【抽選販売2024年4月17日~4月22日まで】嘉之助 DOUBLE DISTILLERY&嘉之助 HIOKI POT STILL(嘉之助蒸溜所)

発売情報
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嘉之助蒸溜所

嘉之助蒸溜所から「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY&嘉之助 HIOKI POT STILL」の抽選販売開始。抽選申し込み内容や小正嘉之助蒸溜所の過去の商品を紹介。

小正嘉之助蒸溜所株式会社のメルマガにて『嘉之助 DOUBLE DISTILLERY 』『嘉之助 HIOKI POT STILL』の2本セットの抽選申し込みの情報がリリースされました。4月17日~4月22日までWEBでの抽選申し込みとなります。
「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」1本のみ、または「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY 」・「嘉之助 HIOKI POT STILL 」の 2本セットから選択できます。

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1.抽選申し込み方法について

①WEB抽選販売に申し込む

WEB抽選応募フォームはこちら

応募期間:4月17日~4月22日まで

当選発表:当選者にのみ5月1日(水)にメールにて連絡

同一名・同一住所からの複数回応募は無効となります。

2.嘉之助 DOUBLE DISTILLERYの特徴

「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」は、鹿児島・日置の地で、嘉之助蒸溜所及び日置蒸溜蔵の 2 つの 蒸留所で造られたウイスキーを互いの個性を引き立たせる配合でブレンド、ボトリングしています。

小正醸造 2 代目小正嘉之助の挑戦により生まれた樽熟成焼酎「メローコヅル」。誕生から長い年月を経て、 祖父の夢を引き継ぐ二人の兄弟と、クラフトマン達の個性が融合したジャパニーズウイスキーをお楽しみ ください。

※本製品は冷却濾過を行っておらず、コルクには天然コルクを使用しております。沈殿物や濁り、コルク 片が見られる場合がありますが、香味成分や天然素材ですので、品質には問題ありません。

テイスティングノート
Color: べっ甲色
Nose: 甘いバニラ、ミント、レモングラス、あんず、メロン、桃 Taste: リッチな甘み、クローブ、紅茶、みかん、ニッキ
Finish: ほど良いオーキー、リッチな果実香、やわらかでビターな余韻

引用:嘉之助蒸溜所公式HP

製品名 嘉之助 DOUBLE DISTILLERY
酒 別 ブレンデッドジャパニーズウイスキー
原材料 嘉之助蒸溜所:モルト 日置蒸溜蔵:大麦、モルト
樽 種 焼酎リチャーカスク、アメリカンホワイトオーク新樽、バーボン樽、その他
販売数
度 数 53%
内容量 700ml
価 格 14,300円(税込)
製造者 小正嘉之助蒸溜所株式会社

3.嘉之助 HIOKI POT STILLの特徴

「嘉之助 HIOKI POT STILL」は、日置蒸溜蔵にて大麦と麦芽を原料に独自の製法で糖化・発酵し、単式蒸留器で丁寧に原酒を造り、嘉之助蒸溜所にてアメリカンホワイトオークの新樽やバーボン樽による貯蔵で仕上げました。

❝日を置いたような夕陽が見られる地❞「日置」で育まれた、力強くも優しい新たなジャパニーズウイスキーをお楽しみください。

テイスティングノート
Color: 深みのあるべっ甲色
Nose: バターサンド、かぼす、あんず、梅のコンポート
Finish: バニラ、ドライジンジャー、優しい甘さが長く続く

引用:嘉之助蒸溜所公式HP

製品名 嘉之助 HIOKI POT STILL
酒 別 グレーンウイスキー
原材料 大麦、モルト
樽 種 バーボン樽、アメリカンオーク新樽
販売数
度 数 51%
内容量 700ml
価 格 12,100円(税込)
製造者 小正嘉之助蒸溜所株式会社

4.蒸溜所について

4-1.嘉之助蒸溜所

嘉之助蒸溜所

所在地 〒899-2421 鹿児島県日置市日吉町神之川845-3
操業開始 2017年

嘉之助蒸溜所は鹿児島県の西岸、吹上浜沿いの約9,000㎡の敷地に建っています。
コの字形で2階建ての本棟には蒸留設備のほかに、眺めのいいBARやオリジナルグッズを販売するショップなどがあります。

蒸留所の大きな特徴はポットスチル(蒸留器)が大・中・小と3基備えてあること。それぞれの容量は6000ℓ・3000ℓ・1600ℓです。
世界的にみてもクラフト・ディスティラリー(小規模蒸留所)は2基が一般的。ウイスキーは通常蒸留は2回行うが、2回目の蒸留(再留)の際にネックの形状や上部のラインアームの角度の異なるポットスチルを使用することで原酒の香りや味わいをより豊かに変化させることができるのです。

蒸留所の建つ吹上浜は”日本三大砂丘”の一つに数えられ、”日本の渚百選”にも選ばれています。砂浜の長さは南北約47kmにも及び海面から強い風が巻き上がり、蒸留所一帯は海からの細かな飛沫で真白な霧に包まれます。夏は暑く冬には0℃近辺まで冷え込んで雪が舞うことも珍しくない寒暖差のある土地柄です。

4-2.日置蒸溜蔵

日置蒸溜蔵

所在地 〒899-3101鹿児島県日置市日吉町日置3309
操業開始 1883年

もともとは、日置八幡神社のお神酒造りから始まり、本格焼酎を蒸留していました。現在ではリキュール、スピリッツ、ウイスキーの製造販売を行っています。代表銘柄は芋焼酎「小鶴」シリーズ。

中でも「メローコヅル」はシングルモルト嘉之助でリチャーして使用されるなど、独自の製法、独自のノウハウがあります。

蒸留器は焼酎に使われるステンレス製のストレート縦型の蒸留器。

画像出展:嘉之助蒸溜所公式HP

日置で作られるウイスキーは「グレーンウイスキー」ですが、通常グレーンウイスキーで使用される連続式蒸留器とは異なります。

日置では単式蒸留器で減圧蒸留を行うことで、蒸留度数を抑えながら蒸留。それにより原料由来の味わいがしっかり残る力強い酒質になります。

長く焼酎製造を営んできた小正醸造ならではの、まさに「ジャパニーズポットスチル」

5.嘉之助蒸溜所の過去のラインナップ

【レビュー】シングルモルト嘉之助 2023 LIMITED ED...
シングルモルト嘉之助 2023 LIMITED EDITIONは、嘉之助蒸留所より2023年6月14日発売。14,300円(税込)。2018~2019年にピート麦芽で仕込み、バーボン樽で熟成した原酒がメイン。焼酎リチャーカスク原酒等、複数の樽をヴァッティング、カスクストレングスでボトリング。
【レビュー】シングルモルト嘉之助 2022 LIMITED ED...
シングルモルト嘉之助2022は、まるで夕影の如く赤く染まった琥珀色をしていて思わず黄昏てしまいそうな色合い。味わいも余韻は長め、上品なシェリー樽を感じ取れます。2022年6月24日発売。13,750円(税込)

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.46 2024年10月号

【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第1弾]」
【第2特集】
「ガロア的 東京のバー、パブ巡り」
【連載】
「ジャパニーズクラフトの開拓者たち」
前号からスタートしたこの連載。第2回では厚岸蒸溜所の樋田恵一氏を編集長がインタビューします。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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