【発売情報】厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー 十二支シリーズ「未/HITSUJI」

発売情報
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堅展実業厚岸蒸溜所
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6年の歳月をかけて集大成を迎えた、厚岸蒸溜所「二十四節気シリーズ」。その物語を受け継ぐ新たなシリーズとして登場する、「十二支シリーズ」。年に一度、その年の干支を冠してリリース。そして厚岸蒸溜所の新たなる幕開け。

子供の頃、十二支にまつわる民話を学んだ方も多いのではないでしょうか。それぞれの十二支には固有の意味や象徴があります。
さらに古来より日本では、十二支は単なる年の数え方にとどまらず、時刻や方角にも使われたように、古くから人々の暮らしや文化と深く結びついてきた長い歴史を持ちます。

今回のシリーズでは、十二支と葛飾北斎の作品を組み合わせたラベルデザインが採用されるようです。

厚岸蒸溜所では、これまでも葛飾北斎の作品をモチーフにしたウイスキーをリリースしてきました。過去には、「伝神開手 一筆画譜」に描かれた鶴をモチーフにした限定ウイスキーや、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」をモチーフにした『HOKUSAI NORTH COLORS』などが登場しています。

そして、今回使用されるのは、『伝神開手北斎画鏡』の27ページに描かれた羊の絵。
実際の作品は、国立国会図書館デジタルコレクションにて閲覧できます。

1.厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー 十二支シリーズ「未/HITSUJI」

今回から外装も円柱型の箱に代わり、干支を描いた特製のしおりが付属されます。
十二支シリーズは年に一度の発売となり、二十四節気よりも倍の年月がかかることになります。

味わいは比較的ピ―ティーなシングルモルトで、北海道産モルトに由来するどこか郷愁を誘う味わいが特徴的。シェリー樽主体のスイートな仕上がりとのことです。

製品名 厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー 未/HITSUJI
品目 ウイスキー
原材料名 モルト(大麦(イギリス、北海道産))
内容量 700ml
アルコール度数 52%
参考小売価格 36,300円(税込)

2.今後の厚岸製品について

厚岸蒸溜所は今後、年に5つの製品を販売することが発表されています。

その他には以下の様に製品の発売が予定されています。

・厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー「十二支シリーズ」(毎年11月発売、36,300円)

・厚岸ブレンデッドウイスキー(毎年2月発売、16,500円)

・厚岸シングルグレーン/シングルブレンデッドジャパニーズウイスキー(毎年5月発売、23,100円)

・厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー(毎年6月/8月発売、23,100円)

・フラッグシップ製品『厚岸サロルンカムイ』(毎年9月発売、38,500円)

夏至や冬至で使われたシングルグレーンの発売や、ついに厚岸での定番ともいえるフラッグシップ商品サロルンカムイの復刻など、今後も展開が続いていきます。

3.厚岸蒸溜所について

厚岸蒸溜所

所在地 〒088-1124 北海道厚岸郡厚岸町宮園4丁目109-2
操業開始 2016年10月

2015年 蒸溜所建設を開始
2016年 10月蒸溜開始
2017年 第2熟成庫完成
2018年 2月厚岸蒸溜所として初商品リリース。第3熟成庫完成
2020年 2月初のシングルモルトウイスキー「サロルンカムイ」をリリース。
           4月第4熟成庫完成。
     10月二十四節気シリーズ第一弾「シングルモルト寒露」をリリース。
2021年 精麦棟の新設(稼働は2022年)
2023年4月   第5熟成庫完成。
2025年 堅展実業の第2蒸溜所となる「富良野蒸溜所」の建設が発表。2028年を目標に建設予定
2026年 厚岸蒸溜、富良野熟成ウイスキーが製品化
     二十四節気シリーズの全24種が6年かがりで完結。
             11月末より新たなシリーズ『十二支シリーズ』が発売開始。

