本坊酒造公式HPにてMARS THE Y.A.シリーズの新しい商品「MARS THE Y.A.#02」の抽選販売の情報がリリースされました。
MARS THE Y.A.シリーズとは、マルス信州蒸溜所とマルス津貫蒸溜所それぞれで蒸溜した原酒をマルスが所有する屋久島エージングセラーにて熟成されたブレンデッドモルトジャパニーズウイスキー。2022年6月に発売された前作のMARS THE Y.A.#01同様にバーボンバレルを中心にブレンド。
温暖な気候を感じさせる明るい果実香、屋久島の森に霧がかかった時の神秘的な情景をイメージさせるスモーキーフレーバーや、潮風を連想させる香味が特徴。
発売日は2023年5月上旬。限定12,000本、税込9,900円。
4月18日より本坊酒造公式HPにて抽選申し込みが開始されました。
Contents
1.抽選申込について
本坊酒造公式ホームページにて抽選申し込みが始まりました。
申し込みページはこちら。
申込期間:4月27日(木)10時まで。※複数回応募は、全て落選となります。
抽選結果:5月2日(火)に「当選者のみ」に申し込み時に入力したメールアドレスに連絡。
2.MARS The Y.A. #02

製品名 | MARS The Y.A. #02 |
酒 別 | ブレンデッドモルトジャパニーズウイスキー |
原材料 | モルト |
樽 種 | バーボンバレル主体 |
詰本数 | 限定12,000本 |
度 数 | 49% |
価 格 | 9,900円(税込) |
製造所 |
マルス信州蒸溜所 マルス津貫蒸溜所 |
製造者 | 本坊酒造株式会社 |
3.屋久島エージングセラーについて
鹿児島本土より南南西約60kmの海上にある世界自然遺産の島・屋久島。
海上に浮かぶアルプスと言われる九州最高峰宮之浦岳がそびえ立つ、自然豊かで水に恵まれ高温多湿なこの土地に2016年6月に竣工。現在は2棟の熟成庫を所有。
ここには蒸留設備は無く熟成庫のみとなり、マルス信州蒸溜所で蒸留した原酒とマルス津貫蒸溜所で蒸留した原酒が保管されています。
屋久島で熟成させることによって、冷涼な土地に比べて樽材成分の抽出が活発な影響で、甘くスパイシーな味わいと、凝縮されたトロピカルな果実感が生まれます。
4.マルス信州蒸溜所について
鹿児島の地で日本の蒸留酒「焼酎」造りに邁進していた本坊酒造が、ウイスキー製造免許を取得したのが1949年。それ以来、「いつか日本の風土を活かした本物のウイスキーを造りたい」と夢を抱き続けていました。
鹿児島でのウイスキー製造から数年経た後、1960年に山梨にワインとウイスキー製造のための工場「マルス山梨ワイナリー」を設立。そして、本格的にウイスキー造りに取り組むために、さらなる理想の地を探し求めました。
澄んだ空気の寒冷地であり、しかも適度な湿度と良質な水に恵まれていることなど、ウイスキー造りのための自然条件は大変厳しいものがあります。
こうした条件を満たす土地を探し求め、1985年ウイスキー造りに最適な環境を求めて長野県中央アルプス駒ヶ岳山麓標高798mの地にマルス信州蒸溜所を開設。
1992年にウイスキー需要低迷により蒸留を休止。その後、世界的にジャパニーズウイスキーが評価されはじめる中、ウイスキー需要が回復傾向にあった2009年に蒸留再開を決意し2011年2月より再スタート。
2020年9月、35年ぶりの全面リニューアル。投資額は約12億円。
2019年5月から、老朽化した設備の改修とウイスキー増産を見据えた樽貯蔵庫施設の整備やウイスキー造りの見学を目的にしたウイスキー蒸留棟(樽貯蔵庫を含む)と、オリジナルウイスキーやグッズ販売などを目的にビジター棟を新設、既存の設備及び施設を改修。
新設したウイスキー蒸留棟は1,996㎡(延床面積、約2,500樽収容予定の樽貯蔵庫含む)、ビジター棟は746㎡。
引用:本坊酒造公式HP
■製造能力:原料麦芽1.1t/日
■原酒製造量:約700L/日、約185KL/年(2020年度予定)
■主要な設備:麦芽粉砕機1基、マッシュタンロイテル(糖化槽)6KL×1基、ステンレス発酵タンク6KL×3基、ダグラスファー木槽発酵タンク(移設)6KL×3基、初溜釜(移設)
5.マルス津貫蒸溜所について
南さつま市加世田「津貫」。ここ薩摩半島南西の緑溢れる山あいの中に佇む、本土最南端のウイスキー蒸留所「マルス津貫蒸溜所」。
薩摩半島南西部に位置する津貫は、万之瀬川支流の加世田川に沿って長くのびている盆地にあります。東を蔵多山(475m)、西を長屋山(513m)の山々に囲まれ、地形が盆地状のため、夏は暑く、冬の寒さは、南薩摩にあっては、ことのほか厳しい地域です。
良質な水資源(蔵多山湧水)もあり”天の恵み”といっていいほどの自然環境を有し、山の傾斜地を有効に利用したみかん栽培も盛んで、”津貫みかん”として知られています。
温暖な気候と良質な水資源に恵まれる津貫は、本坊酒造発祥の地。薩摩を代表する特産物「さつま芋」を使って焼酎造りを始めてから百有余年、この土地の水と気候風土を知り抜き、酒造りの伝統を今に伝える津貫の地で、ウイスキー造りに取り組んでいます。
引用:マルス津貫蒸溜所公式HP
6.過去リリースされた屋久島エージングの商品
6-1.MARS The Y.A. #01
鹿児島本土より南南西約60kmの海上にある世界自然遺産の島・屋久島。急峻な山々が連なり、豊かな水に恵まれたこの島に、マルス屋久島エージングセラーはあります。
「MARS The Y.A.」は、この唯一無二の環境で熟成の時を重ねたジャパニーズウイスキーです。ファーストリリースとなる今回は、信州と津貫で蒸留しバーボンバレルで熟成されたモルト原酒を中心にヴァッティング。南国を想わせる果実香、セラーの東側に臨む隆起サンゴ礁が広がる海岸からの潮風を想わせる風味が伴う、屋久島らしさを感じる1本をお楽しみください。
※日本洋酒酒造組合「ジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」に合致する商品です。
6-2.シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エイジング2014

2017年12月中旬発売。限定1,100本。価格は税込9,900円。
6-3.シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エージング Bottled in 2019

2019年4月上旬発売。限定1,760本。価格は税込9,900円。
6-4.シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エージング Bottled in 2020

2020年3月下旬発売。限定3,012本。価格は税込9,460円。
6-5.シングルモルト駒ヶ岳 屋久島エージング Bottled in 2021

2021年3月下旬発売。限定5,208本。価格は税込9,680円。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.34 2022年10月号
ウイスキー文化研究所が出版するウイスキーガロアの2022年10月号は、『日本の蒸留酒づくり最前線』世界のウイスキー市場がますます拡大を続ける中、ジンやラム、そして焼酎・泡盛にも世界が注目。今回はジャパニーズウイスキーのクラフト蒸留所、そして黒糖、泡盛、ラムの蒸留所など合計10ヵ所を紹介。SETOUCHI DISTILLERY、馬追蒸溜所は今回初公開。