「長濱浪漫ビール株式会社」長濱蒸溜所の公式HPにて、「シングルモルト長濱 THE FIRST BATCH」を数量限定で抽選販売する情報がリリースされました。
発売日は2022年10月11日。
1.購入方法(抽選申込みについて)
抽選申込期間:9/13(火)12:00~9/18(日)23:59
当選者発表 :9/26(月) ※当選者の方に直接メールにて連絡
公式オンラインショップ、抽選申し込みページはこちら
※申し込みフォームに記入した名前とメールアドレスが会員情報と一致しないと無効となります。
・申し込みは一人1回まで。
・購入権は本人のみ有効。
2.シングルモルト長濱 THE FIRST BATCH
2022年10月11日(火)、自社蒸留原酒をヴァッティングした初めてのシングルモルト「シングルモルト長濱 THE FIRST BATCH」を販売開始いたします。
長濱蒸溜所は1996年に創業した長濱浪漫ビールの20周年記念事業として、同施設内で2016年に稼働いたしました。これまでの「シングルモルト長濱」は、樽出しそのままのシングルカスクでリリースしておりましたが、稼働から約5年の歳月が流れたいま、様々な自社蒸留原酒のヴァッティングによって生まれた初めてのシングルモルトを、皆様のお手元にお届けできますことを非常に嬉しく思っております。
本商品を製造するにあたり、「一醸一樽」の精神のもと、熟成庫に眠る原酒の中から、最上級のモルト原酒のみを厳選。2017年から2019年にかけて蒸溜したバーボン樽、シェリー樽、アイラクォーター樽、そしてミズナラ樽熟成原酒を使用し、「AMAHAGAN」で培った技術と経験を用いて、慎重にブレンディングを行いました。
長濱蒸溜所らしいモルティで芳醇な味わいはもちろん、それぞれの樽由来の特徴が奏でる絶妙なハーモニーをお愉しみください。
【テイスティングコメント】
外観:琵琶湖畔の夕陽のような茜色
香り:赤いりんごや柿を想わせる、熟した果実の香り。甘いバニラやココナッツ、キャラメル。時間経過とともに、ラズベリーやクランベリーの爽やかなアロマ。
味わい:非常になめらかな口当たり。ドライな樽の風味から、焼き立てのレーズンサンド、アプリコットのドライフルーツ。その後に紅茶を想わせるハーバルなエッセンス。樽由来のビターでドライな味わいが全体を引き締めます。
製品名 | シングルモルト長濱 THE FIRST BATCH |
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酒 別 | シングルモルトジャパニーズウイスキー |
原材料 | モルト |
樽 種 | バーボン樽、シェリー樽、アイラクォーター樽、ミズナラ樽 |
詰本数 | 限定12,000本 |
度 数 | 50% |
価 格 | 希望小売価格:11,000円(税込) |
製造所 | 長濱蒸溜所 |
製造者 | 長濱浪漫ビール株式会社 |
3.シングルモルト長濱の過去の商品
3-1.シングルモルト長濱 ワインカスク×バーボンカスク カスクストレングス バッチ0078
長濱蒸溜所のコンセプトである「一醸一樽」をもとに樽を厳選。樽詰めからワイン樽で3年間熟成を行った原酒をキーモルトに、同じく3年間バーボン樽で熟成したライトリーピーテッド原酒をヴァッティング。お互いの個性を最大限に引き立たせた、華やかなテイストの中にリッチな甘みを感じる一本です。「カスクストレングス」でボトリングを行っているため、ウイスキー本来が持つ香味を最大限にお愉しみいただけます。
<テイスティングノート>
外観:艶美なレンガ色
香り:可憐に咲くスミレ。ハニースイーツ、メープルシロップ、苺のチョコレート。ほどよく立ち昇るトロピカルな果実と、柑橘の酸味が全体を引き締めている。
味わい:キャラメルやファッジ、トフィーの甘みと熟したアプリコットやオレンジの果実味。メンソールやユーカリの後味。芳醇なシロップや焦がしたキャラメルの甘みが余韻に長く続きます。
3-2.シングルモルト長濱 ボルドーカスクフィニッシュ カスクストレングス バッチ0986
長濱蒸溜所のコンセプトである「一醸一樽」をもとに樽を厳選。このシングルモルトは樽詰めして2年半バーボンバレルで熟成。その後、カロン・セギュールの赤ワインが樽詰めされていたホグスヘッド樽で約半年間の追加熟成を行いました。「シングルカスク」、「カスクストレングス」でボトリングしているため、ウイスキー本来が持つ香味を最大限にお愉しみいただけます。サンフランシスコ ワールドスピリッツコンペティション2021 金賞受賞商品。
<テイスティングノート>
外観:赤みがかったマホガニー。
香り:トップノートに濃縮された葡萄、カシスやダークチェリーのフルーティな酸味。和三盆の優しい甘みとシナモンなどのスパイス。バランスがよく纏まりあるアロマ。
味わい:ブルーベリージャムを思わせるなめらかな口当たり。甘み豊かな葡萄の後に、心地よいオレンジの酸味とスパイシーで優しいオークを感じます。余韻に広がる程よいタンニンが全体を引き締め、ウイスキー本来の味わいを艶美に引き立たせます。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.47 2024年12月号
【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第2弾]」
【第2特集】
「日本のクラフト蒸留所最前線」
今号では北海道の厚岸と苫小牧、そしてクラフト蒸留所に麦芽を供給する中標津のクラフトモルティング社についても紹介します。さらに三島のウォータードラゴンと、ZEMONⅡが稼働する飛騨高山蒸溜所も再訪。
【連続ロングインタビュー】
第3回 ガイアフロー静岡蒸溜所 中村大航氏
【特別リポート】
遊佐蒸溜所の挑戦
第二期リニューアルが完了したサントリー白州蒸溜所
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。