【2023年6月14日発売】シングルモルト嘉之助2023 LIMITED EDITION(嘉之助蒸溜所)

発売情報
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嘉之助蒸溜所

「シングルモルト嘉之助2023 LIMITED EDITION」発売日は2023年6月14日。

2018~19 年にピート麦芽で仕込み、嘉之助蒸溜所としてはお決まりとも言える「焼酎リチャーカスク」とシェリーカスクにて熟成した原酒をメインに複数の樽をヴァッティング。カスクストレングスでボトリングしたシングルモルトジャパニーズウイスキー
販売本数や抽選案内などは現時点では不明。公式からの案内待ちではありますが、新商品リリースの時は蒸溜所公式HPにて毎回抽選販売していますので今回も期待したいところです。

1.シングルモルト嘉之助2023 LIMITED EDITION

「シングルモルト嘉之助 2023 LIMITED EDITION 59% 700ml」は、嘉之助蒸溜所で製造されたシングルモルトジャパニーズウイスキーです。2018~19 年にピート麦芽で仕込み、焼酎リチャーカスク・シェリーカスクにて熟成した原酒をメインに、複数の樽をヴァッティング、カスクストレングスでボトリングしました。メローな甘さと余韻の長いスモーキーフレーバーをお楽しみください。

引用:シングルモルト嘉之助 リミテッドエディション2023 LIMITED EDITION 700ML【かのすけ】 / させ酒店

公式テイスティングノート
Color深みのあるイエローアンバー
Noseバナナ・カスタードクリーム・ニッキ飴・いぶりがっこ
Taste塩キャラメル・紅茶・八ツ橋・ブラッドオレンジ
Finish夏みかん・花椒・焚火の残り香が穏やかに続く
製品名シングルモルト嘉之助2023 LIMITED EDITION
酒 別シングルモルトジャパニーズウイスキー
原材料イギリス産モルト(ノンピート麦芽・ピート麦芽)
樽 種焼酎リチャーカスク、シェリーカスクほか
詰本数
度 数59%
価 格希望小売価格:14,300円(税込)
製造所嘉之助蒸溜所
製造者小正嘉之助蒸溜所株式会社

2.購入方法

現時点(2023年4月21日)では嘉之助蒸溜所公式HPでの抽選の案内や購入方法の案内はありません。

お一人様1本限り 小正醸造 嘉之助蒸溜所 嘉之助(かのすけ)ニューボーン 2020 ピーテッド ホワイトオークカスク 200ml 58% シングルモルト 鹿児島県 ジャパニーズウイスキー

3.嘉之助蒸溜所について

嘉之助蒸溜所は2017年に操業を開始。
鹿児島県の西岸、吹上浜沿いの約9,000㎡の広々とした敷地に建っており各施設が点在します。コの字形2階建ての本棟には蒸留設備のほか、眺めのいいバーやオリジナルグッズの揃うショップなどを設け、訪れた方々に身近にウイスキーづくりを体感いただける蒸留所になっています。
嘉之助蒸溜所の大きな特徴は3基のポットスチル(蒸留器)を備えていること。それぞれの容量は6000ℓ・3000ℓ・1600ℓ。世界的にみても、クラフト・ディスティラリー(小規模蒸留所)では2基が一般的です。ウイスキーは通常2度の蒸留を行いますが、嘉之助蒸溜所では2回目の蒸留(再留)の際にネックの形状や上部のラインアームの角度の異なるポットスチルを使用することで、原酒の香りや味わいに変化を持たせた原酒の作り分けを実現しています。

2022年11月より2交代制での生産を開始。

https://jpwhisky.net/manufacturer/kanosuke/

4.シングルモルト嘉之助のラインナップ

4ー1.シングルモルト嘉之助Artist Edition #002

嘉之助Artist Editionは、日本人の生活にも深く根ざしている「五行思想」に着想を得て、様々な方面で活躍されているアーティストに「木・火・土・金・水」五つの要素をコンセプトに、オリジナルでラベルデザインをしていただいた作品。嘉之助蒸溜所の北側、小高い丘の上に佇む熟成庫にて、 潮騒を子守唄に熟成を経たペドロ・ヒメネスシェリーバットの中から数樽を厳選いたしました。ラベルは、写真家として活躍されている八木夕菜氏が五行の中の「火」をモチーフに描いた作品となります。

 

 

4ー2.シングルモルト嘉之助 

  「シングルモルト嘉之助」は、”メローコヅル”の製造で培われた小正醸造伝統の「蒸留酒造り」と「樽貯蔵」の技術を生かし、”嘉之助蒸溜所らしさを感じられるメローなウイスキー”をコンセプトに造られました。
ノンピート麦芽を使用し、アメリカンホワイトオークのリチャーカスクで熟成した原酒をキーに、複数の樽をヴァッティング。ノンチルフィルターで48%まで加水し、ボトリングしました。

 

 

 

4ー3.シングルモルト嘉之助 2022 LIMITED EDITION

「シングルモルト嘉之助2022 LIMITED EDITION」は、2017~2019年に嘉之助蒸溜所で製造したシングルモルトジャパニーズウイスキーです。ノンピート麦芽を使用し、
シェリー樽で熟成した原酒をキーに、複数の樽をヴァッティング、カスクストレングスでボトリングしました。
ふくよかで魅力的な香味を授けてくれるシェリー樽熟成原酒がキーモルトとなっています。
東シナ海にゆっくりと沈みゆく夕陽のような、余韻深い味わいをお楽しみください。

4ー4.シングルモルト嘉之助Artist Edition #001

「Artist Edition」は、日本人の生活にも深く根ざしている「五行思想」に着想を得て、様々な方面で活躍されているアーティストに「木・火・土・金・水」五つの要素をコンセプトに、オリジナルでラベルデザインをしていただいた作品。年に一度、シリーズとして数量限定で発売予定です。

1作目の「シングルモルト嘉之助Artist Edition#001」は、2022年初の嘉之助蒸溜所のフルボトル。イギリス産ノンピートモルトで仕込み、潮風を子守歌に熟成させたアメリカンホワイトオーク、リチャーカスクの中から、数樽を厳選。

モチーフの五行思想は「木」。ラベルデザインを担当されたのは、イラストレーターとして活躍されている、平澤まりこ氏。力強く空に向かって伸びるオークの木を、優しい色合いで描いています。

4ー5.シングルモルト嘉之助2021 SECOND EDITION

シングルモルト嘉之助2021 SECOND EDITION」は、2018年に嘉之助蒸溜所で製造したシングルモルトジャパニーズウイスキーです。ノンピート麦芽を使用し、バーボン樽で熟成した原酒をキーに、複数の樽をヴァッティング、カスクストレングスでボトリングしました。
嘉之助蒸溜所に吹く潮風も日ごとに冷たさを増す中で、おだやかな熟成の時を過ごします。
やわらかな潮風のやさしさに包まれて熟成された、上品な甘さとほろ苦さをお楽しみください。(メーカーHPより)

4ー6.シングルモルト嘉之助2021 FIRST EDITION

シングルモルト嘉之助2021 FIRST EDITION 」は 2017年~18年に嘉之助蒸溜所で製造した、当社初のシングルモルトジャパニーズウイスキーです。
ノンピート麦芽を使用し、弊社樽熟成米焼酎「 メローコヅル」で使用したアメリカンホワイトオークリチャーカスクで熟成した原酒をキーに、複数の樽をヴァッティング、カスクストレングスでボトリングしました。

いよいよ、我々のジャパニーズウイスキーの旅がはじまります。(メーカーHPより)

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

 

この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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