【レビュー】シングルモルト余市10年

ウィスキーレビュー
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ニッカウヰスキー余市蒸溜所

年間9000本の限定生産品。7年ぶりに復活した年数表記入りのシングルモルト余市10年をレビュー。

2015年8月で終売となっていた余市のエイジング商品から2022年に、余市10年が復活しました。
当時原酒不足を理由に余市「10年」「12年」「15年」「20年」、宮城峡「10年」「12年」「15年」を終売。このまま原酒不足の状況が続けば、「余市」「宮城峡」「竹鶴」の3つのブランドが共倒れになりかねないということで、「竹鶴」に生産を集中する方針を決めた経緯がありました。

2020年3月には竹鶴17年竹鶴21年竹鶴25年の終売が発表され、ニッカウヰスキーの商品ラインナップからヴィンテージ(年数表記あり)ウイスキーが姿を消してしまいましたが嬉しい復活となります。

現在はこの余市10年のみ、年間9,000本限定で生産されています。

今回、bar新海にて1本のみ入荷が出来ましたのでレビューいたします。

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1.商品名と写真

シングルモルト余市 10年
Single Malt Yoichi 10 years

    

2.シングルモルト余市10年の特徴

2-1.テイスティングノート

香り 熟したバナナ、少しオイリー、シリアルのような香ばしさ、白胡椒やシナモン
味わい 洋ナシや焼きリンゴ、ローストナッツ、微かな塩味、どっしりとした甘み、ウッディ
余韻 スパイスを伴う甘みと香ばしさ、ウッディさよく感じられ長く残る

2-2.商品スペック

アルコール度数 45%
酒別 シングルモルトジャパニーズウイスキー
樽酒
内容量 700ml
販売本数 年間9,000本
発売日 2022年7月26日

3.受賞歴

現時点での受賞歴はありません。

4.価格

4-1.メーカー希望小売価格

商品名 シングルモルト余市10年
容量 700ml
希望小売価格 8,800円(税込)

4-2.メルカリでの転売価格 

メルカリでの転売価格は、25,000円~28,200円の価格帯で出品されています。(※2024/12/11時点)

4-3.ヤフーオークション落札価格  ※2024年8月22日更新

最新のヤフーオークションでの価格は、22,000円での出品が確認されました(※2024/12/11時点)

4-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon ※2024年11月28日更新

通販サイトでは、現在30,500円~35,000円で出品されています。(※2024/11/28時点)

4-5.BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、 45ml:3,630円、30ml:2,420円、15ml:1,210円で提供しております。

「BAR新海」のご案内
Japanese Whisky Dictionaryが運営する「BAR新海」は、東京都港区に3店舗。当サイトで紹介しているジャパニーズウィスキーをはじめ、国産のジンやビールなども取扱い。オリジナルカクテル、フレッシュフルーツカクテルなども人気。食事も豊富で1件目からも利用可能。

5.メーカー

余市蒸溜所

所在地 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目6
操業開始 1936年

日本のスコットランドと称されている北海道の「余市蒸溜所」。マッサンこと竹鶴政孝により前身の大日本果汁株式会社が1934年に設立。 竹鶴政孝はスコットランドに似た冷涼で湿潤な気候、豊かな水源と凛と澄んだ空気がそろった場所こそが理想のウイスキーづくりには欠かせないと考え、様々な候補地の中から小樽の西、積丹半島の付根に位置する余市を選びました。 竹鶴政孝が最初の蒸留所で目指したのは、重厚で力強いモルトウイスキーづくりでした。本場スコットランドの蒸留所で学んだウイスキーづくりの手法を、一切の妥協を許さずそのまま再現することにこだわりました。そのこだわりの象徴が「ストレートヘッド型ポットスチル」と石炭直火蒸留です。それにより重厚で香ばしいヘビーピートの原酒が出来上がり、ピートの香りとソルティさを感じる個性的なシングルモルトが出来上がります。 竹鶴自らが学んだロングモーン蒸留所の方式にならい、この蒸留方法を採用。本物のウイスキーをつくるために必要なことであれば、たとえ非効率的であっても守り抜いていく。そんなニッカウヰスキーの原点とも言える情熱と竹鶴政孝の夢への思いが今もなお受け継がれています。

余市蒸溜所公式HPはこちら

余市蒸溜所の詳細情報は、こちらの記事もご覧ください。

メーカー(蒸留所) 余市蒸溜所 | ジャパニーズウイスキー...
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7.まとめ

 

■「余市蒸溜所」に関するその他の記事も是非ご覧ください。

【レビュー】シングルモルト余市アロマティックイースト
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この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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