【レビュー】SHINDO The Tri-Wheels

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新道蒸溜所
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『SHINDO The Tri-Wheels』が新入荷。
三つの車輪が紡ぐ、複雑で繊細な味わいに迫る!

江戸時代より続く福岡県の老舗酒造『篠崎』。同社が2021年8月に稼働を開始したのが『新道蒸溜所』です。

今回紹介するSHINDO The Tri-Wheelsはその名前にもあるとおり福岡県朝倉市の有する「三連水車」がモチーフになっています。
「三連水車」は指定文化財「国の史跡」にも登録されており、現代においても実働する日本最古の水車が回るその姿は、夏の訪れを告げる風物詩となっております。

1.ボトルとラベルの写真

SHINDO The Tri-Wheels

    

2.SHINDO The Tri-Wheelsの特徴

2-1.テイスティングノート

香り キャラメルナッツ、燻製バター、アーモンド、焼きりんご、胡椒
味わい ローストアーモンド、クリームブリュレ、若干の黒糖、黒胡椒
余韻 甘さの奥からスパイス感が広がり、最後にはピート由来のスモーキーさが包み込む余韻

2-2.商品スペック

アルコール度数 50%
酒別 シングルモルトウイスキー
樽種 バーボン樽熟成ヘヴィーリーピーテッド原酒を40%、(以下はすべてノンピート原酒)バーボン樽熟成原酒44%、シェリー樽7.5%、コニャックパンチョン樽3.5%、アメリカンホワイトオーク新樽3%、カルバドスホグスヘッド樽1%
内容量 700ml
販売本数 400本
希望小売価格 16,500円(税込)
発売日 2026年11月

3.受賞歴

現時点での受賞歴はありません。

4.定価とネット上での価格

4-1.メーカー希望小売価格



商品名 SHINDO The Tri-Wheels
容量 700ml
希望小売価格 16,500(税込)

4-2.メルカリでの転売価格

メルカリでの転売価格は、現在確認できませんでした。(※2026/11/4時点)

4-3.ヤフーオークション落札価格

ヤフーオークションは、現在確認できませんでした。(※2026/11/4時点)

4-4.楽天、ヤフーショッピング、Amazon

Amazonなどの通販サイトでは、17,630円のものが確認できました。(※2026/11/4時点)
残り数点なのでお早めにお買い求めください。

4-5.BAR新海での提供価格

当サイトが運営する「BAR新海」では、1杯、45ml:4,290円、 30ml:2,860円、15ml:1,430円などの少量でも提供しております。

「BAR新海」のご案内
Japanese Whisky Dictionaryが運営する「BAR新海」は、東京都港区に3店舗。当サイトで紹介しているジャパニーズウィスキーをはじめ、国産のジンやビールなども取扱い。オリジナルカクテル、フレッシュフルーツカクテルなども人気。食事も豊富で1件目からも利用可能。

5.メーカー

株式会社 篠崎

本社所在地 〒838-1303 福岡県朝倉市比良松185番地
所有蒸留所 新道蒸溜所 朝倉蒸溜所

6.蒸溜所情報

新道蒸溜所(SHINDO DISTILLERY)

所在地 838-1303 福岡県朝倉市比良松626-1
操業開始 2021年
 

福岡県朝倉市に拠点を構える新道蒸溜所は、甘酒「国菊」や麦焼酎をベースとしたリキュール「朝倉」などを手掛けてきた、創業220年以上の老舗蔵元・株式会社篠崎が立ち上げたウイスキー事業です。

蒸溜所は2021年8月に稼働を開始。約5,500坪という広大な敷地を有し、福岡県初のクラフトウイスキー蒸溜所としてウイスキー造りをスタートしました。

その根底にある理念が【THE QUEST FOR THE ORIGINAL】。
単に既存のウイスキーを再現するのではなく、先人たちが築いてきた製法を基礎としながら、独自の技術や発想を組み合わせ、「これからのスタンダードとなるもの」を追求する姿勢が新道蒸溜所の大きな特徴です。

