【2023年6月15日受付開始】神戸蒸溜所 カスクオーナー

カスクオーナー
カスクオーナー
神戸蒸溜所

2023年6月15日、神戸蒸溜所の「カスクオーナー」の受付が開始されました。
バーボン樽にて3年~4年以内の熟成。
熟成に使う樽はバーボン樽のみですが「1樽95L(バーボン樽)」と「1口(700ml×2本、バーボン樽)」のどちらか選択できます。

1樽95L(バーボン樽)で価格が95万円、1口(700ml×2本、バーボン樽)で価格が33,700円となります。

1樽95Lを購入の場合はボトリング時に税金とその他諸費用も別途必要になります。

再販【神戸蒸溜所】NEW POT | kobedistill p...
たくさんのご購入ありがとうございます!想像以上の売れ行きに十分な数がご用意できておらず申し訳ございません。現在在庫追加して販売中ですどうぞよろしくお願いいたします。【NEWPOT】寒暖差が激しくウイスキー造りに適した環境下で、原料である麦芽や酵母を厳選し蒸溜した熟成前のウイスキーを瓶詰めしました。まるでフルーツを思わせ...

神戸蒸溜所公式オンラインショップにはニューポットが販売されております。
興味のある方はまずこちらを試してからというのもありかもしれません。

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1.購入期間と詳細・金額

使用する麦芽はイギリス産のノンピート麦芽を使用。
樽詰め期間は2023年8月16日〜2023年10月31日。
生産スケジュールの都合上、樽の指定や樽詰め時の立会いは不可とのことです。

1-1.購入期間と申し込み方法

販売開始:2023年6月15日(木)12:00
販売終了:2023年8月15日(火)18:00
※応募人数が上限に達した時点で終了となります。

オーナーズカスク申し込みフォームを記入し送信。その後送られてくる返信メールに記載の指定振込先に入金。
申し込みフォームはこちら

1-2.1樽95L(バーボン樽) 950,000円

・酒税、消費税、瓶詰にかかる諸費用や配送料は別途必要(下記参照)。
・樽詰から3年後から4年に達する期間で樽詰時期を指定。
・1名義につき1樽まで。

瓶詰時に、別途お支払いいただく費用は、下記のとおりです。

瓶詰のご依頼をいただいた後、弊社から支払いについてご連絡いたします。全額お支払いいただいた後に、瓶詰および商品のお届けとなります。弊社指定の期限までに全額のお支払いがなされない場合は、キャンセル料(申込み時の50%)を差し引いた申込み時の料金を返金いたします。

酒税
1リッター当りアルコール度数に10円を乗じた額

消費税
瓶詰時の申込金に対する消費税相当額

その他税金
法律で定められた金額

瓶詰費用
1本(700ml)当り500円(税別)

配送費用
1ケース(12本)当り800円(沖縄・離島を除く)

キャンセル料
申込金の50%

※瓶詰費用にはラベルや瓶などの資材料金も含みます。
※価格は消費税等の改訂により変更となる場合もあります。
※発送はケース単位です。送り先が一箇所では無い場合別途ご相談ください。
※樽本体はご購入いただけません。原酒を瓶詰してお届けいたします。

引用:オーナーズカスク申込フォーム

1-3.1口 700ml×2本(バーボン樽) 33,700

・酒税、消費税、瓶詰にかかる諸費用、配送料込み。
・樽詰から3年後に700ml瓶×2本(alc.50%)をお届け。
・瓶詰時期の指定等は不可。
・1名義につき5口まで。

■一口でご購入の場合
・2026年9月頃瓶詰め、順次発送。
・ラベルは神戸蒸溜所指定の蒸溜年月日等を記載したものを貼付。
※オリジナルラベルの作成は不可。
※一口でのご購入の場合、熟成期間の指定はできません。

2.カスクオーナー特典

2-1.1樽、1口共通特典

■オーナー証明書の発行

2-2.1樽購入者、限定特別特典

■ニューポット(200ml)プレゼント
■オーナー刻印バッジ
※刻印はアルファベットで10文字以内。ご本人の名前での作成のみ。会社名や店名での作成は不可。
■神戸蒸溜所の見学会(同伴者2名まで、年1回)
※指定日あり、購入後に連絡あり。

