新潟県の新潟亀田蒸溜所と福岡県の新道蒸溜所より、コラボボトルOHTANI WHISKY KAMEDA85 feat. SHINDOが2026年10月23日より発売開始。
新潟亀田蒸溜所と新道蒸溜所。 ともにニューメイクの品質を大切にし、華やかな香りや甘さを持つウイスキーを目指している蒸溜所です。それぞれの土地、それぞれの考え方と製法、実際に互いの原酒を向き合わせてみると、ウイスキー造りを続けてきた二つの蒸溜所が、その魅力の現れ方には違いがあります。 今回、互いのモルト原酒を交換しました。最初に華やかさを感じさせる新道。飲み進めるほどに、長い余銀を残す亀田
同じ原酒から生まれる味わい。
1.OHTANI WHISKY KAMEDA85 feat. SHINDO

1-1.商品情報
互いのモルトを交換して、互いにブレンドしたら、互いにどのような解釈のウイスキーになるでしょうか。
亀田蒸溜所のブレンドは
新道蒸溜所のノンピートウイスキー15%に
亀田蒸溜所のノンピートウイスキーを85%合わせました。
なので、KAMEDA85 Feat. SHINDO
新潟亀田蒸溜所 × 新道蒸溜所
同じ原酒。違うヴァッティングお互いの良いところ
♫♪美味しい個性がてんこ盛り♪♫以下、製造責任者 堂田浩之からのメッセージです。
2021年にともにウイスキーの蒸溜を開始した新潟亀田蒸溜所と新道蒸溜所。
それぞれの土地で、それぞれの考え方と製法でウイスキー造りを続けてきた二つの蒸溜所が、互いのモルト原酒を交換しました。
交換したのは、ノンピートのバーボン樽熟成原酒。それぞれ複数の樽から選定した原酒を交換し、それぞれ独自にヴァッティング。同じ二つの蒸溜所の原酒から、それぞれの解釈による二つのブレンデッドモルトウイスキーが生まれました。
華やかな立ち上がりと、長く続く余韻。ともにニューメイクの品質を大切にし、華やかな香りや甘さを持つウイスキーを目指しています。
しかし、実際に互いの原酒を向き合わせてみると、その魅力の現れ方には違いがあります。新道の原酒から強く感じるのは、グラスから立ち上がる華やかなトップノート。複数酵母の使用によって生まれるエステルや、バニラ、ピーチを思わせる甘い香りが、最初の瞬間から印象を残します。
一方、亀田が大切にしてきたのは、口に含んだ後から飲み終えた後まで続いていく味わいです。木桶での発酵をはじめとする製法によって生まれるトロピカルフルーツを思わせるエステルと甘さ。そして狭いミドルカットによる雑味の少ない澄んだ酒質。その味わいが口の中で広がり、長い余韻へとつながっていくことを目指してきました。
最初に華やかさを感じさせる新道。飲み進めるほどに、長い余韻を残す亀田。
この二つの個性を合わせたらどんなウイスキーになるのか。
それが今回の原酒交換で私たちが最も興味を持ったところでした。
今回のヴァッティングは、どちらかの原酒に足りないものを、もう一方でおぎなうためのものではありません。
それぞれが単独でも個性を持つ原酒を重ねることで、これまでになかった香味の流れをつくること。
新道の華やかなトップノートから始まり、二つの原酒が重なりながら味わいが広がり、最後には亀田らしい長い余韻へとつながっていく。香りからフィニッシュまで、一口の中でどのような流れをつくれるのか。そこを考えながら、亀田としてのヴァッティングを組み立てました。
株式会社大谷
新潟亀田蒸溜所 製造責任者
堂田 浩之音楽は映画ちいかわ より
小さくてなんかかわいいけど、友情や信頼を大切にする。

1-2.商品スペック
| 製品名 | OHTANI WHISKY KAMEDA85 feat. SHINDO |
| アルコール度数 | 55% |
| 酒別 | ブレンデッドモルト |
| 原材料 | モルト |
| 内容量 | 700ml |
| 本数 | 不明 |
| 価格 | 16,500(税込) |
3.メーカー
株式会社大谷
| 本社所在地 | 新潟市江南区亀田工業団地1-3-5 |
| 所有蒸留所 | 新潟亀田蒸溜所 |
株式会社 篠崎
| 本社所在地 | 〒838-1303 福岡県朝倉市比良松185番地 |
| 所有蒸留所 | 新道蒸溜所 朝倉蒸溜所 |
4.蒸溜所情報
新潟亀田蒸溜所

