【抽選販売2023年4月3日まで】YAMAZAKURA SINGLE MALT JAPANESE WHISKY 安積 2023 EDITION

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ニュース発売情報
安積蒸溜所

安積蒸溜所の公式HP及び公式Twitterにて「YAMAZAKURA SINGLE MALT JAPANESE WHISKY 安積 2023 EDITION」の抽選販売の情報がリリースされました。
抽選申し込み期限は4/3まで。WEB抽選販売本数は200本。

昨年にも2022EDITIONがリリースされていてノンピーテッド原酒と50ppmピーテッド原酒をブレンドしたシングルモルトでした。公式の商品コメントを見ると、ニュアンスは2022EDITIONと大きな違いはなさそうな内容となっておりますが、年々評価の高まっている安積蒸溜所なので非常に楽しみなウイスキーと言えます。

1.抽選申し込みについて

安積蒸溜所の公式HPからの申し込みになります。応募フォームはこちら

申込期間:3月31日(金)〜 4月3日(月)まで
当選通知:4月7日に当選者にのみ連絡。応募フォームに記入したメールアドレスへ当選通知、及び購入案内。
商品発送:4月17日(月)から順次ヤマト代引にて発送予定。代引き手数料440円。

2.YAMAZAKURA SINGLE MALT JAPANESE WHISKY 安積 2023 EDITION

バーボンバレルノンピート安積原酒を中心に厳選ブレンドした複雑で味わいのあるシングルモルトジャパニーズウイスキー。アクセント的にほのかに香るピート香。優しく芳醇で安積独特の軽快な柑橘系の酸味、爽やかな香り立ち。樽由来の甘さとモルトの旨味、ほどよいバニラ香がバランス良くライトなボディ感。短めながらしっかりとした余韻。ノンチルフィルター(非冷却ろ過)、ナチュラルカラー(無着色)仕上げとしております。

引用:「YAMAZAKURA SINGLE MALT JAPANESE WHISKY 安積 2023 EDITION」発売のお知らせ|笹の川酒造公式ウェブサイト

製品名

YAMAZAKURA SINGLE MALT JAPANESE WHISKY 安積 2023 EDITION

酒 別シングルモルトジャパニーズウイスキー
原材料モルト
樽 種バーボンバレル他
詰本数数量限定
度 数50%
価 格希望小売価格:12,100円(税込)
製造所安積蒸溜所
製造者笹の川酒造株式会社

3.安積蒸溜所について

1710年(宝永7年)に猪苗代湖の南に創業した山桜酒造が1765年に郡山に移転。
この山桜酒造が、戦後のアメリカ軍占領下で国策的に需要の増えたウイスキーの酒造免許を1946年に取得。
戦中戦後の米不足から清酒の醸造が困難を極めたこともあり、戦後の欧米文化の流入がウイスキー造りに取り組む要因となり、昭和50~60年代の高度経済成長期において「北のチェリー、東の東亜、西のマルス」と呼ばれ、東亜酒造、本坊酒造と共に笹の川酒造の「チェリーウイスキー」も人気を博しました。
しかし、低成長や嗜好の変化もあり不遇の時代を迎えると2003年に東亜酒造が事業撤退を余儀なくされ、羽生蒸留所にあった原酒樽を笹の川酒造が預かることになります。
これが後に世界的な人気となる「イチローズモルト」が発売される大きな助けとなりました。

安積蒸溜所は江戸時代から続く日本酒の酒蔵「笹の川酒造」内にあり、2016年10月末に生産設備を整え秩父蒸溜所・肥土伊知郎氏の協力のもと稼働開始。

昔ながらの漆喰の白壁にポットスチルがよく映えます。

画像出展:安積蒸溜所公式Facebook

安積蒸溜所の情報はこちら↓もご覧ください。

安積蒸溜所 | ジャパニーズウイスキーディクショナリー
Japanese Whisky Dictionary

4.安積蒸溜所のラインナップ

4-1 YAMAZAKURAワールドブレンデッド 安積蒸溜所&4

【レビュー】YAMAZAKURAワールドブレンデッド 安積蒸溜所...
YAMAZAKURAワールドブレンデッド 安積蒸溜所&4は、2023年1月中旬発売。4,400円(税込)。安積蒸溜所原酒をキーモルトとし世界5大産地の原酒を使用したワールドブレンデッドウイスキー。甘さ控えめでスッキリした飲み口が特徴。

4-2 YAMAZAKURAシングルモルト 安積 2022 EDITION

【レビュー】YAMAZAKURAシングルモルト 安積 2022 ...
シングルモルト安積2022は、バーボンバレル1stフィルのノンピート原酒や50ppmピーデッド原酒を厳選。芳醇でリッチ、ナッツや香ばしいカヌレ、バニラが感じられる。2022年6月20日発売、11,000円(税込)

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

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この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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