3.樽詰めからボトリングまで

実際にカスクオーナーに申込み、その購入した原酒はどのような経過を経てどのような状態で手元に届くのか気になりますよね。

3-1樽詰め

樽詰め期間は2023年8月16日〜2023年10月31日。
樽詰め時の立会いや、熟成に使う樽を指定することはできません。

3-2エンジェルズシェア

寒暖差や湿度の変化によって、熟成中に酒樽の中のウイスキーの水分やアルコール分が蒸発して、内容量が少しずつ減っていきます。これはエンジェルズシェアという熟成には欠かせない要素であり、その比率は年間2~4%程度になると言われていますが、寒暖差のある熟成環境の神戸蒸溜所では4~5%程度を見込んでいます。また水分よりもアルコール分の方が蒸発し易いため、アルコール度数も樽詰時より下がります。樽詰時の度数は63%ですが、こちらも年間2~3%程度低下することが予想されます。 エンジェルズシェアは熟成を行う上で自然のプロセスであり、熟成に欠かせない要素であるため、内容量の減少やアルコール度数の低下を理由とする申込時料金の返金はできません。

3-3ボトリング時期(熟成3年~)

・瓶詰期間:樽詰から3年経過後、4年に達するまで。
・ラベルは弊社指定の蒸溜年月日等を記載したものを貼付。
※オリジナルラベル製作も可能。費用については別途相談。
・瓶詰時のアルコール度数はカスクストレングス(樽内度数)での瓶詰めが基本ですが、下限47%までは調節可能。
・瓶詰は樽の中のウイスキー全てを1回で瓶詰。2回以上に分けて瓶詰することはできません。
・瓶詰後の最長保管期間は1ヶ月です。万が一期間中に破損、漏れ等が発生した場合は該当商品分を返金。

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.42 2024年2月号

【巻頭特集】ウイスキーの聖地 アイラ島の“現在”を読み解く
アイラ島のウイスキーは、昔から「アイラモルト」という独自のカテゴリーを与えられてきた。現在9ヵ所の蒸留所があり、さらに2つの新蒸留所計画が発表されている、この小さな島を改めて紹介。
また、現在入手可能なウイスキー8種を土屋編集長が飲み比べる。
●掲載蒸留所
ボウモア、アードベッグ、ラガヴーリン、ラフロイグ、カリラ、ブナハーブン、ブルックラディ、キルホーマン、アードナッホー

【第2特集】北アイルランドのウイスキー
世界の五大ウイスキーのなかで、いまもっとも伸びているのがアイリッシュ。ブームを牽引する北アイルランドの最新情報をリポート。
●紹介ウイスキー
ブッシュミルズ、エクリンヴィル、グレンズ・オブ・アントリム、ヒンチ、キルオーウェン、マコーネルズ、ショートクロス、タイタニック・ディスティラーズ、トゥー・スタックス

【蒸留所リポート】
2023年に100周年を迎えたジャパニーズウイスキー。その第一歩が踏み出され、昨年リニューアルしたばかりのサントリー山崎蒸溜所を取材。そのほか月光川蒸留所や、個性的なツアーを行っている八郷蒸溜所&安積蒸溜所も紹介。

【インタビュー】
ワイルドターキーのマスターディスティラーであるエディー・ラッセル氏と、その息子ブルース・ラッセル氏を編集長がインタビュー。またフィンランドで自国ライ麦にこだわったウイスキーを造るキュロ蒸留所のミイカ氏にも話を聞いた。

【特集】
ウイスキーフェスティバル2023 in TOKYO、ウイスキーコニサークラブ新潟蒸留所ツアー、下田ウイスキーフェスリポート。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
深瀬 悠二

北海道札幌市出身。
2005年、大手スポーツ用品販売チェーンに就職→2019年1月、BAR新海に就職しウイスキーの魅力に引き込まれ虜となる。初めて飲んだウイスキーはアードベッグ10年。ほぼ毎日ウイスキーを飲む中で更なる知識習得を目指し、ウイスキー検定2級とJC級(ジャパニーズクラフトウイスキー)を取得。
造り手の想いをしっかりと表現し、飲み手の方々に正しい情報を伝えたい。ウイスキーの魅力をたくさんの方に伝えたいという思いでウェブメディア「Japanese Whisky Dictionary」の編集を担当。

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ジャパニーズウイスキーディクショナリー
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