※引用:Facebook
※引用:Facebook
2018年に野村証券新潟支店などが主催した「新潟イノベーションプログラム」で、株式会社大谷を含めた3社がチームとなり発表したクラフトウイスキー製造の事業案を実現。2019年3月に事業を立ち上げ、株式会社大谷の本社工場の敷地内に蒸留所が建設された。
原料である大麦を発芽~蒸留するところまで行う本格的なジャパニーズウイスキーを製造する会社は新潟県では新潟亀田蒸溜所が初となる。
蒸留機はスコットランドのフォーサイス社製、麦汁を醗酵させる際に使用する発酵槽は、初期にはステンレス製・木桶の2種類であったが、現在は木製に変更されている模様。2021年3月に蒸留開始。生産能力は年間3万リットル。
スコットランドからの輸入麦芽を使用しているが、現在は県内産の大麦を使用して仕込みを行っている。その他、ポットスチルのみならず、コラムスチルもあり、県産米を使用したライスウイスキーの生産や、ラムの製造も視野に入れている。
熟成は専用のコンテナ内にて行っており、温熟のような効果があるのでしょうか?味わいはニューポットながらも非常に濃厚。2023のWWA、New Make &Young Spirits New Make部門にて世界最高賞を受賞するなど、注目を浴びています。
| 所在地 | 〒950-0141 新潟市江南区亀田工業団地1-3-5 |
| 操業開始 | 2019年3月 |
新潟亀田蒸溜所の詳細情報は、こちらの記事もご覧ください。

新道蒸溜所(SHINDO DISTILLERY)
| 所在地 | 838-1303 福岡県朝倉市比良松626-1 |
| 操業開始 | 2021年 |
新道蒸溜所のコンセプトは「THE QUEST FOR THE ORIGINAL」。”世の中に普通にあるものではなく、これからのスタンダードになるものを追求してしたい”とし、原料処理から糖化、もろみの育成、蒸溜と、それぞれの工程に化学的根拠をもち、目指す香りの成分をしっかりと構築し、織り込んでいく原酒造りを行う。
甘酒の「国菊」、麦リキュール「朝倉」、焼酎等も手掛けている福岡県朝倉市の老舗蔵元「篠崎」の新しいプロジェクトとしてウイスキー事業を開始。2021年5月に建屋完成、8月から蒸留を開始。三宅製作所のポットスチルを使用。
「およそ200年の酒造りのノウハウを活かし、今までにない日本のウイスキーを目指す」という。
福岡県初のクラフト蒸留所として3年後から出荷開始予定。年間出荷本数20万本を目指す。
将来的には発酵時に使用する桶や熟成時に使用する樽も自社林の木材を使用して作成していく予定としています。
同地区に朝倉蒸溜所というジンの蒸溜所も所有。
■「新道蒸溜所」に関するその他の記事も是非ご覧ください。

最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.58 2026年10月号
[巻頭特集]
スコッチウイスキー最前線2026 第2弾
バルヴェニー/モートラック/オルトモア/グレントファース/カブラック/ダンフェイル/ボニントン/グレンモーレンジィ
◆ビル・ラムズデン博士が語る グレンモーレンジィ ハリソン・フォード リミテッドエディション
[第2特集]
日本のクラフト蒸留所最前線
SAKURAO DISTILLERY FOREST SITE/SETOUCHI DISTILLERY/丹丘蒸留所/野沢温泉蒸留所
◆野沢温泉蒸留所 ヨネダイサム氏 2つの製法が融合 初リリースの舞台裏
[ブランド解説&インタビュー]
◆サラ・バージェス氏に聞く 200周年を迎えるオールドプルトニーの魅力
◆二十四節気シリーズ完結! 厚岸蒸溜所の第二章 樋田恵一氏/立崎勝幸氏
◆五島つばき蒸溜所 東の果てと西の果て 二つの風景が重なるピーテッドジン
◆スピリッツ・リキュール工房ツアーで体感するサントリーのものづくり
[イベントリポート]
◆東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2026授賞式
◆Whisky Festival 2026 in OSAKA
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。