新道蒸溜所を語るうえで、最も重要なのがニューメイクへのこだわり。
発酵から蒸溜までの段階で、どのような香味を持つニューメイクを造るかを非常に重視しています。

実際に新道蒸溜所は、発酵工程に独自の特殊酵母を取り入れ、通常とは異なる酵母設計によって原酒の香味を作り込んでいます。公式には、独自酵母によって「重たく甘い香り(ラクトン香)」をベースに、複数の香味成分を含む重層的な原酒を目指していると説明されています。

現在ではプレス酵母と特殊酵母を使い分け、その上で作り分けたニューメイクの時点でバッティングを行い、そこから樽詰めを行うという設計をしており、他蒸溜所には無いで特徴的な造りを行っています。

SHINDO LAB.の名の通り、実験的で研究的、新道ながらも王道。まさに新たなジャパニーズウイスキーともいえる蒸溜所です。

新道蒸溜所の詳細はこちらの記事もご覧ください。

404 NOT FOUND | ジャパニーズウイスキーディクショ...
Japanese Whisky Dictionary

7.まとめ

福岡県朝倉市の風景を象徴する「三連水車」をモチーフにした一本。
ラベルにも三連水車が描かれ、高級感とこだわりが感じられるデザイン。

その味わいは、ピート由来のスモーキーさと、濃厚な甘みが印象的です。
特に、表面を香ばしく焼き上げたクリームブリュレを思わせる、焦がした砂糖のほろ苦さとクリーミーな甘さが特徴的。そこに黒胡椒を思わせるスパイシーなニュアンスが加わり、味わいに心地よいアクセントを与えています。
甘さ、スモーキーさ、そしてスパイス感。それぞれが異なる個性を持ちながらも、ひとつの味わいとして調和している点に、このウイスキーの面白さがあります。

三つの水車が連なり、水を絶えず巡らせるように、異なる原酒や樽の個性が重なり合い、新たな味わいを生み出していく。
朝倉の風土に着想を得たストーリーと、新道蒸溜所のものづくりへの探究心。その両方を感じながら、ゆっくりと向き合っていただきたい一本です。

新道蒸溜所(SHINDO LAB.)のそのほかの製品はコチラ↓

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.58 2026年10月号

[巻頭特集]
スコッチウイスキー最前線2026 第2弾
バルヴェニー/モートラック/オルトモア/グレントファース/カブラック/ダンフェイル/ボニントン/グレンモーレンジィ
◆ビル・ラムズデン博士が語る グレンモーレンジィ ハリソン・フォード リミテッドエディション

[第2特集]
日本のクラフト蒸留所最前線
SAKURAO DISTILLERY FOREST SITE/SETOUCHI DISTILLERY/丹丘蒸留所/野沢温泉蒸留所
◆野沢温泉蒸留所 ヨネダイサム氏 2つの製法が融合 初リリースの舞台裏

[ブランド解説&インタビュー]
◆サラ・バージェス氏に聞く 200周年を迎えるオールドプルトニーの魅力
◆二十四節気シリーズ完結! 厚岸蒸溜所の第二章 樋田恵一氏/立崎勝幸氏
◆五島つばき蒸溜所 東の果てと西の果て 二つの風景が重なるピーテッドジン
◆スピリッツ・リキュール工房ツアーで体感するサントリーのものづくり

[イベントリポート]
◆東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2026授賞式
◆Whisky Festival 2026 in OSAKA

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
OTSUKASHOTA

山梨県出身。BAR新海 芝大門店所属。
バーテンダーとして経験を積む中で、「BARはお酒を提供する場所ではなく、一杯を通して人と物語を繋ぐ場所」であることを実感。ジャパニーズウイスキーの味わいはもちろん。その歴史や蒸留所の背景、造り手の思いに惹かれ、日々知識を深めている。
JWDでは、初心者から愛好家まで楽しめる記事を目指し、現場ならではの視点で情報を発信する。

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