【2022年12月10日まで】安積蒸溜所 樽オーナー募集

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安積蒸溜所
2022年11月21日追記。11月21日17時ころ募集定員に達したため受付終了となりました。

笹の川酒造・安積蒸溜所と、ネットショップ福島屋商店が5年前から取り組んできたウイスキー樽オーナー制度。
6年目となる2022年からは、笹の川酒造・安積蒸溜所がその想いを引き継ぎ、新たに「安積蒸溜所 ウイスキー樽オーナー制度」として継続することとなったようです。

1樽を買うというわけではなく、1樽を募集口数の260口で分け合う形のようです。今回1口(ボトル2本)で23,000円(税込・送料込み)の予定のようです。
他蒸溜所でよくあるカスクオーナーだと数十万~数百万と個人ではなかなか手が出せる金額ではないことが多いので、この1口制度はありがたい制度だと思います。

申し込み期間は11月20日~12月10日。募集口数は260口(一人2口まで)なので興味ある方はお早めに!!→11月21日17時ころ募集定員に達したため受付終了。

安積蒸溜所公式Twitterにて投稿後、2時間弱で定員となりました。毎年実施しているようなので来年こそ!!という方はTwitterフォローしておきましょう。こちらから。

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1.申し込み方法~流れ

①こちらの参加意向確認フォームに必要事項を記入し送信。→11月21日17時ころ募集定員に達したため受付終了。
②参加申し込みした方に決済専用ページ(笹の川酒造/楽天市場店)のURLを順次メールにて送付。12月15日(木)までに決済手続きを完了。
決済はクレジットカード/銀行振込/後払い決済/Apple Pay/コンビニ払いが利用できるようです。
③オーナー証の発行。2023年2月下旬ころ予定。

申し込み数が募集口数(260口)に達した時点で申込を締め切り。また、万一参加意向確認が200口に達しない場合は中止。

1.樽オーナー詳細

米国 cantoncooperage (www.cantoncooperage.com) のアメリカンオークの新樽を使用。この樽は厳選したきめ細やかなオーク材を24カ月自然乾燥した材で作られた樽で、熟練した樽職人による直火で、樽のアロマを最大限に引き出すようチャーリングされた樽です。熟成期間はこれまでと同様で5年間、年一回の見学会も開催予定とのこと。

容量700ml
価格

1口2本、23,000円(税込・送料込み)

樽詰め2023年2月予定
瓶詰め

2028年2月予定

備考

・募集口数は260口(先着順で一人2口まで)

・アルコール度数は48%になるよう加水調整。

2.その他内容

ラベルデザインなどは現状不明です。年一回の見学会もあるようなので楽しみですね。

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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ジャパニーズウイスキーディクショナリー
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