厚岸町のみで飲むことが出来る限定ウイスキー「牡蠣の子守歌」が2025Verにリニューアルして町内飲食店で提供開始。
厚岸町の飲食店のみで提供される限定ウイスキーがリニューアルをして2025Verが飲めるようになりました。ファンの方に是非知っていただきたい製品をご紹介いたします。
1.厚岸ブレンデッドウイスキー牡蠣の子守歌2025
堅展実業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:樋田恵一)はこの度、厚岸蒸溜所より「厚岸ブレンデッドウイスキー 牡蠣の子守唄2025」をリリースいたします。「牡蠣の子守唄」は、「厚岸の牡蠣とウイスキーは同じ潮騒を子守唄として成熟を重ねている」という思いから、同社代表取締役 樋田恵一が名をつけました。本製品はボトルでの販売はせず、厚岸町内の飲食店限定で2025年1月下旬頃より提供が開始されます。また、今回のラベルも2021年に提供が開始された前作の「牡蠣の子守唄」に引き続き、釧路市在住のボールペン画家 原田カーナさんに手掛けていただきました。
厚岸のミズナラの森に降る雨は泥炭が広がる湿原を遍く潤します。
その豊富な栄養を湛えた水は厚岸湖、厚岸湾に注ぎこみ、ゆっくりと牡蠣を育んで行きます。
そして、私たちの厚岸モルトもまた、厚岸湾の潮騒を子守唄に、熟成を重ねているのです。
厚岸町から西へ約九千キロメートルの彼方、牡蠣の産地としても知られるスコットランド・アイラ島もまた、至極のウイスキーが育まれる聖地です。
私たちが憧れるアイラ島で造られるウイスキー。その尽きることのない想いを目一杯に詰め込んだ、厚岸町限定ブレンデッドウイスキー「牡蠣の子守唄 Launched 2025」どうぞお愉しみください。引用:厚岸町限定【厚岸ブレンデッドウイスキー 牡蠣の子守唄2025】をリリース | 堅展実業株式会社厚岸蒸溜所のプレスリリース
2.まとめ
提供は厚岸町内の飲食店のみとなっており、ボトル販売なども行っていません。ですが提供価格は1,000円以下。厚岸町の牡蠣と共にこのウイスキーを飲むことには非常に価値があります。アイラ式に牡蠣にウイスキーを垂らして食べるのも絶品です。
前回の牡蠣の子守歌は筆者も飲んだことがありますが、潮風とピート、爽やかな香味が濃い目のハイボールして素晴らしい製品でした。
牡蠣の子守歌2025、必ず現地にて飲みたいと思います。
最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍
世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。
(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.48 2024年2月号
【巻頭特集】
日本のクラフト蒸留所最前線2025
安積蒸溜所/天鏡蒸溜所/月光川蒸留所/日光街道 小山蒸溜所/碧南蒸留所/清洲桜醸造 本社蒸留所/SAKURAO DISTILLERY[特集]
【新アイリッシュ・ルネッサンス[第3弾]】
ロー&コー/チャーチ・オブ・オーク/クーリー/キルベガン
土屋守の全国ぶらり旅 ガロア的酒場歩き──第24回沖縄編
【編集長インタビュー】
ジャパニーズクラフトの開拓者たち 第4回 安積蒸溜所 山口哲蔵氏
マコーネルズのジョン・ケリー氏に聞く 復活を果たした“ベルファストウイスキー”
JAL国際線機内販売でジャパニーズウイスキーの注目ボトルが続々登場
ビリー・ウォーカー氏が語るグレンアラヒー、新たな価値の創造。
アイル・オブ・ハリス蒸留所からシングルモルト第2弾が登場
(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー
世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。
(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)
日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。
(4).新世代蒸留所からの挑戦状
2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。
(5).ウイスキーライジング
2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。
(6).ウイスキーと風の味
1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。