一本線のように、ウイスキーをつくる。

厚岸は、ウイスキーづくりにとても適した土地だと感じています。ミズナラの森に降った雨が、冷たく澄みわたる清流になり、ピート(泥炭)層を通ってウイスキーづくりに欠かせない水になる。
スコットランド・アイラ島によく似た、一日の中でも天候や気温が大きく変わる環境や、潮風に乗って蒸溜所へと運ばれる海霧が、モルトの熟成を深めてくれる。ちゃんとつくれば、ウイスキーがおいしくなる条件が揃った環境です。

ただ、 ちゃんとつくる ということが実は一番大変なことで、原酒がジャパニーズウイスキーになるためには木樽で 3 年以上寝かさなければなりません。
週にして 1 5 0 週以上。 1 週間は 1 % にも満たない時間です。その 1 週 1 週をぶれ の無いように、造りのところで一切の妥協を許さない。すべての手順書・記録書を厳密に管理し、 一本線のようにウイスキーをつくる。

私たちが技術者として大切にしている、日々の心構えです。

引用:Blender’s Attention ブレンダーのこだわり【厚岸蒸溜所】

「スコットランドの伝統的な製法で、アイラモルトのようなウイスキーを造りたい」という強い想いのもと、設備はスコットランドのフォーサイス社製のものを導入。施工はすべてフォーサイス社の職人が来日して実施。

ポットスチルの形状はストレートヘッドのオニオンシェイプで、アイラ島のいくつかの蒸留所のものと似ています。加熱はラジエーター方式(間接加熱)、付属するコンデンサーはシェル&チューブ式でマッシュタンはセミロイター式です。
発酵槽(ウォッシュバック)は全てステンレス製。年によって変わる気候や自然に任せながら、クラフトマンが調整を行い、発酵のタイミングを見極めます。

熟成庫は現在、第1~第5熟成庫まで。第1はダンネージ式、第2熟成庫(充填棟の隣)は現在出荷前の製品保管に使用。第3~第5熟成庫はラック式を採用、厚岸湾を望む丘の上にあり海の香り漂う「海霧」が厚岸町全体を包み込み、原酒に潮の風味が包み込みます。まさにテロワールともいえる特徴です。

熟成樽はバーボン、シェリーに加え、北海道産の「ミズナラ」も使用。さらにワインやラム、ブレンデー樽などを使用し、多層的なレイヤーを重ね、ブレンドが行われています。
また、ウイスキーの原料となる大麦を厚岸内で栽培し、ピートや熟成のための木樽も含めてすべて厚岸産でおこない、将来的には「厚岸オールスター」のウイスキー造りを目指しています。
2021年8月には、厚岸蒸溜所で蒸留した原酒を試験的に富良野で熟成させるという取組みも始まりました。
出来上がったウイスキーは厚岸熟成特有の塩味はなく、富良野という土地ならではのフローラルなウイスキーに。地元の厚岸のみならず「北海道」という偉大な個性を活かします。

厚岸町周辺の厚岸湖と別寒辺牛湿原はラムサール条約の登録湿地です。ラムサール条約とは、1971年2月2日にイランのラムサールで採択された湿地に関する条約で、水鳥をはじめとする野生動物の生息地となっている湿地を、国際的な協力のもと保全および賢明に利用することを目的としています。
ウイスキーに使用する上水の取水口は、蒸留所のそばを流れる尾幌川上流のホマカイ川。ピートの層を通ったその水は茶褐色をしています。
その周辺は湿原地帯で、清流にしか生息しないといわれるバイカモの生息地。夏季に咲く小さな白い花は豊かな水のシンボル。この水が厚岸のウイスキーを育みます。

引用元:厚岸蒸溜所公式HP

厚岸蒸溜所の情報はこちら↓もご覧ください。
https://jpwhisky.net/manufacturer/akkeshi/

 

この記事を書いた人
大石 竜平

北海道出身 BAR新海大門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
土地それぞれの風土から様々な味わいが作り出される日本のウイスキーに興味を持ち、BAR新海に就職。蒸溜(留)所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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