【10月1日発売開始】ニッカフロンティア

発売情報
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ニッカウヰスキー余市蒸溜所

ニッカウヰスキーより、実に4年ぶりとなる新ブランド「ニッカフロンティア」の発売情報が公式にリリース。特徴や価格などを紹介。

創業90周年を迎え、新たなコンセプトやアンバサダーを起用し、設備投資も発表されたニッカウヰスキー

 https://jpwhisky.net/nikka-nine-decades-42553/

その一手として新たなブランド「ニッカフロンティア」の発売情報がリリースされました。公式に発表される前から少し話題になってたこのウイスキーを紹介いたします。

500mlボトルではありますが、半分以上がモルトで構成されており、家飲み用にも価格もかなりお求めやすくなっています。

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1.ニッカ フロンティア

引用:ニッカウヰスキー公式サイト

 『ニッカ フロンティア』は、ニッカウヰスキー創業90周年を機に原点に立ち返り、日本のウイスキー史を切り拓いた創業者の竹鶴政孝のフロンティアスピリットを後世に継承していくという思いを込めて開発しました。

 創業の地である余市蒸溜所のヘビーピートモルト原酒をキーモルトに採用し、ブレンデッドウイスキーでありながらモルトウイスキーのブレンド比率を51%以上にすることで、モルトの豊かな香りと心地良いスモーキーな味わいが楽しめます。一般的なウイスキー製造では、にごりや澱(おり)の発生を防ぐために「冷却ろ過」を行いますが、本商品は常温でろ過する“ノンチルフィルタード”とすることで、香味成分が豊富に残り、豊かな香りと複雑な味わいを感じることができます。

 ボトルは、液色を全面に見せるシンプルなデザインです。正面には企業ロゴの「NIKKA WHISKY」と同じ書体の「N」を中央に大きく配置し、キャップシールには「ニッカエンブレム」を施しています。裏面には、しめ縄のデザインを刻印しています。これは竹鶴政孝の生家が造り酒屋であったことに由来し、蒸溜所のポットスチルにはしめ縄がかけられていることから、ウイスキーづくりにかける創業者の思いを表現しています。

引用:ニッカフロンティア|商品紹介|NIKKA WHISKY

1-1.商品スペック

製品名 ニッカフロンティア
酒 別 ブレンデッドウイスキー
蒸留年
ボトリング数
度 数 48%
内容量 500ml
参考小売価格 2,200円(税込)
製造者 ニッカウヰスキー

 

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最後に:ジャパニーズウイスキーのおすすめ書籍

世界的なトレンドを巻き起こしている「ジャパニーズウイスキー」の事をもっと知りたい、もっと勉強したいという方は、是非こちらの書籍をおすすめいたします。

(1).Whisky Galore(ウイスキーガロア)Vol.46 2024年10月号

【巻頭特集】
「新アイリッシュ・ルネッサンス[第1弾]」
【第2特集】
「ガロア的 東京のバー、パブ巡り」
【連載】
「ジャパニーズクラフトの開拓者たち」
前号からスタートしたこの連載。第2回では厚岸蒸溜所の樋田恵一氏を編集長がインタビューします。

(2).ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー

世界的にも有名なウイスキー評論家で、ウイスキー文化研究所代表 土屋守先生の著書「ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー」です。
ウイスキーの基礎知識、日本へのウイスキーの伝来、ジャパニーズウイスキーの誕生、広告戦略とジャパニーズウイスキーの盛隆、そして、現在のクラフト蒸留所の勃興まで。日本のウイスキーの事が非常にわかりやすくまとめられた一冊。

(3).ウイスキーと私(竹鶴政孝)

日本でのウイスキー醸造に人生を捧げた、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝。ただひたすらにウイスキーを愛した男が自らを語った自伝の改訂復刻版。若き日、単身スコットランドに留学し、幾多の苦難を乗り越えてジャパニーズ・ウイスキーを完成させるまでの日々や、伴侶となるリタのことなどが鮮やかに描かれる。

(4).新世代蒸留所からの挑戦状

2019年発売。世界に空前のウイスキーブームが到来しているいま、クラフト蒸留所の経営者たちは何を考え、どんな想いでウイスキー造りに挑んだのか。日本でクラフト蒸留所が誕生するきっかけを作った、イチローズ・モルトで有名なベンチャーウイスキーの肥土伊知郎氏をはじめとする、13人のクラフト蒸留所の経営者たちが世界に挑む姿を綴った1冊。

(5).ウイスキーライジング

2016年にアメリカで出版された『Whisky Risng』の日本語版であり、内容も大幅にアップデート。ジャパニーズ・ウイスキーの歴史が詳細に記述されているだけでなく、近年、創設がつづくクラフト蒸溜所を含む、日本の全蒸溜所に関するデータも掲載。そのほかにも、今まで発売された伝説的なボトルの解説や、ジャパニーズ・ウイスキーが飲めるバーなども掲載されています。

(6).ウイスキーと風の味

1969年にニッカウヰスキーに入社した、三代目マスターブレンダーの佐藤茂夫氏の著書。
『ピュアモルト』『ブラックニッカクリア』『フロム・ザ・バレル』の生みの親でもあり、なかでも『シングルモルト余市1987』はウイスキーの国際的コンペティションWWA(ワールド・ウイスキー・アワード)にて「ワールド・ベスト・シングルモルト」を受賞。
竹鶴政孝、竹鶴威の意志を引き継いだブレンダー界のレジェンドが語る今昔。

この記事を書いた人
Ryuhei Oishi

北海道出身 bar新海虎ノ門店のバーテンダー。
都内のレストランで従事し、日本ソムリエ協会認定ソムリエ資格を取得。
自身の知識の少なかった日本のウイスキーに興味を持ち、bar新海に就職。蒸留所へ行き、造り手の方々に話を聞き、その情熱・情報をバーテンダーとして伝搬するべく、JWDに参加。

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