【レビュー】三郎丸蒸留所限定 ブレンデッドモルトウイスキー

2022年8月5日(金)より三郎丸蒸留所直営店「令和蔵」 にて蒸留所限定のブレンデッドモルトウイスキー Batch.1が発売されました。令和蔵での店頭限定販売。一人2本まで購入可、500mlボトルとなります。

1.メーカー

若鶴酒造株式会社

設立1862年
本社所在地〒939-1308 富山県砺波市三郎丸208
所有蒸留所三郎丸蒸留所

2.蒸留所

三郎丸蒸留所

所在地〒939-1308 富山県砺波市三郎丸208
操業開始1953年(2016年改修)

1952年創業の北陸で唯一の蒸留所。
戦後の米不足のなか1952年にウイスキー製造免許を取得。以来、冬は日本酒を仕込み夏の間のみウイスキーを蒸留。年間200仕込み。今後は300仕込みを計画中。
操業当初からスモーキーなウイスキーにこだわりアイラピーテッド麦芽と最近では富山県産ピーテッド麦芽で仕込んでいます。 自然の風味を生かすため、冷却濾過や着色は一切していないのが特徴です。

2018年、三宅製作所の最新のマッシュタンを導入。
2019年、地元企業の老子(おいご)製作所と協業して鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を開発。
2020年、木桶の発酵槽を1基導入。

他の蒸留所との大きな違いは世界初の鋳造製のポッドスチル「ZEMON(ゼモン)」を採用。
大きな特徴は3つ。
①鋳物工法により型による成形が可能になり短納期での製造が可能。また、低コストで十分な肉厚をもたせることができ、本体の高寿命化を期待できます。
②鋳造による自由な造形により様々な酒質を実現。また、パーツごとのユニット化により消耗した部品のみの交換や機能の拡張に対応します。
③銅が約90%、錫が約8%含まれる銅錫合金によりつくられています。錫は銅の約3倍の価格で取引される高級な金属です。
錫は古来より酒の味をまろやかにするといわれており、酒器や焼酎の冷却器に用いられてきました。ZEMONは銅と錫の2つの効果により高品質な蒸留酒の製造に貢献します。
引用:若鶴酒造公式HP

三郎丸蒸留所の情報はこちら↓もご覧ください。

3.商品名と写真

三郎丸蒸留所限定 ブレンデッドモルトウイスキー
Blended malt limited to Saburomaru distillery

4.特徴

三郎丸蒸留所のモルト原酒と海外産モルト原酒をブレンドしたブレンデッドモルトウイスキー。三郎丸蒸留所の特徴とも言えるスモーキーさとモルト特有の穀物の甘みも感じられ、海外産モルトとうまく調和しています。

4-1.テイスティングノート

香りハーブ、ミルク、ピーティー
味わい桃のような甘酸っぱさ、優しいピート
余韻穏やかなピートの後にちょうど良い苦みが残る

4-2.商品スペック

アルコール度数46%
酒別ブレンデッドモルトウイスキー
樽種
内容量500ml
販売本数
希望小売価格3,850円(税込)
発売日2022年8月5日

5.受賞歴

現時点での受賞歴はありません。

6.価格

6-1.メーカー希望小売価格

商品名三郎丸蒸留所限定 ブレンデッドモルトウイスキー
容量500ml
希望小売価格3,850円(税込)

6-2.メルカリでの転売価格

現在メルカリでの転売は確認できませんでした。(※2022/9/6時点)

6-3.ヤフーオークション落札価格

ヤフーオークションでの落札価格は、最安4,700円、最高5,000円、平均4,850円 (※2022/9/6時点より過去180日間の統計情報)

6-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon

現在通販サイトでの販売は無いようです。(※2022/9/6時点)

6-5.BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、45ml:3,300円 30ml:2,200円、15ml:1,100円 などの少量でも提供しております。

7.まとめ

三郎丸蒸留所から発売されてきたブレンデッドウイスキーは、三郎丸蒸留所のモルト原酒と海外産グレーン原酒をブレンドしたものが大半でした。
今回は三郎丸蒸留所のモルト原酒と海外産モルト原酒をブレンドしたブレンデッドモルトウイスキーです。蒸留所限定ではありますが、一人2本まで購入可能のようです。容量は500mlとやや少なめですが、より多くの人が購入できるのではないでしょうか。

Batch.1ということなので今後Batch.2やBatch3がリリースされたときには、より吟味されたモルト原酒をブレンドしていくのではないでしょうか。今後の味わいの変化も気になるところです。

 

8月28日に行われた「北陸コカ・コーラサマーフェスティバル」にて鋳造製ポッドスチル「ZEMON」で蒸留したシングルカスクが限定で発売され話題となりました。

更に年内にもシングルモルトウイスキーがリリース予定とのこと。いよいよと言ったところでしょうか。

どのような味わいに仕上がっているのかとても楽しみですね。

「三郎丸蒸留所」に関するその他の記事も是非ご覧ください。

最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.34 2022年10月号

ウイスキー文化研究所が出版するウイスキーガロアの2022年10月号は、『日本の蒸留酒づくり最前線』世界のウイスキー市場がますます拡大を続ける中、ジンやラム、そして焼酎・泡盛にも世界が注目。今回はジャパニーズウイスキーのクラフト蒸留所、そして黒糖、泡盛、ラムの蒸留所など合計10ヵ所を紹介。SETOUCHI DISTILLERY、馬追蒸溜所は今回初公開。

created by Rinker
ウイスキーガロア
¥1,320 (2022/10/02 15:15:13時点 Amazon調べ-詳細)

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

created by Rinker
¥765
(2022/10/02 11:44:40時点 Amazon調べ-詳細)

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

created by Rinker
repicbook(リピックブック)株式会社
¥1,870
(2022/10/02 13:39:03時点 Amazon調べ-詳細)

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

​​​

Check Also

【レビュー】静岡 ポットスティルW 純外国産大麦 初版

静岡 …