブレンドが誕生。初回生産5,555本。その後、スタンダードアイテムとして年間を通して販売。

https://jpwhisky.net/gaiaflow-blended-m-13941/

 

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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ジャパニーズウイスキーディクショナリー
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