ニッカウヰスキー新・旧チーフブレンダーがつくりあげたブレンデッドウイスキー
アサヒ、ニッカグループが持つ海外原酒も含めた様々な原酒を用いた夢のブレンデッドウイスキー登場!
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 松山一雄)とニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 小野直人)はブレンデッドウイスキー「ザ・ニッカ」ブランドから『ザ・ニッカ リミテッド』を日本と海外で計8,000本(日本:4,000本、海外:4,000本)販売します。日本国内では11月5日から発売します。
1.ザ・ニッカ リミテッド
『ザ・ニッカ リミテッド』について
『ザ・ニッカ リミテッド』はブレンド技術の継承に焦点を当て、ニッカウヰスキーの新・旧チーフブレンダーが二人でつくりあげたブレンデッドウイスキーです。
昨年までチーフブレンダーを務めた尾崎裕美にとって思い入れのある仙台 宮城峡蒸溜所のモルトウイスキーや本年創業200周年を迎えるベン・ネヴィス蒸溜所のモルトウイスキーの古酒、本年就任したチーフブレンダーである井関潤治にとって思い入れのある北海道 余市蒸溜所のモルトウイスキーや九州の門司工場とさつま司蒸溜蔵のウイスキーなどを使用しています。
フルーティーな甘さとダークチョコレートを思わせるビターな風味、樽由来の芳ばしさが調和した味わいが特徴で、ピート由来の穏やかなコクと甘い余韻が楽しめます。黒のボトルと黒い和紙ラベルを使用することで、過去から現在に至るまで無数の原酒が折り重なった深遠なブレンディングの世界を表現しています。オーセンティックバーやホテルバー、百貨店などを中心に販売するほか、ニッカウヰスキーの各蒸溜所でも数量限定で有料試飲を行う予定です。ニッカウヰスキーは昨年迎えた創業90周年を機に、新たなコミュニケーション・コンセプト“生きるを愉しむウイスキー”を策定しました。
このコンセプトは「英国人がウイスキー相手にじっくり生(いきる)を愉しむように、酔うためでなく愉しむために飲んでほしい」という創業者である竹鶴政孝の願いに沿い、“ウイスキーが持つ豊かな個性や多様な楽しみ方を通して、人生そのものを愉しんでほしい”という思いを込めています。
今後も魅力的な商品開発を通してニッカウヰスキーの魅力やウイスキーの多様な楽しみ方を伝えていきます。
2.商品スペック
製品名 | ザ・ニッカ リミテッド |
酒別 | ブレンデッドウイスキー |
アルコール | 48% |
瓶詰本数 | 8,000本(国内4,000本 海外4,000本) |
希望小売価格 | 16万5,000円(税込) |
テイスティングノート
潮風を思わせるピートの香り、キャラメリゼしたクレームブリュレのような香ばしい甘さと共に、
胡麻の深みを感じる樽香と、青竹にも似た清冽な樽香が心地よく調和。
ワクシーなニュアンスが全体を包み込み、霞のかかった森のような印象を与えます。
フルーティーな甘さと、ダークチョコレートのようなビター感の中に
樽由来のウッディさが重なる、やわらかな厚みのある味わい。
穏やかなピートのコクと、ドライフルーツを思わせる甘さが心地よく続きます。

3.余市蒸溜所について
余市蒸溜所
所在地 | 〒046-0003 北海道余市郡余市町黒川町7丁目6 |
操業開始 | 1936年 (昭和11年) |
日本のスコットランドと称されている北海道の「余市蒸溜所」。
マッサンこと竹鶴政孝により前身の大日本果汁株式会社が1934年に設立。
竹鶴政孝はスコットランドに似た冷涼で湿潤な気候、豊かな水源と凛と澄んだ空気がそろった場所こそが理想のウイスキーづくりには欠かせないと考え、様々な候補地の中から小樽の西、積丹半島の付根に位置する余市を選びました。
竹鶴政孝が最初の蒸留所で目指したのは、重厚で力強いモルトウイスキーづくりでした。
本場スコットランドの蒸留所で学んだウイスキーづくりの手法を、一切の妥協を許さずそのまま再現することにこだわりました。
そのこだわりの象徴が「ストレートヘッド型ポットスチル」と「石炭直火蒸留」です。
それにより重厚で香ばしいヘビーピートの原酒が出来上がり、ピートの香りとソルティさを感じる個性的なシングルモルトが出来上がります。
竹鶴自らが学んだロングモーン蒸留所の方式にならい、この蒸留方法を採用。
本物のウイスキーをつくるために必要なことであれば、たとえ非効率的であっても守り抜いていく。
そんなニッカウヰスキーの原点とも言える情熱と竹鶴政孝の夢への思いが今もなお受け継がれています。
余市蒸溜所のより詳しい情報はこちらから

4.宮城峡蒸溜所について
宮城峡蒸溜所
所在地 | 〒989-3433宮城県仙台市青葉区ニッカ1 |
操業開始 | 1969年(昭和44年) |
日本のウイスキーの父と呼ばれるニッカウヰスキー創業者「竹鶴政孝」が北海道の余市で第一の蒸溜所を操業させてから、約30年。
「異なる蒸溜所で生まれた複数の原酒をブレンドすることで、ウイスキーはより味わい深く豊かになる」という信念を抱く竹鶴政孝は、新しい蒸溜所建設の地を求めて動き始めました。
山形との県境に近いこの地は、広瀬川と新川というふたつの清流に恵まれた緑豊かな峡谷です。
竹鶴は初めてこの地を訪れた時、新川の清流で持っていたブラックニッカを割って飲み、味わいを確認。
その場で蒸溜所建設を決定したと言われています。
宮城峡蒸溜所のより詳しい情報はこちらから

5.シングルモルト余市の過去作ラインナップ



6.シングルモルト宮城峡の過去作ラインナップ


