ガイアフロー静岡蒸溜所、シングルモルトウイスキー第6弾!!「シングルモルト日本ウイスキー静岡 ユナイテッドS 初版」が12月上旬に発売。コンタクトSの後継。
商品名の「S」はコンタクトSの後継であることを示すだけでなく、「静岡」「スピリッツ」「シングルモルト」「スフィア(天球)」の頭文字。
Wのヘビーで力強い原酒とKのフル ーティーで軽やかな原酒をそれぞれ3 年以上熟成させたものをブレンドし「融合」。 この 2 つの原酒の個性を持ち合わせつつも調和の取れた静岡蒸溜所のスタイルを体現するのが 「Sシリーズ」となります。
発売日は12月上旬。価格は9,845円、限定5,000本でのリリース。
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1.シングルモルト日本ウイスキー 静岡 ユナイテッドS 初版
ふたつの蒸留器(KとW)の原酒ブレンド比率1:1
中村大航氏コメント
『ウイスキーWとKのファーストコンタクトから一年。ふたつのウイスキーの融合はさらに深まりを見せ、ユナイテッドSへと進化しました。
静岡蒸溜所は、薪直火Wと蒸気による間接加熱Kという、ふたつの異なった蒸留方式から生まれたウイスキーを育んでいます。それらの原酒のブレンド比率が、ユナイテッドSでは当初から目指してきた1:1となりました。シングルモルト静岡の真の姿が、いよいよ表現されたウイスキーとなっています。唯一無二という言葉が相応しい日本ウイスキーSの味わいをお確かめください』
製品名 | シングルモルト日本ウイスキー 静岡 ユナイテッドS 初版 |
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酒 別 | シングルモルトジャパニーズウイスキー |
原材料 | 日本産大麦麦芽、スコットランド産麦芽(ノンピート・ピーテッド)、ビール用麦芽 |
樽 種 | バーボンバレル、ワイン樽ほか |
販売数 | 5,000本(国内販売) |
度 数 | 50% |
価 格 | 希望小売価格:9,845円(税込) |
製造所 | ガイアフロー静岡蒸溜所 |
製造者 | ガイアフローディスティリング株式会社 |
2.商品名のユナイテッドSとは
商品名の「S」は、コンタクトSの後継であることを示すだけでなく、静岡、スピリッツ、シングルモルト、スフィア(天球)などの頭文字でもあります。
「ユナイテッド」は、「コンタクト」で遭遇した2つの原酒が調和し融合したという、さらなる進化を意味しています。
そのスムースでバランスのとれた味わいは、玉(スフィア)に例えることができるでしょう。
蒸気加熱式蒸留機Kからのフルーティーで軽やかな原酒が玉の上半分を成し、薪直火蒸留機Wからのヘビーで力強い原酒が下半分を支えます。原材料は、日本産大麦麦芽を核として、スコットランド産ノンピート麦芽、ピーテッド麦芽やビール用麦芽を使用。
熟成樽は、ファーストフィルのバーボンバレルを主体に、ワイン樽などを使用しています。
3.静岡蒸溜所のその他のシングルモルト
3-1.シングルモルト日本ウイスキー静岡 ポットスティルW 純外国産大麦 初版
使用したモルトの7割にスコットランド産のピーテッド麦芽を使い、静岡蒸溜所としては初めてのスモーキーなタイプのシングルモルト。
3-2.シングルモルト日本ウイスキー静岡 ポットスティルK 純日本大麦 初版
原材料のモルトに日本産大麦麦芽を100%使用。日本産大麦のウイスキーの風味におけるポテンシャル、また、日本のお酒としてのテロワール(土地の個性)の重要性から、あえて原価の高い日本産大麦麦芽でのウイスキー。
3-3.シングルモルト日本ウイスキー静岡 コンタクトS
静岡蒸溜所ではK(軽井沢蒸留所から移設された蒸留機)とW(薪直火蒸留機)という2基の初留蒸留機を使い、2種類の個性が異なった原酒を生み出しています。その両方の原酒を初めてブレンドしたシングルモルトが「コンタクトS」です。
3-4.シングルモルトウイスキー静岡 プロローグW
Wは、唯一無二の薪直火蒸留機の愛称。日本国産大麦麦芽を主体に、スコットランド産ピーテッド麦芽やビール用麦芽を使用。3年熟成の若々しさがありつつ、優しい香りと、薪直火ならではの厚みのある味わい、しっかりしたボディ感と軽いスモーキーさ、長く穏やかな余韻が特徴。
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3-5.シングルモルトウイスキー静岡 プロローグK
日本産大麦麦芽を50%超使用し、英国産やカナダ産の麦芽を原料とした原酒をヴァッティング。ウッディな味わいにピート香が軽やかに漂う、心地よい余韻が特徴。
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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.34 2022年10月号
ウイスキー文化研究所が出版するウイスキーガロアの2022年10月号は、『日本の蒸留酒づくり最前線』世界のウイスキー市場がますます拡大を続ける中、ジンやラム、そして焼酎・泡盛にも世界が注目。今回はジャパニーズウイスキーのクラフト蒸留所、そして黒糖、泡盛、ラムの蒸留所など合計10ヵ所を紹介。SETOUCHI DISTILLERY、馬追蒸溜所は今回初公開。
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えて